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あだ名列伝

(投稿者:ジョニー)



この書記は、ただ只管に安綱があだ名を着けた人物、そのあだ名、そしてその経緯を綴った何とも致し難いしょうもない物を、私、兼定が纏め簡単な絵を添えたものである。尚、参加者各位に喧嘩を売っているわけでは無いので誤解無きようお願い申し上げる。また、「こいつ何がしたいんだろう」とか思っても口に出さず心に秘めておいて頂けると 非常に 助かる。




「サー! キタキタキマシタ、Gデスヨー! ミナサンジュンビハイイデスカー?」
「元気いいなあ、ねーちゃん」
「ソレデハ! 月ニカワッテセーバイデス!」
「おー、なんか知らんが格好いいぞ。がんばれー、ええと……セーラー少……セーラー熟女!」
「ホワーイ!?」




「ちぃ……きりがねぇなこの数はよ!」

正面にいるワモンと対峙しつつ、安綱は舌打ちする。
予想以上のGの数に、彼らの部隊は予想以上に苦戦を強いられていた。

「参ったもんだねぇ……オレァ早いとこ帰って寝たいんだが」

と、いつも通りやる気のない台詞を吐きながら、久国が安綱の背後に現れる。

「全くだ。いくら俺でもこの数はちぃと厳しいぜ」
「とっとと片を付けちまうかぁ。この調子じゃあ日が暮れちまうわ」
「はっ、オッサンにしちゃあ珍しくやる気じゃあねえか」
「おめぇさんがキッチリ仕事してくれりゃあ俺もこんなに気張らんで済むんだがねぇ」
「あのな…」

刹那、安綱の目前にいたワモンの身体が何かに踏み潰される。

「無駄口叩いてないで、少しは身体を動かしたらどうかしら。お二人さん」

ワモンを踏み潰したものの正体。それはまるで蜘蛛のような姿をした女――メードだった。

「……!?」

驚愕に包まれる安綱と久国。そんな二人を尻目に、彼女は次のGへと目標を変え颯爽と立ち去った。

「……なんだぁ……ありゃあ」
「怪奇・アルトメリアの女郎蜘蛛! タイトルをつけるなら、こんなところだな……世の中は広ぇや」




「やあ、これはどうも安綱さん。こんにちは」
「よし落ち着け、お前の噂はよく聞いてるぞ。おっと、握手は無理だ。俺はこの通り骨折してるからな。待て待て待て、落ち着けこっちに来るな。いいか、まあ、その、なんだ。ああそういえば今日はいい天気だなぁ! はっはっは! そうだ、そう言えばこいつ、兼定ってんだけどな。こいつが、ほれ、なんだ、あの、所謂両刀使いってやつでな!」
「おい安綱!? 俺にそんな趣味は……」
「あら、そうなんですか。これはこれは、色々と気が合いそうですね? ふふ」
「うおおお!? おま、安綱、何て事を……!」

「兼定、お前エロ剣客って呼ばれるの嫌いだったしな。よし今度からお前らの事は薔薇族って呼んでやる」


「ちゃーららーらーらーらーらーらーちゃーららーらー……うおっと!」
「きゃっ!?」
「おお、すまねえなぁ嬢ちゃん。ちょいと余所見してた」
「いえ……こちらこそすいません」
「ん、嬢ちゃんの顔どっかで見たことあるな」
「……そ、そうですか?」
「えーと、なんだったかな。確かコア喰いを起こしたとかいう……」
「……!」
(っと、しまったな……禁句だったか?)

「ああ、ええとそうだ。コア……ラを根こそぎ食い荒らした桃色バーサーカー、とかなんかそんな感じだったな! はっはっは間違えちまってすまねぇな!」
「わ……私、コアラなんて食べてないです……酷い……!」

「ああっ!? どこ行くんだ桃色バーサーカー!?」







「フフ……いい気味だわアネモネの奴」
「うーむ、流石に桃色バーサーカーは無かったか……っと、何だお前? そんなところで何してんだ」
「……!」
「む、さてはさっきの見てたのか?」
「……まあね」
「じゃ、じゃあ今のも聞こえてたか」
「……桃色バーサーカー?」
「ああ。そんなに酷いネーミングだったかなあ。それともコアラ嫌いだったか、ううむ」
「……貴方、馬鹿でしょ」
「ひどっ!? いきなり人を馬鹿呼ばわりはねえだろ!」
「酷いのは貴方のネーミングセンスよ」
「な、なんだとこのストーカー女!」
「ストーカー!? 人聞きの悪いこといわないでよ! 私はただあの子を監視してただけなんだから!」
「それがストーカーだってんだよ! やーいストーカー!」
「……最っ低……!」
「お、ちょ……何も泣くこたねぇだろ」
「泣いてないわよ!」
「す、すまん。流石にストーカーは無かったな。ごっちゃんスパークの方がぷりちーで良かったな」
「うわああああああぁぁぁぁぁん!」
「泣くほど嬉しがるなよ。照れるじゃねえか。へへ」





