Command & Conquer Red Alert 3

Command & Conquer Red Alert 3

part45-135~137,139,158,182,235


135 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/05(日) 05:38:07 ID:BHPi+8eZ0
PC XboX360 PS3 向けゲーム(日本語版未発売)

Command & Conquer: Red Alertシリーズあらすじ

第2次世界大戦終結後、アイシュタインはタイムマシン「クロノスフィア」を発明。
世界大戦とユダヤ人虐殺の悲劇を回避すべく過去へ戻り、ヒトラーを殺害した。
これにより、世界は2度目の世界大戦を回避するはずだった・・・。

しかしナチス政権が誕生しなかったことにより、勢力を保持したままのソ連がヨーロッパへ侵攻を開始、
ヨーロッパの東半分までがソ連により支配されてしまう。
残ったヨーロッパ各国とアメリカは連合軍を結成し、ソ連に対し徹底抗戦の構えを見せていた。

歴史が改変された結果、世界は新たな第2次世界大戦に突入したのだった・・・。

Command & Conquer: Red Alert 3 プロローグ

一時は世界の大半を手中に収め、アメリカ本土へと侵攻したソ連軍だったが、
栄光の日々は過ぎ去り、モスクワ陥落は目前となっていた。
ソ連軍の将校、チェルデンコは12か月前に、ある秘密計画を首相から任じられていた。
タイムマシンの開発と、それによる歴史の改編である。

ソ連敗北まで時間がないと考えたチェルデンコは居合わせたクルコフ将軍、タイムマシンの開発を行ったゼリンスキー博士らともに
1920年代へと飛ぶ。
そこでチェルデンコは核兵器の開発により連合軍を科学技術面で支えていたとして、アインシュタインを殺害する。

アインシュタインが存在しなくなった「現代」へ戻った3人はソ連が連合軍を圧倒し、ヨーロッパ全土を支配下に収めつつあると知り、安堵する。
だがそこには新たな脅威「旭日帝国」の存在があった。
帝国は電撃的に北極海からロシアへ侵攻、沿岸の都市を次々に攻略し始めたのだ。
旭日帝国のヨシロー帝の宣戦布告を見たクルコフ将軍は核兵器を使い、敵を殲滅するよう命ずるが、
アインシュタインが存在しないために、核兵器もまた存在しないのだった。
ゼリンスキー博士は自分たちの行為の結果に戦慄するのだった。

136 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/05(日) 06:00:51 ID:BHPi+8eZ0
勢力紹介

ソビエト連邦(Soviet Union)
強大な社会主義国家。アジア、ヨーロッパ、アフリカの大半を支配下に置く。
歴史改編により連合軍と帝国軍の2つの敵に攻撃されることになる。
歴史改編の結果、首相の座にはチェルデンコがついている。

連合軍(Allied Nation)
アメリカを中心に英仏などヨーロッパの国々のほか、ドミニカや韓国など様々な国家による連合軍(RA3では韓国は不在)。
先進的な科学技術を保持しており、それらを使った兵器を装備している。
なおそれらの軍事技術は連合軍によって設立されたフューチャーテック(FutureTech)社により研究されたものである。
最近、強硬な反共主義者のアッカーマンがアメリカ大統領に就任した。

旭日帝国(Empire of the Rising Sun)
歴史改編により東アジアに出現した、狂信的な団結力と超越的な科学力をもった国家。
ヨシロー皇帝を神と崇め、皇帝の指導のもとに幕府によって国家運営を行っている。
かつての大日本帝国であり、ヨシロー皇帝によって再建されたらしい。

続く

137 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/05(日) 13:32:12 ID:BHPi+8eZ0
人物紹介:

ソ連

チェルデンコ・・
歴史改編の張本人。改編前はソ連軍の上級将校だったが、歴史改編後は首相になっている。
狡猾な性格をしており、権力欲が強い。

クルコフ・・
ソ連軍の最高司令官。歴史改編に立ち会う。歴史改編後は首相となったチェルデンコに反感を抱いている。
仲間をけなして手柄を独り占めにしたり、資産を没収、独占するなど強欲な性格をしている。

