アマチュア向けオーディオ機器でよく使われる
端子。
ヘッドホンやイヤホンによく使われているものと言えば分かるだろう。
それ以外にもいくつかの種類があるが、後述。
スピーカー(
出力)だけでなくマイク(
入力)に使われる事も多い。
ビデオカメラでは小型化のため、そっくりな端子がカメラ側の映像出力に使われているが、信号が違うため、ビデオカメラにスピーカーを直接繋いでも音を聞く事は出来ない。
種類
いろいろあるが、基本的に使うのは以下の二種。
- ステレオ(TSR)ミニ - 普通のヘッドホンやイヤホンに付いてるやつ
- ステレオ(TSR)標準 - ぶっといやつ ちょっと凝った音響向け 楽器やゴツいヘッドホンなど
余談
映像の教科書には「ステレオジャック」と書いてあるが、調べた所正確には「ステレオ標準メス端子」がこれに当たるらしい。
- モノラル(TS)/ステレオ(TSR)
- 標準/ミニ/マイクロ(ミニミニ)
- プラグ(オス)/ジャック(メス)
という三種類の分け方があるために、
- モノラル標準プラグ
- モノラル標準ジャック
- モノラルミニプラグ
- モノラルミニジャック
- モノラルマイクロプラグ
- モノラルマイクロジャック
- ステレオ標準プラグ
- ステレオ標準ジャック
- ステレオミニプラグ
- ステレオミニジャック
- ステレオマイクロプラグ
- ステレオマイクロジャック
という大量の種類があることになる。
でさらにコード部分が電気通信だったり光通信だったり、サラウンドなどの変則モノがあったりするモンだから、ややこしい事この上ない。
結局のところ、規格自体の名称としては「フォーン端子」が一番正しいのだろう。
また、フォーン端子を多用する現場で働いている管理人の親父の話によると、「標準」はミニと区別するための呼称ではなく、改造型の規格外のものと区別するために「標準」と呼称している可能性がある。サンワサプライのカタログか何かで読んだらしいが、正確な資料が無いため親父の勘違いの可能性はある。
最終更新:2008年11月02日 18:59