がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~

がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~

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903 :がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~:2015/12/15(火) 18:46:03 ID:???
    ●がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~
    スーパーファミコンで1991年発売のアクションゲーム。がんばれゴエモンシリーズ第四弾。
    アクションのゴエモンシリーズでは難易度が高め。ミニゲームがたくさんあるがやらなくても良い。


    江戸のはずれ町にあるゴエモンの家。そこにエビス丸が尋ねてくる。
    「ゴエモンはん、しってはりまっか!」
    「なんでぃ! やぶからぼうに!!」
    「うわさのべっぴんはんの事なんでっけど……」
    「ああ……ほろほろ寺の女幽霊さんね……」
    「そーでんがな!!! その、べっぴんはんにちょっかいを出そうとしたもんが、
    痛い目におうたっちゅうて……」
    「うわぁーーーっ!!! アップはやめろってば!!
    しかし、幽霊の分際で、人間様を、痛い目に合わせるたぁ、ふてえやろうだ!!」
    「ここは一つ、わてのこのプレイボーイぶりで…」
    「ごちゃごちゃ言ってる暇はねえ! いくぜっ!! エビス丸!!!」


    ・すてえじ一「謎の女ゆうれい」の巻『江戸』
    ほろほろ寺に向かうゴエモン達。役人はともかく、浪人や魚屋とかに触れるとダメージなのはなぜ?
    途中で町娘に会う。
    「北の方から怪しげな雲が来るわ。お花とても怖い」
    途端に敵が幽霊や妖怪に変化する。雰囲気も悪くなる。


    ほろほろ寺付近はおどろおどろしい様子。妖怪やらを倒しながら竹藪を進む。
    最後に出てくるボス:女幽霊。
    空中で皿を飛ばしてくるので、叩いて跳ね返してダメージを与えて倒す。
    倒すと幽霊が正体を現す。忍者姿の猫だった。
    「あんためっちゃ強いにゃあ。おいら忍者猫のクロベエってんだにゃあ。
    あんたのような腕の立つ人が来るのをまってたにゃ。お江戸の一大事にあんたの力を貸してほしいにゃあ。
    詳しい事はいえにゃいが、ともかくこの100両で四国に行って、コバンネコ親分にあってくれにゃあ」
    町に戻ると、様子は元に戻る。


    大江戸ツーリストに行き、四国ツアーを頼んで船に乗る。払った料金でたらい船、小船、客船に代わる。
    「お江戸の一大事と聞いては、ほおっておけない!
    コバンネコ親分に会うために一路、四国へ向かう、ゴエモンとエビス丸であった」


    ・すてえじ二「こばん猫を探せ」の巻『讃岐、伊予、土佐』
    夕日が照る四国。ひょっとこを被った男達がそこら中で阿波踊りをしている、触れるとダメージ。
    最後まで行くと、ひょっとこ達がやぐらを中心に回って踊っている。全部倒すと、やぐらの中に入れる。
    中に入るとコバンネコが天井に吊るされ、獅子舞顔の大男が待ち受ける。
    「がはははは! お前もコバンネコの仲間だな。わしと勝負するぜよ!」
    ボス:提灯魔人。三弾、十一個の提灯をぶら下げ動く、提灯からひょっとこ顔が出てきて球を吐きだす。
    殴って提灯を落とせる。全部落とすと、最後に提灯魔人がジャンプして回る。倒すとコバンネコが落ちてきて助けられる。
    「危ないとこをありがとにゃあ。おいらコバンネコ、あんたを待ってたにゃあ。
    おらたち忍者猫一族は、お江戸の平和を守る隠密の仕事をしているにゃあ。
    実はお江戸の殿様の大事な一人娘の雪姫様が、神隠しにあってしまったにゃあ。
    日本中を探して手がかりを掴んだにゃあ、お面をつけた謎の集団が人さらいをしているそうだにゃあ。
    奴らは謎の妖術で操られていて、おいらたちの使う化け術が効かないにゃあ、おかげでこのありさまだにゃあ。
    でも一つ情報を掴んだにゃ。淡路にいるおたふく隊が女の子を攫っているらしいにゃ、ゆき姫様はきっとそこだにゃあ。
    どうかおら達の代わりにゆき姫様を助けだしてほしいにゃあ。」


