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GGJ プレイ感想」(2006/09/02 (土) 16:22:11) の最新版変更点

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*[[BACK>http://www8.atwiki.jp/5656/pages/150.html]] ---- 10時間以上GGJをプレイしてみて、良い点悪い点がハッキリ分かれていると感じた。 それぞれ箇条書きにしてみようと思う。長文になりますがご容赦下さい。 ---- **~優れている点 >・操作性が抜群。ボタンを押したときのレスポンスが良い >・「ギルティギア」が本来持つ爽快感を確かに継承している >・敵キャラが全て新規描き下ろし。種類も比較的多い >・総合するとGGXXのストーリーモード並のテクスト量がある >・面セレクト可能、さらに誰でもオールクリア可能な範囲の難しさ >・新規ED絵+全34曲の新曲 歩いて通常技を振るだけで、簡単にザコの大群を始末できる。 さらにキャンセルで必殺技を出そうものなら、スコアはうなぎ上り。 本家ギルティギアは非常に奥深いゆえに、ある程度ゲームに慣れないと 作品の面白さを半分も味わえない、という重大な欠点がある。 ところがGGJなら、ゲーム初心者でも簡単に上級者並のプレイが出来てしまうのだ。 今まで格闘ゲームを敬遠してきた方にほど遊んでもらいやすい仕様となっている。 アクションが苦手という方にも自信をもってオススメできる。 本作にはGGXXSLASHも付属されているし、 「ギルティギア入門」作品としては十分な完成度を誇っていると感じた。 ---- **~問題のある点 >(1)仕掛けや演出の無い、ザコを倒すだけの単調なステージが殆ど >(2)短いステージが多いので、じっくり遊ぶとすぐオールクリア >(3)使用キャラごとの変化が希薄 >(4)イベントは、会話だけで終わるものしかない >(5)スコアが、ただの自己満足要素でしかない >(6)ゲームモードの数が少な過ぎる >(7)隠し要素が希薄 1):ディレクターの出利葉氏いわく、シンプルなゲームにこだわったそうだが・・・ いくらなんでもシンプル過ぎるのではないか。派手なBGMをもってしても、 「背景が違う」以上の印象を持てないステージがある。 せめてザコのほうでもっと色づけをして欲しかった。 せっかくザコに結構な種類があるのに、その個性を感じられる 余裕が無いくらい、斬ればすぐに倒れる者ばかりなのだ。 (必殺技しか効かない敵)   (必殺技に反撃してくる敵) (投げでしか倒せない敵)   (自爆する敵)・・・といった、 もっと手間のかかる相手が出てきてもいいと思う。 実際、ゲーム中で脅威となるのは巨獣ザコくらいであったりするから。 ちなみに、最終ステージの凝りようは凄い。途中までのステージが 単調気味であるから余計に引き立つのだが・・・個人的には、 最終ステージくらいの仕掛けを大半のステージに欲しかったところ。 2):上級者なら、一日で一周クリアできてしまうだろう。 もちろん、全キャラでクリアしようと思うとかなりの時間がかかる。 しかし残念ながら、キャラによってステージ構成などは変化しない。 変わり映えのしないステージばかり、そこまで遊ぶ気になれるかどうか。 3):キャラの性能が本作においては似たり寄ったりのところがあり、 せっかく出したキャラでもあまり新鮮味が無かったりする。 ただでさえ、使用キャラはファンにとってお馴染みの顔ばかりなのだ。 4):イベントの発生条件は複雑であったほうがいいと思うし、 会話だけであっさりキャラが増える、というのでは正直物足りない。 ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050522/mjnk13.jpg 「GAMEwatch」に掲載された開発中の画像を見る限り、他にも色々と検討 されていたようなのだが・・・製品中でこのような光景は出てこない。 5):スコアを新必殺技の解禁や、キャラの強化にも使用できたイスカの ブーストモードは、スコアについてよく出来ていたと思う。 6):ボスと連戦するボスラッシュモード、 敵の出現構成が全く変わるアナザーメインモード、 移動起き上がりを可能にすればVSキャラクターモードなどもいけるだろうか。 希望すればきりが無い。何にせよ、メインとサバイバルしか無いのは寂しすぎる。 7):繰り返しプレイさせようとする努力に欠けている。本作は、この一言に尽きる。 ---- **~総評 今となっては殆ど見かけなくなったベルトスクロールアクションを、 見事ギルティギアで再現してみせた。その点は大いに評価したい。 クオリティも、当時のベルトアクションと比べれば素晴らしいものがある。 しかし一方では、全体ボリュームの少なさが目についてしまう。 つくづく惜しい作品だ。初心者でもどんどん遊べる反面、 中級以上のプレイヤーに対するフォローが、殆どなされていないのは大問題だろう。 筆者は新たなBGMや、好きなキャラが丁寧に描かれたCGを見れたおかげで 満足している。新キャラのレイモンドに関してもかなり気に入った。 ただゲーム面では、もっともっと面白く出来たはず……その想いばかりが強い。 これほど次回作を待ち望んでしまう作品は久しぶりだ。 今後ぜひ、アークシステムワークスには単体で十分勝負できるほどの ベルトスクロールアクションをリリースして欲しい。心から待っています。 ---- *[[BACK>http://www8.atwiki.jp/5656/pages/150.html]]
