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*<<siz 130>>モア&ランサー ◆tHX1a.clL.
『じゃあ次の曲いっちゃうぴゅるー! 『ハマって☆Rockin' Sweet』!』
ライブ会場に元気な声が響き渡り。
観客席から歓声が上がる。
ガールズバンド『プラズマジカ』のコンサートは今夜も大盛況だった。
『じゃじゃんじゃじゃんじゃじゃん♪ じゃんぴんぐ! ららんららんらん♪ あっちこっち!』
『たたんたたんたたん♪ たいみんぐ! ワン・ツー・スリー・フォー!』
疾走するドラムと飛び跳ねるようなギターとベース。
それに合わせてドラムを叩きながら楽しげに歌うピンク髪の少女。
彼女が歌う度に、彼女の纏うオーラが少しずつ濃くなっていく。
それを二人は見逃さなかった。
「あれか?」
「そう」
そのオーラのようなものは『魔力』。
彼女が歌う度に彼女の持つ魔力がほとばしり、こぼれ落ちている。
NPCはなんとも思わないだろうが、ある特定の者たち……特に魔術に覚えのあるものならば見逃さず、理解する。
彼女がこのアーカムでも特異な存在である、ということを。
『やったねモアちゃん!』
『えへへ、とーぜんっ、ぴゅるっ♪ ぶいっ!!』
『モア』と呼ばれた少女が両手でピースを作ってみせる。
その時確かに二人は見た。
黒いタイツ越しの彼女の右手に、特徴的な痣を。
「まず、間違いなさそうだな」
「これが終わったら仕掛けるわよ。準備しておきなさい」
はいはい、と気のない返事を返すライダー。
彼のその態度に少しだけ苛立ちを覚えるマスター。
そうやって、二人のいつも通りのそっけない会話は終わった。
これが最後の会話らしい会話になるとはお互い知るよしもないままに。
◆
「きゃー! 怖いぴゅるー! ヘンタイぴゅるー!!」
ブリキの動物に追いかけられながら、きゃあきゃあぴゅるぴゅる叫び路地を走り回る少女・モア。
そのモアを、先の二人と無数のブリキの動物で追い立てる。
自分たちの願いのために。このアーカムで生き抜くために。
ライブ終了後、モアが他のバンドメンバーと別れたのを見計らって、ライダーとそのマスターは彼女に奇襲を仕掛けた。
当然、迎撃の準備なんてできていない彼女はほうほうの体で逃げ出すのみ。
「ちょっとライダー、遊んでないでさっさとケリつけちゃいなさい」
ライダーは黙ってモアを追いかけるブリキの動物の量を増やす。
それでもモアはなんとかかんとか逃げ続けたが、ついには路地の奥の奥まで追い詰められてしまった。
逃げ場はもうない。
モアがオーバーリアクションぎみに両手で頬を押さえ、叫ぶ。
「うきゃー、エマージェンシーぴゅるー!? こーなったら、いろいろ言ってる暇ないぴゅる! 奥の手、使っちゃうぴゅるー!!!」
追い詰められた羊が、天に向かって右手を突き上げる。
右手に刻まれているのは星に囲まれたト音記号マーク。
それこそ令呪。ライダーたちが目にしたモアのマスターたる証。
彼女の声をきっかけにあたりの魔力が濃くなる。
ライダーにはそれが『なに』か分かった。
令呪があるということは、居る。
ルールを理解しているということは、来る。
モアも当然従えている英霊――『サーヴァント』が。
「ランサー、出番だぴゅるー!!!」
