勉強法について

英語学習のプロセス

1.文法

品詞→5文型→時制、助動詞、準動詞というのが文法学習の骨格となります。
文法はまず理屈を理解し、問題演習によって見に付けていくのがベストです。

2.英文解釈

解釈とは、文法の知識を応用させて構文を取って英文を読むことです。
この段階は、英語を英語の順番で読めるようになるために非常に大事な学習です。

3.英文読解、多読

英文解釈で学んだことを実際に英文を読む中で訓練させていき、文以上の単位で
文やパラグラフの意味を把握できるようします。できるだけ多くの英語に
あたることが大事です。
ある程度の読解力がついたあとに、余裕がある人はパラグラフ・リーディングなどの
方法論を学ぶといいでしょう。ただし、これはあくまで英語の読むための「補助」
でしかないので、やらないと受からないわけではありません。
また、パラリーは受験英語レベルでは必要ないとする人もいます。

英語の勉強の仕方は大まかに言うと、このような流れです。

基本的に、これに並行して語彙力の強化を図っていきます。


■「何から手をつけていいかわかりません」

まず単語・熟語帳、文法と解釈の参考書を。立ち読みして理解しやすいと思ったものを選ぼう。

■「○○ってどうなんですか?」

本屋で手にとって判断しましょう。田舎に住んでるなら、アマゾンなどのレビューを参考に。

■「○○と△△、どっちがいい?」

レベルや相性や志望校などでベスト参考書は変わります。

■「○○は△△の代わりになる?」

自分で良いと思った物を使いましょう。

■「○○から△△に繋ぐことは出来ますか?」

○○をやってから判断してください。

■「○○大学に△△は必要?」

○○大学合格に必要なのは○○大学に入れる学力。

■「○○をやれば偏差値70いきますか?」

これまでの習得度合いなどに個人差があるので一概に言えません。

■「○○をやれば完璧(最短・最強・満点)になりますか?」

世の中に完璧なんてものはありません。

■「このプランで○○大学受かりますか?」

まずはそのプランで勉強を始めてみて、問題が発生したら相談してください。

■「○○は無駄・オーバーワークですか?」

過去問で安定して合格点を取れるまでは“オーバーワーク”はありません。志望校の傾向に合いそうならやりましょう。

■「学校では○○を貰ったんだけど、××(同じ分野の参考書)を買う必要ありますか?」

○○だけで理解できないなら買って下さい。

■「○○終わったけど次どうすればいい?」

テンプレや過去ログ等を参考に自分で考えてください。模試の結果などから弱点を発見し補いましょう。

■「○○大学の出題傾向がわかりません」

赤本・青本を見ましょう。出題傾向が書いてあります。

■「自分の学習法が正しいのか不安なんだけど」

正しい勉強法は存在しません。とにかく単語や文法事項を覚え、たくさんの英文を読むこと。受験生は誰もが不安です。

■「今から○○間に合わせるにはどうしたらいいですか(今から間に合いますか)」

そんなこと言ってるうちは○○には受かりません。間に合うかどうかはあなたの努力と才覚しだい。

■「何をどう質問していいかわからん」

自分でも何が聞きたいかわからないのに、他人に適切な答えがわかるわけがない。

■受験生へのアドバイス

○音読をしましょう

リスニングとともに音読をすることは、英語を英語の順序で処理していくことに非常に有効です。
しかし、しっかりと構文を取って分からない単語がないものを読んでください。
発音・アクセントが分からないものは調べてから、慌てず、ゆっくりと何度も音読してください。

○文法・語法の問題演習は後回しでもおk

文法・語法の問題演習にとる時間がなければ、秋以降になっても構いません。
秋以降から始めても十分間に合います。時間がなければ、一番大事な読解力の
アップを中心とした計画を立ててください。

○過去問が大事!

読解まで一通りやったら、次に過去問研究をやりましょう。自信がなくても構いません。
時間がかかっても、とりあえず自分でやってみて、辞書を用意してじっくりと
復習をしてください。5年分くらいやれば、志望校の入試傾向が分かり、
今度の勉強の方針が見えますし、身を持って自分のレベルを知ることができると思います。
明確に目標がもてることは大事です。過去問を持ってない人は今すぐ買いに行ってください。
夏休みに、過去問研究ができるのが理想です。
合格点を取るにはどうすればいいか、ということを意識して勉強してください。

○毎日英語を読むこと

どんなものでも構わないので、ひとつ長文を読んでください。
これを続けることが、英語力アップの秘訣です。
最終更新:2009年10月03日 19:28
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