アニメ制作メモ
http://w.atwiki.jp/aniken/
アニメ制作メモ
ja
2011-10-19T15:43:30+09:00
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タタキ
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/556.html
マンガのフキツケのように、インクや絵の具を荒い飛沫状に紙に飛ばして数枚の素材を作り、撮影で爆発・水エフェクトなどに合成する技法。
*余談
『王立宇宙軍オネアミスの翼』のロケット発射シーンで、後に『エヴァンゲリオン』の監督となる庵野秀明が用いたことで有名。最近では天元突破グレンラガンで多用された。
スタジオぴえろでは「フリカケ」と呼び、作画で素材を作成し、『NARUTO』や『ブリーチ』で使用された。
参考:gigazine.net/news/20111019_anime_effect_cedec2011/
2011-10-19T15:43:30+09:00
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掃除
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/555.html
アニメ制作・画力向上運動と並ぶアニメ部員三大業務の一つである。
週一回ぐらいは掃除しよう。
ゴミ袋の交換は気が付き次第みんなでするように。
*余談
会社によっても違うが、プロの場合でも掃除のおばちゃんを雇っているスタジオは少なく、スタジオ勤務のスタッフが手分けして交代で掃除することが多いらしい。
掃除担当者の名前を掲示板等に貼り出すことによって、大物スタッフが担当した掃除場所を汚しにくくする効果もあるとか。
2011-08-30T18:35:32+09:00
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運動曲線
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/554.html
動きを作画する際の幾何学的計算法。
生物の動きを時間軸方向に重ねて見た場合、関節を中心点とした曲線(扇)状に動いている事が多い。
そのため、動きを本格的に描く前に下描きとして関節を中心とした曲線を書き、それを参考に作画する事が多い。
概ね[[ツメ指示>ツメ]]と同じようなものである。
一般に運動曲線は意識的に大きくとった方が動きがダイナミックになり良いなどとされる。
2011-08-30T00:11:16+09:00
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指示書き
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/553.html
絵以外による指示。[[ツメ指示>ツメ]]など。
その他、時間が足りない時や撮影指示など、文字で書かれる場合もある。
動画に書くと仕上げ時に問題があるため、表側に書くのは[[原画]]や[[レイアウト]]時のみにし、動画時の指示書きで[[わくわくさん]]の範囲外に収まらない場合は、裏面に書いたり別紙でメモを添付する必要がある。
アニメ部では[[タイムシート]]が使われることが少ないため、指示書きのようないい加減な形式で書く事が多い。
2011-08-30T00:15:20+09:00
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T.P
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/552.html
[[トレス>色トレス]]・[[ペイント>仕上]]の事。
[[色トレス]]を主線色や影・ハイライトなどとは別の色で塗ること。
食べ物・植物等の[[アップ]]や[[エフェクト]]等によく使われる。
色トレスとそれに囲まれた範囲を同じ色を「T.P同色」と呼び、基本となる色指定に無い色が使われる場合や、同セルにT.P別色が多用されている場合にこう[[指示書き]]がされる事がある。
2011-08-29T23:30:13+09:00
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アニメ部ML
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/551.html
ML(メーリングリスト)を作成しました。
主に&color(red){OB・OG・顧問の連絡網}としての利用を想定しています。
MLメンバーがMLアドレスへ投稿すると、MLメンバー全員へメールが転送されます。
現役在校生の方も利用可としますが、在校生のみへ宛てた利用はお控え下さい。
ML専用ページ:ttp://www.freeml.com/kogei-aniken/
(頭にhを足してください)
MLアドレス:kogei-aniken(あっと)freeml.com
ML登録用アドレス:join-kogei-aniken.ru2S(あっと)ml.freeml.com
(あっとを半角@に書き換えて送ってください。)
*使用方法
携帯電話の設定によってはメールが届かない、または迷惑メールフォルダに入ってしまう事もあるので、設定を確認するか、電話会社に連絡を。
+MLメンバーに登録するため、上記ML登録用アドレスへ空メールを送る。
+折り返しメールが来るので、そこに書かれているアドレスのページを開き、参加承認申請メッセージに在籍時の&color(red){学科と氏名}(顧問の場合は「&color(red){顧問の○○}」で構いません)を書き、参加承認申請ボタンを押す
+管理者の承認を待つ。早ければ一日、遅くとも1週間以内には承認すると思います。あまりにも遅い場合は再度1から始めるか、[[管理者に連絡>http://www8.atwiki.jp/aniken/contact]]してください。
