スーパー特撮大戦2001

スーパー特撮大戦2001

part26-19


19 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/01(日)22:18:37 ID:IOkhieVh0
それではスーパー特撮大戦2001行きます。

端的に言うと、名前の通りスーパーロボット大戦の特撮版ですが、大分相違点があります。
主な所を上げると、
・改造が出来るのはメタル系(宇宙刑事・メタル系主人公・各組織戦闘員等)の武器、サイボーグ系(仮面ライダー・キカイダー等)、ロボットのみ
・バイオ系(イナズマン・バイオ系主人公)の武器及び性能、宇宙刑事等中の人がいるキャラの性能はレベルによって上昇します。
・各装備の弾薬は、シナリオが終了しても補充されず、アイテム「マガジン」系のみで回復可能。エネルギーはシナリオ終了後、回復します。
よりリアル志向ではあるのですが、この相違点がこのゲームの難度を吊り上げています。

主要登場人物
(バイオ系)
叶エイジ・・・バイオ系主人公。己の身を変質させることにより、ヴォルテックスへと変身する。
       幼馴染の日向ランと共に、消えた彼女の兄の行方を追っている。
       正義感の強い熱血漢と、典型的な主人公キャラ。
日向ラン・・・バイオ系ヒロイン。趣味は黒魔術(!)彼女も正体を知らぬ、生物の傷を癒す力を持つ。
        あっけらかんとした(悪く言えばバカっぽい)性格。
        エイジと共に兄サトルの行方を追っている。
日向サトル・・・ランの兄。3年前に彼らの父を殺し、謎の失踪を遂げる。ヴォルフィードに変身する。
藤堂タツヤ・・・サトルの友人。サトルと共に3年前姿を消す。ヴォルハザードに変身する。
白鳥カオリ・・・サトルの恋人。サトルと共に3年前姿を消す。ヴォルキュリアに変身する。
邪学者アフファロン・・・武器商人を名乗り、各悪の組織にギガントやケルバーン
              と言った兵器を売っている謎の男。
闘姫アテファリナ・・・謎の組織ナガーの幹部。闘姫を名乗り、圧倒的な戦闘力を見せる。
鋼帝ゼファス・・・謎の組織ナガーの首領。

(メタル系)
迫水タクマ・・・メタル系主人公。地球軌道上にある衛星より照射される融機金属スーツを
         装着することによりルシファードへと変身する。クールで寡黙。
         数々の星を滅ぼした罪により、宇宙刑事ギャバンに追われ、
         戦闘の末、破れて地球に落下。その衝撃で洗脳が解け正気を取り戻す。
         そして、ナガーと化し、悪事の限りを尽くす家族を倒すため、戦うことを決意する。
サキ・・・メタル系ヒロイン。タクマのサポートをする為に造られた、
     融機ドロイド(アンドロイドのようなもの)
     ボディを変質させ、戦闘形態ファディータへと変身する。 
迫水リョウコ・・・タクマの姉。闘姫アテファリナと化している。
迫水リョウマ・・・タクマの兄。邪学者アフファロンと化している。
迫水キイチ・・・3人の父。鋼帝ゼファスと化している。

