単位(単元)未満株とは、企業が決めた、株式の取引株数(=1単元)に満たない株数のこと。
単元未満株の利点は、1単元では高額な株式もばら売りすることで比較的安価で買えることです。

ミニ株、プチ株、まめ株、S株



ミニ株

普通、証券会社で売買ができる株式は、まとまった単位(単位株)でしか取引ができないようになっています。しかし、「ミニ株」は通常の売買単位(例えば100株)の10分の1(この場合10株)から取引できるようになっています。1株単位で売買される銘柄は分割できないので「ミニ株」では買えません。
実際に株主になるのではなく、証券会社が株主となってそれを個人投資家にわけるイメージです。


「ミニ株」のメリット

「単位株」になっていないので正式な株主ではありませんから株主総会への出席や株主優待は受け取れません。配当金は保有する株数に応じてもらえます。

 「単位株」で購入するよりも、いくつかの銘柄に分けて「ミニ株」で投資する方が、リスクを分散できます。


「ミニ株」のデメリット

証券会社が、その日の注文をとりまとめ、翌日の開始に発注しますので指値の注文 (希望値段を指定すること) ができません。



「ミニ株」を扱っている証券会社

岡三オンライン証券

マネックス証券




プチ株、まめ株、S株

「ミニ株」とは違い1株から買うことが出来る、

プチ株 (カブドットコム証券)、

まめ株 (野村ジョイ証券)、

S株 (SBI証券)、

を扱っている証券会社もあります (証券会社によって名前が違います)。

取引手数料は、SBI証券 (1注文の約定代金の0.63%、最低手数料:なし)が一番安いです。

「ミニ株」と同様に、1株単位で売買される銘柄は分割できないので買えません。さらに、「単位株」になっていないので正式な株主ではありませんから株主総会への出席や株主優待は受け取れません。配当金は保有する株数に応じてもらえます。
最終更新:2010年12月24日 20:26