やる大矢スレ的なナイスゲームのデータを保管しておきましょう
継投内容も詳しく書くとより楽しめます
【
5月15日】VS読売ジャイアンツ(横浜スタジアム)
巨 100 000 020 3
横 001 001 000 2
三浦(7)
吉見(2/3)●
横山(1/3)
佐藤(1)
横浜はここまで巨人に2連勝、今日勝てば3タテという所でやる大矢は先発マウンドをエース三浦に託す。
その三浦、立ち上がりこそ不安定なものの、その後は完璧な内容に抑える。
このまま行けば巨人に3タテという7回裏、やる大矢は動き出した。
三浦からの打順という回だったが、ここで三浦に変えて金城を代打に送りだす。
金城は5月に入り絶不調となり、3割あった打率も2割前半まで落ち込んでいた。
その金城はあえなく三振に終わり、この回無得点だった。
だが本番はこれからだった。
8回表、7回に代打で出した金城を守備に就かせずに吉見をマウンドに送り込む。
吉見はランナーを2塁に出しながらもなんとか2アウトを取ったところで、さらにやる大矢は横山をマウンドに送り込む。
その横山はラミレス、阿部に連続タイムリーを浴びあっさり逆転負け。
この試合は、やる大矢誕生のきっかけともなった記念すべき試合であった。
横浜はここで勝てば借金1ケタが見えてきただけに、やる大矢の采配は批判の的となった。
一方の巨人はその後白星を積み重ね、最終的には13ゲーム差をひっくり返して奇跡の大逆転優勝を果たすのだがそれは別の話。
【
6月11日】VSオリックスバファローズ(京セラドーム大阪)
横 000 500 000 5
オ 000 000 33X 6
桑原謙(6 0/3)
吉見(2/3)
加藤(0/3)
山北(1/3)
ヒューズ(0/3)
寺原(1)●
横浜はセリーグチームNO.1の打率を誇りながらもダントツ最下位、
方やオリックスもこの試合の数日前にコリンズ監督が辞任し、ヘッドコーチの大石大二郎が監督代行となる異例の事態という両チームの試合で、
両チームファンからは「暗黒決戦」と噂されていた。
試合は横浜がオリックス先発金子から4回に2発のホームラン含む攻勢で一気に5点を奪取。
試合は決まったかのように見えた。
しかし、6回まで力投していた桑原が7回に走者を出すとやる大矢のパニック継投が炸裂。
吉見ー加藤と繋ぐが坂口の捕前ゴロを相川が一塁へ悪送球し3点を奪い返され、スコアは5-3。
そして8回マウンドに上がったヒューズは先頭打者に四球、続く打者にヒットを打たれるというパーフェクトリリーフ。
ヒューズに続いてマウンドに上がった寺原だったがこの流れを断ち切る事はできなかった。
暴投で走者を生還させると最後は決勝タイムリーを打たれて爆沈、5-6で逆転負けを喫した。
試合後の横浜本スレでは泣き出した住民がレプリカユニフォームを切り刻む事件が発生するなど大荒れ。
古参スレ住民には「やる大矢」という名前を野球板全体に轟かせた試合として記憶されている。
まったくの余談だが、この後オリックスは夏場にかけて徐々に調子を上げていき、最終的には1999年以来のAクラス入りを果たす2位となった。
これも監督の差とでもいうべきなのだろうか。
____ シーズン中に監督が変わるとかwwwww
/ _ノ ヽ_ \ 檻さん暗黒にもほどがあるおwwwwwww
/。=⊂⊃=⊂⊃。\ 勝ち星はもらったおwwwwアザッスwwwwww
/ :::⌒(__人__) ⌒::: \ __________
| ヽr┬-ノ | . | | |
. \ `ー'′ / | | コリンズ解任! |
/ ` \ .| | オリックス、 |
| r .| \.| | 迷走止まらず... |
| ┴rェェァ_ |\ | |________|
──‐‐`ー-イ__)l二二l ̄ ̄ | | |
試合後
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/ ⌒`"⌒`ヽ、 | | | |
/,, / ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | |
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;/⌒'":::.. |⌒ヽ | , | | |
