中学時代・教室
男1「なんかココ男女くさくね?」
男2「ああ、ちょう臭いよ。ったく男女は学校来るなって感じだよ」
男3「お前ら知らねーの?あいつ性転換手術して今女の格好してるだけなんだよ!」
男2「へーおめー物知りだな。にしてもアイツうぜぇよな」
男1「まったくだまったくだ」
蒼「・・・くっ(何で僕がこんな事言われなきゃ)」
J「気にするな蒼星石、人の噂も75日って言うし、な?」
蒼「う、うん。ありがとうジュン君・・(いつも僕の事・・)」
男3「うわ、見ろよ。男女はジュンと付き合ってるんじゃね?」
男2「きめええええ、ホモって奴か?ホモなのか?」
男1「ジュンもホモに好かれて大変だな。あ、あいつもホモだから大丈夫かw」
蒼「・・・!!」
『タタタッ』
J「そ、蒼星石!(行っちゃったか・・)」
J王「うぬら、話がある。ついてまいれ」
男2「あーん?ホモが俺らに何か用?」
男3「もしかして俺らのケツの穴狙ってるのか?ギャハハハ」
男1「で、何処よ?どこでも行ってやるよ、ホモ野郎wwwwwww」
校舎裏
J王「ホアタタタタタタタタ!ほわたっ!」
男達「ぐ、ぐほへっ!!!」
J王「安心しろ、命までは取らん・・だが、次はないと思え・・」
男3「行きやがったか・・くそっ・・強い・・」
男2「何なんだよ!何であんなに強いんだよ!!」
男1「・・なあ、ちょと俺に考えがあるんだが『ゴニョゴニョゴニョ』・・どうだろ?」
男2「ああ、そいつは良いな。本当だったら俺達も見る目変るよなw」
男3「見る目どころか接する態度もちげーよwww」
↓
J「はぁ・・はぁ・・こんな所に・・はぁ・・居たか・・探したんだぞ・・」
蒼「ジュン君、僕と居る所見つかったら皆に虐められるよ。早く違う所に行きなよ」
J「そんな悲しい事言うなよ・・俺は何があっても蒼星石の傍に居る。約束する」
蒼「でも・・・(でも、僕のせいでジュン君が虐められたら・・)」
J「何遠慮してんだ、昔からの付き合いだろ」ギュー
蒼「わぷっ!じゅ、ジュン君。苦しいよ・・」ダカレルー
↓
男1「あ、ホモの男女が来た」
男3「きめーまじきめー、イカ臭いんだよ」
男2「ジュンが居ないと何も出来ないのに。まじうぜぇよ」
蒼「・・・(昨日ジュン君があんな嬉しいこと言ってくれたし、もう大丈夫)」
J「大丈夫だ俺が付いてる」
蒼「う、うん・・」
放送『桜場ジュン君、至急管理等職員室まで来てください』
J「あ、ちょと行って来る」
蒼「うん(行っちゃった・・」
男2「行きましたね・・彼」
男3「ええ、では行きますか」
男1「ちょと俺らと話しねぇ?」
蒼「・・・(無視無視」
男1「あー悲しいなー?無視しちゃうー?まあ、無理やり連れて行くけどねー」
蒼「きゃ、きゃ!だ、誰か助けて!!!」
一同「・・・・・(見て見ぬふり)」
男2「無理無理ww皆俺らに逆らったらさ。どうなるか分かってるんだよwww」
男3「ほら急げ急げ、俺の暴君はお怒りであられるぞ」
男2「うわーお前犯る気まんまんだな、ビュンビュンじゃねーか」
蒼「誰か・・助けて・・・!!」
一同「(見て見ぬふり)」
J「あー何だったんだろうな、凄い勘違いされたたんだけど・・ただいまー」
ガラガラガラ
一同「・・・」
J「あれ、蒼星石は?それに、あの不良達も?なあ、ベジータどうしたんだ?」
ベ「き、記憶にございません」
J「そうか、だが一つだけ分かった事がある。嘘をついた時のベジータは鼻に血管が浮かび上がるようだ」
べ「な、何ッ!?(サワサワ)血管なんて何処にも・・?」ハッ!