続く

21 :スーパー特撮大戦2001(2/3):2006/10/01(日)22:20:12 ID:IOkhieVh0
ここから本編です。

プロローグ(公式より)
突然、冥王星軌道の外側に出現した謎の天体。
「ナンバーテン」と名づけられたそれを防衛前線基地とするべく、
地球防衛宇宙軍の新鋭宇宙戦艦が、秘密裏に月の裏側から発進した。
しかし、ミッションの途中で通信が途絶。彼らは行方不明になってしまう。
(この時の宇宙戦艦の乗組員が、メタル系主人公の迫水タクマ一家)
それから3年後。
「ナンバーテン」が忽然と姿を消した。
その頃、「ナンバーテン」が生命体である可能性を示唆して、
旧TDFを追われた日向博士の研究室に、
野島崎で採取された新種の細胞「ヴォル」が持ち込まれる。
人類の進化を促すものとして開始された「ヴォル」の研究だったが、
これも後年に悲劇的な末路を迎えることになる。
それから12年……。
地球各地で怪事件が頻発する。
城南大学の院生である本郷猛は、ショッカーと名乗る謎の秘密結社に拉致され、
改造人間にされてしまった。
そして、脳改造の直前、偶然にもアジトを地震と轟音が襲う……!
鎖を引きちぎり、辛くも脱出した本郷が見たものは、
自らの肉体を変貌させ、ショッカー戦闘員と戦う異形の戦士と少女だった。
(なお、この時の地震と轟音はサトル達3人が、ショッカー基地に乱入したのが原因です。何故乱入したのかは不明)

緑川教授という犠牲を払いながらもショッカー基地からの脱出を果たす本郷と、異形の戦士こと叶エイジ。そして少女・日向ラン。
3人は名乗りあい、お互いに異形の身と化した悲劇を乗り越え、共に悪と戦うことを誓い合うのだった。
(メタル系の場合、素性を隠して、とにかく正義の味方という風に本郷に解釈してもらうと言う形になる)
本郷はとりあえず行く当ての無い二人を喫茶アミーゴに案内した。そこで本郷のオートレーサーとしての師でありアミーゴのマスター、
立花藤兵衛(通称おやっさん)を紹介される。本郷が改造人間となったこと、そしてエイジが普通の人間ではないことに驚く藤兵衛だが、
快くアミーゴを拠点として使うことを承諾し、また全面的にバックアップすることを約束してくれた。

悪の組織の出現はショッカーだけには留まらなかった。
ミュータントで構成された、帝王バンバ率いる、新人類帝国バンバ。
脅威の巨大ロボット・モンスターで地球征服を企む、ギロチン帝王率いる、悪の秘密結社BF団。
幻魔界を操る、ドン・ホラーを首領とする、宇宙犯罪結社マクー。
プロフェッサー・ギルのロボット軍団、ダーク。
突如暴走した環境保全用スーパーコンピューター・ブレインと開発者の一人、ハスラー教授率いるブレイン党。

だが、巨悪に呼応し、正義の戦士たちも立ち上がる。
新人類帝国のミュータンロボットに襲われた、渡五朗。深い傷を負ったところを新人類帝国と戦うレジスタンス、「少年同盟」のキャプテンサラーにより、
彼の中に眠る超能力を目覚めさせられ、自由の戦士・イナズマンとして、悪と戦うこと決意する。

巨大ロボット・GR1は、その尖兵とするためにBF団が秘密裏に開発した破壊兵器だったが、設計者であるドクター・ガルシアはその陰謀を阻止するため、
腕時計型の操縦システムを偶然BF団に捕われていた少年、草間大作に託し絶命する。この操縦システムは音声登録・認識式で、
初起動の際に声を登録した者の命令にしか従わない仕組みになっていた。GR1= ジャイアントロボと共に魔の手を脱した大作は、
科学防衛組織ユニコーンの隊員となり、悪と戦うこととなる。

マクーに対しても、銀河連邦警察により、宇宙刑事ギャバン・一条寺烈が派遣される。電子星獣ドル、サイバリアンを操り、彼もまた正義の陣列へと加わっていく。

ダークに捕らわれたロボット工学者光明寺博士。だが彼はダークに対抗する切り札として、人造人間・キカイダー(ジロー)を作り上げていた。
光明寺博士の命により、自らの不完全な良心回路に苦しみながらも、彼は博士の娘ミツコと息子マサルと共に、博士を探しつつ、悪と戦っていく。


22 :スーパー特撮大戦2001(3/3):2006/10/01(日)22:21:48 ID:IOkhieVh0
ここらでタイプ毎にメインストーリーシナリオが入ります。

