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アニメ部では基本的に、作画の時点で色トレスを引いている。
特殊効果なども以下の法則を考慮して付けると良い。


カゲ

基本的には光源と反対側にカゲが付くと考えて差し支えないのだが、以下のような例外や特殊な場合がある。

全方向から同じような明るさの光が当たっている場合

極端に日差しが強くない外のシーン、直接的な光源の無い薄暗い部屋、真っ白な部屋などでは、光源の方向に関係なく、光が入り込みにくい奥まった部分のみカゲが付く。
ただし、地面側からはあまり光が反射してこないので、概ね上を向いている面にはカゲが付かない。

アップ時や逆光の時は、1号カゲを大きめに付けて2号カゲをこのような付け方にすればそれっぽくなる。

近くに光を反射しやすいものがある場合

もちろんそれに近い部分にカゲが付きにくくなる。
光源が強くければよりカゲが付きにくくなる。

鏡のような光沢を持ったものの近くでもそうだが、むしろ白いものの方がこの現象が起きやすい。
光沢のあるものは特定の角度に向かってのみ光を反射するのに対し、白いものは全方向へ等しく光を反射し、近くにあるものへの影響を与えやすいからである。

ザックリ

実際に立体を考慮してぐにゃぐにゃしたカゲをつけるより、直線や曲線でザックリつけてしまった方が雰囲気が出る場合もある。ややデフォルメの強い演出だが、絵柄さえしっかりしていれば多少リアルな作風でも応用可能。むしろシリアスな演出が期待でき、表情を付けやすい。
特に窓のふちから落ちるカゲなどはこのようなカゲになりやすい。
『天元突破グレンラガン』では頻繁にやっていた。



また、『ストライクウィッチーズ』5話では、ギャグパートでの表情を和らげるために、以下のような修正がDVD版で行われた。
左がTV版,右がDVD修正版。

『時をかける少女』では全編通してカゲをほとんど付けないという演出をやっていたが、その中でこのようなザックリカゲがあった気がする。

刀がきらめくなどの表現

他の大きな光源を無視して、一点からの光を強調する演出。
たしか『ルパン三世』で石川五ェ門が斬鉄剣の小口を眺めるシーンでこのような演出があった気がする。
最近では『ストライクウィッチーズ』5話で坂本が日本刀を抜く際これをやっていた。

ハイライト

アニメ塗りで無闇に付けるとテカテカ/ベタベタした質感になるため、付ける機会は限られている。
リアルタッチの作品でやたらハイライトをベッタリ付けているものがあったが、むしろ無い方がリアルだと思う。

髪のハイライト

大抵、以下の図のような原理でハイライトが付く。
頭の周りをぐるっと一周すると頭をハイライトが囲んでいるように見えることから、時折「天使の輪」などと表現される。

現実には入射光反射光の原理により、カメラや光源や被写体を動かすとハイライトが動くが、イラストの場合は見栄えを優先して適当に付ける場合が多い。
3DCGでは光学的に正確なハイライトを描写してしまう事が多く、妙に滑らかな絵になる一因となっている。

光を反射しやすい素材の角張った所

このような箇所にはハイライトが付きやすい。
角というのはミクロな視点で見れば大抵丸くなっている。実際はその丸い部分の一部にハイライトが付いているのだが、角に集中してハイライトが付いているように見える。
角張った所に多く付いている。
それ以外の部分は鏡面反射の擬似的な表現だと思われる。(後述)

山下カゲ

以下の例を見れば分かるように、カゲのみならずハイライトにも適用される。
鏡面反射などの、金属っぽいテカりのデフォルメ表現。
最近ではあまり使われないが、ギャグアニメや『グレンラガン』など往年のロボットアニメ風の作品、『ワンピース』などのデフォルメが強い作品で使われる事がある。

「だんだら」「ワカメカゲ」などとも呼ばれる。
「山下カゲ」という名称は山下将仁が多用したことが由来だが、元を辿れば金田伊功が『ヤマト』や『999』で使い始めた物の発展系らしい。
また、以前存在した「スタジオZ5」の亀垣一や平山悟が「太陽の使者 鉄人28号」や「ゴッドマーズ」で多用した事から、「Z5カゲ」とも呼ばれる。

ベルベットのような塗り

ベルベットのように、カメラに対して角度が急な面(つまり輪郭付近)が明るくなったり、逆にカメラの方を向いている面が暗くなったりする事がある。
この現象は表面の繊維の向きによって起きると考えられるが、逆光・アップ時の人間の表皮や、地球の大気、濡れたものなどは光を浸透・反射するので、似たような状態になる事がある。

参考URL:fdtk.blog17.fc2.com/blog-entry-222.html
       fdtk.blog17.fc2.com/blog-entry-223.html
       fdtk.blog17.fc2.com/blog-entry-235.html