    最後に夜空の花火を見学するゴエモン達。
    「ひょっとこ隊を倒したゴエモンとエビス丸は、女の子を攫うおたふく隊を懲らしめようと、
    やつらのいる淡路島まで、旅を続ける事にした。」


904 :がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~:2015/12/15(火) 18:46:44 ID:???
    ・すてえじ三「からくり遊園地」の巻『阿波、淡路』
    阿波の狭い大橋を通ると、からくりアイランド。全てのミニゲームがそろう場所。
    全てのアトラクションに入ると時間がかかるが、一瞬で次にいける。
    淡路の大橋は立てスクロール。途中でボス:明石の大だこに会える。
    橋の上を左右に移動しながら小さなタコを吐きだす、小さなタコはゆらゆら揺れながら下に行く。
    端ならタコが来ないうえ、実は無視して先に進める。クリアするだけなら一瞬のステージ。


    茶屋で団子を食べるゴエモンとエビス丸。
    「おたふく隊の基地は大和の国にあるらしい。からくり遊園地を出たゴエモンとエビス丸は、
    のんびりしている暇もなく? 大和の国を目指してひた進むのであった。」


    ・すてえじ四「打倒おたふく隊」の巻『播磨、摂津、河内、大和』
    おむすびを盗んでいくカラクリや、触れたらダメージ倒すと罰金の鹿などの敵が出てくる。
    大和にからくり隊のお屋敷。スイッチを押すと上下逆さまになったりする。
    特に回転する足場を上に登る場所は、割と難しい。床のスイッチを押すと何かが落ちてくる場所などがある。
    最後にボス:双子力士「若乃福&貴乃福」。左右にいてボールを投げあう。
    倒すと後ろの大きなおたふくの顔が迫ってくる。倒すたびに顔が福笑いで変わり、行動パターンが変わる。
    全部で四種類、最後はダメージごとに膨れ上がり、画面いっぱいになる。隅っこでしゃがんでないとダメージを受ける。
    倒すと二つに割れ、中から女忍者が登場する。
    「私はくノ一のヤエ。贋金作りの事件を捜査していたら、おたふく隊につかまってしまったの。
    あなたも何か、探しているようね。伊賀の物知り爺を訪ねるといいわ。」


    屋根の上で花火を見るゴエモンとエビス丸。
    「おたふく隊の基地に、ゆき姫様はいなかった。そこで二人はヤエちゃんが教えてくれた、
    物知り爺に良い知恵を貸してもらおうと、伊賀の忍者村を訪ねる事にした。


    ・すてえじ五「侵入!伊賀屋敷」『伊賀』
    鉄砲を打ってくる子連れ侍や、飛び出してくる猪など。山の上から岩が転がってくる。この辺りから難易度が上昇。
    忍者屋敷はカラクリで出来た忍者たちだらけ、さらに動く足場が多く、落ちるとダメージも多い。
    最後に屋根の上。カラクリ忍者が大凧から二体ずつ飛び降りて戦う。大凧には「ぎゃるいのち じい」と書かれている。
    全部倒すとボス:からくり忍者サスケと戦い。動く大凧の上で、しかもサスケはジャンプと同時に八方向にクナイ投擲。
    サスケ自身も動き回り、もちろんサスケに触れてもダメージ。倒すと大凧からゴエモン達は落下する。
    天井を破って落下した場所にはちょうど、物知り爺がいてそのまま話をする。
    「ほう、ほう、ほう…。ワシのとこまで来るとはたいした腕前じゃ。してなにようかの?
    ほう、ほう、ほう…。人を探しているのじゃな。……………ギャルならわしにも紹介してくれんかの。
    ……………出雲の国へ行くのじゃ、龍神池の白鏡はなんでも映しだしてくれるのじゃ。
    ……そうじゃ、わしの新発明、瞬間移動ミラクルファジーマシーンでひとっとびに出雲まで送ってやろうかの。」