モアの声に応えて、彼女のサーヴァントがその姿をあらわす。
2mはあろうかという恵まれた体躯。
右手に構えた無骨なアイアンメイス。
左手に構えたデコレーションの施されたタワーシールド。
それはファンタジー世界から飛び出してきたような女戦士。
「モアちゃん、おっまたせぇぃ☆ きらりんとーじょー! いえー!!」
ぶおんと風切音。
がしゃんがしゃんと破砕音。
ランサーと呼ばれたツインテールのサーヴァント『諸星きらり』は、アイアンメイスの一薙でブリキの動物を全てジャンク材に変えた。
ひゅう、とライダーが口笛を吹いて茶化す。
恐ろしい膂力だ。
正面からまともに受ければ半身を引きちぎられるかもしれない。
だが、強いだけにそうとうなじゃじゃ馬らしい。
「うう、くらくらするぴゅる……」
モアの方は実体化に魔力を使いすぎたためか、その場にへたり込んでしまった。
流石にあそこまで強い英霊となれば、魔力消費もバカにならないのだろう。
それがきっと、最後の最後まで実体化を渋っていた理由だ。
狙うならモアの方か、とライダーがマスターに耳打ちをしようとして、またしてもモアの行動によって動きを止められる。
「もっぱぁつ! 奥の手ってのは最後までとっとくもんだぴゅるー!」
「それ、さっきも言ってたじゃねえか」
ライダーがすかさず突っ込むが、誰も耳をかさない。
ライダーも、ライダーのマスターも、この状況で何故かモアが取り出した『それ』に目を奪われていたのだから。
「CD、プレーヤー?」
モアが取り出したのはどこにでもあるCDプレーヤー。
それをモアはまるで切り札のように取り出したのだ。
流石のライダーも、マスターも、その行動の意図は読みきれない。
モアは二人の混乱をよそに、プレーヤーから伸びたヘッドホンを耳に装着し、戦場にそぐわぬ楽しげな雰囲気でスイッチを入れる。
シャンシャンとヘッドホンから溢れる音楽の切れ端。
音の流れに乗って揺れるふかふかの髪の毛。
程なく、彼女の胸から輝く結晶体が飛び出した。
「なに、あれ……石?」
「高純度の魔力の塊、か? なんでンなもんが……いや、そもそも一体何を……」
ライダーも、そのマスターも知らないその結晶体。
その正体は『メロディシアンストーン』。
モアを筆頭とする『ミューモン』の存在を司る奇跡の輝石。
メロディシアンストーンは、優れた音楽とオーディエンスの共鳴によって結晶化する。
生命力を活性化し、ミューモンたちの存在を輝かせる。
そしてこの聖杯戦争の舞台では、素晴らしい音楽を栄養に、モアの生命のエネルギーたる魔力を爆発的な速度で生産する。
「ランサー! ぱぱっとやっちゃうぴゅるー!」
「うん! ばぁりばぁり、やっちゃうにょー!」
2つの掛け声が路地裏に響き。
次いで音を立てて廃ビルが崩れ落ちる。
突然現れた『何者か』によって、並んだ廃ビルが『押しのけられ』、へし折られる。
ライダーが目を剥く。
目の前に現れたのは、なんだ。
壁。
柱。
塔。
どれでもない。
見上げれば、その正体は対峙していたランサー。
その大きさ、目算で20m程度。
2階建ての住居がおよそ10mと考えればその大きさは図り知れるだろう。
巨大化したランサーは大きく息を吸って、喜色満面こう叫ぶ。
「
に ょ わ ―――――――――― !!!