(バイオ系)
ヒーロー達と共に戦うヴォルテックスことエイジだが、ある日謎の頭痛に襲われ、意識を失うエイジ。ランはそんなエイジを心配し、
二人は故郷の村へと向かう。村に着いたものの、急に凶暴化し、人としての意識を失うエイジ。彼を見るランの脳裏に遠き日の忌まわしき記憶が巡る。
三年前、父の手により、ヴォル細胞を人体に移植する実験の被験者とされたエイジ。人類の新しい一歩のためと父に説得され、それを信じ身を委ねた彼が
今、このような姿になってしまっている。罪悪感を覚える中、この村に住むランの祖父に助けを請う。だが、父の研究者としての師でもある祖父はエイジを見て、
最早手遅れであることをランに告げる。
海岸に佇み、失意に暮れるラン。そんな彼女の元に3人の男女が現れる。その内の一人は……失踪した彼女の兄、サトルであった。
再会を喜ぶランだが、どうも様子がおかしい。すると、共に居た男女、藤堂タツヤはヴォルハザードの姿へ、白鳥カオリはヴォルキュリアの姿へと変貌する。
そしてサトルもヴォルフィードの姿へ。そして彼は、実はランも彼女の気付かぬうちに実験の被験者となっていた事を告げる。今までランが小動物や、
果ては改造人間まで癒していた癒しの力は、ヴォル細胞による自己再生能力の一旦であったのだ。
さらにサトルはヴォルの被験者がその命を維持していくためには、ヴォル細胞を持つ生物を喰らうしかないと言い、実の妹であるランに襲い掛かる。
だがそこに自我を失い、獣と化したヴォルテックスが現れ、意識を失いながらもランをかばい、ヴォルフィードに立ち向かおうとするが、
その力に圧倒されるヴォルテックス。あわや捕食されんとされたその時、ランが自らの力に目覚め、ヴェルベットへと変身し、エイジを救う。
そこへ仮面ライダーも駆けつけ、不利と見たサトルは、タクヤ…ヴォルハザードを殿に逃走する。恐ろしい力を見せながらも、ライダーとヴェルベットの力に、
ヴォルハザードも破れ、逃走する。自我を取り戻したエイジは、自分と同じ異形の姿となったランに驚くが、彼女の彼を想う心に、改めて、
ヴォルテックスの力を使いこなし、平和の為に戦うことを誓うのだった。

(メタル系)
宇宙刑事ギャバンにより、タクマことルシファードがナガーという犯罪組織に所属する、超A級指定犯罪者である事が明かされる。
仲間達に真偽を問われる(肯定するか、黙秘するか選択が発生。肯定した場合はアフファロンと黙秘の場合はアテファリナと戦闘。
アテファリナとの戦闘の場合のみ、ルシファード最強技グラビティナパームを覚えることが出来るのでこちらで書きます。)
黙秘を貫いたまま、もうここには居られないと、アミーゴを去るタクマ。タクマの後を追うサキの前に、闘姫アテファリナが現れる。
お前が付いて居ながら、ルシファードは裏切ってしまったとサキを責めるアテファリナ。そして彼女はサキを処分する、と襲い掛かる。
間一髪のところにタクマが到着、姉であるアテファリナと対峙する。戻って来いという姉の言葉をタクマは頑として拒否。自分を操り、
悪逆の限りを行わせた父に対する怒りを燃やし、アテファリナと戦うが、その力の差に圧倒される。そしてトドメの一撃。が、サキが彼をかばい攻撃を
受け、その機能を停止させてしまう。冷静さを失った自分を諭す彼女の言葉に答えなかった自分を恥じた彼は、自ら封印していた技、
グラビティナパームを発動させ、アテファリナを撃退する。
その一部始終を見ていたギャバン=烈は彼が本当に、以前の彼とは違うことを認め、ナガーを倒すまでの間、彼の身柄を保留することをタクマに告げる。
そして傷が癒え、再起動したサキに謝罪し、再び仲間と共に悪と戦うことを誓うのだった。


