政府や自治体は味方になってくれないのか?


管理人個人のまとめ

6/10付けのニュースで目を疑う記事が
しかし県とメールのやり取りをした結果、報道の飛ばし記事かもしれません
真偽は下の経過を読んで、個人的に判断してください
また、他の対政府、対自治体の疑問的な対応、抗議についても募集します

★チベット支援企画に難色 三重県、施設の後援取り消し

三重県尾鷲市の県立熊野古道センターで市内の男性(48)が企画したチベット支援の演奏会に、県がクレームを付け、許可された同センターの後援が取り消されたことが分かった。
男性はインド発祥の弦楽器でチベットとも結び付きの強いシタールの奏者。同センターの指定管理者、特定非営利活動法人(NPO法人)「熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク」と相談し、14日にチベット支援の募金を兼ねた演奏会を企画、5月初めに後援が認められた。
しかし、6月に入り、県東紀州対策局職員が同法人に「尾鷲には中国人も多く、特定の主義主張を浸透させる活動は県の施設にはそぐわない」と忠告。同法人職員が後援の取り消しを男性に告げた。
男性が「政治的な意図はなく、芸術発表や善意の活動を妨げる行為だ」と抗議。同法人は県と協議し、同センター後援ではなく、同法人後援とした。
男性は「最初は『チベット支援の要素を表に出してほしくない』とも言われ、驚いた」と首をかしげる。一方、同対策局は「県立施設としての後援は問題があり、取り消しを求めた。趣旨の変更は求めていない」
としている。
同施設の利用審査は、県条例で指定管理者の業務と規定。「設置目的に反する場合は利用できない」との取り決めもあるが、募金活動などは禁じていない。
(中日新聞 2008年6月10日 07時26分)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008061090072619.html

国や政府は誰の味方なのか?

以前から自治体や国が中国共産党がらみでズブズブになっているという噂はありましたが、こうまであからさまな形で現実になると、もう絶望しかありません。
事なかれ主義を超えて積極的に自由への動きを潰そうとする行動に怒りを覚える方は、自分たちの手で真実を追究し、抗議の声を上げましょう。

問題になっている点

記事からはわかりにくいですが、施設使用を取り消しにした、とかそういうことではないようです。ただ「後援」するという承諾があったものに何らかの圧力がかかったのかどうなのか、「後援」という名義が使えなくなった、ということです。
質問や抗議をする人は、その辺を考慮して情報を聞いてもらえると助かります。

男性は「最初は『チベット支援の要素を表に出してほしくない』とも言われ、驚いた」と首をかしげる。一方、同対策局は「県立施設としての後援は問題があり、取り消しを求めた。趣旨の変更は求めていない」
としている。
というやり取りが、どちらが本当なのかどうなのかがポイント、というわけです。

公開質問状

中日新聞、東京新聞でも話題になっている件ですが
チベット支援をしていく中で重大な問題だと支援者の中でも話題になっています
具体的できちんとした説明をしていただきたく連絡をしました

1、「中国人に配慮した」という発言は本当なのか?
2、後援を取り消すにあたってイベント開催一週間前という急な時期になったのはなぜか?
3、今後、県の施設でチベット支援のイベントは行えないのか?
4、他の特定の主義主張のイベント(四川大地震救済や宗教、日教組、組合)も同様の措置を取るのか?
5、創価学会の圧力という噂が流れているが、それは本当なのか?

以上の点にお答えいただきたいと思います
それではよろしくお願いいたします

チベット事件のまとめガイドライン管理人
zali

県からの返事

 ご意見をいただきありがとうございます。
 三重県立熊野古道センターは、三重県立熊野古道センター条例を制定して運営しており、ご指摘の演奏会は6月14日(雨天の場合は6月15日)に予定され、すでに利用許可を出させていただいているところです。
 また、同施設の指定管理者であるNPO法人「熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク」が同演奏会の後援を行わせていただいています。

 今回の報道された内容について、記事の内容だけでは十分趣旨をご理解いただけないところもございますので説明させていただきます。

1、「中国人に配慮した」という発言は本当なのか?

