The Elder Scrolls II: Daggerfall

The Elder Scrolls II: Daggerfall

part47-364~368


364 :The Elder Scrolls II: Daggerfall:2009/10/19(月) 04:32:26 ID:MUrgfBuW0
※原作が英語のみですので、名詞は表記の揺れや混乱を防ぐため英語で記すことにしました。

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■PCゲー  作品名:The Elder Scrolls II: Daggerfall

舞台:Iliac Bay(High Rock南部及びHammmerfell北部)
年代:第三紀405年 ~第三紀417年 10月9日~11日


主人公は経歴や行い(キャラクター作成の際に質問される内容等によって自動生成される)が認められ、
ある夜皇帝Uriel SeptimVIIと元老院の主席Ocatoから密かに呼び出される。

皇帝は主人公に次の指令を与える。
一つ目は403年にHigh RockのDaggerfallとHammmerfellのSentinelの二つの
都市国家間で起きたWar of Betonyにおいて、戦死した親帝国派Lysandus王の
霊が夜な夜なDaggerfallの街を徘徊している問題を調査すること、
二つ目はDaggerfallの女王に宛てた手紙が届かなかったらしく、個人的な問題が書かれているので
探して破棄するようにという任務であった。
早速主人公はDaggerfallに旅立つが、船が嵐で難破し、命からがら近くの洞窟に逃げ込むこととなる。

その後主人公は皇帝のエージェントと落ち合い、状況を知らされる。
Lysandus王は「復讐」を叫んでいるため、単純に戦死したのか疑問が呈される。
また、手紙は戦争が起きたどさくさに紛れて紛失したのではということであった。

その後主人公は二つの問題を解決するため、Iliac Bay付近の都市国家Daggerfall、Sentinel、Wayrestの
王家の人間やLysandusの愛人、魔術師でもある王の母親、Orcの新興国Orsiniumの王Gortwog、
死霊術師の王Mannimarco、半不死化したリッチUnderkingといった実力者たちと知り合うようになる。

彼らはそれぞれ情報を握っており、主人公は依頼をこなすことと引き換えに情報を聞き出すのだった。

365 :The Elder Scrolls II: Daggerfall:2009/10/19(月) 04:34:52 ID:MUrgfBuW0

Lysandus王の死に関する真実は以下のものである。

War of Betonyにおいて、DaggerfallとSentinelの和平交渉のために
Wayrestから使節団が派遣されて調停を行うことになっていたが、
使節団は途中でOrcの王Gortwogの手下に襲撃されてLysandusの元には
辿り着けなかったとされる。

しかし、使節団は反帝国的なWayrestの貴族であり、Wayrest王女の婚約者Lord Woodborneの
暗殺者たちで構成されていた。Gortwogは親帝国派でありOrcの窮状に同情を示した
Lysandusを助けることで自国の独立性の確保を目論んでいたのだ。

しかし取り漏らした暗殺者がLysandusの元に辿り着いてしまい、王は暗殺された。

Lysandusの愛人の宮廷魔術師の助けにより、主人公は王と意思を交わすことに成功する。
彼は復讐を依頼し、それが果たされると、Lysandus王はようやく安息を得て成仏する。

366 :The Elder Scrolls II: Daggerfall:2009/10/19(月) 04:38:03 ID:MUrgfBuW0
一方、手紙の紛失は単純な手違いによるものだった。

皇帝はDaggerfallの女王Myniseraに手紙を宛てたが、
War of Betonyが終結するとLysandusの息子が即位してSentinelのAubk-iと結婚したため、
配達人は間違えて反帝国的な新女王のほうに手紙を届けてしまったのだ。
その後、Myniseraの元に行かぬうちに手紙は盗まれてしまい、
主人公はOrsiniumにてようやく手紙を取り戻した。

しかし手紙の内容が問題だった。

手紙はLord Woodborneが「Totem of Tiber Septim」を所持しているので、
それを引き渡すようにさせろというUrielからMyniseraに宛てた依頼書であったのだ。

Urielの先祖、Tiber Septimは、腹心のZurin Arctusの命が篭められた宝石Mantellaを核とした
ドワーフ製ゴーレム兵器NumidiumをTotem of Tiber Septimとによって操作し、
大陸を征服し第三紀を拓いた。
(つまり、電池がMantellaで、コントローラーがTotem、ロボがNumidium)

しかし、中立王族にまでチート兵器を用いたためにArctusは反旗を翻し
Numidiumと戦い、相打ちになった。
ArctusとNumidiumの心臓は天空の異次元に吹き飛ばされ、
Arctusは半不死化し、Underkingとなった。

国力を消耗し、死に体であった帝国はこの兵器で大陸を再統一しようとしている。
主人公に協力したIliac Bayの諸勢力と帝国は破壊兵器の所有権を得ようと必死になった。

367 :ゲーム好き名無しさん:2009/10/19(月) 04:41:35 ID:MUrgfBuW0
主人公は七つの勢力の中から一人を選んでTotemを渡す。
そして、魔術師でもあるLysandus王の母親の助けによって異次元へと向かい、
宝石Mantellaを得る。

主人公がTotemを渡した勢力によってエンディングは七つに分岐する。
帝国、Daggerfall、Wayrest、Sentinel、Orsiniumに渡した場合はその国家の征服エンドとなる。
Mannimarcoに渡した場合、彼はMantellaの力で神となる。
Underkingに渡すと自分の命の核を取り戻し、ようやく死ねることとなる。


エンディングはこのように分岐するが、後のシリーズで語られる後日談が存在する。

『Daggerfall』の20年後を舞台とした『The Elder Scrolls IV: Oblivion』にエンディング直後のことを
書いたゲーム内書籍がある。それによれば、主人公が引き金となった大破壊が発生し、
数十あったIliac Bay周辺の領地や国家郡はほぼすべてが崩壊、都市機能が崩壊した。

無事だったSentinel、Wayrest、Daggerfall、Orsiniumは装置の起動を察し、
防衛のためにそれぞれ空所を征服し国土を拡張。
そして、現在は平穏で帝国に臣従的な国家に変貌を遂げた、ということである。

主人公のその後については杳として知れない。他の歴代の主人公と同様に、行方不明である。


終わり

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まとめを見ましたが、The Elder Scrolls III: Morrowindについても、
もし良ければもう少し詳しく書くことが出来ます。

最終更新:2009年10月22日 21:54