毎日ドメイン上に残る、謎の「１８禁」ページ

1996年のhttp://www2.mainichi.co.jp/（今は閲覧不可）のページが作られた当初、
１８禁と称する謎のページ（http://www2.mainichi.co.jp/xx.html）へとリンクが貼られていたことがわかる。

http://web.archive.org/web/19961226190109/http://www2.mainichi.co.jp/

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ちなみにこのドメインが毎日新聞のものであることは
http://web.archive.org/web/*/http://www2.mainichi.co.jp/
のアーカイブを見れば一目瞭然である（2006年など比較的最近のページのデータが残っている）

「１８禁」とあるリンクの下には「内緒のページ」（毎日新聞情報開発部のみお楽しみになれます。）
とある。どうやらサイト準備段階で毎日新聞の情報開発部が作ったページのようだ。

制作者は、そのページに名前のある「土井昭人」氏と思われる。
「土井昭人」氏の2007年時点での肩書きは、制作技術局技術センター　メディア技術担当副部長。
（http://www.dreamarts.co.jp/products_service/solution/case/mainichi.htmlに顔写真あり）

残念ながら１８禁の中身を確認することはできないが、
10年以上前に会社のサイトで遊んでいた(?)形跡がしっかりとウェブ上に残ってしまっている。

これは、ほんの数ヶ月間ネットに公開された情報が、10年以上たった今でも残っていることも示唆している。
身をもって「一度拡散した情報はなかなか消えない」ということが体験できたのではないだろうか。
ましてや世界に向けて大手新聞社の公式サイトでおよそ10年にわたって
垂れ流した低俗な記事が、今どのように海外に浸透しているのか想像に難くない。