続く

50 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/04(水) 03:06:25 ID:ywzdz9bS0
スーパー特撮大戦2001続きいきます。

なお、前回ブレイン党が登場した、とありますが、ブレイン党は一回目のメインストーリーの後での登場でした。修正させていただきます。

では本編です。

ダーク破壊部隊と戦いを続けるキカイダーことジロー。戦いの中、やはりプロフェッサー・ギルの操る悪魔の笛に操られ、苦悩するジローを見かねた
ミツ子は自らが作り上げた完全な良心回路をジローに施そうとする。が、頑なにジローはそれを拒否する。不完全な自分の心を自分自身で制御して見せると
彼は言う。
その頃世界征服を企む鉄面党の総帥デビラー総統はプロフェッサーギルに接触し、同盟を結んでいた。そして、動き出した鉄面党とダークは
万国ロボット博覧会に出展された世界各国の巨大ロボットすべてを強奪した。彼らは戦闘用に改造したロボット軍団で世界を征服するつもりなのだ。
悪のたくらみを断固阻止せんと、科学秘密特捜隊 (SSI)の松原 真理を中心に、地球防衛軍、そしてキカイダーが立ち向かう。
両組織の雑兵を蹴散らし、計画を破らんとしたその時、以前も現れた、光明寺博士の脳を頭部に内包したダークの人造人間、ハカイダーが立ちふさがる。
光明寺博士の脳を破壊するわけにも行かず、ハカイダーに一切手出しの出来ない。絶対絶命のその時、突如トランペットの音がその場を支配する。
「何者だ!」とハカイダーが辺りを見回すと、ビルの一角にそのトランペットの主の男が居た。そして男は言う。
「悪のある所必ず現れ、悪の行われる所必ず行く!正義の戦士、キカイダーゼロ・ワン!!」
ジローよりも先に光明寺博士によって作られた、完全な良心回路と、光渦巻く太陽電池を持ったイチロー=キカイダー01は、仁王像に封印されていた。
01の回路が悪の活動を感知し、長い眠りから復活したのだ。彼の登場から間もなく、ハカイダーにタイムリミットが訪れる。
彼は一定時間内に脳の血液交換をしないと脳が死んでしまい、戦闘力が激減してしまうのだ。
ハカイダーのいない敵部隊など、キカイダー兄弟にとってはものの数ではなく、あっという間に鉄面党・ダーク連合部隊は撃退される。
しかし、未だ鉄面党の巨大ロボット・トロイホースが残っている。さすがに彼らでもあの巨体には成す術が無い。

その頃、襲撃と同時に鉄面党に捕らわれていたロボット工学者紅健一郎博士は、奇跡的に脱走に成功し、彼の弟でありSSIに所属する紅健(くれない けん)
に彼の製作したスーパーロボット・レッドバロンを託す。兄の言葉に従い、トロイホースを必殺のエレクトリッガーで撃破するレッドバロン。
しかし、健一郎の脱出は鉄面党による、レッドバロンを破壊するための罠であった。人間爆弾に改造されていたことを悟った健一郎は、世界の平和を
弟に委ね、一人爆死という壮絶な最期を遂げる。鉄面党の非道に猛る健。彼は兄の敵を、そして兄の願いをレッドバロンと共に果たすことを誓うのであった。

ショッカー、バンバ、BF団、マクー、ダーク、鉄面党…
次々と現れる悪の組織達。だが、混乱はさらに深まることとなる。
ショッカーを利用し、パワーアップを遂げた新仮面ライダー1号・本郷猛と新2号・一文字隼人。
だがショッカーも支援組織であるゲルダム団、そして謎の組織ナガーを取り込み、ゲルショッカーとして新生する。