「珈琲には欠かせないな」
「何の話だ」
「まあ大したことじゃない。とにかく急ごうぜ森永、Gはもうすぐそこまで来てやがる」
「誰の事だ」
「まあ大した事じゃない。気にするな」

「おぅい安綱ぁ、こっちかぁー」
「ん、オッサンに兼定か。はぐれたと思ったらそんなところにいたのかよ」
「いやあ、必死こいて追っかけてたらいつの間にか訳分からんとこにいてなぁ。やる気なんてやっぱり出すもんじゃねえや」
「ところで、そちらの方は?」
「私は…「森永だ」
「森永……楼蘭出身なのか?」
「へぇ……まあ、よろしくよ。森永」
「違う。私は…「来やがったぜ! センチピードだ!」

「ほっほぉ。話にゃ聞いてたがこいつぁすげぇなぁ」
「皆準備はいいか? 森永は?」

「私は森永d「おっとぉ! 余所見してる場合じゃないぜぇ!」
「同時に攻撃を仕掛けるぞ! 単独ではまずい!」
「へぇへぇ。面倒くさいねえ」

「私は……森永じゃ……」






「くっはー! 仕事が終わった後の一杯は格別だなぁおい! うへひゃひゃひゃひゃ!」
「あのう、いくら作戦が終了したからといって流石にお酒は控えた方が……」
「だーいじょうぶだってぇ。だーれもきにしちゃいねぇよぉう」
「ですが……」
「そんなことよりさぁぁ、俺に膝枕してくれよぉう、よし子さぁん」
「ええと、私はセレナですけど」
「よし子さんなんて呼ぶのはおよし子さんってか! あひゃひゃひゃひゃひひひひ! 冗談はよし子さん! あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

  • ジークフリート 「ポックリ寿」「ルンメニゲ体重計」「ジブラルタル海峡冬景色」「サンダーストロンガー」

「おいあれを見ろ、安綱、久国」
「ん、なんだ兼定。女の下着でも見つかったか?」
「違うわ馬鹿たれ! いいからアレを見ろ」
「うん? ……おお、ありゃあジークフリートじゃねえか」
「誰だあいつ?」
「何だ安綱、知らんのか。エントリヒの守護女神とも呼ばれるグレートウォール戦線のトップエースだぞ」
「へー。そいつぁすげぇや。ちょっと挨拶してくらぁ」
「あ、馬鹿……! 相手はあのジークフリートだぞ……!」
「あーあ、どうなることやら。オレァ知らねぇぞぉ兼定よ」

「よぅ。アンタがグレートエースのトップエントリヒの守護女神戦線……? うん? なんかおかしいな……」
「……」
「まあなんだっていいやな。俺は安綱。今回あんたと同じ部隊に回される事になった楼蘭のメールだ。よろしくな、ポックリ寿!」
「……」
「な、なんだ。そんなに睨むなよ……この名前は嫌か」
「……」
「じゃあなんだ、ルンメニゲ体重計とか?」
「……」
「や、そんなに怒るなって。ほんの冗談だ、ジブラルタル海峡冬景色!」
「……」
「すまん。調子に乗りすぎた……」
「……違う」
「へ?」
「……私は……怒っていない」
「え、あ、そう……だったのか」
「…………私に……普通のあだ名をつけてくれたのは……貴方が初めて」
「お、おう。そうか。ははっ、そいつぁ良かった」
「……」
「っと、仲間が呼んでるからそろそろ行くわ。んじゃあな、サンダーストロンガ―!」
「……サンダー……ストロンガーー……」



