神業-KAMIWAZA-

神業-KAMIWAZA-

簡略版:part49-273,274

詳細版:part49-220~225,237,245~251,253,255


273 :神業-KAMIWAZA-:2010/02/05(金) 21:58:53 ID:RfY+ZxcQ0
神業 簡易ストーリー投下

・OP
義賊集団の銀鴉衆に所属する海老三が、兄貴分の藍之助と一緒に
とある屋敷で盗みをしていると、義賊のはずの仲間が屋敷の人間を殺し始める。
海老三は藍之助に言われるまま、屋敷の子供(すずな)を連れてその場を逃げ出した。

・前半共通ルート
10年後、三角の地で真っ当な暮らしをしていた海老三だったが、
すずなが原因不明の病気になってしまう。
治すには高い薬が必要なので、仕方なく盗みを再開する事に。
そこに10年ぶりに藍之助が現れ、共に義賊をしようと提案される。
それを引き受けた海老三は、盗人としての、義賊としての暮らしを始める。
盗みをしていくうちに、「銀鴉衆」を名乗る盗賊の姿が見え隠れするようになっていくが…
やがて、どういうわけか藍之助の様子がおかしくなっていき、
ついに人を殺してその罪を海老三に着せてしまう。
海老三は捕まって牢獄へ。

・すずな編
何とか脱獄して家に帰ってくると、今度はすずなが藍之助に誘拐されてしまう。
取り戻す為に三角城へ行くと、そこに火盗改の御頭がいて、銀鴉衆の頭目と名乗る。
幕府の為に、この城に眠る財宝が必要だ、と言う御頭だったが、
海老三にはすずなの方が大事であり、関係ない話である。
御頭を倒し、藍之助と対峙する海老三は、「すずなは俺の命だ」と言い切る。
対して、敗れた藍之助は「俺には何もないのだ…」と言い残した。
すずなを取り戻した海老三は…
→すずな編 しばらくは平和に暮らしていたが、やがて捕まってしまい、
 島流しにされてしまう。すずなもいつしか消息が知れなくなった。
→真・すずな編 すずなと2人で新しい土地へ去っていく。
 
274 :神業-KAMIWAZA-:2010/02/05(金) 22:00:57 ID:RfY+ZxcQ0
・百紋編
百紋の手引きで脱獄した海老三。しかしすずなの病気が重くなる。
病を治す為に必要な舶来の薬を買うために、三角に眠る財宝を探す2人。
しかしその最中、すずなは息を引き取る。海老三の力を三角の為に使って、と言い残し。
その遺言を胸に、海老三は財宝が眠る三角城に向かう。
そこに居た火盗改の御頭(=銀鴉衆頭目)、そして藍之助との戦い。
藍之助は海老三に詫びて、御頭と共に天守から落ちていく。
その後、百紋がお上の御庭番で、御頭を追っていたことが明かされる。
江戸へ来て御庭番にならないかと誘う百紋。
だが海老三はすずなとの約束を守るべく、誘いを断って百紋と別れるのだった。

・藍之助編
脱獄して家に帰ると、すずなは既に事切れていた。
藍之助への怒りに燃える海老三だったが、藍之助は過去に妻を失い、
そのために精神がまともじゃなくなっていたことを聞かされる。
海老三を嵌めたのも、家族が居る海老三が妬ましくなったからだと言う。
とは言え許すつもりにはなれないが、自分がすずなより盗みに夢中だったのも事実。
決着をつけるために三角城へ向かうと、そこにはボロボロになった藍之助が。
銀鴉衆を止めて欲しい、そして、すまなかった。と詫びる藍之助。
城で火盗改の御頭(=銀鴉衆頭目)と遭遇し、自身の迷いによる結末を語る海老三。
そして、藍之助が御頭を止めようとしたのは、私欲に溺れる御頭に気づいたからだ、とも。
藍之助は御頭と相打ちの形で天守から落ちていき、全てを失った海老三。
しかし数日後、すずなの墓に線香を供えに行った時、
そこに立てられた線香と、藍之助の鴉天狗面を見つけるのだった。

