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EWI4000s

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EWI4000s について

目次

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AKAI professional

製品概要を見たり、使用説明書(PDF)などの資料やOS(ファームウェア)・音色エディタなどのソフトウェアの最新版を入手できる。

UniQuest, Vyzex Editor

EWI4000sに添付されている音色エディタUniQuest, Vyzex Editorの開発元。

ユーザーサイト


Patchman Music

ウィンドシンセ用の音色を販売している。
Patchman Music

www.suonopuro.it

(2013-09-08)

総評

全部内蔵1台完結。
「コントローラ」の中に「音源」と「エフェクター」が入っている。
また、電源は単3乾電池×4本、あるいは別売りのACアダプタが使用できる。

よって、買ってくる → Phoneジャックにヘッドホン挿す、で演奏可能

音声信号がコントローラ本体から直接取り出せるので、アンプやミキサーに繋げるのもシールドケーブル1本で済むし、電池を内蔵できるのでワイアレス化も可能(ワイヤレストランスミッターワイヤレスMIDIトランスミッター)。
よって、ライブで使うのにこいつ一本だけ持っていけば済むのは夢のような環境。

ただし、ヘッドフォン端子の仕様は「インピーダンスが32Ω以上」であるため、現在低価格層で普及しているものでは選択肢が少ないという問題も。

また、電池で駆動しているときは、無音時にヘッドフォン端子に「サー」「ピー」というノイズが乗る。
ACアダプタ使用時、あるいはLINE出力では問題なし。

取扱説明書の出来はよい。少なくとも、EWI4000s 本体の設定に関しては、説明書を見るだけでほとんどの問題が解決できるはず。よって、目を通しておくべき。
ただし、音色エディタ (UniQuest, Vyzex Editor) に付いては、説明が不十分である。

コントローラ

音源を内蔵しているため、他のウィンドシンセに比べるとデカくて長くて重い。重量物が下にまとまってるせいでバランスも悪い。
(重量は実測で 888g、eneloop 単3×4 106g を入れると994g。ソプラノサックスは1.3Kgくらい)

運指はサックスに似た「EWI運指」、よりサックスに近い「サキソフォン運指」、トランペットに似た「EVI運指」、フルートに似た「フルート運指」、オーボエに似た「オーボエ運指」も選べる。
(注意:OSがv2.4より古い場合、OSのアップデートが必要)

音源

アナログ音源をソフトウェアでシミュレートしたものが入ってる。
よって音も比較的太く滑らか。

ヴァーチャルアナログ音源なので音のバラエティは「いかにもシンセっぽい音」のみ。
リアルなトランペットの音が欲しい!とかリアルなサックスの音が欲しい!という場合は別の音源が必要となる。

音色の編集を行うには、パソコンに音色エディタ(EWI4000sに添付、あるいはAkaiのサイトからダウンロード)をインストールし、MIDIインタフェースを用意して、パソコンとEWI4000sを接続する。
EWI4000s本体には100個の音色をを保存できる。出荷時には01~80番にそれぞれ異なる音色が格納されている (81~100番には、01~20番と同じ音色が格納されている)

パソコンの画面上でツマミをぐりぐりすると実際のアナログ音源同様にパラメータをいじることができる。
音色づくりするのにパソコンが必要なので、ライブの演奏の合間などにツマミをいじったりはできない。ある程度事前の作り込みが必要となる。

エフェクターも内蔵されている。ディレイ、リバーブ、コーラスが使えるので、とりあえず一人で遊ぶ分には十分だろう。
しかし、ライブ用などで本格的に音作りをしたい場合は、別途エフェクターを用意した方がいい。
なお、エフェクターのパラメータの編集も音色エディタで行うのでパソコンが必要。

MIDI

外部音源を制御するためのMIDI OUT装備。また音色づくりのための信号取り込み用にMIDI INも装備(外部のコントローラを使えばEWI4000sの音源を制御する事も可能)。
ブレスによる外部音源制御は通常CC#7(ボリューム)が出力される。CC#2(ブレス)やCC#11(エクスプレッション)、チャンネル・プレッシャー(アフタータッチ)にも切り替えできたり2系統の同時出力も可能。

