まず、女主人公のサラボナに来た目的は、天空の盾を手に入れることです。 そしてルドマンの話は、 「リングを持ってきたものにフローラとの結婚を認め、天空の盾を与える」でした。 --------------------------- そこで設定を一部変更して、 ルドマンはあまり大々的には花婿を募集していないことにします。 それに伴い町の人のセリフも多少変えます。 そして主人公には、「リングを持ってくれば天空の盾がもらえる」という情報のみが伝わるということにします。 (フローラの結婚のことは知っていてもいいかもしれませんが、「リングを持ってきたものが結婚相手となる」 の部分は、主人公は知らなかったという設定にします) そこで主人公は盾のために炎のリングを探しにいきます。 ついでにこの時点では、ルドマンの屋敷には入れず、面識もないということにしておきます。 ---------------------------- 死の火山でケガをしたアンディに遭遇します。 アンディの設定も少し変えて、 ・火山であまり重症は負わなかった。 ・フローラへの想いは、恋愛をいうより、妹への愛情に近いものだったということにします。 そして、主人公に助けられ、少し話しをしたりして、主人公の生きかた・目的・強さ優しさ美しさを知って、 ひとめぼれ(心変わり)するという流れです。 アンディはこの時点で「助けてもらったお礼にリング探しを協力したい」と言って仲間になります。 (V得意の無限ループで) なお、アンディは後先のことは考えて行動していないということにします。 「ルドマンがリングをほしがる理由」を主人公に伝えると、主人公が冒険を中止してしまうかもしれません。 だからあえて主人公の勘違いを訂正しようとしません。 何でもいいから主人公とできるだけ長く一緒にいたい、という想いゆえの行動です。 ------------------------------ サラボナに帰ると、ルドマンの使用人がいます。 *「実は炎のリングを持ち帰ったものに、船を貸すように言われています」 *「なんと!炎のリングを手にいれられましたか。では外の船をおつかいください。 水のリングもがんばってください」 というセリフをしゃべらせ、山奥の村に行きます。 この時点でも、ルドマンには会えません。 --------------------------------- 山奥の村でビアンカが仲間になります。久しぶりに昔のようにいっしょに冒険してみたくなったという理由です。 ビアンカ「水と炎のリングって素敵ね。まるで結婚指輪みたい」 アンディ「そ、そんな!何をいっているんですか!」 ビアンカ「そういえば二人仲いいわね。結婚でもしちゃえば?」 アンディ「からかわないでくださいよ!」 …というような会話をいれて、結婚フラグを軽く立てて起きます。 --------------------------------------- 主人公らが水のリングを探しているころ、ルドマン邸を一人の男が訪ねてきます。ヨシュアです。 デール王はサラボナの様子を調べていたのです。なんと婿になるものでないと盾はもらえない! デールは主人公の盾入手が難しいことを予期し、ヨシュアを派遣しました。目的はルドマンの説得です。 ヨシュア「失礼いたします。ラインハット国王の使いのヨシュアと申します」 ルドマン「これはどうも…国王の使いが我が家に何の用事でございますか?」 ヨシュア、主人公が天空の盾を求める経緯や、それまでの人生、彼女の人物像などについて話します。 ルドマン「まさか女であったと驚いた。しかしそれほどの人物であるというのなら、家宝を与えても惜しくは無い どうせ私が大事に持っておいてもしかたのないものだ」 ルドマンの説得に成功します。 ルドマン「しかし君もなかなか立派な人物だ。どうだ?娘の婿候補になってみないか?」 ヨシュア「い いいえ。それは…」 ここでフローラ、この時のヨシュアの反応や、主人公について語る時の楽しそうな表情を見て、悟りました。 (この人は、もしかして****さんのことが好きなのでは…) --------------------------------- その時、主人公・アンディ・ビアンカが屋敷に着きます。 ヨシュア「おひさしぶりです。****さん。私です」 ルドマン「彼からいろいろ話を聞かせてもらったよ。君は女なんだってね? リング取りはフローラとの結婚の試練だということは知っていたのかい?」 ~中略~ 天空の盾は君に譲るよ。しかし困ったなあ。実はもう、結婚式の準備をしてしまっているのだよ。ハハハ」 ---------------------------------- 外に出ると、なんとヘンリーが来ています。 ヘンリーは、主人公がうまく盾を入手できたかどうかが気になり、部下にサラボナの様子を調べさせていたのです。 そして部下は、主人公が結婚をしようとしている!と勘違いしてヘンリーに報告したのでした。 (そう思うのも無理のない話ですが) 国王の兄という立場上、主人公への想いは今まで表に出さないでいました。 主人公の旅にも本当はついていきたかったのですが、我慢してだまっていました。 ですが結婚のうわさを聞き、いざとなったら感情が湧き出てきて、いてもたってもいられなくなったのです。 ヘンリー「****と結婚しようとしてるヤツは誰だ!でてこい!」 アンディ「… そ それは僕のことだ!」 アンディはついそう言ってしまいました。 今までそこまではっきりとした考えは持っていなかったのですが、勢いに流されてはっきり言ってしまいました。 ビアンカ・フローラと違ってなんとも熱い展開です。 ----------------------------------- そこへ騒ぎを聞きつけたルドマンが現れます。 ルドマン「話は聞かせてもらったよ。まあおちつきなさい。」 「今夜一晩****に考えてもらって、アンディくんかヘンリーくんか選んでもらうのだ。 うむ、それがいい! 私は君たちが気に入ったよ。結婚式はまかせなさい すでに準備をしてしまっているのだし、ちょうどいい」 ----------------------------------- 一方屋敷の中では… フローラ「ヨシュアさん、もしかしてあなたは、****さんのことが好きなのでは…」 ヨシュア「 ……はい、そうです。ですが…私は****さんにふさわしい男ではありませんので…」 フローラの心に、少しもやもやとしたものが残りました。 その日の夜…フローラに話しかけると、ヨシュアも主人公のことを好きだといっていたという情報を得られます。 --------------------------------------------- 翌日、婿選びにヘンリーとアンディと、そしてなぜかヨシュアもいます。 ルドマン「フローラがヨシュア君にも参加させてやって欲しいと言ってきてね…」 そして…いよいよ婿選び。3人のうち、誰に告白する? …というような流れでどうでしょう。 フローラの存在がかなり薄くなりますが、アンディとポジション交代しているのですから、仕方ありません。 ビアンカは結婚式後別れますが、あとでルイーダに登録できるようにしてもいいでしょう。 -------------------------------------- なおこのシナリオは、一部を書き換えれば婿候補が「ヘンリー・アンディ」「ヘンリー・ヨシュア」「アンディ・ヨシュア」 の時にも対応できる柔軟さがあります。 「ヘンリー・アンディ」のみ(ヨシュア不在)の場合は、主人公とルドマン初対面時のセリフをこう変えます。 ルドマン「二つのリングを手に入れたか!よくやった!フローラとの結婚を認めよう。 ん?どうしたのだ?… なんと、結婚する気はないと申すか。なぜそんなことを… なんと!おぬしは女であったのか。それでは結婚させるわけにはいかない… 実は結婚式の準備はすでにしてあるというのに、どうしたものか…」 「ヘンリー・ヨシュア」の場合は、 ヘンリーとの結婚が決まりそうになる→フローラが待ったをかける という流れにします。 「アンディ・ヨシュア」の場合も似たような形にします。
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