 完

これで神業関連の投下は終わりだと思います
ありがとうございました
 
220 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/28(木) 21:40:20 ID:wvd1vzZ10
神業のストーリー投下します。


江戸時代末期、東北に「銀鴉衆(ぎんがらす)」と呼ばれる盗賊集団がいた。
彼らは盗賊と言っても貧しい者に施す義賊として有名であり、
主人公の海老三(えびぞう)も義賊に憧れて銀鴉衆に入っていた。

雪の降る正月、海老三は銀鴉衆の一員として初の盗みの仕事をすることになる。
ある屋敷に忍び込み、兄貴分の藍之助(あいのすけ)と共に盗みを行っていたのだが…
海老三の前に屋敷の子と思われる幼い娘が寝ぼけまなこで現れる。
とりあえず屋敷の住人を縛って閉じ込めてある部屋に連れて行こうとするが、
そこで海老三は、仲間が屋敷の住人を殺すのを目撃してしまう。
戸惑っていると藍之助が現れて仲間の盗賊たちが屋敷の住人を殺し始めたと告げる。
殺しをするつもりはない海老三と藍之助は、その場を逃げ出すことにするが、
そのままでは娘も殺されてしまうため、海老三は藍之助に言われて娘を保護しながら、
藍之助と別れて先に屋敷から抜け出す。
そして流れ着いた三角(みかど)の地で盗賊から足を洗い、
連れてきた娘、すずなを自分の娘として育てていった。

藍之助が消息を絶ったまま、10年の月日が流れ…
海老三は大工として日々を暮らし、すずなは優しく明るい娘に成長していた。
ところがある日、海老三が仕事から帰ると、すずなが長屋の中で倒れていた。
医者に見せるが原因不明。
治すには高い薬が必要とのことだが、しがない大工の海老三にそんな金はない。

「…悪さじゃねぇ。すずなのためだ」
海老三は仕方なく娘のために、隠してあった盗みの道具を取り出すのであった。
 
221 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/28(木) 21:41:53 ID:wvd1vzZ10
・登場人物
海老三…主人公。素敵に隠れ素敵に盗む、盗みの達人。手拭い一枚で変装もできる
すずな…海老三が保護した娘。内職で暮らしを支えるが、病に倒れる
     本編ではたぶん12~13歳くらい。海老三を「お父っつぁん」と呼んでくれます
藍之助…海老三の兄貴分。音信不通だったが、盗みを再開した海老三の前に現れる
銀鴉衆…元・義賊集団。今では殺しも普通に行う集団に成り下がった。
御頭…火盗改の御頭。海老三を一発で盗人と見抜く(海老三の動きは確かに怪しいが)

すずなのための薬を盗みに、大きな屋敷に忍び込む海老三。
首尾よく薬を盗んで外に出ると、10年間音信普通だった藍之助が現れる。
この三角は、城が取り潰しになって以来、悪徳商人の不正が横行し、
貧しい者が苦しい生活に追いやられている…この街を正すために、
「藍三団(あいぞうだん)」という義賊として二人で活動しようと言ってくる藍之助。
海老三は義賊なら…とそれを快諾して、以後、盗みを再開する。

途中、火盗改の御頭に遭遇して盗人とバレ、釘を差されたりしながらも、
あちこちで盗みを働いて金を稼いだり、民に施したり(※1)していく。
すずなの薬を買うのが目的だが、別に薬を与えなくてもよい(後述の分岐に影響)。
盗む対象はその辺に落ちてるものから人の懐の物まで種類は豊富。
ネタという高額の獲物を盗める情報を買うこともできる。