」
「にょわぁぁぁ……」
先ほどまで余裕を見せていたライダーのマスターが尻もちをつき、震えながら悲鳴にもならない声を上げる。
目の前の英霊の放つ圧倒的な存在感。
目の前の英霊の身に纏う崇高な神秘。
巨大化によって数倍にまで膨れ上がった『それ』に直撃したマスターは、一気に錯乱状態まで追い込まれていた。
自身のマスターのそんな有り様を見てライダーは舌打ちをする。
マスターがこれでは戦っても勝ち目はなく。
マスターをおいて逃げることも出来ない。
そんなライダーに残された道は限られている。
イチかバチかで宝具を放ち、モアの発狂を狙う。もしくはランサーに対して全力で牽制を行って逃げるタイミングを作り出す。
それだけである。
「やらかしたか、俺! クソッタレ、宝具解放だ!!」
ライダーがやけくそ気味に自身の宝具であるブリキの巨獣を繰り出すが、最早雌雄は決している。
きぃぃらりぃぃぃん……
「 『 星 砕 き の 』 」
響く轟音は宝具名。
十メートルはあろうかというアイアンメイスが振り上げられ、爆音とともに風が舞い起こる。
周囲の雑多なもの全てを舞い上げるほどの風圧。
ブリキ仕掛けの動物たちは軽々と空を舞い、ライダーの操縦下から引きずり離される。
あたぁぁぁーっく☆
「 『 戦 棍 』 ☆ 」
十メートルの巨塔によって描かれるのは掬い上げるような軌道。
まず爪痕が刻まれ。
つぎに風が疾走り。
最後に音が追いつく。
その一撃の速度たるや、比肩するものあろうともなく。
その一撃が直撃すれば、無事でいられるはずもなく。
特大級のアイアンメイスが通った後には、何も残っていない。
丁度その軌道上に居たライダーは、身をかわす暇すらなく自身の宝具ごと塵と化したのだった。
【名も無きライダー 爆発四散】
【名も無きマスター にょわぁ】
「よぉーし、終っわりっぴゅるー!」
「にゃっほほーい☆ おっわいおわいー♪ おっつおっつばっちし☆」
折れた廃ビルに背を預けてくすくす笑い続けるライダーの元マスターを傍目に。
メロディシアンストーンをフル稼働させてなんとかランサーの戦闘用魔力を回しきったモアと、最初のサイズに戻ったランサー。
二人でハイタッチをして、少し踊った。
戦闘後とは思えないノリだが、この二人はそういうノリで生きてきた。
襲ってきた悪い人も死んでいないし、モア的には結果オーライだ。
「じゃあにぃ~☆」
そうして少し踊って、お別れの時間が来たよとランサーが手を振る。
どうやら彼女の実体化の上限が来たようだ。
モアにも難しくてよくわからないが、ランサーは実体化に制限がかかっているらしい。
今度会えるのは、また呼び出せる程の魔力が集まった時。
「おっつおっつぴゅる~☆」
モアもぺれぺれと手を振り返す。
光に溶けていったランサーを見送って。
そのままじっと考える。
何故かいきなり襲ってきた変な人は倒した。
CDもいっぱい買った。
ランサーを呼ぶには音楽をいっぱい聞かなきゃいけない。
家に帰れば寝ながら音楽を楽しめる。楽でいい。
となれば方針はひとつ。
「おうちに帰ってのんびりするぴゅる~」
廃人と化したライダーの元マスターに一度頭を下げ、プレーヤーの再生ボタンを押して流れる音楽に耳を澄ます。
次の曲は、ゆったりゆるやかなアイドルの歌。
「『ましゅまろ☆キッス』ぴゅる~♪」
モアは右に左に体を揺らしながらそのままふらふらと。
いや、ふよふよと。あるいはふわふわと。
まるで空で遊ぶ雲のように。
掴み所のない少女はアーカムを漂っていった。
【クラス】
ランサー
【真名】
諸星きらり@グランブルーファンタジー(+アイドルマスターシンデレラガールズ)
【パラメーター】
筋力B++ 耐力B+ 敏捷B+ 魔力EX 幸運C 宝具EX
【属性】
中立・善
【クラススキル】
対魔力:E(D)
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
ただしスキルを使用して最大まで大きくなるともう少しだけ強くなる。
【保有スキル】
非実在英霊:A
実のところ、ランサーの存在とはランサーの元となった人物『諸星きらり』の居る世界で複数の人が見た夢こそが全てである。
つまり、彼女の正確な逸話を知っている人物は誰一人居ない。というよりも逸話自体が存在しない非実在英霊である。
通常の聖杯戦争では存在を認知すらされない英霊であるランサー。
それでもランサーが英霊として召喚されたのは、この聖杯における英霊の召喚が窮極の門に起因するためである。