 新聞報道の記事にあった「中国人も多く云々」の表現が、「中国人に配慮した」と誤解されて伝わっているのだと思います。中国人が多いので今回のイベントが県の施設にはそぐわないという意味ではありません。今回のイベントについては、すでに利用許可が出されており、予定どおりの開催には支障がございません。行政は、公正中立の立場で後援の承認業務を行うことが求められるという趣旨です。県では、後援を行う場合には、一定の承認基準を設けており、特定の宗教のための活動であったり、特定の主義主張の浸透を図る目的を有していると判断する場合は、後援がふさわしくないとしています。


2、後援を取り消すにあたってイベント開催一週間前という急な時期になったのはなぜか?

 今回のイベントについては、県が一度承認したものを取り消すということではありません。
 今回のイベントは、県が後援を承認したものではなく、指定管理者であるNPO法人が後援依頼を受け、承認をしたものです。
 主催者のポスターに「後援:熊野古道センター」という記載があり、後援者がNPO法人ではなく「三重県」であるかのような誤解を与えるため、「後援:熊野古道センター」との表記の訂正ないし取り消しを求めたものです。
 市内に貼り出されたポスターに「後援:熊野古道センター」と記載してあることに気づき、指定管理者であるNPO法人に連絡をしたのが、平成20年6月6日(金)午後であったことによるものです。


3、今後、県の施設でチベット支援のイベントは行えないのか?

 県の施設でのイベントの開催は、前記条例の許可の基準(公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき、施設を損傷するおそれがあると認められるとき、暴力団の利益になると認められるときなど)に反しない限り、利用許可の申請を行っていただくことができます。



4、他の特定の主義主張のイベント(四川大地震救済や宗教、日教組、組合)も同様の措置を取るのか?

 記載いただいた「同様の措置」というのは、県が後援をするかどうかということだと思料されますが、後援については、前記のとおり後援等の承認基準に基き、それぞれのイベントの内容により判断させていただくことになります。
 県が後援を承認する基準は次のとおりです。
 公益性を有するもの、事業の規模が広範囲にわたるもの、営利のみを目的としないもの、特定の政党若しくは政治的団体又は特定の宗教の活動でないもの、特定の主義主張の浸透を図る目的を有しないもの、ということ全てを満たすものです。


5、創価学会の圧力という噂が流れているが、それは本当なのか?

 そういった事実は全くありません。



三重県政策部東紀州対策局

ポイント

「中国人に配慮して」云々は県的には言ってない、報道の中で出てきた言葉らしい
主催者が県の職員から連絡を受けたというのも途中のNPO職員の発言かもしれない
また、他の電話した方の情報によると、宗教的、政治的に偏っているような利用を一旦許可すると他の団体も、と収拾が付かなくなるので判断が難しい、とのこと

また、これが中日(東京)新聞なのが気になったんだけど、中国よりの姿勢が目立つ中で、この記事だったので気にはなったんですが、飛ばし記事ということなのかな?
これは読んだ方の判断に任せます

連絡、質問、抗議先


熊野古道センターの件
三重県
http://www.pref.mie.jp/
e-コメント
http://www.e-kocho.pref.mie.jp/comment/
東紀州対策局
東紀州対策室
〒514-8570 津市広明町13番地(本庁2階)
電話番号:
企画調整G 059-224-2192
事業推進G 059-224-2193
ファックス: 059-224-2418
e-mail: hkishu@pref.mie.jp

このコンサートについての詳細

音楽工房 「沈香庵」
http://www.jinkouan.ecnet.jp/
on 6月14日(土)pm5:00 雨天=15日(日)pm5:00順延
at 熊野古道センター芝生広場(尾鷲市向井)
http://www.kumanokodocenter.com/
演目:オープニングベル~旅立ち~原初の光~寂静四十二尊
~三宝御和讃~憤怒五十八尊~火焔地獄~再生~ジャーナモブッダ
収益の一部をダライラマ法王日本代表事務所に募金

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最終更新:2008年06月14日 02:33