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動画用紙のサイズで描かれた、より詳細な絵コンテのようなもの。略してL/O

実写における「ビデオコンテ」「アニマティクス」「プレビジュアリゼーション」(この辺はスターウォーズの新三部作DVDの特典映像が詳しい)のように、映像のイメージをより具体的に伝える手段として導入される。作画向けのイメージ(美術)ボードと考えれば良い。

背景のラフ画とキャラの立ち位置を基本として、大まかに影の付き方やキャラの動きなどが描き込まれる。
カメラワークカメラアングル、パースがここでほぼ決定する。上手いと背景だけでなく、キャラクターのパースにも影響する。
演出意図を考慮して、小物を使った構図のアイデアを出したり微妙に消失点やカメラ位置を変えたりすることもある。

アニメ部では、そのまま背景の線画として使っている。

余談

宮崎駿のレイアウトは神懸り的に上手い事で有名。『アルプスの少女ハイジ』では、74年当時とはいえ52話のTVシリーズで全てのレイアウトをやってのけるという離れ業を見せ、日常描写の多い同作品を支えた。

海外で最も有名な日本のアニメ監督である押井守は、レイアウトを特に重視しており、レイアウトを全て3DCGで作成するシステムをProductionIG内に構築した。
ただし作画のアドリブの余地が無くなってしまうため、作画オタクからは賛否があるらしい。
また、押井自身は絵が下手なことで有名だが、レイアウトを重視しているせいか、コンテなどを見るとパースやアングル等は妙にしっかりしていたりする。

劇場版などでは、レイアウト専門のスタッフとしてレイアウターという役職を原画の前に置くこともある。

背景原図

背景の元の線画となる背景原図だが、演出・作監チェックが終わったレイアウトを背景原図と呼び、美術監督が原図整理と呼ばれる作業の後、美術スタッフに回される。
動画で使うレイアウトは原図整理の際にコピーし、それを回す。