「…………カッコいい……!」









「がうがうがう!」
「おお、何だ珍しいな。亜人じゃねえか」
「がうがう! レオあじんじゃない! レオはレオだ!」
「おうおう、まあ何だか分からんが落ち着け。これでも食うか?」
「それ、くいもんか?」
「楼蘭名物、梅干だ。一つ食ってみろ」
「レオはもらえるものはビョーキいがいなんでももらうぞ! がうがうが………うがーーーー!!」
「あっはっは、やっぱり酸っぱくて駄目かい!」
「レオ……おまえキライだ」
「はっは、悪かったよ。オレ」








「いつも思うんだがなぁ」
「な、なんでしょう?」
「お前の髪、何かすげぇなって」
「女性が身だしなみを……ましてや髪に気を使うのは当然の事ですわ。それより貴方、私の事は「お前」ではなくきちんと名前で呼んで下さる?」
「ああ、わりわり。えーっと」
「……」
「あの、あれだ」
「まさか貴方……私の名前を忘れたわけではありませんわよね……?」
「いや待て、今思い出す。…………アマゾネス……!」
「全然違いますわ!」
「違う! 聞け! ……ローリング……そう、お前はローリング・ハッピーターンだ! 髪型がな、なんだかローリングローリングってきてくるっとしてて、こう、ハッピー! って感じだろ。というかぴったりじゃないか!? すげえな俺……」
「私を馬鹿にしてるんですの!?」
「何か気に食わないのか? いいか、あのな。楼蘭には「名は体を表す」って言葉があってな」
「上等ですわ……表に出なさい!」
「上等だろ? はっはっは、いやあ、俺のセンスを理解してくれるたぁなかなか見所あるじゃねえか」


「うお! なんかすげえ羽生えてるな、ねえちゃん」
「…………」
「なかなか格好いいな。なあ、ちょっと触らせてくれよ」
「え!? ……いや、そんな、殿方に……」
「む、駄目か。ウブだな。まあいいや。しかしねえちゃん、外見の割にちょっと中身は子供っぽいな。今いくつだ?」
「え、えっと、実働から約1年目……ですけど」
「ほうほう。まあ永遠の17歳ってとこだな」
「いえ、あの、17歳じゃなくて」
「ああ、分かってる分かってる。実働一年目だよな。俺は4年目だから先輩ってことになるか。よろしくな、永遠の17歳!」
「えと、ですから私は……」

この後十数時間に及び問答が繰り返された為、省略


「おう、チビッ子。相変わらず元気か」
「ライラはちびっ子じゃないー! いちばんなんだぞいちばん!」
「いーや、お前はチビッ子だ。ましてや一番じゃない。背番号的には28くらいだな」
「ラーイーラーはーいーちーばーんー!」
「はっはっは。そうか、気に入ったか!」


「フランシスでーす!」
「ファニーであります」
「三波春夫で……コホン、パシノープです!」

「「「三人揃って、ナイチンゲール三姉妹!」」」

「えーと、どれが「あれ」でどれが「それ」でどれが「これ」だ?」
「あれでもそれでもこれでもないであります」
「まあなんだっていいや。早いとこ治してくれ」




「お、なんか面白いモンかぶってンなぁ」
「……」
「馬か、これ? どこで売ってんだこんなの」
「……」
「ん、何だお前、喋れないのか?」
「……」
「お前もポックリ寿みたいな奴なんだなぁ。……名前は?」
「……」
「そんなに恥ずかしがるなよ。なんだったらささやきでもおkだぜ?」
「……」
「チャットでもやってんのかお前は! ってツッコミもなしか。寂しいなあ」
「……」
「うーむ。ま、とりあえず(仮)って呼ばせてもらうぜ。よろしくな(仮)」
「……! ……!」(必死に首を振る)
「うお、なんだ。そんなに嫌か。じゃあ(株)か」
「……! ……!」(必死に首をry)
「わがままな奴だな。それじゃあ(笑)(有)(泣)(楽)のどれだ? どれがいい?」
「……! ……!」(必死ry)

この後、十数時間に及び問答がry



presented by 焼飯親衛隊

「おい……これはどういうこった、オッサン」
「あぁん? なんだよ安綱」
「あれ見ろよ! どこの動物園から脱走してきやがったんだ……」
「うぉぉ……生ゴリラだな。おじさんビックリ」

「違う。あれは医療メードのフランケン。れっきとしたメードだ。……信じがたいがな」
「おお兼定、知ってるのか。ふらんけん……どっちかっつうと、こう、赤木キャプテンって感じだな?」
「言いえて妙だな」

