畢竟喧嘩師



1)遙けし彼の地、悪逆の修羅集う「もなちゃと」から来た男。
喧嘩界に革命をもたらす乱世の奸雄であり、
喧嘩界の既存勢力の転覆を狙う狂気の風雲児。
単身一騎敵地に乗り込み、万夫不当の活躍を見せたことから、

「彼奴こそ、天下無双、一騎当千の兵(つわもの)よ」

と、数人の名無しに言わしめた極悪最強のアウトロー。
美輪さんによると畢竟の前世は織田信成であり、
戦乱の喧嘩界においてSelciaを引退に追い込む宿命を背負っているのだという。
そのカリスマ性と戦闘能力で数多くの名無しを味方につけ、
完膚なきまでに相手を叩きのめす喧嘩スタイルは、
見る者に深淵なる畏怖の念を刻み込む。
彼によって喧嘩界が「革新」される日は近い―――。

2)どうやら哲学に嵌まり始めたようで、たまにそんな素振りを見せる。
どれほど通暁しているのかは知らないが、今はニーチェを崇拝しているらしい。
必殺技はプラトン直伝「イデア」。相手は度肝を抜かれる。
以前に平成喧嘩塾で使用した際には、使いどころを誤ったせいもあり、
通常の3倍周囲の度肝を抜いてしまった。
そのことについて本人は

>この問題に絶対確実な回答を与えるには、
>まず絶対主義対相対主義、超越論対非超越論に決着をつけなきゃならん。
>指示の理論についてもね(*゜ー゜)

などと意味不明な弁明をしているが、実際はただ単にイデアと言いたかっただけ、という説が濃厚である。
一応反省を踏まえて、今後当分の間「イデア」の使用を自粛する方針ではあるらしい。
代わりに必殺「ニヒリズム」「ルサンチマン」「デカダンス」「永劫回帰」
を使ってくるのでは、という予想も出ているが、再びとんでもない使い方をする恐れがあるため、
早急に分かりやす~いニーチェの入門書を送付すべきだ、との声が挙がっている。
最終更新:2011年08月10日 01:12