TSOを書き出す
tsoを書き出します。
スクリプトメニューから [エクスポート]->[3DCG tso file (.tso)] を選択します。
ノード
ノード(ボーン)の参照元を選択します。
タブの [ノード] ボタンを押します。
[Source file select (.tso)] ボタンを押して、読み込むtsoファイルを選択します。
基本的には読み込んだものと同じtsoファイルを選択すればokです。
ここでは C:\TechArts3D\wc フォルダに置いた N112BODY_A01.tso を選択しました。
メッシュ
書き出すメッシュ(オブジェクト)を選択します。
タブの [メッシュ] ボタンを押します。
今回は首以降の身体オブジェクト(W_BODY_Nurin_M01)のみ書き出すことにします。
- Source object menuリスト
- 存在するオブジェクトの名前が入っています。
ここではSource object menuから W_BODY_Nurin_M01 を選択しました。
[新規] ボタンを押す。
これでMesh menuリストに W_BODY_Nurin_M01 が追加されます。
テクスチャ
書き出すテクスチャを選択します。
タブの [テクスチャ] ボタンを押します。
先に選択したメッシュ(オブジェクト)が用いるテクスチャを全て追加する必要があります。
あらかじめシェーダー設定を確認して
メッシュ->マテリアル->テクスチャの対応関係を調べておくとよいでしょう。
ここでは下記のような対応関係になっています。
メッシュとマテリアル(材質)の対応:
メッシュ W_BODY_Nurin_M01 に含まれるマテリアルは
- W_Body_CgfxShader
- Anal1
- W_Body_2
の3つです。
マテリアルとテクスチャの対応:
マテリアル |
ShadeTex |
ColorTex |
W_Body_CgfxShader |
BODY_COL |
BodyNormal_TEX |
Anal1 |
BODY_COL |
BodyNormal_TEX |
W_Body_2 |
BODY_COL |
BodyNormal_TEX |
結局、今回読み込むテクスチャは BODY_COL と BodyNormal_TEX になります。
- Texture menuリスト
- 書き出すテクスチャが入ります。
- Image menuリスト
- 読み込んだ画像が入っています。
ここではImage menuから BODY_COL を選択しました。
[新規] ボタンを押す。
これでTexture menuに BODY_COL が追加されます。
続けてImage menuから BodyNormal_TEX を選択して [新規] ボタンを押す。
これでTexture menuに BodyNormal_TEX が追加されます。
シェーダー
書き出すシェーダーを選択します。
タブの [シェーダー] ボタンを押します。
- Shader menuリスト
- 書き出すシェーダーが入ります。
- Text menuリスト
- 読み込んだテキストが入っています。tso読み込み時にシェーダー(cgfxファイル)はテキストとして読み込まれます。
ここではText menuからS: TAToonshade_050.cg を選択しました。
[新規] ボタンを押す。
これでShader menuに TAToonshade_050.cgfx が追加されます。
マテリアル
書き出すマテリアル(材質)を選択します。
タブの [マテリアル] ボタンを押します。
- Material menuリスト
- 選択したメッシュに含まれるマテリアルが入っています。
- Text menuリスト
- 読み込んだテキストが入っています。tso読み込み時にマテリアル(シェーダー設定ファイル)はテキストとして読み込まれます。
この設定画面は若干癖がありますが、
Material menuからマテリアル名を順に選び、同じ名前をText menuから選択すればokです。
ここでは下記のように設定しました。
Material_menu |
Text_menu |
W_Body_CgfxShader |
M: W_Body_CgfxShader |
Anal1 |
M: Anal1 |
W_Body_2 |
M: W_Body_2 |
エクスポート
いよいよtsoを書き出します。
タブの [エクスポート] ボタンを押します。
[File selector ( Output )] ボタンを押して、書き出すtsoファイルを選択します。
ここでは C:\TechArts3D\wc フォルダの output.tso を選択しました。
注意:選択したtsoファイルは上書きされます。
[エクスポート] ボタンを押すと、tsoを書き出します。
スクリプトビューからtso書き出し画面が消えたら、書き出し完了です。
tsoviewで確認
書き出したtsoをtsoview上で確認します。
陰がおかしいですね。これは法線が正しく設定されていないためです。
編集モード
法線を設定するためには、対象オブジェクトを選択して、一旦編集モードに切り替える必要があります。
右クリックでオブジェクトを選択する。
ここでは首以降の身体(W_BODY_Nurin_M01)を選択しました。
Tabキーを押す(またはモードリストから [編集モード] を選択する)。
これで編集モードに切り替わりました。
もう一回Tabキーを押す(またはモードリストから [オブジェクト モード] を選択する)。
これでオブジェクト モードに戻りました。
エクスポート再び
スクリプトメニューから [エクスポート]->[3DCG tso file (.tso)] を選択します。
前回設定した内容は残っているはずです。
[エクスポート] ボタンを押して、tsoを書き出します。
tsoviewで確認
再び書き出したtsoをtsoview上で確認します。
今度は陰も問題ないですね。
操作に慣れるために、最初は何も編集せずに書き出してみるとよいでしょう。
おつかれさまでした!
最終更新:2011年09月15日 15:18