「あんたら、さっきっからあたしの噂してるみたいだねえッ!?」

「ゴリ夫が喋った!?」
「だーれがゴリ夫だってぇ!?」
「そうだ、安綱。間違えるな、彼女は女性だ」
「なるほど……。すいませんでした、ゴリ子さうおあああああああああああああぁぁぁ!?」

  • シーア 「ポチョリコフ・カミンスキ・デラメンタ・ドドリコフスキス」

「火の鳥だ」
「火の鳥だなあ」
「火の鳥だな」

「しかしただの火の鳥じゃあなんか平凡というかそのまんま過ぎるな」
「だからお前よぉ。いっつもそうやって色々考えてるが、全く定着しないんだからそろそろやめねぇか、それ?」
「ああ。不快感を与えるだけで少しもありがたみがないな。同意だ」
「な、い、いいじゃねえかよ別に! そんなの俺の勝手だろう!」
「名付けられる方の身にもなってみろ」
「最高じゃねえか」
「最低だ、たわけ」

「うるせえ! じゃあこいつに俺が最高の名前をつけてこいつに認めさせてやる!!」
「人を指差してこいつこいつと、一体何事だ」
「おうあんた! 突然だがあだ名を付けさせてくれ! 気に入ったら今度からそれを名乗ってくれてもいい!」
「おーい……安綱。やめとけって」
「うっせ! 黙って見てろ!」
「ふむ、まあ面白そうではあるな。いいだろう、付けてみろ」
「よし……じゃあいくぜ!」
「うむ」
「ポチョリコフ!」
「うわ」
「今までの中でもかなり酷いな今回は」
「悪くは無いがもう少し長いほうが私としては好みだ」

「「嘘ぉ!?」」

「う、もう少し長くか……ならば!」
「うむ!」
「ポチョリコフ・カミンスキ・デラメンタ・ドドリコフスキス! どうだ!!」
「素晴らしい」
「よっしゃあ! どうだ見たかお前ら!?」

「嘘だろ……オイ」
「どうやら彼女のセンスもすこぶる悪いようだな……」

「よしじゃあこれからアンタはさっきのあだ名を名乗ってくれよな!」
「いいだろう……ところで」
「うん?」
「さっきの名前。もう一度教えてくれるか。長くて憶えきれなかった」
「ええっと……」



「どうも初めまして。私はトリ……」
「ハァックション!!!」
「ひゃあぁぁ!?」
「おお、悪い悪い。驚かせちまったな」
「い、いえ、お気になさらず」
「俺は楼蘭の安綱だ。ま、よろしくな。とりゃあぁぁぁ!?」
「わわっ!?」
「ん、どうかしたか? とりゃあぁぁぁ!?」
「いえ……な、何でもないです」

(どうして言葉の最後に気合を入れるんだろう……あれが楼蘭の風習なのかしら)




「おや、あれに見えるはかの有名なグラストンのリーダーさんじゃないか」
「ほう、ルインベルクの吸血姫殿か」
「誰だって?」
「なんだ、知らんのか安綱。全くお前は無知蒙昧だな」
「うっせ。まあいいや。ちょっくら挨拶しとこうぜ……おーい、そこのあんた!」

「……」

「ありゃあ、シカトされちまったか」
「聞こえなかったんじゃねえか? おおーい!」

「……何か?」
「おお、聞こえたか。いや何、大した用事じゃないんだがな。ちょいと挨拶しようと思って」
「……今は忙しいので、また次の機会にして頂けますか?」

(おい、すげぇ不機嫌じゃないか? どういうこった)
(わっかんねぇよぉ。たまたま虫の居所が悪かったとか)
(馬鹿め。女性には月の物というのがあってだな)
(あーあー。あの日か)
(そういう事だ)
(なんだ久国、あの日?))

「それでは、失礼します」
「おうおう。何だか知らんが身体に気をつけろよ、あの日!」
「あのっ……!?」

「バカヤロウ! 手前、言っちまう奴があるか!」
「失礼した、ガーベラ殿。少々この男は勘違いをしているだけなのです。気になさらず、お行き下さい」
「……し、失礼します」

