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シン「おみくじ引いたんだ」
霊夢「今更?もう三が日も過ぎてるわよ」
シン「仕方ないだろうが・・・色々参拝客が来てたんだから。てか、俺をこき使っておいてなに言ってんだ!?」
霊夢「・・・結局、あいつら飲み食いするだけで何の金も落としていかなかったじゃないの・・・」
シン「え?まじ?」
霊夢 「ガチよ・・・さんざん境内をうろついたり飲み食いして、騒ぎ立てるだけ騒いで、かえって行ったのよ」
シン「マジか・・・じゃあ、散々俺が引っ張り出されたのは・・・」
霊夢「ま、都合もよかったんでしょうしね。あんたの神主服も見てたみたいだし」
シン「あ?俺の服がどうかしたのか?なんか変なところでも?」
霊夢「気がついてないならいいわ・・・んで、おみくじ引いたの?てか、どこからよ」
シン「なにって・・・家(博麗神社)からに決まってるだろ?どっか行く暇も無かったんだから」
霊夢「そういわれればそうね。んで、運勢はどうだったの?」
シン「あぁ、それが・・・」
霊夢「どれどれ・・・これはまた・・・」
霊夢「今更?もう三が日も過ぎてるわよ」
シン「仕方ないだろうが・・・色々参拝客が来てたんだから。てか、俺をこき使っておいてなに言ってんだ!?」
霊夢「・・・結局、あいつら飲み食いするだけで何の金も落としていかなかったじゃないの・・・」
シン「え?まじ?」
霊夢 「ガチよ・・・さんざん境内をうろついたり飲み食いして、騒ぎ立てるだけ騒いで、かえって行ったのよ」
シン「マジか・・・じゃあ、散々俺が引っ張り出されたのは・・・」
霊夢「ま、都合もよかったんでしょうしね。あんたの神主服も見てたみたいだし」
シン「あ?俺の服がどうかしたのか?なんか変なところでも?」
霊夢「気がついてないならいいわ・・・んで、おみくじ引いたの?てか、どこからよ」
シン「なにって・・・家(博麗神社)からに決まってるだろ?どっか行く暇も無かったんだから」
霊夢「そういわれればそうね。んで、運勢はどうだったの?」
シン「あぁ、それが・・・」
霊夢「どれどれ・・・これはまた・・・」
運勢:大吉
願望:既に叶っている。自覚を持つことで更に運気を呼び寄せる。
健康:怪我多し。人間関係による事柄に注意。
恋愛:危険。早く決めるが吉。
縁談:多し。されど己で決めること。
出産:問題ない。安心して孕ませよ。
金運:様々な人と関係を持ち、取引が広くなる。
商売:問題なし。ただし、大勝負はするべからず。
学問:多くを学ぶことで人のつながりが増える。
受験:よし。一夜漬けには注意。
転居:悪し。移動は厳禁。
願望:既に叶っている。自覚を持つことで更に運気を呼び寄せる。
健康:怪我多し。人間関係による事柄に注意。
恋愛:危険。早く決めるが吉。
縁談:多し。されど己で決めること。
出産:問題ない。安心して孕ませよ。
金運:様々な人と関係を持ち、取引が広くなる。
商売:問題なし。ただし、大勝負はするべからず。
学問:多くを学ぶことで人のつながりが増える。
受験:よし。一夜漬けには注意。
転居:悪し。移動は厳禁。
シン「な?」
霊夢「・・・ふーん・・・なんともあれね」
シン「あぁ、なんか転居はだめってあるし。本当に大吉なのかな・・・」
霊夢「ま、ほかの事はいい事かいてあるし、いいんじゃないの?」
シン「そんなもんかね。あ、そういえば境内に結べばいいんだっけか?」
霊夢「それは悪いことが書いてある場合ね。いい場合なら自分でも持ってても十分よ」
シン「そか・・・なぁ、霊夢」
霊夢「なによ」
シン「その、あの・・・俺、結んだほうがいいのかな?」
霊夢「はぁ?なんで一々わたしに聞くのよ?それこそわけが分らないわよ」
シン「いや、その、ずっとここに厄介になるって言うのも・・・」
霊夢「あんた一人増えたところで、わたしの心労に変わりは無いわよ。ていうか、あんたが見えなくなったら何仕出かすかわかったもんじゃないわ」
シン「って、おいこら!!そこまで言うのは酷くないか!?」
霊夢「はいはい。んじゃ、さっさと掃除しておきなさい。私は気にしないけど、あんたがそれでここに居るのが辛くならないようにね」
シン「・・・なんか、いい感じに使いっぱしらされてるみたいな気がするな・・・」
霊夢「ほら、さっさと行ってきなさい。私は部屋の中を片付けてくるから」
シン「へいへい・・・まったく、わがままな大家さんだ・・・」
霊夢「・・・ふーん・・・なんともあれね」
シン「あぁ、なんか転居はだめってあるし。本当に大吉なのかな・・・」
霊夢「ま、ほかの事はいい事かいてあるし、いいんじゃないの?」
シン「そんなもんかね。あ、そういえば境内に結べばいいんだっけか?」
霊夢「それは悪いことが書いてある場合ね。いい場合なら自分でも持ってても十分よ」
シン「そか・・・なぁ、霊夢」
霊夢「なによ」
シン「その、あの・・・俺、結んだほうがいいのかな?」
霊夢「はぁ?なんで一々わたしに聞くのよ?それこそわけが分らないわよ」
シン「いや、その、ずっとここに厄介になるって言うのも・・・」
霊夢「あんた一人増えたところで、わたしの心労に変わりは無いわよ。ていうか、あんたが見えなくなったら何仕出かすかわかったもんじゃないわ」