51 :スーパー特撮大戦2001:2006/10/04(水) 03:07:56 ID:ywzdz9bS0
一方、銀河中の星を次々に消滅させている大帝王クビライ率いる不思議界フーマが、地球を目標と定め進行を開始する。
不思議時空を発生させる、フーマの尖兵、シャコモンスターに苦戦するギャバン。だがそこに「焼結!」という声と共に青い光が降り立った。
新たな宇宙刑事シャイダーこと沢村 大(まさる)である。主人公・沢村大は地球人の考古学者。銀河連邦警察にスカウトされた彼は、
バード星の宇宙刑事養成所で訓練を受けていた。だが、地球の危機を前にギャバン達の共通の上司であるコム長官により「シャイダー」のコードネームを
与えられ、パートナー・アニーと共に超次元戦闘母艦バビロスで故郷へ駆けつけたのであった。

シャイダーの活躍により、シャコモンスターを撃退するヒーロー達。そこへ超次元戦闘母艦グランドバースを狩り、赤き宇宙刑事、シャリバンも
合流する。彼は以前、マクーの破壊行動から森を守るために果敢に戦った伊賀 電であった。瀕死の重傷であった彼は烈の計らいによりバードで星治療を受け、幸いにも回復。
そしてコム長官に、マクーのモンスターにも臆せず立ち向かった勇気をかわれ、宇宙刑事にスカウト。「シャリバン」のコードネームを
与えられたのだった。そしてシャイダーと同じように、地球での謎のエスパー集団・宇宙犯罪結社マドーの暗躍に関する情報を得て、リリィと共に地球へと帰還したのだった。
揃い踏みした宇宙刑事達。3人はたとえ敵がどれだけ強大であろうとも、3人の力をあわせれば決して負けないことを確かめ合うのだった。

ある日、科学特捜隊、通称科特隊のハヤタ隊員は上空を戦闘機、ビートル1号でパトロール中、突然謎の飛行物体と衝突し、命を落とす。
だが、彼の前に突如光り輝く巨人が現れ彼に告げた。
「私はウルトラマン。怪獣ベムラーを護送中に逃げられてしまい、君を死なせてしまった。だが心配要らない。私の命を君にあげよう。」
そしてハヤタは目覚めた。夢か、と思う彼だがその手にはウルトラマンへ変身するためのアイテム…ベータカプセルが握られていた。
再び出現したベムラーにハヤタはベータカプセルを高く掲げる。すると彼の姿はウルトラマンへ。必殺技、ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪
の事ですが、名前がアウトだったらしく、改名されています。)でベムラーの巨体を切り裂き、巨体は湖へと沈んでいった。
ベムラーの他にも、怪獣や宇宙人が地球を狙っている。ウルトラマンと科学特捜隊もアミーゴ隊として一つに纏まったヒーローの陣列へ参加するのだった。

ひと時の平和な時を過ごすヒーローの集うアミーゴに突如機関車の仮面をかぶった男が現れ、黒十字軍の機関車仮面と名乗ると、一杯の水を要求する。
藤兵衛から手渡された水を勢い良く飲み干すと、機関車仮面は礼を言い、すさまじいスピードで去っていった。あからさまに不信な機関車仮面を追うヒーロー達、
追いつき、事情を聞くと、世界征服の為に黒十字軍の邪魔となるゴレンジャー。その基地を探して走り回ってることを正直に明かす。
機関車仮面が悪の手先と知ったヒーロー達は彼を阻止しようとするが、そこに「貫禄のある男」「キザな男」「九州弁の男」「真面目そうな女」「少年っぽい男」が
現れ、黒十字軍戦闘員と機関車仮面を翻弄する。戦闘員を片付けた5人は、突如姿を消した。そして残された機関車仮面の前に、名乗りと共に再び現れる。
「アカレンジャー!」「アオレンジャー!」「ミドレンジャー!」「キレンジャー!」「モモレンジャー!」
「5人揃って……ゴレンジャー!!」
そして彼らの必殺技ゴレンジャーストーム(モモレンジャーが出したボール型爆弾を5人でパスし、最後にアカレンジャーが敵に向かって蹴り飛ばす。)で
機関車仮面を撃破する。
戦いが終わり、5人はアミーゴ隊に自分たちが「イーグル」の特務部隊「秘密戦隊ゴレンジャー」であることを説明し、共に悪と戦うことを約束するのだった。