*[[BACK>http://www8.atwiki.jp/5656/pages/150.html]] ---- 10時間以上GGJをプレイしてみて、良い点悪い点がハッキリ分かれていると感じた。 それぞれ箇条書きにしてみようと思う。長文になりますがご容赦下さい。 ---- **~優れている点 >・操作性が抜群。ボタンを押したときのレスポンスが良い >・「ギルティギア」が本来持つ爽快感を確かに継承している >・敵キャラが全て新規描き下ろし。種類も比較的多い >・総合するとGGXXのストーリーモード並のテクスト量がある >・面セレクト可能、さらに誰でもオールクリア可能な範囲の難しさ >・新規ED絵+全34曲の新曲 歩いて通常技を振るだけで、簡単にザコの大群を始末できる。 さらにキャンセルで必殺技を出そうものなら、スコアはうなぎ上り。 本家ギルティギアは非常に奥深いゆえに、ある程度ゲームに慣れないと 作品の面白さを半分も味わえない、という重大な欠点がある。 ところがGGJなら、ゲーム初心者でも簡単に上級者並のプレイが出来てしまうのだ。 今まで格闘ゲームを敬遠してきた方にほど遊んでもらいやすい仕様となっている。 アクションが苦手という方にも自信をもってオススメできる。 本作にはGGXXSLASHも付属されているし、 「ギルティギア入門」作品としては十分な完成度を誇っていると感じた。 ---- **~問題のある点 >(1) 仕掛けや演出の無い、ザコを倒すだけの単調なステージが殆ど >(2) 短いステージが多いので、じっくり遊ぶとすぐオールクリア >(3) 使用キャラごとの変化が希薄 >(4) イベントは、会話だけで終わるものしかない >(5) スコアが、ただの自己満足要素でしかない >(6) ゲームモードの数が少な過ぎる >(7) 隠し要素が希薄 1):ディレクターの出利葉氏いわく、シンプルなゲームにこだわったそうだが・・・ いくらなんでもシンプル過ぎるのではないか。派手なBGMをもってしても、 「背景が違う」以上の印象を持てないステージがある。 せめてザコのほうでもっと色づけをして欲しかった。 せっかくザコに結構な種類があるのに、その個性を感じられる 余裕が無いくらい、斬ればすぐに倒れる者ばかりなのだ。 (必殺技しか効かない敵)   (必殺技に反撃してくる敵) (投げでしか倒せない敵)   (自爆する敵)・・・といった、 もっと手間のかかる相手が出てきてもいいと思う。 実際、ゲーム中で脅威となるのは巨獣ザコくらいであったりするから。 ちなみに、最終ステージの凝りようは凄い。途中までのステージが 単調気味であるから余計に引き立つのだが・・・個人的には、 最終ステージくらいの仕掛けを大半のステージに欲しかったところ。 2):上級者なら、一日で一周クリアできてしまうだろう。 もちろん、全キャラでクリアしようと思うとかなりの時間がかかる。 しかし残念ながら、キャラによってステージ構成などは変化しない。 変わり映えのしないステージばかり、そこまで遊ぶ気になれるかどうか。 3):キャラの性能が本作においては似たり寄ったりのところがあり、 せっかく出したキャラでもあまり新鮮味が無かったりする。 ただでさえ、使用キャラはファンにとってお馴染みの顔ばかりなのだ。 4):イベントの発生条件は複雑であったほうがいいと思うし、 会話だけであっさりキャラが増える、というのでは正直物足りない。 ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050522/mjnk13.jpg 「GAMEwatch」に掲載された開発中の画像を見る限り、他にも色々と検討 されていたようなのだが・・・製品中でこのような光景は出てこない。 5):スコアを新必殺技の解禁や、キャラの強化にも使用できたイスカの ブーストモードは、スコアについてよく出来ていたと思う。 6):ボスと連戦するボスラッシュモード、 敵の出現構成が全く変わるアナザーメインモード、 移動起き上がりを可能にすればVSキャラクターモードなどもいけるだろうか。 希望すればきりが無い。何にせよ、メインとサバイバルしか無いのは寂しすぎる。 7):繰り返しプレイさせようとする努力に欠けている。本作は、この一言に尽きる。 ---- **~総評 今となっては殆ど見かけなくなったベルトスクロールアクションを、 見事ギルティギアで再現してみせた。その点は大いに評価したい。 クオリティも、当時のベルトアクションと比べれば素晴らしいものがある。 しかし一方では、全体ボリュームの少なさが目についてしまう。 つくづく惜しい作品だ。初心者でもどんどん遊べる反面、 中級以上のプレイヤーに対するフォローが、殆どなされていないのは大問題だろう。 筆者は新たなBGMや、好きなキャラが丁寧に描かれたCGを見れたおかげで 満足している。新キャラのレイモンドに関してもかなり気に入った。 ただゲーム面では、もっともっと面白く出来たはず……その想いばかりが強い。 これほど次回作を待ち望んでしまう作品は久しぶりだ。 今後ぜひ、アークシステムワークスには単体で十分勝負できるほどの ベルトスクロールアクションをリリースして欲しい。心から待っています。 ---- *[[BACK>http://www8.atwiki.jp/5656/pages/150.html]]

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