窮極の門とは眠りに落ちる異形のものの夢によって顕在するもの。
その窮極の門が何者かによって開かれた際に、隣接していた『異形ではないものたちの夢』に干渉し、その夢の中にのみ存在していた英霊すらも正式な英霊としてヨグ=ソトースの知識に刻み込んだ。
これが非実在英霊であるランサーがサーヴァントとしての顕現の権利を得た経緯である。
早い話が邪神側の想定していない実用可能バグ、ポケモンでいうけつばんのようなものである。
そういった経緯があるため、ランサーの存在はひどく不安定である。
世界に対して存在が認められていない場合、実体化さえ困難。そのためランサーは実体化に関して『存在の力』を必要とする。
マスター以外に認知されていない状態での実体化は魔力量にかかわらず数十秒が限界であるし、その数十秒の実体化ですら膨大な魔力を必要とする。
他者に対してその神秘を知覚させ、『存在の力』の濃度を上げることであたかも実在する英霊かのように世界に認識させることで、彼女はようやく通常の英霊と同等の存在へと近づいていく。
存在を認知した者が聖杯戦争の舞台に増えていくごとに実体化できる時間が増えるし、実体化にかかる魔力量も減っていく。
つまりランサーの戦法の基本は『どこまで他人に見られるか』が重要になってくるのである。
そしてこの実在しないはずの存在が担う『存在の力』こそが彼女の最大にして最後の武器である。
彼女は特定状況下において宝具『恒星は死の間際にきらりと輝く』を発動できる。
おーっきなきらりん☆:A
恵まれた体躯が逸話となり、その逸話によって夢の世界で彼女に与えられた逸話からくるスキル。
戦闘中に体躯を最大18.62メートルまで巨大化出来る。(ちなみに電信柱がだいたい見えてるもので高さ最大13m、あれより大きい)
大きさは範囲内で可変。ついでに武器も一緒に巨大化する。
大きさによってパラメータ上昇値が異なり、最大まで巨大化すると筋力と耐久と敏捷、そして対魔力が一段階ずつ上昇する。
また、大きさによって魔力消費量が異なる。当然大きいほうが魔力消費は大きくなる。
にょわー!:―
バッドスキル。
口調が特殊になり意思の疎通が困難になる。
意思の疎通には特殊な感性が必要。
【宝具】
『星砕きの戦棍(きらりんあたっく☆)』
ランク:E 種別:対人~対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~999
スキルによる強化の重ねがけでついには宝具レベルにまで至った通常攻撃。
追加効果として筋力を更に一段階向上させる。
元々が『通常攻撃』であるため宝具解放による魔力消費はまったくかからない。
ただし通常攻撃由来であるため神秘の濃度も薄い。
『諸星の落ちた日(きらりんどろっぷ☆)』
ランク:E 種別:対城宝具 レンジ:99 最大捕捉:999
驚異的な跳躍力で空中に飛び上がったあと瞬間的に186.2mまで巨大化し、そのまま落下してくる。
この宝具の発動だけで半径50m程度が街ごと壊滅する。
ただし、マスターにも当たる。当たれば死ぬ。当然である。
なお、魔力が巨大化の10倍以上必要であるためそうとう準備しなければまず一発で魔力が枯渇して死ぬことになる。
『恒星は死の間際にきらりと輝く(きらりんびーむ☆)』
ランク:EX 種別:対邪神宝具 レンジ:彼女の愛が届く範囲 最大捕捉:0
ランサーが致傷などにより現界不可能になった場合に発動できる宝具。
最後の最後、ランサーはこの聖杯戦争に関わっている邪神に対して自身の存在というバグを知らせて、この世界の修正を求める。
彼女の『存在の力』の規模によって邪神側が世界に放つ修正力は大きくなり、アーカムは逃れようのない『世界への修正力』という名の邪神たちの神秘に晒される事となる。
この宝具が完璧な形で発動した場合、アーカム内の全ての人物が邪神の神秘を余さずその身に受けるため、まず聖杯戦争は終結する。
彼女がよく口にする罰致死(ばっちし)とはつまりこの宝具のことであるとか、なんとか。
マスターの死亡による消滅の場合はこの宝具は発動できない。
【weapon】
アイアンメイス、タワーシールド。
ちなみにメイスは漢字で鎚矛と書く、日本では古来より矛の一種として扱われていた。
【人物背景】
にゃっほほーい☆ みんなのアイドル、きらりだよっ☆おっすおっす~!
きらりはねーえ、なんと、なななんと、アイドルやってゅのー! にぇへへー、いいでしょー!
