用語ではないが、パソコン上での色の作り方等について解説する。

Photoshopのカラーピッカー
ツールバーの下の方にある色の付いた四角形をクリックするなどして出す。
様々な色の作り方ができる。

HSV

色相・彩度・明度

色相(Hue,色合い)・彩度(Saturation・Chroma,鮮やかさ)・明度(Brightness・Lightness・Value,明るさ)の三つの値を調整し、色を作る方法。。
色相は上の画像の虹色の縦のバー、彩度は四角いグラデーションの横方向、明度は縦方向で調整する。

色相で色を、明度で明るさを調整し、彩度で自然な色に仕上げると考えれば分かりやすい。

補色を混ぜる場合に混乱しやすいが、その場合は彩度を下げる。

RGB

R(赤)・G(緑)・B(青)の光の三原色の明るさを調整して作る。
大抵のソフトが対応しているため、色の値を正確に伝える必要がある場合は、この値を「R,G,B=xxx,xxx,xxx」等と書いて伝える事が多い。

自然な色を作るにはコツがいるが、メリハリの強い色を作るのに役立つ。
また、特定の原色を混ぜたい時にも有用。

原色も参照。

その他

PhotoshopにはLab方式の色の作り方もある。ソフト等の違いによって誤差が出にくい方式らしいが、アニメ部ではPhostoshop一本しか使ってないし、いまいち使い方のコツがわからんので、気にしなくていい。
色を扱うプロになりたいなら実験してみるといい。

光による色の変化

夕焼けなどでは色が赤く変化したりするが、全ての色を等しく赤く変えるより、暗い色、つまりカゲなどを特に赤く変化させた方が良い。
また、夕焼けや色付きライトでなくとも、青天下でも色の変化はよく起きるため、それについて知っておくと良い。

以下は管理人が現在把握している色の変化の特徴だが、程度は各人の経験によって習得してもらいたい。
  • 色合いの変化は、元の色が暗いほど影響を受けやすい。つまりカゲ・ノーマル・ハイライトの順に色が変化しやすい。
  • 太陽光は赤みを持つ。夕方や朝焼けなど。
  • 暗い部屋や青天下では青に変化しやすい。朝焼けの終わり~夕方のはじめまでの時間帯は青が強い影響力を持つ。太陽光下では赤への変化が常に起こるので、その場合は紫に変化する。
  • 曇り空では色の変化が少ないが、やや青く変化するかもしれない。
最終更新:2008年11月06日 23:33
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