    大砲に詰められ、吹っ飛ばされるゴエモン達。
    「爺の新発明、瞬間移動ミラクルファジーマシーンは失敗作であった。
    実験台になったゴエモンとエビス丸は何処へ落ちていったのやら…?!」


    ・すてえじ六「恐怖天狗山の怪」の巻『山城』
    町中、ジグザグ歩きの盗賊や、走りこんで切りかかる侍、飛んで小判を投げる岡っ引きなど。
    980両の通行手形を万屋で買わないと先に進めない。
    先に進むと山を登っていくステージ。猿が襲い掛かり、また狭い足場で烏天狗が飛びまわる。
    登っていくと中ボスの天狗二匹と戦う。実は下をいけば戦わなくてもいい。
    滝を登っていくとボス:つづら助六と戦闘。つづらから細かく小さい花吹雪をまき散らす。
    つづらを破壊すると連続小ジャンプで迫ってきて、そのあとにカツラを飛ばす。体力もある。倒して関所をくぐる。


    茶屋で食べ過ぎたエビス丸が丸々太り、風船のように浮く。驚くゴエモン。
    「思わぬ遠回りをしたゴエモンとエビス丸。龍神池の白鏡とは一体どんなものなんだろう?!
    目指す出雲はもう目の前だ!!」


905 :がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~:2015/12/15(火) 18:47:28 ID:???
    ・すてえじ七「伝説の白鏡」の巻『出雲』
    町からだが、町は狭い。横スクロールステージは水の上。
    水の中にいると体力が減っていく。小舟の上で鳥が襲ってくる。
    他、浮力で動く樽や、回転する足場、さまざまな水の上でのギミックがある。
    最後にボス:白龍。
    「ここより先には白鏡様がおいでになる。この白竜が認めた者以外は、通すわけにはいかぬぞ!」
    首を動かして三方向の日を吐いてくる、また移動しながらまた火を噴く。倒すと先に進め、祠の鏡が話をする。
    「もう全てはわかっています。あなたがどうしてここへ来たのかも知っています。
    あなたの探しているゆき姫は、ここより遥か南、琉球という王国にいます。
    姫はそこで助けが来るのを待っているのです。貴方達の力ならきっと、姫を助けだせるでしょう。」


    客船に乗るゴエモン、エビス丸は客船に凧でつながって飛び、煙突からの煙で煤だらけになる。
    「ゆき姫様は琉球王国にいる! ここまで来たら、もう後へは引けない。
    琉球王国でゴエモンとエビス丸を待ち受けているものは一体……?!」


    ・すてえじ八「ゆき姫を救え!」の巻 『琉球』
    町中では般若面をつけた大工がトンカチを投げてくる。これが追尾性能ありでかなり厄介。
    ここには異人ばかりで、話が通じない。万屋で980両の辞書を買えば会話が可能。琉球の王に会いに行く。
    「わしが琉球王だ。この城はすでに般若一族に乗っとられている。奴らはここで何か恐ろしい事を、たくらんでおるようだ。
    もはや一刻の猶予もない。城の周りのシーサー像の一つが、隠し通路になっておる。奴らの野望を食い止めてくれ!!」
    シーサー像を破壊して隠し通路へ。横スクロール、溶岩と達磨が転がる狭い通路を超える。
    エレベーターの強制上スクロール。達磨が落ちてきて転がる。また工事中で、般若だらけの場所を超える。
    中ボス:落とし達磨。達磨落としの体で、一個ずつ飛んでくるのでのっかって上に登り、達磨の頭を攻撃していく。
    倒すと地下深くに落とされる。狭い足場の空中ステージを連続で、かなり難易度が高い。
    最後に縛られたゆき姫発見。助けるために足場に飛び乗ると、足場が空中でぶら下がり状態で動く。
    そしてボス:やじろべえ達磨。両手に棘鉄球をつけたヤジロベー、ダメージを受ける度に左右への動きが加速する。
    ダメージを与え続けるとバランスを崩して回転し、落下する。