でも、お仕事でね、お洋服着替えてたらね、ぽわわわわーってなってお空の世界に来ちゃったの!
それでね、それでね! きらりね、おーっきくなってて、皆におっすおっすーって言ったら、きゃー!!わー!!!ひゃー!!!!ってなってー。
それでねー、なんとねー、起きたらここに居たの! きらりんまじーっく☆
まあ、そんな感じである。
【マスター】
モア@SHOW BY ROCK!!
【マスターとしての願い】
特になし。
この世界の調査のために珍しいものを探したい。
【参戦方法】
珍しいものを探していたら銀の鍵を見つけた。当然使ってみた。そうしたらアーカムに。
母星との通信が取れないことや自身を取り巻く環境の差異で記憶を取り戻す。
【能力・技能】
邪神耐性。
見た目はただのかわいい少女だが外宇宙からの来訪者である。
邪神がもともと存在していた外宇宙出身であるため、彼らの神秘に対して遺伝レベルで少しだけ耐性を持つ。
特に邪神の記憶によって再現された地球人類の神秘に対しては耐性を持ち、ある程度ならば『へぇ、すごいぴゅる』くらいで流せる。
ただし耐性があると言っても万能ではない。強い宝具の真名を開放されれば普通に正気度が下がる。
そして生理的嫌悪感や生命の根幹に関わる畏怖など、地球人と差の無い部分に対しての神秘耐性はない。これに触れれば気が触れる。
読心阻害。
彼女の共通言語は彼女の母星の言葉(以下ぴゅる語)である。
そのため、彼女の思考は(作中では表現上の理由で通訳されているが)ぴゅる語で行われている。
読心能力を使っても「ぴゅるぴゅるぴゅるるるるーるるんるるんるん」のような情報が渡されるだけである。
ぴゅる語を理解しない人物にとっては理解不能な文字列でしかない。
ぴゅる語検定一級を持っているか、外宇宙の言語すらも理解する逸話・宝具があれば解読可能。
メロディシアンストーン。
モアを含めた全てのミューモンが持つ『美しい音楽できらめく心の結晶』。
彼女の心にもその結晶が宿っており、美しい音楽を聞くとその音楽を生命の活力へと転換することが可能である。
転じて、モアは美しい音楽を聞くことで魔力を生成することが可能である。
ただし魔力の急速生成には体力を使うのであまり乱用は出来ない。
そして悪い音楽を聞き続けるとメロディシアンストーンが曇ってダークメロディシアンとなり、ダークモンスター化してしまう。
【人物背景】
ぴゅるるるるるーぴゅるるーる。
ぴゅーるるっるっるるるるーるるん。
ぴゅるぴゅるぴゅぴゅるぴゅるるるるんぴゅる。
ぴゅるっるっるっるぴゅぴゅるぴゅるぴゅー。
まあ、そんな感じである。
【方針】
聖杯戦争に興味はない。
だが聖杯には興味がある。
ご飯を食べて、音楽を聞いて、ライブして、家に帰って寝る。
時々珍しい物を探して、時々ランサーを召喚して、そんな毎日を過ごす。
聖杯が出てきたら聖杯を見てわぁ珍しいぴゅる凄いぴゅるしてその後どうにかしてMIDICITYに帰る。これだけである。
基本行動方針としては聖杯戦争にかかわらず音楽活動を続ける、というものである。
素晴らしい音楽を聞けば魔力がバンバン蓄積されてランサー召喚時の負担を減らせる。
そしてなによりモア自身音楽は大好きぴゅる。
ただし魔力を溜めすぎると一発でマスターだとばれる。
戦闘に関してはどれだけランサーを目立たせ、人々に認知させるかが鍵になる。
一度巨大化すればかなりの存在の力を集められるだろうが、その分敵から狙われる可能性も高くなる。
敵に狙われた場合、時間経過で戦えなくなるランサーでは勝ち目は薄い。逃げるぴゅる。
そもそも敵・味方という発想がない。
同盟を組もうと言われればぴゅるぴゅるるーるるるんるるーるるんるん。