単純作業を自動で実行する機能のこと。
Photoshopでは「アクション」と呼ばれる。

RETAS!ではTracemanとPaintmanにこの機能が実装されている。

バッチ処理の使い方

Tracemanでのバッチ処理

連続スキャンにおいて、スキャンと同時に複数の処理を自動でやってくれる機能。

バッチ処理の設定画面を開くと、プルダウンメニューが並び、下向きの矢印が並んでいる。
スキャンしたあと、上から順に設定した処理を実行してくれる。

1枚目は普通にスキャンして処理を確認し(画像サイズ、トレースの細かい設定など)、2枚目以降連続スキャンをするとよい。
1枚目で確認した設定をバッチ処理に設定し、OKを押して連続スキャン開始。

Paintmanでのバッチ処理

連続フィル・色の置換・エアブラシ効果・分離が使用可能。

開始・終了に数値を入力する事で、同じフォルダに保存されているファイルのうち、指定したセル全てに自動的に処理する事が出来る。
数値が入力されていないと

また、右上の三角を押す事で、処理内容をファイルとして保存・読み込みする事が出来る。

連続フィル

指定した座標を自動的に任意の色で塗り潰すバッチ。

連続フィルツールで座標を指定し、塗り潰す色を設定して、左端にチェックを入れ「連続フィル実行」を押すと実行できる。

色置換

指定した色を任意の別の色に置き換えるバッチ。
間違えて塗ってしまったときや、微調整に使える。

矢印の左側に置き換える前の色を、右側に置き換えた後の色を設定し、チェックを入れる。
置換を押すと今開いているファイルにのみ適用し、全実行を押すと指定したセル全てに実行する。

エアブラシ効果

グラデーションを参照。

分離

coreRETASで使うようなマスクを作成する際や、何らかの理由でセルを分ける際に使える。
指定した色のみを別ファイルに保存する事ができ、任意の色に塗り潰して保存することができる。

「モード:」と「設定」で保存場所・ファイル名・保存する際の色を設定し、その下の四角を分離させたい色で塗り潰し、左端にチェックを入れる。
置換を押すと今開いているファイルにのみ適用し、全実行を押すと指定したセル全てに実行する。
最終更新:2009年02月24日 21:52