サイレントヒル3

サイレントヒル3
>>3-153~154・156~158、>>要約スレ1-968
153 サイレントヒル3いきます sage 04/01/06 00:11 ID:B1IVmFOR
サイヒル3が一番短いかも…とりあえずレッツゴー。


夜の遊園地。あたりには血のついたウサギの着ぐるみが倒れている。
一人歩く主人公、ヘザー。持っている武器で襲いかかる怪物を撃退しながら奥へ進むが、
ジェットコースターに轢かれてしまう…


気がつくとそこはショッピングモールのハンバーガーショップ。
どうやら寝てしまっていたようだ。
店を出て、父に電話するヘザー。


「はいはい、わかってる。私も愛してるよ……父さん」


電話を切った彼女の前に、初老の男性が現れる。ダグラスと名乗るその男性は探偵で、ヘザーにあって欲しい人がいると告げる。
無視するヘザー。ついてくるダグラスを振りきろうと女子トイレから脱出、ショッピングモール内へと戻った。
しかし、あたりに人の姿はなく、代わりに異形の怪物がひしめいていた。


拾ったハンドガンを片手にショッピングモールを進むヘザー。途中、謎の女クローディアと出会う。
「始まりを迎えようとしている。思い出して、本当のあなたを」
追いかけようとするヘザー。しかし、突然激しい頭痛が彼女を襲う。


「私に何を思い出せというの?」


ショッピングモールの入り口でダグラスと再会。会って欲しい人物とはクローディアだと告げるダグラス。
ヘザーは彼を無視し、地下鉄へと進んでいった。しかし、ここも怪物の巣窟となっていた。


地下鉄からアパートへと進むヘザー。そこで謎の青年、ヴィンセントと出会う。
「ヘザー…確か今はそんな名前だったかな?」
アンタもあいつらの仲間かと詰め寄るヘザー。しかし彼は言う。「いかれたばあさんの妄想にとりつかれたあんな女と一緒にしないでくれ」と。
さらに彼は続ける。「いかれたばあさんとはひどかったな、君の母親なのに」母親?どういう意味か。
訳が分からないヘザーを後目にヴィンセントは話を続ける。
「ハリーも何も教えなかったみたいだな。小ずるい手を使ったものだ」


…何故彼が彼女の父の名前を知っているのだろう。


しかしまじめにこちらの話に取り入ってくれない。ヘザーは仕方なく部屋を出ていく。
そしてようやく自宅のアパートへとたどり着くヘザー。


「ただいま」部屋に入るヘザー。「聞いてよ。とんでもないことになってるの」
返事はない。ヘザーが父の座っているソファーに近づくと…


そこには血を流し絶命した父の姿があった。



154 サイレントヒル3 sage 04/01/06 00:33 ID:B1IVmFOR
泣き崩れるヘザー。血の跡をたどって屋上へ進むと、そこには怪物を従えたクローディアの姿が。
「何で父さんを殺したの!」
クローディアは言う。
「1つは17年前の復讐。あの男は全てを台無しにし、あなたも奪っていった」
さらに彼女は続ける。
「2つ目はあなたにその憎悪の感情を抱かせるため。サイレントヒルで待っているわ」
その言葉と怪物を残し、立ち去るクローディア。


怪物を倒したヘザーは部屋に戻ってきた。そこにはダグラスの姿が。
2人でハリーを弔った後、ヘザーはサイレントヒルへ行く決心をする。ダグラスの車で、2人はサイレントヒルへと向かった。


車中、父ハリーが持っていたスケッチブックを読み、過去の全てを理解したヘザー。
17年前、サイレントヒルでダリアという女性が自分の娘を利用し、邪神を蘇らそうとしていた。
しかし、彼女の思惑通り邪神は蘇ったが、その邪神は1人の人間によって倒された。
それが彼女の父、ハリー・メイソン。
ハリーは少女から託された赤ん坊とともに、町を脱出。赤ん坊は彼の元で育てられることになった。
その赤ん坊こそがヘザーだったのだ。


「まるで本当の娘のように愛してくれた。私が何者かも分からないのに。死ぬには早すぎるよ。
幸せだったって事も、伝えてない…」


サイレントヒルについた2人。2手に分かれて町を探索することに。ヘザーは病院へ向かう。
病院で、ヘザーはレナードと名乗る人物から電話を受ける。クローディアの父だと名乗る彼は、
彼女を止めたいと申し出る。彼の元へ向かうヘザー。


しかしレナードは、クローディアの言うような「全ての人々に救いを」という意見に反対し、
神に従うものだけ救われようと目論んでいた。そのためクローディアを止めようとしていただけだった。
すでに怪物化していたレナードに銃口を向けるヘザー…


156 サイレントヒル3 sage 04/01/06 01:01 ID:B1IVmFOR
ぼんやりとした意識の中で、ヘザーはヴィンセントとクローディアの会話を耳にする。
「神が救ってくれるというのは甘えじゃないのか?」
「あなたのような人間に何が分かるって言うの!?」
クローディアは昔父レナードに虐待されていた。同じような苦しみから皆を解放するため、彼女は神の復活を望んでいたのだ。


意識を取り戻したヘザーの目の前にいたのはヴィンセントただ一人。彼はダグラスは教会へ行ったという。
いまいち信用できないが、教会を目指して遊園地を通り抜けようとするヘザー。


遊園地では、クローディアとダグラスが対峙していた。
「あんたは嘘をついていたな。ヘザーは誘拐された子供だと」
クローディアは、ハリーが自分たちから神を宿す娘、アレッサを連れ去ったという。そして永遠の楽園のすばらしさをダグラスに説く。
「ない ない ない。何もないんだな。去勢された羊の楽園か。退屈そうだ」
クローディアに銃口を向けるダグラス…。


