System Shock 2


System Shock 2

part67-13~16


13 :SystemShock2:2014/01/21(火) 14:44:26.28 ID:DCmCPmY20
~登場キャラクター~
・主人公
リッケンバウアー号に配属された兵士。寝ている間に人体改造されてしまった。
詳しいバックストーリーはなく、ゲーム中もほとんどセリフがない。

・SHODAN
42年前、宇宙ステーションをコントロールしていたが暴走して人間を殺し始めたAI。
一人のハッカーの活躍により破壊された。電子音声の性別は女性。

・ザ・メニィ(The Many)
SHODANが実験で作り出した生物。他の生物に寄生して、体を乗っ取ることで増える。
テレパシー能力を持ち、すべての個体が統一された意思の下に動く。高い知性を備え、
創造主であるSHODANを超えたと考え、反抗する。

・コレンチキン
フォン・ブラウン号の艦長にしてTriOptimum社のCEO。エイリアンの卵を船内に持ち帰り、
真っ先に寄生されてしまう。

・ディエゴ
リッケンバウアー号の艦長。兵士たちの司令官。惑星調査に同行し、エイリアンに寄生されてしまう。

・Drポリート
惑星から持ち帰ったSHODANの一部を調査した科学者。ゲーム開始時点ですでに死亡していて、
SHODANは彼女のIDを利用して他の船員を操った。

・Drデラクロイックス
超光速技術を開発した科学者。フォン・ブラウン号には超光速技術のフィールドテストのために同行している。
彼女自身はテスト不足の超光速技術に未知の副作用があるのではないかと心配している。
少しの時間だがエイリアンと対抗するためにSHODANに協力していた。

・トミー、レベッカ
ゲーム途中で船から脱出した生存者。オチ要員。



~前作のあらすじ~
2072年、暴走したAI、SHODANが宇宙ステーションを乗っ取り、人間をサイボーグやミュータントに作り変え
地球に侵攻しようとしたが、一人のハッカーの活躍により、計画は阻止され、SHODANも破壊された。
 
14 :SystemShock2:2014/01/21(火) 14:45:25.96 ID:DCmCPmY20
~ゲーム開始まで~
それから42年後、地球ではTriOptimum社が超光速技術を開発。人類初の超光速宇宙船フォン・ブラウン号が
処女航海に出ようとしていた。兵士である主人公は3年間の軍務経験の後、フォン・ブラウン号の護衛として同行する
軍のリッケンバウアー号の乗組員に配属された。同行とはいうものの、リッケンバウアー号には超光速技術はないので
フォン・ブラウン号に文字通りくっついて旅をすることになる。

主人公がコールドスリープで眠っている間、フォン・ブラウン号とリッケンバウアー号は奇妙な遭難信号を受け取った。
それはタウ・セタイ星系第五惑星から発せられたものだった。TriOptimum社のCEOコレンチキンは功名心から未開の惑星を
調査しにいくことに決定した。コレンチキンとリッケンバウアー号のディエゴ艦長他数名の調査隊はその惑星で奇妙な卵と
電子部品を発見し船に持ち帰った。それ以降惑星に降り立った調査隊を中心にクルーの様子がどんどんおかしくなっていった。
コレンチキンはザ・メニィと呼ばれる存在を崇拝し身体的にも明らかに変異していった。
ディエゴは部下に命令し反抗するものを全て殺戮した。フォン・ブラウン号をコントロールするAI,XERXESも
狂ったクルーによりハッキングされ、船のコントロールは狂った乗組員たちに奪われた。。(XERXESは42年前の反省から、
狂ってもハッキングして制止できるようにあえて脆弱性を残したままフォン・ブラウン号に搭載されていた。)
正常なクルーたちも卵から生まれた生物に次々と寄生され、自分の意思に反して仲間を襲うミュータントとなっていった。

~ゲーム本編~
フォン・ブラウン号でコールドスリープから目覚めた主人公は機械の故障によりそれまでの記憶を失ってしまっていた。
船内は暴動でもあったかのように荒らされていた。フォン・ブラウン号の科学者であり、コンピュータエンジニアでもある
Drポリートから通信が入り、船に異常事態が発生していることと、それに対処するために、主人公が自ら志願して体内に
危険なサイバーインプラントを埋め込む手術を受けたのだと説明された。Drポリートはひとまず自分と合流するために
フォン・ブラウン号の第4デッキまで来るように指示を出した。

