タイトル通り、パソコン作業中に起きたエラーやフリーズに対する、基本的な対応や、よくある失敗に対する対処の仕方をまとめます。
完全にはフォローしきれないため、まずはパソコン操作が得意な人に聞くか、よく考えて対処してください。
基本
基本のき
- Escキーを押してみる
- ソフトを再起動してみる
- パソコンを再起動してみる
- 叩いてみる
- 殴ってみる
- 蹴ってみる
下三つはもちろん冗談。それで動くようになる壊れ方は確かに存在しますが、一時しのぎである可能性が高く、余計に壊してしまう可能性も当然あります。
パソコンが苦手
- 触ってみる
- 読んでみる
- ググってみる
- 壊してみる
- バラしてみる
下二つはあながち冗談でもない。
苦手な人ほど優先的にやらせるべきであり、壊し方を覚えるのもまた一つの方法である。(できれば治せるレベルで壊して欲しいが。)
今ではアニメ部で一番機械に詳しいと言われる管理人も今までに何台のパソコンを壊したか数え切れない。
なんとかなるもんである。
真面目に言えば、何十回も同じ事を繰り返すだけの
仕上や
撮影の工程がパソコンに慣れるのにうってつけ。
基本的な使い方は小中学校で習う知識で充分理解できる程度のものなので、怖がらずに挑戦して欲しい。
ソフトの強制終了
通常
右下の時計を右クリック→タスクマネージャ(Ctrl+Alt+Deleteでも可)
↓
「アプリケーション」タブから強制終了したいソフトをリストから選び「タスクの終了」をクリック
ダイアログが出た場合はその内容に従う
緊急
この方法は操作を間違えるとパソコンを壊してしまう可能性もあるので、注意して行うこと。
その代わり手順を間違えなければ確実・迅速にソフトを強制終了させることができる。
右下の時計を右クリック→タスクマネージャ(Ctrl+Alt+Deleteでも可)
↓
「プロセス」タブのリストから終了するソフトを選ぶ
このリストにはシステムに使われる重要なソフトも表示されているので、注意して選択すること。
↓
「プロセスの終了」をクリック
↓
「タスクマネージャの警告」というダイアログが表示されるので、「はい」をクリックする
OSの強制終了
注意点
HDDのアクセスランプ(電源付近にあるチラチラ光るやつ)が光っている間はデータの読み書きをしているので、ここでOSを強制終了するとデータが壊れる可能性がある。
しばらく待ってアクセスランプの点滅が無くなってから強制終了した方がいい。
電源ボタンを長押し
かなり長く押している必要があるので、途中で離したりしないように。
1分以上押していてもだめだったら、電源ぶち抜く(本当に最悪の場合のみ!)。
強制再起動ボタンを押す
強制再起動ボタンは電源ボタンの近くにある。そもそも無い場合もある。
こちらはながおしの必要無し。
SAIでよくあるアクシデント
SAIのウィンドウ上にカーソルを乗せると動かなくなる場合
SAIで線を滑らかにする機能が使えない場合
ときどきあります。
以下、SAIの公式サイトからの引用。
間違ったファイルを削除してしまった事もあるようなので、慎重に。
ワコム製タブレットを使用している場合に発生するようです。
正確な原因は不明ですが、タブレットドライバの誤動作によるものと思われます。
タブレットが正常に使えなくなった方は
下記の手順でタブレットドライバの設定ファイルを削除してみてください。
(但しドライバの設定が消えてしまうので再設定してください)
1. [サービス] で TabletService を 停止
2. tablet.dat削除
3. [サービス] で TabletService を 開始
・サービスの開き方
タスクバーのオプションで管理ツールを表示するようにしてある場合
[スタート]→[プログラム]→[管理ツール] →[サービス]
もしくは[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で下記を実行
services.msc /s
WinXP SP2 での tablet.dat の場所 (参考まで)
V493-3Jwi → C:\WINDOWS\system32\tablet.dat
6.04-4
→ C:\Documents and Settings\ユーザー名\ApplicationData\WTablet\tablet.dat
coreRETAS
素材を読み込めない
メニューバーのファイル→開く/読み込みから読み込もうとしている可能性がある。
素材の場合はセルバンクウィンドウの登録ボタンから。
レンダリング(プレビュー)中のフリーズ
レンダリング中はパソコン全体の動作が非常に遅くなる。
レンダリングが終わるまで待つか、緊急の場合は以下の方法でレンダリングを中止する事もできる。
coreRETASのウィンドウを選択し、EscキーかEnterキーかスペースキー(どれか忘れた)で途中終了できる。
キーを押した時点でレンダリングされていたフレームが終わるまで止まらないので、焦らないように。
Traceman
注釈
原因不明のフリーズに陥りやすく、時々ファイルが壊れたりファイルとファイル名がバラバラになってしまったりする。
対応は以下より。
フリーズした場合
TWAIN(
スキャン時に開いたウィンドウ)を開いている間は、Tracemanを操作できない。この場合はTWAINを閉じれば解決する。
Tracemanを再起動すれば大抵直る。
作業中のファイルは残念だが諦めよう。
強制再起動の方法はこのページの上の方を参照。
ファイルが壊れた場合
画像が縦に伸びたり筋状のノイズが入る。
ソフトのエラーのみならず保存したファイル自体が壊れてしまうので、
スキャンしなおすしかない。
ファイル名がバラバラになってしまった場合
ファイル名を直せば大抵直るのだが、パソコンの仕様上、同じ名前のファイルが同時に二つ以上存在することは出来ないので、以下のように名前をつけなおす。
この作業中にファイルが壊れた事もあったし、めんどくさければスキャンし直した方が早いかもしれない。
(名前):(ファイルの内容)が
01:02
02:03
03:01
だった場合、
01aaaaa:02
02:03
03:01
という風に適当な名前をつけて、
01aaaaa:02
02:03
01:01
本来のファイルに本来の名前をつける
01aaaaa:02
02sssss:03
01:01
適当な名前をつける
02:02
02sssss:03
01:01
本来のファイルに本来の名前をつける
02:02
03:03
01:01
完成。
スキャナの選択
同じスキャナでも、WIAなんとかという名前が付いている方は選択しても使えない。
使う方法もあるのかもしれないが、管理人はよく知らないので触らない方が無難。
スキャナの名前をよく確認し、TWAINなんたらと書かれている方を使用しよう。
DIRECTORでファイルが開かない
素材を読み込もうとして
メニューバーのファイル→開くから読み込もうとしている可能性がある。
素材の場合は
メニューバーのファイル→読み込みから。
Photoshopがフリーズした場合
TWAIN(
スキャン時に開いたウィンドウ)を開いている間は、Photoshopを操作できない。この場合はTWAINを閉じれば解決する。
最終更新:2011年08月30日 18:45