※1
盗んだものは基本的に換金することになるが、村にある箱に入れることもでき、
この場合は『民に施した』ことになり、民からの人気が上がる。
(ただし特定の物を入れると人気は下がるので注意)
なお、このゲームには人相描きがある。
盗みを見られると、最初は似てなかった人相描きがどんどん海老三に似てくるという
システムになっており、そっくり度が最高の状態で家に帰ると捕まってゲームオーバー。
人気が高いと民が人相描き破り捨ててそっくり度を下げてくれることもある。
(人気は他にも色々影響するが割愛)
 
222 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/28(木) 21:43:23 ID:wvd1vzZ10
やがて三角にいる別の盗賊集団の姿が見え隠れするようになる。
男勝りの怪力女との戦いや、獅子舞のような姿の謎の泥棒との遭遇。
そいつらは「銀鴉衆」を名乗り、派手な盗みを働いていた。
そうこうしているうちに、藍之助の様子がおかしくなってくる。
庶民の味方として知られる白玉屋という店の物を盗んで悪びれもしないどころか、
さらには人を殺してその罪を海老三に被せてしまう。

捕まって「無間牢獄(むげんろうごく)」と呼ばれる洞窟の最下層に投獄される海老三。
しかし病気の娘を放っておいてこんな所に居るわけにはいかない。
さっそく脱獄し、長い長い洞窟を抜けて家に帰るが…
(なお無間牢獄には、普通に街中で役人に捕まった場合にも投獄されます。
 その場合、盗んだ額に応じて深い場所に投獄されることになります)


ここで分岐。
・分岐について
すずなの容態は日に日に悪化していきます。
今回は途中ですずなの病気が治り、元気になるルート。
他にもすずなが病気のまま進むルートや、死んでしまうルートもあります。
別ルートでは藍之助が心変わりする原因が語られることも。
最終決戦やEDの展開も変化します(分岐は全部で4パターン)。
 
223 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/28(木) 21:44:51 ID:wvd1vzZ10
以後、ベストEDのストーリーを書きます。

自宅に戻り、すずなの容態の良さにホッとする海老三。
それもつかの間、少し家を空けてから帰宅すると、すずなの姿がない。
慌てて探しにいく海老三。そこに銀鴉衆の副頭目が現れ、
藍之助の策ですずなをさらったことと、娘を返して欲しくば
「三角城の地図」をもってこいと言われる。
言われるままに「三角城の地図」を盗んでくる海老三。
ついでに副頭目をぶち倒して、すずながいる三角城の天主に向かう。

そこで銀鴉衆の頭目の正体が明らかになる。
なんと、火盗改の御頭こそが、盗賊集団銀鴉衆の新しい頭目だったのだ。
御頭が言うには、異国船の襲来などで幕府が危ない状況にあるので、
あくまでも幕府のために、この三角城に隠された財宝が必要なのだと言う。
「三角城の地図」を持ってこさせたのもそのためとのこと。
だがそんなことは知ったこっちゃない海老三。
盗人に落ちた御頭の財宝を盗みながら、御頭をぶち倒す。
そして天主の屋根に登ると、そこにはすずなを連れた藍之助の姿が。

「実の親子でもないのに、なぜこの娘にそれほど入れ込む!?」
「すずなは俺の命だからだ!」

三角城の天主の上で、藍之助との戦いが始まる。
 
224 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/28(木) 21:48:37 ID:wvd1vzZ10
藍之助に勝利すると、彼はすずなに刀を向ける。
あわやと思いきや、すずなを縛っていた縄を切る藍之助。
「おとっつぁん!」
海老三に駆け寄るすずなだったが、、屋根の上で足を踏み外してしまう。
しかし、藍之助が身を挺してそれを助ける。
「海老三、俺にはな…何もないのだ…」(※2)
落ちていく藍之助。
海老三は「三角城の地図」を破り捨て、藍之助への手向けとした。

※2 藍之助の財布を盗めるのだが、中身は一文無し。そういう意味じゃないだろうけど

数日後
海老三とすずなは三角の地を去ることにした。
御頭に代わる新たな火盗改が来たら、今度こそ捕まるかもしれないからだ。
「あたし、おとっつぁんと一緒ならどこへだって…」
世話になった村の人たちの家の前に花を置いて行き、去っていく海老三とすずな。
その後、三角の地で二人の姿を見たものはいないという…

