原画動画を描くための、動きの基点。

余談

動画用紙タイムシートとにらめっこするのもいいが、何より実演したり、それをビデオに撮ってコマ送りするのが一番いい。
エヴァンゲリオン劇場版のアスカ機覚醒シーンを描いた人(電脳コイルの監督磯光雄氏)は、タイミングをとるために実際に棒を振り回し、会社の壁や机に穴を開けて後に会社の観光名所になっていたり、クモ型ロボットの動きの参考に一日中仕事もせずにビーカーに入れたクモを観察していたんだとか。

余談

フィルム時代、作画以外においても「タイミング」という用語が使われていた事があった。
これはおそらく撮影済フィルムを現像する時の露光時間か現像時間の事であり、ネガフィルムからポジフィルムに転写する際の露光時間や、現像液にフィルムを浸す時間で微妙に色合いを調整していたらしい。
フィルム技術に詳しい演出家や撮影マンが、現像業者との打ち合わせでタイミングを決めていた。
デジタルで色を調整する技術が無かった頃の用語であるが、現在でも映画などでは使われている可能性がある。

関連項目

最終更新:2010年01月18日 22:43