vol.32  桐生真輔 & 高木久美 1 > 04-1 > 13

Vol.32  桐生真輔 & 高木久美 01/05(水)-1/14(金)

タイトル 「水面へと浮かふ 言問ひ 現身を 彼は誰時の 我は誰かと」

前半 7日〜12日 映像 (1分15秒)、能面(人形墨)、装束(和紙に書)

後半 12日〜14日 映像 (1分15秒)、能面(人形墨)

インクジェットプリント(1426×1800)

展示概要 

桐生真輔と高木久美が「能」という日本の伝統芸能である舞台芸
術に着目し、それぞれの視点から制作上の着目点と問題意識をもち、
日本の伝統と現代美術を考える事を目的に創作している。
我々にとってそれは「革新的な能」でもある。
この展示は高木が自身の見た夢を謡曲にして、ストーリーを
組み上げ、桐生がその夢から和歌をつくり書の形にする事から
はじまった。
能面は桐生が、明治期まで日本でよく見られた人形墨という伝統的
工芸品の文化を背後に置いて、制作しているシリーズから関連させて
制作したもので、高木の顔を型取りしたものを原型にして、墨で
形成されている。
装束は、高木が和紙を用いて制作したもので、そこには謡曲の歌、
「水面へと浮かふ 言問ひ 現身を 彼は誰時の 我は誰かと」
と桐生によって書かれている。
能の舞は、高木が創作したもので、高村光太郎の「能における彫刻美」
といった論考も背景において、「動きと彫刻」ということについて
思考したものになっている。
作歌、道具、舞台設定、舞までを表現の1つのプロセスとし、それ
らを写真、ビデオを用いて提示を試みたものである。





「水面へと浮かふ 言問ひ 現身を 彼は誰時の 我は誰かと」2011  インクジェットプリント(1426×1800)


















「水面へと浮かふ 言問ひ 現身を 彼は誰時の 我は誰かと」
最終更新:2011年07月19日 08:18
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