紙に描いた絵をパソコンに取り入れ、画像ファイルとして保存する事。

色の付いた絵の場合、パソコン上では違った色に見える事が多く、色を調整する必要がある事が多い。(色トレスを除く)

アニメ部では、現在、PhotoshopRETAS!(Traceman)上で「TWAIN」というソフトを起動し、取り込んでいる。
Tracemanでは見かけ上起動していないように見える事もあるが、TWAINの機能の一部を利用して動いている。

TWAINを起動している間はTracemanやPhotoshopを操作できなくなるため、フリーズしたと思って慌てないように。

スキャンの方法

Photoshopでのスキャン

メニューバーのファイル→読み込みからスキャナを選び、各設定をチェックしてスキャンボタンを押す。

RETAS!でのスキャン

二通りの方法があるが、前者は「モアレノイズ」というノイズを消す機能が付いていないため、管理人は後者の方法を推奨している。

TWAIN制御

メニューバーの編集→環境設定→「スキャナー」タブで、
「接続スキャナ:」を「TWAIN制御」にしておく。
(一度設定したら次回以降の起動時は必要ない。)

メニューバーのスキャン→スキャナの選択からスキャナを選択し、同じくメニューバーのパレットからスキャナーパレットとプリスキャンパレットを開いてスキャンする。

TWAIN

メニューバーの編集→環境設定→「スキャナー」タブで、
「接続スキャナ:」を「TWAIN」にしておく。
(一度設定したら次回以降の起動時は必要ない。)

メニューバーのスキャン→スキャナの選択からスキャナを選択し、以降はPhotoshopと同様にスキャンできる。

余談

プロのアニメスタジオでは大抵、業務用のデジタルカメラを利用したスキャナが使用されている。
通常のスキャナはスキャンする機械が紙の端から端まで移動するのに時間がかかる一方、カメラならばシャッターを切った瞬間にスキャンが完了するため、大量の絵をスキャンするアニメ制作には都合がいいという訳である。

関連項目

最終更新:2009年12月29日 01:54