オーガ

【おーが】


1)地上最強の生物である範馬勇次郎の通称。
世界中の軍人や格闘家から、畏怖の念をもってこう呼ばれる。

2)オーガとはミキィのことです。
彼女は完全に人間で通る姿をしており、その姿は美女(笑)であるとのことです。
しかしよく観察すれば、オーガの歯は肉を噛み千切るために鋭く尖っています。
もっとも、そこまで注意を払えるようになったときには、
もう犠牲者にとって手遅れなことが多いのですが。
オーガは“魚屋でアルバイト”のときに、あまりのひもじさに耐えかねて、
売り物である魚の肉を食らうことで生き延びようとした哀れな者なのです。
彼女はその背徳的な行為によって店長に叱咤され、
やがて人間社会を内側から襲う破壊の尖兵になりはてました。
オーガは地上最強の生物である範馬勇次郎(悪鬼)を信仰しており、
彼から人間の五体を引きちぎる武術を授けられています。
このため、強力な武術や尖った歯をのぞけば、オーガを人間と見分ける術はほとんどないのです。
おまけにたちの悪いことに、オーガは自分が他のすべての生き物よりも優れていると信じており、
魚臭い手はその証拠であるとさえ考えているのです。
なお、普通の人間であっても、何らかの理由から売り物の魚に手を染めた者は、
ミキィがそうであったように間もなくオーガに変容してしまうといわれています。

民明書房刊
『電脳生物大全-その知られざる生態-』より

3)死にたい時に言うとよい言葉。メガンテ。

☆使用例☆
「死にたくなければ、___だけは絶対に怒らせるな…!」

最終更新:2014年12月31日 02:15