金髪ロンゲにスーツを着崩した軽薄そうな外見とは裏腹に得体の知れない実力を隠し持つ不気味な男。
絶対領域?と自称するその能力は
リロイさえ赤子の手を捻るかのように圧倒した。
また、言葉による心理戦も得意であり、
ジェイスや
テーゼを心理的に追い詰めた。
EX.フィアレス?では、まだ赤子の彼が教会の前に捨てられていたのを神父に拾われたのだが、彼の底知れない悪意はその時既に根付いていたようで、洗礼を行う際、神父に唾を吐きかけ、また、
リュヴィールの泣く子も黙るような恫喝も目でせせら笑うような正に「悪魔の子」であった。
その後しばらくリュヴィールの養子として育てられる。
その際、リュヴィールの気紛れで懐中時計が買い与えられる。
EX.悪魔を憐れむ歌?では、15歳くらいの青少年なっているが、このとき既にリュヴィールが匙を投げ出す程の「悪魔の子」っぷりで、与えられた玩具を嬉々としながら壊す子供のように、リロイという玩具を弄び、リロイと
リーズ?の間に芽生えた絆を打ち壊した。
この頃、絶対領域を編み出していたが、まだ不完全なものだった。
そんなおよそ人とは言えない様な彼ではあるが、リュヴィールに買い与えられた懐中時計をいつも持ち歩いている。
リュヴィールへの執着は何に起因するものなのだろうか…
彼の能力は、絶対領域内の時間の流れに干渉するものと思われる。
ラグナロク6 黄金領域でのリロイの「間合いに入った瞬間、動作が遅くなった感じがした」という証言からも予想できる。
戦闘における彼の動作が常に「いつのまにか終わっている」という点からも、
時間に何らかの方法で干渉していることは明白だ。
圧倒的な物理防御力も、極限まで遅くなった時間の中で防御動作を繰り返すことにより、
攻撃の衝突エネルギーを拡散させているためと考えられる。
能力のモデルは、恐らく「ジョジョの奇妙な冒険」の悪のカリスマDIO様。
「THE WORLD」に近い能力だろう。
忍法・時よどみの使い手
最終更新:2008年03月23日 19:24