・最後に分岐についてもう少し
別ルートでは、御頭の尻尾を掴もうとする別の人物が登場したりもします
この百紋(びゃくもん)が半乳で結構エロいので、好きな人はそのルートもオヌヌメ

 ‐ 完 ‐
 
225 :ゲーム好き名無しさん:2010/01/29(金) 00:11:48 ID:L1nJNbRu0
乙です

>別ルートでは藍之助が心変わりする原因が語られることも。

ここちょっと気になるな
>>220の時点ではいい人っぽいのに
 
237 :220:2010/01/30(土) 11:07:22 ID:PbofRrNM0
>>225
藍之助編の内容を忘れてしまってるので再プレイするつもりです
クリアしたらその辺について書くかもしれません
 
246 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 20:18:53 ID:eDK1XX8m0
神業 藍之助編ストーリーを投下
と言っても、分岐の少し前からの投下になります。
あと、人物について少し詳しく。
・三角で再会した後の藍之助は、顔の上半分を覆う鴉天狗のような面をつけています。
・御頭は江戸を騒がせた泥棒を追って三角にやってきたことになっています。

藍之助に神社に呼び出される海老三。
そこで海老三は、藍之助に「調子はどうだ?」と訊かれる。
有名になってくると仕事がやりにくい、と盗みの仕事について答える海老三。
しかし、藍之助が訊いているのはすずなの事だった。
娘の病気のことよりも、盗みに夢中になってるだけではないのか、
そう言われてしまう海老三。
そして、足元のむしろの下に隠してあった死体を見せる藍之助。
戸惑う海老三に藍之助は、藍三団の海老三の仕業だと通報しておいた、と告げる。

あまりの仕打ちに藍之助に詰め寄る海老三。
しかし藍之助は、お前が逃げれば娘が捕まって拷問を受けるぞ、と脅し、
大人しく捕まるように言い残し去っていく。
確かにその通りなので、海老三は捕まるしかなかった…

無間牢獄から脱獄する途中、倉庫のような場所で、
獅子舞のようなカラクリ(以前見かけた盗賊)に襲われる。
何とか撃退すると、その正体は銀鴉衆の一員だと判明。
藍之助に、脱獄してくる奴がいるから倒せ、と言われて待ち構えていたらしい。
どうやら藍之助は、今の銀鴉衆の一員でもあるらしい。
 
247 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 20:20:00 ID:eDK1XX8m0
ここから藍之助編

どうにか家に帰ってきた海老三。
しかし、元々容態が悪かったすずなは既に事切れていた。
すずなのなきがらを抱えて泣き叫ぶ海老三。
やがて海老三は、「兄貴が、藍之助が俺を嵌めなければ…」と怒りをあらわにする。

藍之助を探して神社にやってきた海老三は、そこで面を外した藍之助を見る
「お妙…」と、女性の名を呟く藍之助。
海老三は藍之助に近づいて怒りをぶちまける。
それに対し藍之助は、意外にも「すまぬことをした…」と謝る。
藍之助には妻がいたのだが、銀鴉衆が拠点を江戸に移している間に
病死してしまい、死に目にも会えなかったらしい。
それ以来藍之助は心がまともでなくなった。
すずなという家族がいる海老三を妬ましく思った藍之助は、
海老三を罠に嵌めてしまったのだという。
「許せ、海老三…」去っていく藍之助。

家に帰ってきた海老三。
藍之助にも言い分があるのは分かるが、だからと言って許すつもりにはなれない。
だが、牢に入れられる前に藍之助に言われた言葉が思い出される。
「娘よりも盗みの方が大事なんじゃないのか?」
困惑する海老三。すずなをもっと大事にしていれば、こんなことにはならなかったのか…