2011-08-19T21:29:55+09:00
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大判
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/550.html
通常よりも大きなサイズの用紙に作画すること。
A4より大きい紙にタップ穴を空けたり、複数枚の動画用紙を裏側からテープでつなげたりする。
[[スライド]]させる時に使うほか、[[ズームイン・アウト>カメラワーク]]する際に画質の荒れを防ぐためにも使われる。
2011-02-25T15:40:11+09:00
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上手と下手
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/549.html
「じょうず」「へた」ではなく、「かみて」「しもて」。
元は舞台用語。客席から見て右側が上手、左側が下手。主役やストーリー上優勢な登場人物は上手、悪役や劣勢にある登場人物は下手に配置し、劇中の現在や未来、登場人物の心境を暗示するなどの演出に利用される事が多い。
また、台詞を聞き逃したりしても上手・下手の関係で多少ストーリーを理解しやすくなる効果もあると思われる。
*余談
上手・下手の起源には諸説ある。
日本の絵巻物は日本語の縦書きと同じく右から左へ読み進めるため納得しやすいが、どういう訳か洋の東西を問わず、概ね右が上手、左が下手とされるらしい。
一説には心臓が左にある事が関係するとかなんとか。
ちなみに、世界最古の文字シュメール文字は左上から右下に読むが、その次に古いハムラビ法典のアッカド語は右から左に読んだ後、左から右に読むというややこしい言語らしい。
また、西洋の劇場はコロッセオの時代からホール状だが、舞台そのものは長方形に近い形であったり、ギリシャのディオニューソス劇場は一見半円形だが、半円形の部分は音楽の演奏に使われるのが主であり劇自体は奥の長方形の舞台上で行われていたなどの情報もある(真偽不明)。
2011-01-08T19:39:07+09:00
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繰り返しショット
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/548.html
一つのカットを印象付けるため、連続で3回ほど繰り返す演出。
[[止メ絵]]の[[スライド]]でやる事が多い。最後の[[スライド]]だけゆっくりだったりする。
テレビアニメでは出崎統作品やそのフォロワーの作品において頻繁に使われる。
あんまりやると手抜きに見られるので注意。実際手抜きでやる事もある。
繰り返す回数は3回が一般的だが、『あしたのジョー2』第46話では、ワンカットを14回連続で繰り返している(これは非常に極端な例)。
*関連用語
[[スライド]]
[[PAN]]
[[止メ絵]]
2010-10-04T20:30:18+09:00
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プロを目指す人向けの思考法
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/547.html
ここでは、あくまでプロのクリエイターを目指す人のあるべきであろう姿を解説しています。人生設計によっても多少変わりますが、プロを目指す多くの人にとっては、この考え方を肯定されると大分楽になると思われます。
#contents(fromhere)
*プロになる
ただプロでありたいのなら、名乗るだけでプロになれる。
むしろ、アマチュアより技術の無いプロはいくらでも居るんだし、ならば名乗ってもなんら問題無い。
あなたと普通のプロとの違いは、売れてないだけである。
良心が痛むなら、名乗る際に「プロ目指してます」とか「アニメ作ってます」と言うのが妥当な所だろうか。
「勉強してます」と言うだけでは、仕事にする意志があるのか無いのか分からないので、「ならうちで仕事しない?」という言葉への連想につながりにくい。
下記でも述べるが、プロならいい仕事を貰って喜ばない人は居ないが、アマチュアではどうか分からないという事にも由来する。
*仕事
**受注
プロの場合、ほとんどの仕事は「貰うもの」であって、よほど嫌な仕事でない限り、「やらされるもの」ではない。
プロは仕事量に応じて給料が貰え、実績に応じて給料アップや昇進や次の仕事が貰えるからである。
アマチュアにおいても、できればそう考えた方が良い。実績があれば金の入る仕事に繋がりやすいし、大した仕事でなくても勉強になる場合があるからである。
ただし、苦痛なだけで勉強にもならない仕事や、公務員のような安定していてリストラもない職業の場合は、できるだけ仕事しない方が絶対得である。
**発注
受注の逆として考えれば、仕事を頼む場合は堂々と仕事をあげれば良いのだが、相手が「仕事は貰うもの」と考えてくれているかどうかはなかなか分からないし、プロでも面倒くさがられる事はある。
仕事を渡す際、相手がやりたい仕事を聞いておくか、その仕事が如何にあなたのためになるか(勉強になる、凄い人が参加してるのでコネを作れるなど)をアピールするのが良いだろう。
やりたい仕事を聞く時に、おおざっぱな役職で聞くのも良いだろう。そのジャンルがやりたいと言わせてしまえば、そこに面倒な仕事が入っても責任者として丸投げできるという寸法である。あんまりやると嫌われるが。
普段日常会話をする時も、どんな仕事(勉強)をしてどんな
2010-01-17T22:25:16+09:00
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