シン「って、おいこら!!そこまで言うのは酷くないか!?」
霊夢「はいはい。んじゃ、さっさと掃除しておきなさい。私は気にしないけど、あんたがそれでここに居るのが辛くならないようにね」
シン「・・・なんか、いい感じに使いっぱしらされてるみたいな気がするな・・・」
霊夢「ほら、さっさと行ってきなさい。私は部屋の中を片付けてくるから」
シン「へいへい・・・まったく、わがままな大家さんだ・・・」
ユックリと離れていく足音に、霊夢はそっと振り返る。
そこには、誰も居ないいつもの風景が広がっていた。
そこには、誰も居ないいつもの風景が広がっていた。
霊夢「・・・行った、わよね・・・」
不意に呟いて、息を一つつく。
そのまま自室へと入り、後ろ手でふすまを閉める。
寒の入りのせいで凍るほど冷たかった世界から、隔離される感覚。
たった一人きりの世界が出来上がったことを確認してつと、下を向く。
見慣れた畳が、目に入りこむ。
当たり前の光景、当たり前の場所。
だと言うのに、これまでとはまるで違ったように見えてしまう。
そのまま自室へと入り、後ろ手でふすまを閉める。
寒の入りのせいで凍るほど冷たかった世界から、隔離される感覚。
たった一人きりの世界が出来上がったことを確認してつと、下を向く。
見慣れた畳が、目に入りこむ。
当たり前の光景、当たり前の場所。
だと言うのに、これまでとはまるで違ったように見えてしまう。
霊夢「・・・そか、あいつ、ここにいるんだ・・・」
ポツリと呟いた言葉が、ジワリと心に広がる。
それは冷え切った体に湯たんぽの熱がユックリと染み渡るように霊夢の心を満たしていった。
熱はユックリと心から心臓に渡り、全身に伝わっていく。
頬はうっすらと赤みを増し、耳朶も白から桃色に変わっているだろう。
両手を後ろ手にくみ、とん、と背中をふすまに軽く預ける。
それは冷え切った体に湯たんぽの熱がユックリと染み渡るように霊夢の心を満たしていった。
熱はユックリと心から心臓に渡り、全身に伝わっていく。
頬はうっすらと赤みを増し、耳朶も白から桃色に変わっているだろう。
両手を後ろ手にくみ、とん、と背中をふすまに軽く預ける。
霊夢「ここに、居るのが幸せ・・・か・・・」
天井を見上げると、やはりそこには見慣れた木目調のそれで。
霊夢「願望も、既に叶ってる・・・」
ユックリと、懐から折りたたまれたおみくじを取り出す。
彼が引いたものではない。
これは今朝、彼女が本当に戯れに。
それこそ、落ちていたゴミを拾うかのごとく気まぐれに拾っただけのもの。
それを恐る恐るというようにひらいていく。
開き、開き、開き・・・文字へとたどり着く。
彼が引いたものではない。
これは今朝、彼女が本当に戯れに。
それこそ、落ちていたゴミを拾うかのごとく気まぐれに拾っただけのもの。
それを恐る恐るというようにひらいていく。
開き、開き、開き・・・文字へとたどり着く。
そこに書かれていたものは・・・
霊夢「ま、わたしの運気なら当然・・・か・・・」
大吉とかかれたおみくじに、少しだけ苦笑する。
視線でその内容を確認し、ある一つの項目で、彼女の目が止る。
何度も何度も繰り返し、その一文だけを読み解いていく。
自分の勘違いではないのか?
自分の都合のいい見間違いではないのか?
恐怖と、疑問に支配されるように、彼女は十回以上その行為を繰り返し
視線でその内容を確認し、ある一つの項目で、彼女の目が止る。
何度も何度も繰り返し、その一文だけを読み解いていく。
自分の勘違いではないのか?
自分の都合のいい見間違いではないのか?
恐怖と、疑問に支配されるように、彼女は十回以上その行為を繰り返し
霊夢「あは・・・・」
泣く様な微笑を浮かべそこに書かれた言葉をつむぐ
霊夢「恋愛」
声が震える。
視界がぶれる。
息がつまり、大きくつばを呑み込む。
視界がぶれる。
息がつまり、大きくつばを呑み込む。
霊夢「恋愛・・・」
嘘ではないのだと、所詮こんなものは子供だましだと、心の中で呟きながら。
霊夢「恋・・・あい・・・」
早く早く、現実に認めよう。
言葉に出して、結果をつむごう。
言葉に出して、結果をつむごう。
霊夢「・・・・今の想い人こそ、運命・・・結婚が、幸福・・・」
あぁ、もうだめだ。
想いが流れ出す。
あふれる。
幸福という感情が、至福という想いが、自分という器を超えて津波となる。
霊夢はそれが書かれたおみくじを胸にかき抱き、天を見上げ満面の笑顔で涙を流し、今の偽りない赤心を告げる。
想いが流れ出す。
あふれる。
幸福という感情が、至福という想いが、自分という器を超えて津波となる。
霊夢はそれが書かれたおみくじを胸にかき抱き、天を見上げ満面の笑顔で涙を流し、今の偽りない赤心を告げる。
霊夢「シン・・・好きだよ・・・」
全てから達観した彼女だからこそ、とらわれたその輝きに。
霊夢「側に居て・・・」
かつての自分がどんなだったか、もう思い出せないから。
だから
だから
霊夢「・・・愛してる・・・」
霊夢は誰にも聞こえないよう、心の中でそう呟いた。
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