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[05年1月] お題は「( )初( )」

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初綴

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真っ白い手帳のページ一字二字つづる拍子にこゝろも跳ねる

               由(ユ)







初偲


年末、思いきってモノを捨てようと家中の大掃除をしていた時、
母が私を妊娠していた頃の「母子健康手帳」を見つけた。

亡き母が書いた文字。何だかとってもなつかしい。

「私は38週6日で生まれたんだ」
「体重は3,220グラムか。当時としては標準かな?」
「陣痛が来てから生まれるまで5時間・・・ってことは、安産だったんだな」

声は聞こえなくても、二人で会話をしているような気になる。
残してくれた記録は、私にとって大切な宝物だ。

そういえば出産時に
母は苦しさのあまり「お母さーん」と叫んでしまい、
助産婦さんから「あなたがお母さんになるんでしょ?」と
たしなめられた、なんて話をしていたな(笑)。

故人を偲ぶものはいろいろあるけれど、
モノを書く仕事をしている私にとって
本人が書いた「字」や話した「コトバ」は何よりも心に残っている。

臨月を迎え、いよいよ出産間近。
私はわが子に何を残してあげられるかな。

               大ちゃん





初嫁?


もしかしたら、私結婚することになるかもしれません。
テレビでも報告しましたが、去年の秋、彼のお母さんにお会いし、
真剣にお付き合いをしている旨を伝え、その了承のもとで、
2人での生活を始めました。

私、この歳まで結婚なんてしたことない(もちろん)ので不安はいっぱいあります。
結婚って家と家ってよく言いますが、ほんとそうみたい。
お正月早々彼のお母さまから電話があり、ご挨拶。
今までの恋愛で親が絡んできたことなんてないから、ビビリまくりのお正月でした。

お母さまは「うちの子は偏食気味だから、栄養のあるものを作ってあげてね。」
なんて言います。それに対して私は、
「はい。わかりました。がんばります。」なんて健気に言ってみたりする。
なんだか不思議な光景です。今までの人生経験にはなかったものですから。

うちの親も「そろそろいい歳なんだから、お正月の正しい迎え方でも勉強しなさい。」
って私にいろんなことを手伝わせるし・・・。実家に帰ったのに妙に疲れちゃいました。

今年は花嫁修業と称した試験勉強に入ります。
大した試験じゃないのですが、もともと勉強嫌いで頭が悪い私にとっては
人生の賭けみたいなものです。
そしていつか(できるだけ早めに)本物のお嫁さんになりたい、
そう願う今年の幕開けでした。


               ☆はぎー☆
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