「おお、そんじゃあまた今度きっちり挨拶させてもらうぜ、あの日!」

「「この大馬鹿野郎!!」」




月桂冠・つき=染みのついたパンティー
赤いボトルと赤い染みには何の関連性も見出せません。

 せっかくだから俺はこの赤いパン(ry

ニア 驚愕する

 つまりそれを「あの日」と呼ぶ。らしい。
 赤面し、泡を食い、さてどうしたものか。そも、これは一体どういうことか。
 こういった知識には疎く、だが人に聞くのは何故か憚られ図書館に向かったはいいが、はて何を調べたものか。人体のふしぎ? 発見。ボッシュート。CV:草野 仁
 およそ数時間色々と読み耽ったものの戦果無し。貴重な休日を無為に過ごす。溜息混じりに岐路に着き、それでも何かしら後ろ髪引かれる思いがあってか、そんなわけで手近な書店にやってきたのだ。香霖堂書店。別名K‐BOOKS。受け取り方は自由。ふとみtるとベンチに一人の若い男が座っていた。
 が、これは只の店主である。いい男ではない。
 そう思っていると突然その男は、
 私の見ている目の前で胸元から一冊の本を取り出したのだ…!


なんと、エッチなほんを 読みたいと 申すか!
そなたも なかなか すきものだな。
いいだろう。私が これまで
あつめた中から とっておきの
エッチな本を さずけよう。
心して 読むのだぞ

ニアしばし、たたずむ



「おう姐御。また昼間っから酒かっくらってんのか」
「ん、ああなんだゴクツブシかィ」
「誰がゴクツブシだ! つか、いくら休日だからってジャージは無いんじゃねえか? 一応女なんだから……」
「うっさいねぇ。アタシがどこで何履こうが勝手でしょうに。ンな事はどうでもいいのよ、アタシが頼んでた酒は持ってきたんでしょうね」
「いやそら持ってきたけどよ……」
「うひょー。これよこれ。これがずっと呑みたくてさぁー」
「結構高かったんだぞ、それ」
「ハイハイ。ありがとね。感謝してるわ。チュ―してやろっか?」
「うわ、酒くせ」
「失礼な奴だねアンタ。ま、いいわ。とりあえず一杯やろ」
「ここでか?」
「そーよぉー。ここがあたしのお気に入りの場所なんだから」
「どうせガーベラ姉さんに見つからないとかそんなとこなんだろ」
「アンタも変なところで勘が鋭いわね……かぁー! 美味しいぃー! お酒美味しいよぉー!」

五時間後

「うえっうえっうえっ……お酒が、お酒が美味しいよぉ……うええぇぇ……ヒック」
「泣き上戸だったんだな、姐御」
「うええへへえへへ、そう言えばねぇ、なんかグラストンのメンバーってみーんな二つ名が付いてるんだけどねぇ」
「あ、ああ」
「あたしだけ……あたしだけついてないの……あたしだけ……あたし…………うぇええ」
「分かった分かった。俺がつけてやるから泣くな」
「ほ、ほんとにぃい? ……アンタいいやつらねええぇぇ…………ヒック」
「酒と泪と三本ライン……ってのはどうだ。凄いマッチングしてる気がするが」
「三本らいん?」
「そのジャージに三本線入ってるだろ」
「うぇ……う、うれしぃよぉおおおお…………ありがろぉおお…………ありがろおおねえええぇぇ……うぐ」
「あ」
「うげえええ」






「あ、ど、どうも初めまして。この度医療部隊に配属される事となった医療メードの樺菜ですっ! よ、宜しくお願いします……!」
「そんなカバな!」
「……え……?」
「む、よく聞こえなかったか? もっかいいくぞ……そんなカバな!」

「お前の洒落は果てしなくつまらないな。洒落にもなっとらん」
「ツッコミいれるのも面倒くせえ。おじさん寝る」
「てっめぇら! 俺がバカ君の緊張ほぐしてやろうと必死にギャグ飛ばした俺の優しさに対する態度がそれかッ!?」
「一つの文章中に「俺」を二回使うな。馬鹿者」
「うーるせぇっての。喧嘩なら他所でやってくれぇ」

「うぐぐぐぐ……!」
「あ、あはは……安綱さんって、面白い方ですね」
「同情はよしてくれバカ君。俺だって流石に今のはつまらなかったと思う……笑うならむしろこんな俺を笑ってくれ」
「あ、あの、落ち込まないで下さいっ! すっごく面白かった……ですっ!」
(今間違いを指摘したらもっと落ち込んじゃうかも……どうしよ……)

(……よし、こうしよう!)

(便乗させていただきましたByユキタカ)



「あるふぁべっとなんばぁず?」
「そうだ。あたしらは……」
「横文字は苦手だな……全員田中でいいか?」
「ブチ殺すぞテメエ!?」






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