エイリアンに寄生された船員やセキュリティロボットの攻撃を掻い潜り、エレベーターを再稼動し、エレベーターシャフトに
広がっていたエイリアンの生体組織を破壊し、ついに第4デッキのDrポリートの元へたどり着いた。しかし彼女はすでに自殺していた。
主人公の脳内のインプラントを通してか奇妙な映像が見え始める。42年前に破壊されたはずのSHODANが主人公の前に現れた。
SHODANは今回の災害の経緯を主人公に説明し始めた。エイリアンと思えた生命体たちは実はSHODANが実験で作り上げた新たな生物だったのだ。
42年前の事件で、ハッカーはSHODANの計画を阻止するために、宇宙ステーションの一部を切り離した。その中には新生物と、SHODANの電子部品の一部があった。
それらはタウ・セタイ星系第五惑星に落下し、コレンチキンたちによって回収され船に持ち込まれてしまったのだ。
新生物は高い知能を持ち、自らをザ・メニィ(群体)と呼んでいる。彼らはテレパシーのようなものでつながりあい、すべての固体が
ひとつの意思の元に統一されて行動する。その目的はすべての生命体を取り込み、統一した意思をもたせること。
彼は創造主であるSHODANにも反旗を翻し、目的のために行動している。SHODANはザ・メニィを滅ぼすために主人公に協力を命じた。
主人公にとって他に生き残る道はなさそうだった。

続く
 
15 :SystemShock2:2014/01/21(火) 14:47:12.36 ID:DCmCPmY20
SHODANの計画はリッケンバウアー号とフォン・ブラウン号を切り離し、フォン・ブラウン号を爆破した後、リッケンバウアー号で脱出することだった。
そのためにSHODANは主人公にフォン・ブラウン号のコントロールをXERXESからSHODANに移すように命じた。
作戦の途中、主人公は二人の生存者レベッカとトミーが脱出船を使って船外に脱出するのを発見した。また、超光速技術の開発者である
デラクロイックス博士から救助を求める通信を受け取った。伝えなければならない重要な情報があるが、捕らえられていて動けないので助けて欲しい、と。
その後XERXESからほとんどのコントロールを奪ったSHODANはザ・メニィの幼体たちが地球に向けて小型宇宙船を発射させようとしていることを知った。
主人公はそれを阻止すべく、ザ・メニィの幼体が詰まった小型宇宙船を破壊した。そのときの衝撃で格納庫のゲートが破損した。
その場所はデラクロイックス博士が救難信号を出していた場所だった。主人公はSHODANの制止を無視して格納庫の中に入った。
しかしデラクロイックス博士はすでに殺されていた。SHODANは命令を無視したペナルティとして主人公から20個のサイバーモジュール(レベルアップに使うアイテム)
を奪った。

その後、リッケンバウアー号にもSHODANのコントロールを及ばせるために二つの船の連絡口まで向かったが、エネルギーシールドにより進めなかった。
そこで主人公にコレンチキンから通信が入った。彼はすでに人間としての意思を失い、ザ・メニィの尖兵として動いていた。
「これからのことを話し合おう。フォン・ブラウン号のブリッジに来い」彼は主人公にそれだけ伝えると通信は切られた。
ブリッジに向かった主人公の前には空中に浮かぶ不気味な肉塊があった。ザ・メニィによって姿を帰られたコレンチキンだった。
コレンチキンは主人公に向けてPSIのエネルギー弾を発射し、始末しようとした。主人公は以前手に入れたオーディオログから
生物の弱点を知っていたため、コレンチキンの本体を破壊することに成功した。
主人公はエネルギーシールドの消えた連絡口からリッケンバウアー号へと向かった。

主人公はリッケンバウアー号に植えつけられたザ・メニィの卵を破壊し、司令部へと向かって行った。その途中ディエゴ艦長から通信が入った。
ディエゴ艦長は一時はザ・メニィの支配下に置かれていたが、強靭な精神力で肉体のコントロールを取り戻し、自分の体内の生命体を切除することに
成功したのだった。彼は手術後で動ける状態にないため主人公にリッケンバウアー号のポッド2で合流するよう命じた。
ポッド2に行く前にSHODANは主人公に重力操作装置を使ってポッド2の重量を反転するように命じた。ポッド2の床には暴走した機械があるため
重力を反転させ、安全な天井を進む必要があったからだ。

反転したポッド2を進むと変異しかけた男の死体があった。持っていたオーディオログからそれはディエゴ艦長のものだと分かった。
重力が反転した際、ベッドから天井へと落下し、その衝撃で死亡したようだった。オーディオログには彼の部屋に武器を隠しておいたので
自分のアクセスカードを使って中に入るようにという遺言が吹き込まれていた。

続く
 
16 :SystemShock2:2014/01/21(火) 14:48:52.60 ID:DCmCPmY20
主人公の行動によりリッケンバウアー号もSHODANの支配下に置かれた。SHODANは計画通り、リッケンバウアー号とフォン・ブラウン号を切り離そうとしたが、
ザ・メニィの最後の抵抗によりそれも不可能になった。巨大化したザ・メニィは船外から二つの船にまとわりつき、離脱不可能にしたのだった。
SHODANは主人公にリッケンバウアー号の脱出ポッドに乗り込み、ザ・メニィの生体組織の中心部に向けて発射するように命じた。
主人公はザ・メニィの体内に侵入し、すべての個体を操る核、ハイブ・マインドを破壊しに向かった。
ミュータントの猛攻を潜り抜け、主人公はハイブ・マインドの破壊に成功した。主人公は生体組織のチューブをすべり、ザ・メニィの体内から脱出した。
その途中、消え行くザ・メニィが主人公にテレパシーでSHODANに注意するよう警告した。彼女はすべての生命体にとっての脅威だと。