音色エディタ

音色エディタは、発売当初に添付されていた「UniQuest for EWI4000s」(AKAIのサイトから製品CDROMソフトウェアとしてダウンロード可能)と、現在の製品に添付されている「Vyzex Editor for EWI4000s」(こちらもダウンロード可能)の2種類がある。

なお、UniQuestとVyzex Editorの主な相違点は、以下の2点である:
  • 対応OSが異なる
  • 音色データの形式が異なる (ただしVyzexでUniQuestのデータをVyzex用に変換可能)

Uniquest for EWI4000s

スクリーンショット

動作環境

  • PC: Windows 2000, XP。Pentium3以上のCPU、512MB以上のメモリ。
  • Mac: MacOS X(10.3以上を推奨)、Power PC G4以上、256MB以上のメモリ。

Vyzex Editor for EWI4000s

スクリーンショット (Windows XP Professional)

スクリーンショット (Windows 7 Professional 64bit)

Vyzex 1.00、OSはWindows 7 Professional SP1 64bit、MIDIインターフェイスはMOTU MIDI Express XT USBを使用。
表示されている音色はPatchman MusicのAkai EWI4000s Soundbanks - EWI4000s Volume 1で、このVyzexを使ってEWI4000sに送信したもの。

動作環境

  • PC: Windows XP, Vista (Windows 2000でも動作するが公式にはサポートしない)、Pentium 4以上のCPU、画面は32bitカラーの1024×768以上の解像度
  • Mac: MacOS X 10.4以上、Power PC G4, G5以上あるいは全てのIntel製プロセッサ、画面は1024x768以上の解像度

スレによると、Windows 7でも動作するとのこと。

【EWI,WX】ウィンドシンセ★ブレスコントローラ 18 より:
170 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2011/04/25(月) 09:38:45.26 ID:IckGT4qE
EWI4000s使ってるんだけど音色を編集するソフトってWindows7で使える?

173 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2011/04/26(火) 00:52:27.11 ID:nRT3yh6+
Win7 64bitで普通に使えてるのだが

176 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2011/04/26(火) 19:45:41.92 ID:bMUxZ7QW
Vyzex 1.00はWindows 7 64bitで動いたよ。XP と Vista しかサポートしてないから保証外だろうけど。
UniQuestの方は試してない。
あと、Vyzex試す前にMIDIインターフェイスとドライバはWindows 7対応のものを用意しなきゃ。

マニュアル

Vyzexをインストールすると、以下のマニュアル(PDF)が同時にインストールされる:
  • Vyzex EWI4000S Quick-Start Manual.pdf (全7ページ。Vyzexのごく単純な使い方と、他のマニュアルの案内)
  • Vyzex EWI4000S User's Guide Manual.pdf (全32ページ。Vyzexの詳しい説明)
  • Preset Management With Vyzex EWI4000S.pdf (全11ページ。音色を管理する方法について)
  • Vyzex EWI4000S Troubleshooting.pdf (全10ページ。トラブルシューティング)
  • Vyzex EWI4000S Firmware Upgrade PDF.pdf (全8ページ。Vyzexを使ってEWI4000sのOS(ファームウェア)をアップデートする手順)

これらのマニュアルを閲覧するには、Vyzexを起動して、Manualsメニューを使う。

また、これらのマニュアルは C:\Program Files\Psicraft\Akai Professional\Vyzex EWI4000S にあるので、直接閲覧すること出来る。

OSのバージョンアップ

OS (ファームウェア)のバージョンアップがこれまで数回、提供されている。

OSのバージョンを確認するには、「SETUP押下→Upを表示・選択→SETUP離す」と操作する。

現在の最新版OSはVer2.4 (2008/12/16) である。
注意:バージョン2.4に一度アップデートすると、それ以前(2.3など)のバージョンに戻すことが出来なくなる。

関連スレ

2006年4月発売なので、過去スレの「【EWI,WX】ウィンドシンセ★ブレスコントローラ 5」以後に情報あり。

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