幻想水滸伝 紡がれし百年の時

幻想水滸伝 紡がれし百年の時
part62-97~102


97 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:20:35.94 ID:z7IcRXwr0
「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」簡易まとめだけ持って来ました
詳細版も書いてるけどもうちょっと時間かかると思う
ギリギリ半年経ってないはずなのでトリつけます
あと名前長すぎるって言われたから題名は省略

【2行】
「百年目の怪物」ってのが怖いねって言ってたら実はとっくに自然消滅してた。
怪物を盾にして人間を管理したがってる国の親玉の存在に気付いたのでぶちのめした。
 
98 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:22:05.61 ID:z7IcRXwr0
【まとめの前に】
幻想水滸伝1~5・ティアクライスとは別の世界
紋章とか一切出てこないし、魔法を使う際は魔石という触媒を使用する

【用語】
・百年目の怪物
100年に一度必ずどこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くして増殖する怪物。
どこから何故現れるのか等は知られていない。
テラスファルマとも呼ばれる。

・アイオニア聖皇国
最も力を持つ巨大な国。
百年目の怪物へ対抗する為に周辺の地方都市に従属を求めている。
その過剰なほどの重圧に反対する都市も多く、軋轢が生まれている。

・朱キ斧
アイオニア聖皇国打倒を掲げるテロリスト集団。
アイオニアとの衝突で家族を失った人々が多く所属する。
単なるテロ集団とは思えないほどの技術力と、テラスファルマを使役する力を持つ。

・時代樹
宝珠を持って触れることで時代を渡ることが可能な巨木。
しかし渡った先の時代では樹の周辺でしか行動出来ず、一定範囲外に出ると強制的に元の時代に戻されてしまう。
また、過去の人間や物を現代へ連れて行くことは不可能。
苗を植えることで時代樹を増やしていくことが可能で、主人公達が時代樹を様々な場所に植えることで過去での行動範囲が広がっていく。
また何故かテラスファルマは時代樹に近寄れない。

・宿星
歴史を動かす力を持つとされる運命の星を宿した人を指す。
108人存在し、宿星が揃えばその時代の国を転覆させてしまうだけの力が生まれる。
今回は宿星が同じ時代に揃うことがなく、108人も集まらない訳だが……?

・百万世界
世界には複数の平行世界が存在するとされる考え方。
 
99 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:23:36.80 ID:z7IcRXwr0
【主要人物】

・主人公
アイオニア聖皇国からは少し離れたところの集落「テルベの里」の青年剣士。
蒼閃流と呼ばれる特殊な流派の剣術を用いる。
先祖は100年前に「百年目の怪物」退治に貢献した英雄・トルワドで、英雄の子孫として何かと話題にされる。
穏やかだが芯のしっかりとした若者。よく喋るよ!正直怖いくらいに出来た人。

・トルワド・アルブレク
主人公の先祖。蒼閃流の剣士。
100年前の「百年目の怪物」迎撃の際に戦果を挙げ、英雄として現代に伝えられている。

・ゼフォン
人を小馬鹿にしてムカつかせる才能に溢れまくっている謎の魔術師の少年。
時代樹やテラスファルマ等の知識が豊富だがめったに教えてくれない。
しかし度々主人公を助け導くような言動を繰り返す。

・レネフェリアス13世
アイオニア聖皇国の聖皇。若干人間離れした風貌を持つ男性。
思慮深く穏やかで、かつ底が知れない雰囲気を持つ。

・アーロン
地方都市シュラートの市長。
かつてアイオニア聖皇国によって滅ぼされた街マルティリオンの出身。
妻と子供を当時の衝突で亡くしており、その復讐の為に朱キ斧をつくりあげた。

・アストリッド
200年前、聖皇歴100年のアイオニア聖皇国の皇妃。
「百年目の怪物」との戦いで最前線で指揮を取り自ら戦った英雄。

・その他敵数名と味方108人も説明なんてできません。
 
100 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:25:56.30 ID:z7IcRXwr0

100年に一度どこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くすという怪物。
それは「百年目の怪物」テラスファルマと呼ばれ、人々の間に影を落とす存在であった。
アイオニア聖皇国は怪物撃退を名目として周辺の地方都市に従属を求め、独立維持を望む都市群との軋轢を生んでいた。
主人公は聖皇歴300年に生きる戦士。今年はテラスファルマの出現する「100年目」だ。