J「ああ、嘘だぜ。それで、蒼星石は何処に行った?」
べ「ひっ!不良ABCに連れられて、多分。旧部室棟だと・・(ま、まじ怖ぇ!!)」
J「・・・・それを、黙って見てた訳か・・」
べ「ひっひいいい!!!(殴られる、絶対秘孔突かれる!!)・・・ジュンが居ない?」
笹「ジュン君なら旧部室棟に走って行ったよ」
↓
旧部室棟
蒼「やめて!ジュン君助けてっ!!」
男1「うるせーよ、誰もこねーって。それに、俺らも本当にお前が女かどうか確かめるだけだ」
男2「そうそう。ちょと確かめるだけ」
男3「ほら、今回確かめて女だったら。これ以上虐めないしw(まあ、違う事する訳だが)」
蒼「やだ、やだよ。僕に構わないでよ!」
男2「いちいち五月蝿いんだよ!一発殴られないと分かんねーよーだな!!」
蒼「!!!!・・・(あれ、殴られない?)」
J王「うぬら、何をしておる・・どうやら再教育が必要なようだな・・」
男2「う、腕が。おれる。手、手を離して・・」
男1「・・・知ってるぜ、お前ジュンじゃなくて『ジュ王』なんだろ?」
『パチン』
男1「おら、離さないとお前の可愛い蒼星石の顔に傷が付くぞ?」
J王「・・・仕方があるまい・・」パッ
男2「いてぇよ、糞!おい、その『ジュ王』って何だ?」
男1「分からんが、2重人格のような物らしい。詳しくは俺もしらん」
男1「とりあえず、まあ。今までの借りを返しますか?」
男3「だな。とっとボコして続きしようぜ。『ジュ王』さん抵抗するなよw」
男1「おい、それと『ジュ王』普通の『ジュン』に戻れ。戻らないと、な?」
J「・・・ああ、これで良いか?」
男1「ああ、大丈夫だ、よっ!(ボコッ!)」
蒼「ジュン君!!」
男3「お前はそこで彼氏がボコされるの見ときなwwwwおらっ!(ボコ)」
『ボコ凹ボコ凹ぼこぼこどかばき。ぐちゃ、べき』
蒼「ジュン君!逃げて、僕はいいから、早く!!」
J「・・・(蒼星石から離れたか)」
男3「無理無理wwもう聞こえないって、ほら。これで終わりだ よっ!」
『ガッ ドサッ』
男3「いてぇえ!?『ジュ王』は何もしない約束だろ!?」
J「ああ、もちろんだ。そして今の俺はジュンだ」
男1「ああっ!?じゃあ何でそんなに強いんだよ!」
J「何を勘違いしている?『ジュン』も『ジュ王』も同一人物だ、その場に相応しい名前を与えてるだけだよ」
男2「くそ、舐めるなよ、しねっ!」
『スッ ギュ グギャ!!』
男2「腕が!俺の腕が!!!ひ、ひぎぃぃぃぃぃぃ!!!」
J「それと、俺の時は関節技しか使わないからな。関節にお別れのキスでもしとけ」
蒼「あの、ありがと・・」
J「ああ。助けるのが遅れてしまった、すまない」
蒼「い、いや。大丈夫、間に合ったよ!」
J「・・そうか、なら良かった・・」
蒼「ジュン君、強いんだね。初めて見たよ、あんな姿」
J「見られたくなかったんだが。あんな姿、凄く醜かっただろ?」
蒼「そんな事ない!・・そんな事ないよ(あー会話が続かないよ)」
J「そうか、有難う。優しいな蒼星石は」
蒼「・・傷、大丈夫?」
J「コノぐらいなら、大丈夫だよ。さ、帰ろう」
蒼「待って!傷からばい菌が入ったら大変だよ。ほら、手当てするから!(彼を掴んでいないと、どこか遠くに行きそう・・)」
J「・・・それも、そうだな。何処で手当てする?」
蒼「えーと。そうだ、旧部室棟にも簡単な治療道具ぐらいあるから、そこで・・」
↓
蒼「さっ、そこに座って座って。汚れを落すから・・(結構、綺麗にしてる」
J「ああ。・・・っ!?な、何で?(舐められてる?」
蒼「ごめん、水が無かったか・・ンッ・・」ペロペロ
J「す、すまない・・(血を舐め取る蒼星石が・・凄く・・)」
蒼「・・・んっ、ふう。僕が、何されそうに成ってたか、分かる?」
J「俺が弱いばっかりに・・」
蒼「ち、違う違う!そう言う意味じゃなくて、『僕が本当に女の子がどうか』調べられそうに成ったんだ」
J「あ、ああ(何を言いたいんだ?)」
蒼「・・・その、ジュン君も、調べてみる・・?(きゃ、きゃーー僕何言ってるだろ!?!?」
J「っ!!い、いや。ここだと落ち着かないし・・その・・。わっ、どうしたんだよ?」
蒼星石がジュンを抱きしめた
蒼「へへへーなら後で家で確かめてもらうかなー」
J「ちょ、ちょwwいや、まあ・・そう言うのも・・いいな・・」
蒼「ねえ、ジュン君ずっと傍に居てくれるよね!?」
J「ああ、もちろんだ。ずっと一緒だ!」