ゼリンスキー・・
タイムマシンを開発した科学者。歴史改編に立ち会う。歴史改編に立ち会った3人の中で最も良心的な人物。
愛国者だが、自分たちの行為により世界情勢が混迷の度合いを増したことに心を痛めている。

ダーシャ・・
女性情報士官。プレイヤーを戦闘面でも精神面でも支援してくれる。

オレグ、モスクビン、ジャーナ・・
ソ連軍の司令官たち。プレイヤーのサポートを行う。それぞれ、重機械化部隊、特殊攻撃部隊、航空部隊の司令官。

ナターシャ・・
ソ連の伝説的な女性狙撃種。ソ連最強の兵士。

連合軍

アッカーマン大統領・・
要綱な反共主義を掲げる合衆国大統領。連合軍の指揮権はないが、共産主義者を根絶やしにするようにとたびたび命令を下す。

ビンハム元帥・・
連合軍の総司令官。良識的な人物で、温厚な性格をしている。
そのためアッカーマンとはたびたび意見が対立することがある。

エヴァ中尉・・
女性情報士官。プレイヤーの支援を行う。プレイヤーに憧れを抱いている。

ウォーレン、ジャイルズ、リゼット・・
連合軍の司令官たち。それぞれ米英仏人。プレイヤーのサポートを行う。

ターニャ・・
シリーズのヒロイン。伝説的な特殊工作員で、最強の女性兵士。


139 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/05(日) 13:33:39 ID:BHPi+8eZ0
旭日帝国

ヨシロー皇帝・・
現人神として崇められている旭日帝国皇帝。帝国の再建を行う。常に威厳に満ちた口調で話し、感情をあらわにすることは滅多にない。
帝国が世界を支配することが天命であると信じ、武士道による世界制覇を目論む。

タツ皇子・・
ヨシロー皇帝の一人息子。帝国の科学技術面を飛躍的に成長させた人物。
優秀な指導者になりたいと考えているが、未熟な面が多い。

スキ・トヤマ・・
女性情報士官。十代にわたって皇帝に仕えてきたトヤマ家の人間。プレイヤーのサポートを行う。

シンゾー・ナガマ、ケンジ・テンザイ、ナオミ・シラダ・・
帝国軍の司令官。幕府指導者の一員でもある。それぞれ歩兵、ロボット兵器群、海軍の兵器生産を担う財閥や軍閥の長であり、
それらを率いて戦う。プレイヤーのサポートを行う。

ユリコ・オメガ・・
超能力女子高生。シロ・サナトリウムという場所に居たという以外、正体不明。サイコキネシスで敵を殲滅する

158 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/05(日) 20:23:42 ID:BHPi+8eZ0
ソ連軍キャンペーン:

第一章-レニングラード

帝国軍の侵攻に対し、チェルデンコ「首相」は司令官(プレイヤー)を召集、帝国軍撃退を命じる。
ソ連軍は現在大部分が連合軍との戦いのためにヨーロッパへ配置され、防衛を行うのに十分な戦力がないのだ。
チェルデンコは司令官に包囲されたレニングラードの支援を命ずるが、クルコフ将軍はその作戦を無駄だと一蹴する。
しかし人民の希望を失わせるわけにはいかないとチェルデンコは作戦の実行を命ずる。

司令官に与えられた兵士はたった一人、伝説的なスナイパー、ナターシャである。
ナターシャと司令官はレニングラードの要塞にて抗戦を続ける友軍を救助、ケンジ・テンザイ率いる帝国軍の撃退に成功する。