ヘザーが駆けつけたときにはクローディアの姿はどこにもなく、ダグラスは倒れていた。
足を骨折し動けないダグラス。ヘザーは一人クローディアを追うことにする。


立ち去ろうとするヘザーに銃口を向けるダグラス。
「ここで君を撃ち殺せば、このばかげた話も終わるんだろうか?」
振り向かずにヘザーは言った。「そう言えばそうかも」
引き金が引かれることはなかった。




157 サイレントヒル3 sage 04/01/06 01:03 ID:B1IVmFOR
教会にたどりついたヘザー。礼拝堂にはクローディアの姿が。
「私がアレッサなの。小さなクローディア、私の愛しき妹」
ヘザーはアレッサだった頃の記憶を取り戻していた。しかし今の彼女は、永遠の楽園なんて望んでいない。
そんな彼女にクローディアは言う。「私はただ、人々を救いたいだけ」
「誰もそんなこと頼んでいない!」クローディアに言い放つヘザー。その時、彼女は腹を抱えてうずくまった。
アレッサ=ヘザーの中で、憎悪の感情を糧として邪神は成長していたのだった。
「私を憎んでいるのね?それでいい」
クローディアは立ち去った。


教会内を進んだヘザーは、地下でヴィンセントとクローディアと再び出会う。
ヴィンセントは叫んだ。「さぁ!このいかれた女を殺すんだ!」
しかし、そう言った彼の背中にナイフが突き立てられる。
「私は救われないかもしれない。アレッサ、あなたを苦しめたことは許されるとは思っていない。
いつかくる約束の日を早めようとしたのは私のわがままだから。そのための犠牲は、私の罪」
クローディアはそう言い、ヴィンセントにとどめを刺した。


邪神に浸食され始めるヘザー。喜ぶクローディア。「小さい頃からこの日がくるのを信じていた。あなたという奇跡を見ながら。
いつか来る、この裁きの日を!」
そんなクローディアを見て怒りの頂点に達したヘザーは叫んだ。


「うるさい!黙れクソババアッ!」


彼女は父からもらったペンダントを握りしめた。中に入っているのは赤い錠剤。これこそが、邪神を滅ぼす薬、アグラオフォティスであった。
「父さん…」そう言いながら錠剤を飲み込むヘザー。


そして彼女は体内から神の胎児を吐き出す。神は地に墜ちたのだ。それを踏みつけようとするヘザー。
と、クローディアが飛びかかり、胎児を手に取った。
「アレッサ、あなたがやらないなら、私が…!」
クローディアは胎児を飲み込み、そして…


復活した神に向かって、ヘザーは迷わず引き金を引いた。
神を倒した後、泣き崩れるヘザー…


遊園地に戻ってきたヘザー。ダグラスの元へと向かう。
「髪の色は元の黒に戻すのか?」と訪ねるダグラス。
「どうしようかな。金髪のほうが似合ってると思わない?」
そして彼女はもう偽名を使う必要もないといいます。全ては終わったのだから。


「本当の名前は、シェリル。父さんが付けてくれた名前」


~完~



158 サイレントヒル3 sage 04/01/06 01:09 ID:B1IVmFOR
これが通常EDでつ。ちなみにBADEDは、倒したと思っていた神にとりつかれ(?)
ダグラスを殺すというものです。


毎回恒例のトンデモED「UFO」はこちら。


自宅に帰ったヘザー。「聞いてよ。町が変なことになってるの!」
居間にいるのはパパハリーと何故か宇宙人。窓の外からはジェイムスさんも覗いています。
「許さん!サイレントヒルに行くぞ!」
改造されパワーあふれるパパハリー。ジェームスに板割りの手伝いをさせハッスルした後、UFOでサイレントヒルへ!
「父さん、カッコイイ!」


UFOの総攻撃であぼーんするサイレントヒル。そして流れる「サイレントヒルの歌」…


サイレントヒルの歌~みんなで歌おう~
みんなで~みんなで~歌いましょ~♪


THE END。



オワタヨー(´Д`;)

968名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/17(月) 11:36:43 ID:mUk+ewBX
サイレントヒル3、Revenge(復讐)エンディング

家に着いたヘザー。他のルートでは家にはハリーの死体があるのだが・・・
急に画面がイラストになる。部屋の中では宇宙人グレイと優雅にお茶をしているハリー、窓の外からジェイムスが覗いている。
「アイムホーム、ダッド。リッスン・・・サムシンクレイジーゴーイオン!(ただいまパパ。聞いてよ、ひどいこと起こってるのよ)」
ヘザーの嘆きに答えるハリー。声に宇宙人っぽく効果が入っている。
「シェリル、ユアバック。ワットハップンド?(シェリル、おかえり。なにがあったんだい?)」
「ウェール、イッツライクディス・・・(あのね、実はこんなことが・・・)」
かくかくしかじか
「エンド、ダッツアバウティット。(と、いうわけなの。)」
「オーゥマイリトルシェリル。アイキャントビリーブダット!(おぉ、私のかわいいシェリル。信じられない!)」
怒りのあまり蹴りで板割りを始めるハリー。ジェイムスは板を持たされている。グレイはお茶を飲みながら見物している。
「アイムゴーイントゥサイレントヒル!アンドゴナバストサムヘッズ!!(サイレントヒルに行って、奴らをぶっとばしてやる!!)」
拳をあげて歓声を上げるヘザー
「オウ、ダーッド!!ユーアクーレスト!!(パパ!かっこいい!)」

サイレントヒルの街の上空にUFOの大群が飛来する。
ビームを降らせ、サイレントヒルは焦土と化した。

流れるスタッフロールと「サイレントヒルのうた」。

END

最終更新:2007年08月22日 13:19