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無題05 ◆vcc/eWAkMI



竜ヶ峰帝人は白髪の鋭い印象を与える顔つきの青年とざっ、ざっ、と、薄暗いコンクリートの上を歩いていた
電燈も壊れているのか電源がきていないのか、光は2人のもつ懐中電灯だけだった

竜ヶ峰帝人はトンネル前で赤木しげると出会った
彼の目指す目的地は島中央の(廃校舎でないほうの)学校と警察署
このような非常事態が起きた場合、避難所として使われている可能性が高いだろう。
もしかしたら知り合いや事情を知る者と出会えるかもしれないと期待してのことだった
赤木を見つけた帝人はこの島で誰かと出会わなかったか尋ねたが、赤木は誰とも会っていないと言った
赤木は今のところ特にどこに行くという目的もなかったが、同じ方向に進むことにしたようだった

「放射能って、こういう首輪で防げるの。」

「普通、体全体を覆う防護服とかじゃないと防げないと思いますけど…。」

「難しい?」

「難しいっていうか、無理だと思います。」

帝人は普通の高校生だが、放射能汚染などの脅威をニュースや歴史などで知っているため、どうしても不可能に思えてしまう。
昭和を生きている赤木にとって全く未知の板を普通に使いこなす帝人を眺めつつ、赤木は呟く

「ハッタリかもな」

「ハッタリ…?」

「誇張、嘘、牽制…実際に外そうとしたり、聞こえたルールを破ると、本当は電気だか、毒だかで死ぬのかも」

(僕たちに首輪を外させないため?)

帝人は考える。それなら普通に首輪を外そうとすると爆発するとか、そういうのでいいのではないか。
なぜ、核爆弾だの放射能だの、あまりに突拍子もない脅しを使うのか。
もしも「核」がハッタリだとしたら……一体、それは何に対するハッタリなのか。

赤木が薄く笑う

「いっそアンテナとかいうの、登って片っ端から壊してみるか。慌てて誰か出てくるかもしれない」

「ええっ、それは…やめたほうがいいですよ。これからまだ何が起こるか、わからないんですから!」

「ああ。そうするのは何が起こるのか…見極めてからでいい。」

(この人、ただあの音声に従おうって気はないんだな…。

 こんな怪しい状況なら、疑り深くなるのも無理はないのかもしれない

 でも…なんだろう。この人の…まるで普段から非日常に生きているような感じは…。)

帝人が赤木の佇まいに奇妙なものを感じている時、赤木も帝人の先ほどの態度について妙なものを感じていた

(アンテナを壊すことによる自分の身の危険を恐れるのではなく…

 これから起こる何かを期待している…?)

ククク…と小さく笑う
十分足りるようで、ギリギリしかない不安を煽るような首輪のタイムリミット
赤木も、これから何が起きるのか、静かに期待が高まるのを感じていた。

【H-5/トンネル中間地点/1日目/深夜】
【竜ヶ峰帝人@デュラララ!!】
[状態]:健康
[服装]:学校の制服
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 支給品×3
[思考]
基本:状況の確認、無意識に非日常への僅かな期待
1:核はハッタリ…?
2:G-7の学校や近くの警察署に人がいることを期待
3:セルティ、杏里、静雄、臨也などの知り合いを探す
[備考] 時期はお任せします

【赤木しげる@闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~】
[状態]:健康
[服装]:普通の服
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 支給品×3
[思考]
基本:状況の確認。核はハッタリじゃないかと疑っている
1:これから起こることに少し期待
[備考] 青年期(アニメ第8話 復活の前兆以降)のいずれかの時期から


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