第二章-クラスナ45
レニングラード救出作戦は成功に終わった。だが帝国の侵攻は止まらない。
クルコフ将軍はレニングラードの抵抗をヨーロッパから部隊を引き揚げるまでの時間稼ぎだと言い放ち、
司令官を城壁に隠れていた臆病者と批判する。そこへ帝国軍が旧式の衛星発射施設クラスナ45を占拠しているとの情報が入る。
クルコフは司令官に対し、クラスナ45の奪還と旧式衛星の発射を命令する。

再びナターシャ、そして少数の機械化部隊とともに囚われた友軍を解放していく司令官。そして命令通り衛星ロケットを発射する。
旧式の衛星を弾道弾代わりに敵の頭上へ落下させ、兵器として活用するのだった。
そこへシンゾー・ナガマ率いる待ち伏せ部隊が出現。ユリコ・オメガを含む強力な部隊だったがナターシャ以下すべての戦力でこれらの撃退に成功する。

第三章-ウラジオストク
これまでの戦闘でソ連領内の帝国軍の大半は撃退された。これを機にソ連軍は反撃を開始しようとしていた。
クルコフはウラジオストク港の奪還を提案、チェルデンコもそれを承認し、司令官にまかせようとする。
しかしクルコフはそれに反発、司令官の能力とチェルデンコの判断に対し否定的な態度をとるのだった。
チェルデンコはクルコフに腹を立てながら、司令官にウラジオストク奪還を命ずる。

ウラジオストクの港は帝国軍の軍政下におかれ、帝国軍の偵察基地、軍港として機能していた。
司令官は友軍のロケット戦艦「ドレッドノート」を解放し、敵基地を破壊、軍政の中心施設だったタツ皇子の宮殿を破壊し、ウラジオストクを奪還するのだった。


182 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/08(水) 21:35:45 ID:OBJ8XHHr0
第4章-ジュネーブ
ソヴィエトの領土内から帝国軍が駆逐されだした頃、アメリカ合衆国では新たな大統領が誕生していた。
新大統領アッカーマンはソヴィエトを打倒し、ヨーロッパを助けるために今こそアメリカが一致団結し、立ち上がるときだと国民へ演説を行っていた。
その演説を聞いたチェルデンコとクルコフは激怒し、司令官にヨーロッパにおける連合軍の最大拠点、ジュネーブの攻略を命じた。

これに対し連合軍は、物体を自在に瞬間移動させる装置「クロノスフィア」を使用し、ジュネーブの湖に空母艦隊を出現させソ連軍に抵抗を行った。
ソ連軍もこれに対抗し大型潜水艦を投入、空母艦隊を壊滅させる。
また資本主義経済を支えていたスイス銀行を接収することに成功した。

だが援軍として到着したはずのクルコフ将軍が銀行を自らの部隊を使い再度接収、
司令官に対しても臆病にも隠れていないで敵を攻撃せよと敵基地に対し無謀な攻撃を命じるなど手柄や資産の横領とも取れる行為を行う。

勇猛果敢な総司令官、クルコフ・・・司令官の中でクルコフに対し疑惑の念が芽生え始めるのだった・・・。


第5章-ミコノス島
ソ連軍の攻撃により連合軍はヨーロッパの南北へと分断された。
司令官の活躍チェルデンコは称えるが、クルコフは司令官は臆病にも戦おうとせず、ジュネーブにおける勝利は自分によるものだと主張。
司令官を更迭すべきだと主張した。だがチェルデンコは取り合わず、そのうち彼はどこか遠くへ行くことになるだろうと司令官に伝えるのだった。

チェルデンコは新たな司令を司令官に下した。ミコノス島にある連合軍の研究所の制圧である。
情報によればそこでは連合軍が最新の兵器を開発中であるという。
科学者のゼリンスキー博士はそれは今までにも見たこともない威力で、遠くにいる敵ですら破壊できる兵器なのだという。
博士の示したイメージ図には原子レベルでの連鎖反応が記されていた。
だがチェルデンコが司令官に敵兵器の脅威を伝えていた時、突如戦闘ヘリが首相の執務室を強襲、通信が途絶えてしまう。