頭を冷やすために外に出ると、そこに現れたのは銀鴉衆の副頭目。
「藍之助に関わるな。手を引け」と言って去っていく。
(ちなみにこの副頭目、10年前の一件で屋敷の住人を殺していた盗賊でもある)
そういうわけには行かない海老三。
あちこち町中を探し回り、ついに三角城にやってくる。
 
248 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 20:21:35 ID:eDK1XX8m0
城の入り口で見かけたのは、なんと傷だらけで倒れている藍之助だった。
「奴らを、銀鴉衆を止めてくれ…」息も絶え絶えに、そう頼む藍之助。
そして、「すまなかった、海老三…」と謝って力尽きる。

城の中に入ると、そこでは副頭目と火盗改の御頭(銀鴉衆の頭目)が、
三角城に隠された財宝がどうとか話をしている。
海老三が乗り込むと、御頭はさらに上へ逃げ、副頭目との戦いに。
それに勝利して御頭を追いかけていくと、天守で御頭が何やら驚いていた。
どうやら財宝は三角城ではなく、はるか彼方、蝦夷(えぞ)の地に隠されているらしい。
幕府の危機に必要な財宝を得るためにわざわざ江戸からやってきたのに、
蝦夷では間に合わないと落胆する御頭。

そこへ現れた海老三。御頭にこう告げる。
俺は人の為の盗みか欲の為の盗みかと迷っているうちに娘を失った。
あんたも同じで、国の為か自分の欲の為か迷っていたんじゃないのか。
そして、藍之助はあんたが私欲に溺れたのを見抜いてたからこそ止めようとした、と。
盗人風情が、と激高する御頭。

御頭を倒すと、そこへ藍之助が現れる。さっきは気絶しただけで生きていたようだ。
「兄貴、生きていたのか!」
藍之助の元に駆け寄る海老三。その背後で、御頭が起き上がる。
「すまなかった、海老三。お前のおかげで、俺は俺を取り戻せた…」
そう言って、背後から海老三を襲おうとしていた御頭に体当たり。
そのまま天守から落ちていく二人。

人の為か自分の為か、迷いの中ですずなと藍之助を失った海老三。
すっかり気力を失ってしまうが、ふと思い立ちすずなの墓へ線香を供えに行く。
するとそこには誰が供えたか線香が。
そして、墓の前には鴉天狗の面が落ちていた。
「兄貴…」

藍之助編 完

書いてて分かりにくくなったので要約すると…
藍之助は妻を失って精神に異常をきたし、家族がいる海老三を妬んで罠に嵌めた、と。
 
249 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 20:23:27 ID:eDK1XX8m0
ついでに他の2つのルートをやや簡単に。
ちなみに、初回で書いたベストEDは「真・すずな編」。
真・すずな編とすずな編は、ED以外の展開が一緒です。

百紋編
民衆の人気が高いと出会える百紋は、自らも盗人だと語る。
無間牢獄に閉じ込められた時、彼女に牢屋を開けて貰い、脱獄した海老三。
家に帰るとすずなの様子がおかしい。もう今まで与えてた薬じゃダメだとの事。
百紋によれば、舶来の薬があればすずなは助かるらしいが、ベラボーに高いらしい。
でも、三角の領主が昔隠した財宝があれば買えるかも…という。
しかし、財宝の手がかりを探しているうちに、すずなは死んでしまうのである。
「今までありがとう。泥棒してたのも知ってた。その力を村や三角のために使って…」
みたいなこと言い残して。

財宝から手を引けと言ってくる副頭目を倒し、百紋の情報を元に城へ向かう海老三。
百紋によれば三角城には銀鴉衆も向かったと言う。
悪党に財宝は渡せない、と海老三。

三角城に着くと、御頭が銀鴉衆の頭目だと判明。
鼠には分からないだろうが、自分には大儀がある。という御頭。
対して海老三は、鼠にも歩く道がある。表の道も裏の道も歩く外道とは違う、と言い放つ。
そこへ百紋が姿を現す。御頭に向かって「ついに尻尾を現したな、神妙にいたせ!」と
飛び掛るも藍之助に返り討ちにあう。
藍之助は財宝を探しに行き、御頭は海老三をいたぶることに。
御頭を倒して百紋に駆け寄ると、気絶してるだけだった。
もしや藍之助が…?疑惑を感じながら天守の上に向かう海老三。