52 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/04(水) 03:09:36 ID:ywzdz9bS0
国際平和機構・科学研究所の佐原博士が地球環境を守る為に建造した、自我を持つ超コンピューター「ブレイン」。スプーン1本から宇宙ロケットを製造出来る
「超生産能力」を有し、あらゆる災害から人類を守り地球環境を保全すべく作られた電子頭脳であったが、皮肉な事にブレインの出した結論は
『人類が地球を滅ぼす - 人類は地球に有害』というものだった。
かくしてブレイン党を結成し、人類に宣戦布告するブレイン。そしてそのブレインを戦力に取り込まんと動き出すゲルショッカー。
混戦の中、ブレインメカ・ローラーロボットとハリケーンロボットが出現する。アミーゴ隊もジャイアントロボで応戦するが2対1ではやはり不利である。
そこへけたましいプロペラ音を轟かせ、巨大なロボットが現れた。そうあれこそが大鉄人17(ワンセブン)人類こそが地球を救うと、ブレインに反旗を翻した
17番目のブレインロボである。彼を操る、南 三郎少年と合流したワンセブンは飛行ワンセブンから戦闘ワンセブンに変形。必殺のグラビトンでブレインメカを撃破する。
かくして、ワンセブンと三郎少年。そして彼らを支援するレッドマフラー隊もアミーゴ隊と共に戦うこととなった。

アミーゴ隊の他にも、ゲルショッカーの非道に立ち向かう組織、アンチショッカー同盟が存在した。彼らはゲルショッカー首領の正体を突き止め、それを仮面ライダーに
委ねようとする。が、その仮面ライダーはショッカーによって造られた偽ライダーであった。
助けを求めるアンチショッカー同盟の声に応え、出動する仮面ライダー1号以下アミーゴ隊の面々。南米のゲルショッカーと戦っていた一文字隼人も合流し、
ショッカーライダー達を撃破。返す刃で最高幹部、ブラック将軍ことヒルカメレオンを撃破。ついに首領の下へと詰め寄る。だがしかし、首領の姿はそこにはなかった。
無機質な電子音声が、アミーゴ隊に衝撃の事実を語る。首領はすでにゲルショッカーを破棄し、新たな組織、デストロンを立ち上げていたのだ。
そして爆発する基地が脱出した面々は、勝利とはいえない結末に歯噛みするのであった。
その後、しばらくの時間が経った頃、本郷の後輩である風見 志郎の一家が彼を残し、デストロンに惨殺されるという事件がおきる。
志郎は自分を本郷や一文字の様な仮面ライダーへと改造してくれと懇願するが、改造人間の辛い宿命を痛いほど知る彼らはそれを拒否。
二人は志郎の家族の仇の為、デストロンの基地へと乗り込むが、基地自体が実は首領の罠。絶体絶命のところを、志郎の身を挺しての行動により、
事なきを得る。だがそれと引き換えに、瀕死の重傷を負う志郎。彼の命を救うため、とうとう本郷と一文字は彼を改造人間にすることを決める。
町にデストロンの怪人、カメバズーカーとハサミジャガーが出現した。応戦するアミーゴ隊。しかしゲルショッカーの改造人間の比ではない程の強さを
誇る二体に、苦戦を強いられる。だがそこに爆音を轟かせ、3人の仮面ライダーがバイクを駆り現れた。仮面ライダー1号・2号。
そして生まれ変わった風見 志郎…仮面ライダーV3である。
1号の技をそして2号の力を受け継いだベルト、ダブルタイフーンを唸らせV3は難敵カメバズーカーとハサミジャガーを撃破した。
見事3号ライダーとしてのデビューを飾ったV3。本郷と一文字は、日本を彼に任せ、世界各地で暴れるデストロンと戦うために旅立っていった。

続く

今日はここまでで

最終更新:2006年10月21日 23:59