    ゆき姫を連れて江戸へと帰還するゴエモンとエビス丸。
    笑顔の殿様と二人の部下が待っていた。
    「おお、ゆき姫!! 無事でよかった、さあこちらにおいで…。」
    ゆき姫が歩いていくと、暗転。
    「きゃーーーっ」
    殿様と部下が般若の顔になる。手にはゆき姫がつかまっている。
    「だははははー!! わしは般若大将軍。地下牢に落ちるが良い!!」
    ゴエモンとエビス丸の足元が開き、落下していく。
    「うわぁーーーっ」「およーーーーっ」


906 :がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~:2015/12/15(火) 18:48:31 ID:???
    ・すてえじ九「ゆき姫救出絵巻」の巻『江戸』
    地下牢にいるゴエモンとエビス丸。そこにヤエが現れた。
    「まあ!! なぜこんな所に? 贋金工場はこの城の中にあったわ! とにかく牢屋から出してあげる。
    本物の殿様も、どこかの牢屋にいるはずよ」
    たくさんの牢屋、外には鉄砲隊やたくさんの役人だらけ。牢屋の中に縛られた殿様がいる。
    「わしは本物の殿様じゃ。城は般若たちに乗っ取られてしもうた。このままではこの世は終わりじゃ。助けてくれい!
    おぬしのいた牢屋の壁のどこかに、秘密の抜け道がある。そこから外へ出る事が出来るだろう。頼むぞ、ゴエモンどの!」
    牢屋に戻り、抜け道を壊して先に進む。
    最後の横スクロールステージ、江戸の町を屋根伝いに進む。鉄砲隊と大量の役人が走り回る。途中でヤエに会う。
    「大変よ!! 般若一族は贋金を使って、琉球城を空飛ぶ城に改造していたのよ。
    空飛ぶ城はこの先に来ているわ。ゆき姫はきっとそこよ!」
    先に行くと梯子、登っていくと動き回る小さな雲をジャンプして伝い、城に到着。
    中では提灯魔人、さらに次のステージのおたふくが連続でボスラッシュ。色は違うが強さは変わらない。
    そしてラスボス:はんにゃ大将軍。大きな狛犬の上に乗った大きな般若の武者が、三本の矢を放つ。
    矢をたたいて跳ね返し、狛犬にぶつけて、先に狛犬を倒す。狛犬が狐になって逃げていく。
    次に般若代将軍、回転しながら地面と天井を走り回る。しかし壁端にまでは来ないのでそこから攻撃すればよい。
    倒すと中から小さな般若が飛びだし逃げていく。


    お城の屋根の上、縄で縛られたゆき姫を手にした般若と狐が、ゴエモンとエビス丸に追い詰められている。
    「ぐふふふ!! それ以上来てみろ。姫の命はないぞ! 般若大将軍は無敵なのじゃ!!」
    すると狐が般若に振り向いた。
    「コン! コン! コン! 約束が違うぞ!! ゆき姫とお友達になれるっていうから、力を貸してやったのに。
    もうお前の事など知るもんか!!」
    そして狐は消える。
    「ゴ、ゴンタ! 待ってくれ! お前の妖術がなければ、わしはただのオヤジなんだ!」
    ゴエモン達が一歩近づく。
    「うぬぬぬー、それ以上ちかづくな!」
    ゴエモン達が一歩近づく。
    「それ以上来るなら、ゆき姫の命は…」
    ゴエモン達が一歩近づく。
    「うう、こないでってば!」
    ゴエモン達が一歩近づき、ハンニャの目の前に立った。
    「ほんとにきちゃうの?」
    そしてゴエモンはキセルでぶんなぐる、般若の仮面が飛んで行った。あとにはただのオヤジがいた。
    「ひー、おゆるしー!!」
    姫の縄を解く、ゆき姫はたくさんのハートを飛ばした。


    スタッフロール。最後にゴエモン、エビス丸、向かい合わせで殿様、クロベエを抱えたゆき姫の絵。終わり。

 

最終更新:2020年02月23日 20:58