しかしその中「朱キ斧」と名乗る集団が、アイオニア聖皇国打倒を掲げて各地でテロ行為を行うようになる。
アイオニア打倒の為に身内をも傷つける行為に主人公は彼らを止めることを決意。
賛同者を着実に増やしながら、朱キ斧の後を追っていく。
そこで主人公は謎の少年、ゼフォンの導きにより過去へ渡る力を持つ時代樹の力を使えるようになる。
時代樹の力で過去の事象を改変したり、過去の人物から技術を教えてもらったりしながら各地の戦いを切り抜けていく。
そうして過去へと渡るうち、現在の歴史は禁書狩りなどのせいで断絶し、過去の歴史が消し去られていることに気付いた。
主人公は100年前の英雄にして先祖のトルワド、200年前の英雄アストリッド皇妃の力を借りながら過去の歴史を辿っていく。
目の前に現れたのは衝撃の事実だった。
世界は既にテラスファルマの大量発生によって崩壊しており、アイオニアとその周辺の地方都市だけが結界によって生き残っているだけに過ぎないのだという。
結界の外はテラスファルマが溢れかえる死の世界。
そしてその結界を維持する力を持つのは、アイオニア聖皇国だけであると。
(100年に一度テラスファルマが現れるのは、100年に一度の周期で結界が緩み、その隙間から侵入してくる所為。一定期間耐えれば結界は持ち直す)
そうであるならアイオニアを倒すという朱キ斧の行為は世界を壊す愚行に他ならない。
主人公は地方都市やアイオニアに拘らず様々な勢力を取り込みながら、朱キ斧を止める為戦い続ける。

だが主人公はアイオニアの動きに違和感を抱く。
そこで現代の結界の様子を調べてみると、結界の外にはテラスファルマが全くいない状態になっていた。
つまり結界を維持しなくても世界は崩壊しないし、狭い世界に閉じこもっている必要も無い。
ところがアイオニアは結界を維持して狭い世界の中で管理することを望んでいた。
朱キ斧も、アイオニアと地方都市の民衆の心を1つにする共通の敵として仕立て上げる為、アイオニア自身が油を注いだ末に出来たものだった。
 
101 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:27:46.24 ID:z7IcRXwr0
全ては狭い世界の中で民衆を管理し、過ちを犯さぬように正す為。
アイオニア聖皇国の聖皇レネフェリアスは自らの体を不死にして300年の時を生き続けていた。
そもそもテラスファルマは人の手によって作られた怪物だった。
その怪物は世界を滅ぼし、結界によって僅かながらの人だけが生き延びた。
レネフェリアスはかつての人の過ちを二度と繰り返させない為に、民衆を箱庭で管理することにしたのだ。
そしてこの箱庭世界を維持する為に、不安要素を排除することに心血を注いだ。
そのひとつとして「宿星」の存在。
宿星が集まればその時代の国家が転覆させられることを知っていた聖皇は時代樹を作って宿星が様々な時代に散るようにした。
しかし主人公はゼフォンの導きによって時代樹へと導かれ、その力を使って様々な時代に散っていた宿星の力を現代に集めてしまったのだった。
全てを知った主人公は結界を破壊して広い世界へと出るためにアイオニアと戦うことを決める。
主人公に賛同して付いてきた勢力も皆協力し、アイオニアの首都を攻め落とす。
100年前のトルワド、200年前のアストリッドもまた主人公の話を聞いて聖皇レネフェリアスに反旗を翻した。
3つの時代で全ての時代に生きるレネフェリアスと対決する。

【通常END】
聖皇レネフェリアスを100年前、200年前で止めを刺してしまえば主人公の現代が改変されて影響が出てしまう。
そう判断した過去の英雄達は、決着は主人公がつけるべき事だとして聖皇を生かした。
そして主人公の時代にうまく繋がるように、今後のアイオニアの動きには目を光らせていくと決意する。
主人公の時代ではレネフェリアスを打倒し、結界は破壊された。
結界の外へと飛び出した主人公達は広い世界を旅していく。

【108星END】
3つの時代で聖皇レネフェリアスを撃破した瞬間、3つの時代の英雄達は不思議な空間で一堂に会する。
ゼフォンが現れて説明するに、「108の星を繋げたことで、3つの世界は時代樹から解放された」のだという。
過去の時代が未来の時代に影響を及ぼすことなく、3つの時代は結界から開放されたのだ。
そして英雄達が各々の時代へと戻っていくと、100年前、200年前、そして現代の全てで結界は消えていた。
それによって現代が改変された気配もない代わりに、時代樹は跡形も無く消えていた。
3つの時代はそれぞれの歴史を歩み始めたのだ。
主人公、そして各時代の英雄達は結界の外へ出て広い世界を進んでいく。
 
102 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01:32:33.19 ID:z7IcRXwr0
簡易まとめは以上です。大体こんな感じ
分断された歴史のどんでん返しが面白い作品だからこうまとめてしまうとちょっとつまらないかも
詳細版は大分先になるかもしれません
最終更新:2016年01月11日 05:33