天守の屋根で藍之助に今までの怒りをぶちまける海老三だが
全部お前が望んだことだろうと返される。
百紋を殺さなかったのも、長い裏家業に疲れ、魔が差しただけだと。

藍之助を倒すと、御頭が復活して背後から海老三を殺そうとする。
それを食い止める藍之助。今までの事を海老三に詫びて、そして御頭もろとも落ちていく。
 
250 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 20:26:18 ID:eDK1XX8m0
気絶から覚めた百紋が現れ、目当ての宝のありかを示す地図が見つかったことを告げる。
そして唐突に、自分はお上に使える御庭番だったと明かし、
海老三に、一緒に江戸に来て御庭番にならないかと誘う。
しかし海老三はそれを突っぱねる。「あんたも表と裏の道を使い分ける外道だ。
そんなことをしていると、いつかは藍之助みたいになってしまう」と。
そして、「俺は表と裏の道を使い分ける外道にはならない」
「すずなとの約束どおり、裏の道を生きていく」と、百紋に別れを告げる。
最後に、「あんたがこっちの道に戻ってきた時は、また面倒を見てやるよ」と言い残し。

城を出て、山野を駆けに駆ける海老三
すずなの遺言や百紋の誘いなどが胸に迫る中、裏街道を生きる覚悟を決める為、
全てを振り払うかのように走り続けた…

百紋編 完


すずな編ED
藍之助との決着後、村ですずなと共に平和に暮らしていた海老三だったが…
御頭が捕まったことで海老三が盗人だったこともバレ、捕らえられてしまう。
そして無間牢獄に投獄されるよりも重い、島流しにされてしまうのであった。
ひとりで村に残っていたすずなも、やがてどこかへ姿を消してしまったらしい。
という救われないEDです。

すずな編 完

やっぱり分かりにくくなったので、EDだけでもまとめます
真・すずな編→ベストED。すずなと海老三は2人そろって別の地へ移り住む
すずな編→海老三は捕まって島流し、すずなは消息不明
百紋編→すずな死亡、海老三は裏の人間として三角の為に生きる覚悟をする
藍之助編→すずな死亡、海老三は気力を失うが、藍之助の改心でちょっと救いあり

 神業 完
 
251 :神業-KAMIWAZA-:2010/01/31(日) 21:00:24 ID:eDK1XX8m0
ゴチャゴチャして分かりにくくなったので、近いうちに簡易版を投下します
 
253 :ゲーム好き名無しさん:2010/01/31(日) 21:51:15 ID:2eGYHDeP0
>>248で藍之助が天守から落ちるとき、鴉天狗の面は被ってるの?

被ってないなら、単に三角城での最終イベントより前に
藍之助がすずなを悼んで墓参りに来ていただけだろうけど、

もし落ちたときも被ってるなら、エンディングでの
「そして、墓の前には鴉天狗の面が落ちていた。」
ってところは
藍之助は生きのびているって意味になるんだろうけど
 
255 :神業-KAMIWAZA-:2010/02/01(月) 07:22:02 ID:tQ4CnvWJ0
>>253
やはり抜けてるとことかあったようでスイマセン

書き忘れましたが、海老三は決戦から数日の間、無気力なまま日々を過ごしていて、
すずなの墓参りに行ったのはその後の事でした
海老三が来た時、すずなの墓に供えられた線香からはまだ煙が昇っていたので、
恐らく藍之助が生きていて、墓参りをして面を置いていったのではないかと思います

ちなみに天守から落ちる時、面は外してたと思います
たぶん懐にしまってたんじゃないかと
 
最終更新:2020年02月23日 20:40