/ /、:::::... /ヽ_ \ |ノ 、| .| 、|
__( ⌒ー-ィ⌒ヽ、 /⌒`ー'⌒ ) ノ_____,ゝソ___ゝ
━━━`ー──ゝィソノー‐ヾy_ノー─" _ノ゙ ̄⌒^⌒} .{ ⌒^⌒}
'ニ===⊂⊃=} {=⊂⊃=}
大石監督代行
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6月17日】VS千葉ロッテマリーンズ(横浜スタジアム)
ロ 506 000 210 14
横 000 100 000 1
桑原(1)●
秦(2)
真田(2)
小山田(1)
山北(1)
ヒューズ(1)
加藤(1)
一言で言い表すなら「投壊」という試合。
先発桑原が一回で5失点するともうやる大矢は止まらなかった。
秦も2イニング6失点、ヒューズもちゃっかりと1イニング1失点、
出る投手がことごとく粉砕され、ロッテ復調の原因ともなったパリーグ5球団のファンにとっても恨めしい一戦である。
ちなみに、横浜は交流戦で当時パリーグの首位を独走モードに入りかけていた西武相手には五分で渡り合っており
2008年のパリーグ混戦を仕立てたのはある意味で横浜とやる大矢のおかげかもしれない。
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/ \
/ \ , , /\
/ ==⊂⊃=⊂⊃=\ おまいら諦めないで応援しようぜ・・・ 18:32:59 ID:QrUnILvP0
| ⌒(__人__)⌒ |
\ ` ⌒´ ,/
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
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/. =⊂⊃=⊂⊃=\
| (__人__) | 秦が踏ん張ってるな
/ ∩ノ ⊃ / まだ逆転の望みはある・・・ 18:55:52 ID:QrUnILvP0
( \ / _ノ | |
\ ` /__| |
\ /_____ノ
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/ ─ ─\
/ U =⊂⊃=⊂⊃=\
| U (__人__) | 9点差ならまだなんとか・・・ 19:04:45 ID:QrUnILvP0
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
\ ` /__| |
\ /_____ノ
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│ ___ つ ⊂ ___ │
ヽ ノ ___ ヽ ノ
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( く o゚=⊂⊃=⊂⊃=゚o > ) もうだめぽ 19:07:41 ID:QrUnILvP0
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ヽ| |r┬-| |/
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/ ///(__人__)/// \ おちんちんきもちいいお(´;ω;`)19:08:43 ID:QrUnILvP0
| u. `Y⌒y'´ |
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/⌒ヽ ー‐ ィヽ
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ヽ/⌒ヘ~ ____
., 't,_,ノ丶 /⌒ ⌒\
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/ 'i、 ̄~~ ijk___,-、 もう飲まなきゃやってられんわ 19:30:52 ID:QrUnILvP0
|米 |-ァ __,| .|
|酒 | i' 'l / ヽ フラフラ
|_ | ! l | 米|
~^''!, ,_ ,!_...| 酒| ヨタヨタ
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`'‐’