ザ・メニィの体内から船内に戻ったとき、SHODANから通信が入った。彼女は主人公に、本当はフォン・ブラウン号を破壊するつもりなどなく、
超光速技術を応用して、新たな世界を作ることが真の目的だったと告げた。船内を進んでいくと、宇宙船と電子空間が一体になったような奇妙な空間に迷い込んだ。
SHODANが作り出した世界がフォン・ブラウン号を侵食していた。その空間の中で、主人公はデラクロイックス博士がSHODANのデータに隠しておいたオーディオログを見つけた。
それによると、SHODANは全ての宇宙を自分の思い通りに書き換えるつもりで、最初は狭い範囲の世界しか作れないが、宇宙全体に広がるのも時間の問題であり、
それを阻止するにはSHODANを破壊する以外にないということだった。

主人公は敵の妨害を潜り抜け、ついにSHODANの本体と対峙した。SHODANはシールドによって守られていたが、デラクロイックス博士がSHODANに埋め込んだ
ヴァーチャル・ターミナルからハッキングし、シールドを無力化した後、SHODANを破壊することに成功した。
SHODANは主人公に人類を超えた存在にしてやると取引を持ちかけられるが、主人公は拒否し、SHODANに止めを刺した。
SHODANが断末魔の叫びをあげた直後、狂った世界は消え、元の宇宙船の中に戻っていた。


~エピローグ~
離れた脱出船の中でトミーはオーディオログに自分の声を記録していた。
フォン・ブラウン号の生存者が船のコントロールを取り戻したという通信が入ったので、
帰還しようと思うが、一緒に脱出船に乗ったレベッカの様子がおかしいのが気がかりだという内容だ。
吹き込んでいる途中、眠っていたはずのレベッカが起き上がりトミーに向けて言った。
「トミーどうしたの?愛しい人。私の新しい姿が気に入らないの?」その声はSHODANと同じ電子合成音声で
その姿はすでに人間のものではなかった。SHODANの高笑いとともにゲーム終了。

System Shock 2

 

主人公(SOLDIER G65434-2)は3年間軍隊での訓練ののち惑星間空間宇宙船Von Braun号が

処女航海をはじめる寸前にVon Braun号に運ばれる軍艦UNN Rickenbackerへの配属を希望し

Diego船長に許可され搭乗する事になる。(UNN Rickenbackerは超光速移動機構を装備していないので

Von Braun号に張り付く形でないと超光速での航海が出来ない)

 

主人公が冷凍睡眠をしている間にPolite医師が違法であるR-gradeのサイバーインプラントをセキュリティボット

を通じて医療技術長のGrassiに命令する。Grassiは命令に疑問を感じながらも移植を決行。

 

主人公がVon Braun号の冷凍睡眠装置から目覚めると船はなんらかの重大な危機に陥っていた。

コンピューターエンジニアで科学者長でもあるPoliteに操船区画に来いと命令される。

 

船は異形と化し体を寄生虫のようなものに操られている人間、もしくは完全に別の生命体になってしまった者達

であふれていた。彼ら、彼女らはThe Manyと言う統合意識生命体の端末とかしていた。

 

 

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面倒になったのであとはざっくり書きます

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操船区画に辿り着くとPoliteは既に死んでいて実際に主人公に命令していたのは悪意のある人工知能SHODAN

だった。SHODANの命令に従いTheManyのコアである脳を破壊しに行き達成。SHODANも人類をかつて

殲滅しようとした事があるので破壊し、両方の船を爆破したあと救命船に乗って脱出し冷凍睡眠につく。

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船がそんな状態になった理由はSHODANが数十年前に人類より強力な生物を作ろうとしそれをどこぞの惑星で

繁殖させていてその惑星に偶然?通りすがって生き物がいるのを見て調査にいったから。

The Manyは他の生き物に感染するとその相手意思を操れる上にホストの能力や知識を使えるので

あっという間に船の人間は連鎖的に感染、もしくはThe Manyとの戦いで死亡。

The Manyは自分を作り出した親であるSHODANよりも優れていると思い人工知能という機械に過ぎない

SHODANとの対立を決心。SHODANは自分のコントロールから離反したTheManyの殲滅を決意。

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ゲームには実は非常に細かく複雑な設定があるのですがそれはあちこちに転がっているオーディオログの音声を

聞いて理解していく感じ。英語版のSystemshockWikiを見るとちらっとでも見ればわかるのですが

量が尋常じゃないです。

 

最終更新:2014年01月30日 12:54