配当金・株主優待



配当金

「配当金」とは、決算期(中間決算も含む場合あり)ごとに企業が利益の一部をすべての株主に対して株の持分に応じて分配するお金ことで、業績が悪ければ配当金がでないこともあります。
一般的に「配当金」は、決算期ごと年1回ですが、年2回、年4回に分けて出す企業もあります。


株主優待

「株主優待」とは、株主に対して企業が配当の他に製品やサービスを提供する制度です。自社製品・サービスの知名度向上や個人株主の安定化などを目的として、この制度を導入しています。
すべての企業が実施しているわけではありませんが、「航空券割引」「鉄道乗車割引」「食事券」等の優待券、飲食料品等の「自社製品」などさまざまな優待内容があり、毎日の暮らしの中で、株主であることを、実感させてくれるのが「株主優待」です。



配当金・株主優待を受け取るためには

配当金・株主優待を受け取るためには、決算期末(=権利確定日)に株主になっていることが必要です。そのためには、権利確定日より数えて5営業日前までに、注文が成立していなければなりません。
決算期末時点に株主になっていればいいので、決算期後に保有していなくても配当金や株主優待はもらえます。
だいたい決算期は3月が多いですが、企業によって違うので確かめておくとよいでしょう。



配当金・株主優待の受け取り

「配当金」は決算日からだいたい2~3か月後に支払い通知書 (郵便振替支払通知書) が郵送されてきて、それを銀行や郵便局に持っていくと現金を受け取ることができます。
ただし、その通知書には払渡期間が記載されており、それを過ぎると受け取れなくなります。
また、最近は銀行一括振込も選択できるようになり、とても便利です。

「株主優待」は案内書が郵送され、案内書に記載された期日までに商品が送付されます。
最終更新:2010年12月06日 11:43