適当。

ごめんなさい嘘です。(あながち嘘でもないけど
。。。
。。

1.設定資料を描く

演出スタッフと相談しつつ、キャラクター、背景、その他メカや小道具のデザイン画を描く。
絵の上手い人が描き、可能ならそのまま作画監督などに就任。
背中側や細かいパーツのアップの他、表情数点・決めポーズ・ロング・アップ時の省略や描き込み(デフォルメ)の仕方等も描いておく。

2.設定資料を読む

熟読する。

3.レイアウトを描く

絵コンテを元にレイアウトを描きます。

背景原画として使う場合は、細部まできちんと描きこみ、キャラクターの位置は別紙に描く。
アナログ背景にする場合は、陰影のポイントを描き込んでおくと良い。
作画の全工程に言える事だが、わくわくさん100フレームを考慮して描く。

タップの使用は適宜。
画材は後の工程(背景原画に使うとか使わないとか)を考慮して選ぶ。

4.原画を描く

動きのポイントを描く。
簡単で練習になりそうな動きなら、最初の一枚だけ描いて一年生にほぼ全部やらせてもいい。

動画の人にクリンナップ中割りをやらせるので、それができるように描いていれば、線がヘロヘロだろうが説明文をビッシリ書こうが構わない。

動画まで自分でやる場合は適当に描いてもOK。
その場合は原画と呼ばずただの下描きと呼ぶ(w

つぶしとのばしのこしオバケ流線ツメなどを意識して描く

タップを適宜使用。
画材は自由だが、動画を描きやすいものにすると良い。

5.原画番号を書く

動画用紙の右上にはなるべく原画番号を書くこと。
撮影まで自分でやるなら書かなくてもいいけど、他の人が触った時ややこしい。

6.中割り指示、その他作画注意事項を書く

動画に渡す時に口頭で伝えられる場合は書かなくてもOKだが、もし忘れられたら、書かなかった方も悪いと思おう。
原画に直接書き込んでも良い。書き込みが多くて動画作業がしづらそうな時は、別紙に書く。
ツメ指示ヌキの印、セルの分け方など。

余談

プロの場合は海外のスタジオに渡す事が多いため、日本語が分からないスタッフにも通じるよう、上記のような記号が発展している。

7.原画チェック

監督作画監督の順でチェックしてもらう。監督や作画監督が居ない場合は適当な2,3年生に見てもらい、見切り発車する場合もある。原画マンにやらせるのは難しいと思ったら作画監督が修正してあげる。
監督・作画監督は常にチェックしてない原画が無いかどうか、完成した原画置き場を見ておく。

8.動画を描く

できる限り一年生にやらせる。どうしてもやりたい部分、やらせても無理だった部分は上級生がフォロー。

原画をクリンナップし、中割りする。

つぶしとのばしのこしオバケ流線ツメなどを意識して描く

タップを適宜使用。


  • 画材について
画材は主に鉛筆かシャーペン。
線を細く・濃く・太さを均一に描くことを心がける。
シャーペンは後が残りやすいので筆圧とゴムかけに注意。
ペンを使って描いてもいいが、推奨はしない。
使うならなるべく細く硬いペンを使って欲しい。

演出方針によっては筆ペンとか極太マジック・絵の具・チョークとかなんでもいいが、なるべく新歓・部紹介のような実験的作品とか、芸術的作品を目指す時にやった方がいい。
まぁ「俗さよなら絶望先生」第7話のようなネタで使うのもアリだが。
参考:動画の画材

9.動画番号を書く

動画用紙の右上にはなるべく動画番号を書くこと。
書かなくてもいいけど、書かないと描いた人以外の人が触った時ややこしい。

10.動画チェック

監督作画監督・先輩にチェックしてもらう。
作画監督は常にチェックをしてない動画が無いかどうか、完成した動画置き場を見ておく。
Photoshopスキャンして、DIRECTORで再生する。
OKを貰ったら、進行状況をフォルダ名に書く。
最終更新:2009年12月29日 01:43