金糸雀「…雛苺!あなたのそのへんちくりんな髪型のせいで、カナの席から黒板が見えないかしら!」
雛苺「!…ヒナの頭変じゃないもん!カナリアのほうがずっと変な頭だもん!」
金糸雀「!…言ったかしら!チビチビ苺!」
雛苺「カナはデコッぱちの、つるつるりんなの~♪」
金糸雀「ムキィー!もう、怒ったかしら!!」
雛苺「バカナリアは七三分け、おっさんなの~♪」
?「おいおい、喧嘩はやめろ、どちらもカワイイ髪型じゃないか!」
金糸雀&雛苺「お前に言われても、説得力ないっ!」
ベジータ「!!!!!!!」
僕の名はJUM。追試を明日に控え徹夜で勉強中の、今日本で一番眠りたい男だ。
そんな僕の傍らで寝息をたてる全体的に黄色い少女。
彼女の寝顔はまるで天使のように安らかで、見ている者も和ませる。
だが今の僕にはそれが憎たらしくてしょうがない。
僕は眠いんだ。何でこんな幸せそうな寝顔を眺めながら自らに鞭打って勉強しなければならないのか。
世の中理不尽だ。何でこいつは追試が無いんだ。何で僕だけ。畜生。
この欝憤を晴らすべく、僕は油性ペンを握る。
彼女のデコは落書きするにはもってこいのキャンパス。ペンの滑りも存外良いものだった。
が、彼女のデコは思いの外広く、肉と書いただけではあまりにもスペースが残ってしまった。仕方ない。ここをこうして……
翌日、学校にはデコ一面に大きく『腐敗』と書かれた少女の姿があった。
本人はそれに気付いてないみたいだけど、それはそれで可愛らしいよ思うよ金糸雀。
金「薔薇乙女1の頭脳派金糸雀にかかれば、薔薇水晶の弁当を奪うくらい楽勝なのかしらー!」
薔「か、返して……銀姉さまが……作ってくれたのに……」
金「そんなの知らないのかしらー?(パク」
金「う~ん、この玉子焼き糖分が足りないのかしらー?」
薔薇「か、返して……」
金「な、なにをするのかしらー! このカナに逆ら――」
べしゃ
薔薇「…………」
金「こ、このお弁当をこぼしたのは薔薇水晶のせいかしら! カナは何も悪くないのかしらー!」
泣きじゃくる薔薇を無視して、悠然と去っていくカナ。
薔薇「……お弁当……(グスン」
~翌日~
金「薔薇水晶の物はカナの物、カナの物はカナの物かしら!」
薔薇「…………(ムカ」
金「な、何かしらその反抗的な目は! お仕置きが必要かしらー!」
金糸雀はそう怒鳴ると、傘で薔薇水晶の頭を叩き始めた。
薔薇「い、いたい……」
金「おーほほほほ! カナに今度逆らったらもっと痛い目であわすかしらー!」
薔薇「……銀姉さま……(シクシク」
薔薇「もう怒った……」
ポカポカ
金「な、何をするのか―――ぬぎゃあ!(ちょwwwwコイツつえwwww」
金「ちょ、ちょっとタイムかしら薔薇水晶!(うはwwwちったぁ加減しろやwww」
金「ギャース!(うはwwwwテラヤバスwwww」
ガラッ
梅「こらーお前たちー、何騒いでるんだー!」
金「せ、せんせー! 薔薇水晶がいじめるかしらー!(オッケ~イ、梅岡降臨キタコレwwww」
薔薇「!!」
金「薔薇水晶におでこ叩かれたのかしらー……」
梅「なんだとー! 薔薇水晶、職員室へ着なさい! 金糸雀は保健室へ行きなさい」
薔薇「……銀姉さま……(シクシク」
金「( ´,_ゝ`)」
梅「薔薇水晶……最近水銀燈と親しいようだね? ん?」
薔薇「……(;^ω^)」
梅「おや? 無視かい? 先生を無視していいと思っているのかな?」
薔薇「……(#`・ω・)」
梅「おやぁ? その目はなんだい? そんな反抗的な態度を取ったら、君の大好きな
水銀燈の成績を下げる事になるけど、それでもいいのかなぁ?(;´Д`)ハァハァ」
薔薇「……(´;ω;)」
梅「うへぁへぁああはああ……泣きそうな顔も可愛いよ薔薇たあああああん……」
薔薇「……銀姉さま……(シクシク」
梅「あへえへえええええうへええええええっへへ……
まずはせんせいのおくちとばらすいしょうたんのおくちをあわせて、くちゅくちゅれろれろしまちょうね~
うへへえはあはへはえははああはあはあ……(
;;:゚;益;゚;;)」
銀様「(#^ω^)ビキビキ」
梅「∑(゚Д゚ノ)ノ」
物になった!!
スネーク先生!!!
彼女達は操られている・・・・彼女達は「ローゼンメイデン」
私は真紅・・・ローゼンメイデン第5ドール、金糸雀、貴女をお父様には会わせない!!
何故かしら・・・・何故皆をあんな目に合わせたかしら、お父様っ!!??
私は・・・私に忠を尽くしただけだ金糸雀、アリスは二人もいらない・・私に必要なのは一人だけ
金糸雀・・・・自分を信じるんだ
金糸雀、君のターゲットはローゼン学園・・・君達の父だ
お父様・・・私は貴方を倒すかしら!!!!
メタルギア・カナリア『ドーターズ・オブ・ローゼン』
なんとなくメタルギア・カナリアの予告
今宵!!この学園は私の金「スネーク先生・・・・・任務ってあんまりない物なのかしら~。」
スネーク「・・・・そっちの方が良い。任務がない=学園が平和と言う事だからな。」
金「・・・・スネーク先生、みっちゃんが卵焼き作ってくれたかしら、一緒に食べるかしら~。」
スネーク「・・・・すまないな。オタコンも呼ぶか・・・」
金「・・・・暇かしら~・・・。」
金「ジューン!勉強教えて!さすがのカナでも解んない問題があるかしら~」
J「はいはい、うっさいからあとでな。」
金「( ゚д゚ )…」