ダーシャが状況を把握しようとしているが首相の安否は不明のまま作戦は開始された。
連合軍の技術妨害装置により行動を制限されてしまうものの、戦闘ヘリを効果的に投入し、司令官は敵の研究所を奪取、
奪還を試みる連合軍の増援から研究所を守りきり、連合軍の新兵器の情報をつかむことに成功する。

連合軍の新兵器はゼリンスキー博士が説明したものとは逆で、大爆発ではなく周囲のあらゆる物体を吸い込み、圧縮し破壊するという
前代未聞の「真空炸裂弾頭ミサイル」だった。

‐続く‐

235 :Command & Conquer: Red Alert 3:2009/04/18(土) 17:27:52 ID:ipiOitEk0
第6章 アイスランド

チェルデンコは生きていた。
司令官の活躍により、連合軍のヨーロッパ部隊はアイスランドの空軍基地へと撤退していった。
チェルデンコはこれの攻撃を司令官に命じ、自分は内部の裏切り者を探し出すのだった。

連合軍の基地を攻略するに当たり、司令官はダーシャから多額の軍資金を与えられた。
これらは人民が司令官のために集めたものだという。
しかしクルコフが現れ、同志たちの軍備増強に充てるとして軍資金を没収してしまう。
連合軍の航空基地を破壊し終えたころ、チェルデンコから通信が入る。
なんと裏切り者はクルコフ将軍だという。

司令官はクルコフ将軍を命令に従い、殺害する。

「この裏切り者め! 今にお前の番が来るぞ・・・約束してやろう・・・!」
そう言い残し、クルコフは絶命した。
連合軍はヨーロッパから駆逐され、内部の裏切り者も粛清された。
司令官は新たな勝利をソヴィエトに捧げたのだった。

第7章 富士山

司令官はこれまでの功績により将軍に昇進した。
チェルデンコは司令官に、帝国軍を完全に潰すために日本の富士山にある皇帝の宮殿を襲撃し、
ヨシロー皇帝を抹殺するように命じる。

チェルデンコとの通信が終わったとたん、だれかが通信に介入してきた。
ゼリンスキー博士である。
博士は司令官に自分たちがタイムマシンを開発し、時の流れを変えてしまったこと、
そしてその結果、旭日帝国が出現し、チェルデンコが首相になってしまったことを伝える。
「助けてください司令官!私の命は今とても危険な状態にあります!
 国家の英雄たるあなたが真実を知らせれば、民衆はあなたに従うでしょう!頼みます・・・。」

富士山へと向かった司令官を待ち構えていたのは最悪の事態だった。
皇帝暗殺のための空挺部隊は宮殿の厚い防空網に阻まれ、ことごとく撃墜されてしまう。
無事に降下で来たのは徴収兵1人とクマ1匹だけだった。
それでも奇跡的に皇帝のいる中庭へ潜入、皇帝に銃弾を撃ち込み、クマの一撃をたたきこむことに成功する。
だがそれは影武者のロボットだった。
「神を殺すことがそんなにそんなに簡単なことだと思ったのかね?
 君たちはすべてが終わる前に許しを請い、頭を下げることになるだろう。」
こうして徴収兵とクマは捕らわれてしまう。
皇帝を抹殺するため、ソヴィエト軍は宮殿に対し、正面から総攻撃をかける。
そして帝国軍はすべての司令官たちが集まり、これに対し防衛線を行う。
強力な防御施設と帝国軍司令官たちの激しい攻撃を退け、司令官は皇帝の本殿を破壊することに成功する。
だが、その瓦礫の中から特別仕様の大型戦闘ロボット。キング鬼にのった皇帝が現れ、最後の抵抗を試みる。
キング鬼の急襲によって部隊は損害を受けたものの、キング鬼は破壊され、皇帝は死亡する。
指導者を失った帝国は戦意を喪失、ソヴィエトへ吸収されるのだった。


最終更新:2009年04月22日 01:19