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7月6日】VS阪神タイガース(横浜スタジアム)
阪 030 100 004 8
横 100 102 030 7
吉見(5)
桑原(1/3)
山北(2/3)
吉原(2)
寺原(1)●
この日の横浜の攻撃は粘り強かった。
阪神に4点を奪われながらも先発吉見以降はきっちりと抑えパニック継投が成功。
打線は8回裏に阪神「JFK」の一角ウィリアムスを打ち砕き3点を奪取し4-7。
9回のマウンドには守護神寺原が上がりベイスの勝利は間違い無しと
はません住民、横浜本スレ住民、やる大矢スレ住民全員がほぼ確信していた。
寺原は走者を出すものの関本を2死2ストライクと追い込み、1ストライクで勝利というところまでこぎつけた。
しかし、その関本、新井に連続タイムリーを浴び6-7になって点差は1点。
迎えた四番金本にレフトスタンドへ外角低めの球を運ばれる逆転2ランを打たれ、8-7。
その日のやる大矢スレ、横浜本スレは伸びに伸びた。
実況chにも横浜関連スレが乱立し野球関連板が横浜一色となった記念すべき日である。
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/_ノ ヽ、_\
o゚=⊂⊃=⊂⊃=゚o 9回表2死2ストライクまできたおwww阪神さん勝利アザッスwwwwwwwww
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/\j_j__j_ノ \j_j__j_ノ 横浜が9回2アウトから4点を失い逆転負け
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7月26日】VS広島東洋カープ(広島市民球場)
横浜 001 001 000 2
広島 000 010 012x 4
ウィリアムズ(5)
山北(0/3)
小山田(2/3)
吉見(1/3)
吉原(2/3)
石井裕(1/3)
横山(2)●
先発ウィリアムズは5回まで好投し広島打線を1点に抑える。
6回には仁志の犠飛で、2-1と勝ち越しに成功。ところがやる大矢は好投していたウィリアムズを替え、突然6回から山北を送り込む。
山北は1死も取れずに嶋を安打で出すが、小山田・吉見・吉原・石井裕のリレーでなんとかリードを守りきり8回を迎える。
8回のマウンドには一度は湘南に落とされ上がってきた横山。再び上がってきたからには一味違うのかと期待されたが、
石原に同点アーチを浴び、はません住民の怒りは最高潮に達した。
「なぜ横山なんだ?」
さらに何故か9回も続投の横山に対してはません住民からはあきらめの声が挙がる。
そんな声を裏切らず先頭東出をヒットで出しきっちり送られて最後はアレックスにサヨナラ被弾、2-4xで決着。
横山が全てをぶち壊しベイスは敗戦。
一部のやる大矢スレ住民からは「長く投げさせると被弾する投手ばかりだから継投は正解なのか?」
という意見も挙がったが、これは大矢が左右病で投手をつぎ込みすぎた結果であり
横山に2イニングも投げさせてしまった失策である事は間違い無い。
大矢がやる大矢たる事を証明してみせた試合である。
【
7月27日】VS広島東洋カープ(広島市民球場)
横 000 100 030 0 4
広 000 100 030 4x 8
真田(6)
石井(1 2/3)
吉原(0/3)
吉見(1/3)
小山田(1)
山北(2/3)●
先発真田が6回1失点と試合を作るが、この日のベイスは勝ち越した直後に本塁打で追い付かれるパターン。
8回に村田の3ランで4-1と勝ち越すも裏にアレックスの3ランで追いつかれ試合は延長戦へと突入した。
10回のマウンドに上がったのはやる大矢パニック継投の被害者の一人山北。
東出、天谷を打ち取って2死とするも、アレックスは左中間への二塁打を放ち、2死2塁。
四番栗原を敬遠し2死1,2塁として五番前田に勝負を挑んだ。
しかし、結果は最悪の四球で2死満塁の大ピンチ。
打席には広島の(ネタ)外人シーボル。
そして、まさかのサヨナラ満塁ホームラン。
右打者相手にも関わらず何故か寺原を温存した大矢采配に、横浜本スレ住民の怒りは最高潮に達した。
