Seventh Blood Vampire
Part54-469~472
Part55-43~48
part67-265
265 :Seventh Blood Vampire:2014/08/30(土) 12:46:19.04 ID:e5F9eBYV0
どうも、遅ればせながら236です
拙い文章力ですが、頑張って書いていきたいと思います。
それでは、wikiに載ってる第二夜の終盤から・・・。
――――どこからか聞こえる自分を呼ぶ声に、うなされ絶叫するレナ。
その時、誰かに肩を掴まれ目覚めると、そこは自分の部屋。そして傍らには母の姿があった。
今までの出来事を話し、リズを助けて欲しいと母に訴えるが、「夢を見たのね。」と笑って相手にして貰えない。
なおも訴えるレナに、母はなんと今朝リズに会ったと話す。
なんでも、友達と泊りがけのハイキングに行くと言っていたらしい。
・・・・行方不明のはずのマシューも一緒に。
その話に、今までの出来事は本当に夢だったのかと自信を無くすレナ。
そんな姿を見て母は、「アーウィンが帰ってきたらちゃんと聞いておくから」とレナをなだめる。
姿が見えなくても、呼べばいつでも来てくれたアーウィン。
だが、最近はよく外出してしまう。
今日も、母にお使いを頼まれて家に居ないらしく、母も今夜は大事な仕事が大詰めで、また帰れないと言う。
レナの家には父親がおらず、母が家計を支えている。
最近は仕事もどんどん忙しくなっている様子で、レナは母がこっそりと辛そうにしている所も、何回か見かけたことがあった。
本当は行かないで欲しい。だけどわがままなんて言えないと自分の感情を押し殺すレナを
「この仕事が成功したら、もっと一緒に居られるようになるから」と母は抱きしめてくれる。
そして、今日も熱があるから、お薬を飲んでそろそろ寝なさいと母は促すが、寝ればまた悪夢に捕まってしまうとレナはぐずる。
「寝れば、悪いことなんてみんな忘れてしまうから大丈夫」と話す母の声を聞きながら
心からそうであるよう願って、レナは眠りについたのだった・・・・。