あいつのことか ああ知っている
話せば長い そう 古い話だ
知ってるか?社長は3つに分けられる
親の七光り プライドに生きる奴 株市場を読める奴
この3つだ あいつは――
笹塚カンパニーへ 倒産は許可できない 売却せよ
だろうな 株価上乗せだ
10日前――政界を巻き込んだ事件があった
!
『笹塚カンパニーヒルズ』で大規模な捜索!
上も下も捜査員だらけだ!
全社員、証拠隠滅に向かえ!
よう相棒、俺たちにお似合いの任務だ
彼は『時代の寵児』と呼ばれた廊下に立つキャラ
『笹塚カンパニー』の社長だった男
警視庁捜査官接近!全員買収し、権益を確保しろ
正面玄関でお出迎えだ
私は『彼』を追っている
今までの奴より影が薄い
笹塚カンパニーの奴だ! 油断すんな
廊下に立ちっぱなしの奴ガイル、噂に聞いた奴か
笹塚には贅沢な墓場だ
ここは『法廷』 ベジータに口なし
そして――『JUN』の言葉で、物語の幕は上がる
あれは雪の降る寒い日だった
生き残るぞ!笹塚!
べ「ジュン!お前真紅と一緒に住んでるって本当か!?」
J「あ、ああ。本当だけど」
べ「今日、この紳士ベジータを君の家に招待してくれないか?」
J「?遊びたいって事?ああ、別にかまわないよ、放課後ね」
べ「心の友よ!!!!」
↓
J「ここが、俺の部屋だよ。それと、ミニカーには触らないでくれよ?」
べ「ああ、分かったよ!それと、真紅はどうしたんだ?」
J「ああ、なんか翠星石達と遊びに行ったよ、それが?」
べ「い、いや!残念だなと思ってね!ははははははは」
プルルルルルルルルルル
J「あ、電話だちょと待ってて」
べ「ああ!分かった!」
べ「(フハハハハハハハハ!この時を待っていたぞ!笹塚も時間通り電話してきてくれたしな!)」
ベ「さて、ここが真紅の部屋か・・なかなか、乙女チックな部屋をしてやがるぜ!」
べ「こ、ここがタンスか・・ぬお!赤い下着だと?!最近の高校生は!没収だ!あ、これは・・!」
J「何だったんだろ、笹塚の奴。おーいベジータ、茶菓子は何にする?・・・いない?まさかっ!」
ベ「はははははははは!まったく、何という宝の山だ!笑いが止まらんわ!」
ガチャ ギーバタン
J王「・・貴様、何をしておる」
べ「何だ、ジュンか!この前のようには逝かんぞ!今の俺はスーパーベジータだ!」
べ「サイヤ人こそ、最強の戦闘生物だ!くらえ!真紅は赤いパンツパンチ!」
J王「たわけがっ!最強はこの拳王だ!!ぬぅん!」
べ「ナッパ!!1」
ひゅー、どさっ
J王「殴られた反動で窓から逃げるとは。敵ながら中々やるの」
J王「ぬう、しかし真紅が赤い下着とは・・」
ガチャ
真「はあ、疲れた。後でジュンにお土産渡さないと・・」
真「・・何してるのかしら、私の下着を撒き散らして・・?」
J「え?あ、これは盗人だよ!今さっき追い出したんだ!」
真「なら、その手に握られた赤い物は、何かしら?」
J「こ、これは・・その、業務上過失(ry」
真「だまりなさい!この変態!」