やる大矢は試合後の会見で「(10回は)山北に抑えてほしかったが…」と、その点については触れなかった。
【
7月29日】VS中日ドラゴンズ (豊橋市民球場)
横 010 101 100 4
中 020 001 011x5
小林(6)
吉原(2/3)
石井裕(0/3)
小山田(1/3)
寺原(1 2/3)●
横浜は村田のソロホームランや犠打で進めたランナーを犠牲フライで確実に
本塁に迎え入れて小刻みではあるが無駄なく、着実に点を重ねていく。
先発小林は中村紀に2ホーマーを打たれ、ランナーを背負う場面も何度かあったが
粘りのピッチングを見せ6回を3失点で切り抜けた。
7回表横浜の攻撃、ビグビーがソロホームランを放って4-3と三度目の勝ち越し。
その裏ピンチを迎えるもやる大矢の十八番、左右病全開のマシンガン継投が炸裂。
この回だけで3投手を継ぎ込むも無失点で乗り切る。
そして8回裏、2イニング寺原を敢行、勝利が期待された。
しかしこの回先頭の5番中村紀に3本目となるソロホームランを打たれ、スコアは4-4の同点。その期待は打ち砕かれる。
9回裏も寺原が続投、ヒットで出たランナーを送られ1死2塁。
ここで2番荒木に不振でスタメン落ちしていたウッズが代打として登場。
実況スレ住民もあきらめかけていたが寺原はウッズを三振に切って取り、2死2塁。
しかし続く森野にフェンス直撃のサヨナラヒットを打たれゲームセット。
前回の広島戦で連夜のサヨナラ負けを喫した際、寺原の出し惜しみを敗因のひとつに挙げられていたが、
頼みの寺原までもが打たれてしまいさすがの実況スレ住民ももう何も言えなかった・・・。
前半戦最終試合はマシンガン継投に崩れるクローザーと前半戦の暗黒横浜を象徴するかのような試合内容となった。
【
9月27日】VS中日ドラゴンズ (ナゴヤドーム)
横 400 000 000 4
中 200 200 001x5
ウッド(3 2/3)
真田(1 1/3)
横山(1)
石井裕(2)
山口(2/3)●
ここまで泥沼の9連敗(1分け含む)の横浜、この日の先発スタメンを見て誰もがアッと驚いた。
25日の阪神戦においてプロ入り初先発したばかりの阿斗里を「7番・レフト」に起用(偵察メンバー)。
やる大矢スレ的には「ジュウシマツ住職」のAAを改変した新キャラ・アトリの猛威が振るっていただけに、機を見て敏なやる大矢監督の選手起用ぶりに脱帽するしかなかっただろう。
試合は1回表に村田のタイムリー2塁打・金城の3ランといきなりの猛攻を見せ、連敗脱出の期待を十分に抱かせつつ「阿斗里そのまま打席か?」と住人をwktkさせたが、結局代打に下園を送った。
しかしその裏、ウッドがウッズに2点タイムリーを浴び、「やっぱり今日も・・・」と横浜ファンを不安に陥れた。
4回にはとうとうウッドがつかまり、代打・井上にタイムリー2塁打、李炳圭にタイムリー3塁打を喰らって同点にされるものの、真田への継投でかろうじて勝ち越しは許さなかった。
5回以降の横浜は内川のヒット1本と相川の死球(しかも頭部なので浅尾は退場、幸い相川は無事)だけというまるで勝ち越す意思のない攻撃、対する中日も真田・横山・石井裕のマシンガン継投に5回以降はヒットがなく、このまま延長戦かと思わせた。
そして9回裏、やる大矢監督は山口をマウンドへ送りだす。
1死から谷繁・代打の立浪に連続ヒット、李炳圭にフォアで1死満塁の大ピンチ。
荒木は三振に仕留めたものの、和田に痛恨の押し出しを与え、結局サヨナラ負け。
いわゆる「スミ4」で10連敗となり、横浜ファンだけでなく中日とCS進出を争っていた広島ファンにとってもあまりにも痛い一敗となってしまった。
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10月2日】VS中日ドラゴンズ (横浜スタジアム)
中 000 010 020 3 6
横 300 000 000 1 4
三浦(8 2/3)
石井裕(1 1/3)
寺原(1)●
さらに連敗が続き、その数は12を数えていた。
しかしこの日の横浜は一味違った。初回に変化球の定まらず直球中心に攻める中日先発・中田の投球を見抜き、一死二塁から内川のタイムリー、村田の2ランでいきなり3点を先制。調子が落ちていたとはいえエース・三浦を持ってすれば連敗阻止は動かないと思われた。
4回裏、やる落合は先頭の石川に三塁打を打たれたところで中田を見切り、やる大矢のお株を奪うマシンガン継投を開始。これが見事に当たり、結局この回以降得点できず、嫌な雰囲気が漂い始める。
初回を除き、いつものムエンゴとなった三浦だったが、7回終了時までウッズにうまく運ばれたソロ本塁打の1失点に抑え、以前好投で代え失敗した経験から8回も当然の続投。ここを抑えて9回は久々の寺原の登場を迎える、はずだった。
8回も軽く2人を討ち取り、バトンタッチまであと1アウト。ここで登場した代打・中村紀は、ショート石川のグラブを弾く強襲ヒットで出塁するが、続くは誰しも(中日ファンですら)安牌と想定するイ・ビョンギュ。しかし三浦がカウント1-1から投じた1球を弾き返した打球は、レフトスタンドへと吸い込まれていった。この回で三浦は無念の降板、後続に託す。
延長10回、寺原が登板。先頭井端に出塁、谷繁はスリーバント失敗、次の中村紀は詰まりながらもセンター前に落とし一死一三塁。ここで迎えるはまたもイ・ビョンギュ。フルカウントから放った打球は、ライトスタンド上段へと消えた。
その裏岩瀬を攻め、一打逆転と見せ場を作るも、結局はいつもの追いつかない程度の反撃で1点を返すに留まり、終戦。初回のリードの勢いはどこへやら、泥沼の13連敗となった。
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10月10日】VS阪神タイガース (横浜スタジアム)
神 002 010 000 3
横 000 004 000 4
小林(6)○
真田(1)
山口(1)
寺原(1)S
巨人と阪神による激しいセリーグ優勝争いも大詰めを迎えていた。
勝敗が並んでの直接対決で巨人に破れ、ついに首位の座を明け渡した阪神を
前日に首位巨人に今季東京ドームでの初勝利を果たし、波に乗る横浜が本拠地で迎え撃つ形となった。
先発は阪神がベテラン下柳、横浜は新人の小林。
1回表
ヒットと村田のエラーでピンチを広げさらに金本に四球で1死満塁となる。
しかし小林が続く鳥谷、林と連続三振に切ってとりこの回を無失点。
3回表
先頭の赤星がヒットで出塁、これを犠打で送り1死2塁のピンチ。
新井を外野フライに打ち取るも続く金本にレフトスタンドへの2ランホームランを浴び2点を先制される。
3回裏
下柳にノーヒットに抑えられていたが斉藤俊がチーム初安打を放つ。
小林がこれを送り大西も四球で2死1,2塁と一打同点のチャンスを得るも藤田がファーストゴロに倒れチャンスを逃す。
5回表
関本にソロホームランを浴びて3点差に広げられる
6回裏
ここまで1安打に抑えられていたが大西の四球を皮切りに藤田、内川の連打で1点を返したところで
阪神ベンチが動き今や中継ぎエースとなったアッチソンを投入し逃げ切りを図る。
しかし村田がホームランダービー単独トップとなる45号3ランホームランをレフトスタンドに放ち逆転に成功する。
7回表
小林に代打を送ったため真田が登板、ヒットと四球で1死1,2塁のピンチを招くも続く関本、新井を打ち取って凌ぐ。
8回裏
逆転優勝のために絶対に負けられない阪神は1点ビハインドの場面で守護神藤川を投入。
その藤川を攻め先頭の藤田がツーベースヒット、内川が3塁へ送り追加点のチャンスを作るも
村田、吉村が凡退で追加点はならず。
9回表
クローザー寺原が登板、「神宮のヤクルト戦に巨人勝利で、巨人のマジックが1に」が報じられ日本中の注目を浴びるイニングとなる
もはや完全に後が無くなった阪神は7.6の逆転劇の再現を狙う。
1死から途中出場の葛城に内野安打を許し続く赤星は打ち取るも関本への四球とバッテリーエラーで2死1,3塁と
1打逆転のピンチを迎えるが最後は新井をライトフライに打ち取りゲームセット。
横浜は早々と最下位が確定し優勝争いやCS進出にまったく絡まずセリーグでは蚊帳の外状態であった。
しかし中日戦での連敗でヤクルトのCS進出を消滅させ、広島戦でも広島のCS進出さらには
シーズン勝ち越しまでも打ち砕くなど違った形で存在感を示しついにこの日、
再逆転で優勝を狙っていた阪神にまでトドメを刺し、激動のセリーグの幕を引いてしまったのだった。
やる大矢スレではまるで優勝したかのようなどんちゃん騒ぎだった事は言うまでもない。
最終更新:2009年05月14日 12:56