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「雪合戦~Snow of war~」(2006/01/21 (土) 19:27:20) の最新版変更点
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<p>
薔薇「第一回、薔薇乙女雪合戦アリス杯~。ドンドンヒューヒューパフパフ。えー実況兼解説をいたしますは、薔薇乙女の不思議ちゃんこと、薔薇水晶がお送りいたしま――はぶっ!」<br>
翠星「自分だけ安全な位置から高みの見物なんて、そうは行かないです! 雛苺、金糸雀、雪埋めの刑にしてやるです!」<br>
雛苺「あいあいさーなの」<br>
金糸「薔薇水晶だるまのできあがりかしらー」<br>
真紅「全く、何で私がこんな事を……」<br>
水銀「ホントよねぇ……」<br>
蒼星「まあ、こういうのもたまにはいいんじゃないかな? じゃあ公平にくじ引きでチーム分けしようか?」</p>
<p><br>
第一チーム<br>
蒼星石&真紅ペア</p>
<p>第二チーム<br>
金糸雀&翠星石ペア</p>
<p>第三チーム<br>
水銀燈&雛苺ペア</p>
<p>観客:薔薇水晶だるま</p>
<p>作戦会議</p>
<p>第一チーム<br>
蒼星「注意するべきは水銀燈かな?」<br>
真紅「そうね、金糸雀も何か策を用意しているかもしれないけれど、どうせ自滅するでしょう」<br>
蒼星「三つ巴だけは避けたいから、先に金糸雀と翠星石から何とかしよう。真紅は援護をお願い」<br>
真紅「分かったわ」</p>
<p>第二チーム<br>
金糸「私に策があるのかしらー」<br>
翠星「どうせお前の考えた作戦なんて役に立たないですー」<br>
金糸「む! じゃあ翠星石はどんな作戦を考えているのかしら?」<br>
翠星「そんなの決まってるです。来る敵皆返り討ちです!」</p>
<p>第三チーム<br>
雛苺「ヒナもがんばるのー」<br>
水銀「あー、あなたと組んだ時点で勝てるなんて期待してないわよ」<br>
雛苺「むーじゃあどうするの?」<br>
水銀「決まってるじゃなぁい。とにかく真紅を潰すわ……」</p>
<p><br>
蒼星「じゃあチームメイトの両方が倒れた時点でそのチームは失格となると言う事で。ちなみに雪玉に石入れるの禁止」<br>
翠星「ちっ」<br>
真紅「今、舌打ちが聴こえたわ」<br>
翠星「なんでもねーですよ」<br>
金糸「位置についてー。よーい……始め!」</p>
<p>
蒼星「まずは翠星石。キミを狙うのは忍びないけど、これも勝負だから……ごめん!」<br>
翠星「わわっ、とか何とか言いながら、結構本気じゃないですか!」<br>
水銀「あらぁ、私も混ぜて頂戴よぉ」<br>
蒼星「なっ!」<br>
金糸「おーっと、ウチが真っ先に狙われるのは予想済みかしらー」<br>
水銀「なぁーんてね。あなたの事だから漁夫の利を狙うのは見え見えよぉ」<br>
金糸「わあっ、わあっ、わあっ! いきなりピンチかしら~」</p>
<p>翠星「く~、いきなり戦力を分断されたです」<br>
蒼星「水銀燈……早めに何とかしたかったけど、今は翠星石の方を先に!」<br>
翠星「甘いです! 伊達に蒼星石の姉をやってる訳じゃねーです!」<br>
真紅「私の事も忘れてもらっては困るわ」<br>
翠星「なっ! 2対1……これはちょっとやべーですね……」</p>
<p>
金糸「ど、どうしたのかしら……? 早く向かってこないのかしら~?」<br>
水銀「……この辺だけ掘り返した後があるわねぇ。大方、落とし穴か何かに足を取られた所を狙うつもりなんでしょうけど」<br>
金糸「ギクッ!」<br>
水銀「私はそんなにおばかさんじゃないわぁ……それ!」<br>
金糸「どこに向かって投げているのかしら~? 全然大暴投――きゃああっ!」<br>
水銀「そんな大きな木の下に居たら雪が落ちてくるわよ?」<br>
金糸「ぺっ、ぺっ……雪が口の中……に……?」<br>
水銀「チェックメイト♪」</p>
<p>金糸「きゃああっ!」<br>
翠星「金糸雀!」<br>
真紅「流石水銀燈ね。この短時間で勝負を決めるなんて。こちらも早く勝負を決めないと」<br>
蒼星「真紅……ここは僕一人でやらせてくれないかい?」<br>
真紅「蒼星石?」<br>
蒼星「勝負の為には二人で決めた方がいいのは分かってるよ。でも翠星石とは僕だけで決着をつけたいんだ」<br>
真紅「……分かったわ。ただし、絶対に勝つのよ?」<br>
蒼星「負けるつもりは無いよ」<br>
翠星「翠星石も舐められたものですね。その自信、後悔へと変えてやるです!」<br>
蒼星「行くよ、翠星石!」<br>
翠星「どうしたですか、蒼星石! そんなんじゃちっとも当たらねーですよ」<br>
蒼星「ならっ!」<br>
真紅「はっ、蒼星石! そっちに行ってはダメ!」<br>
蒼星「えっ? うわぁっ!?」<br>
翠星「引っかかったですね! 金糸雀……あなたの罠、充分役を果たしてくれたですよ!」<br>
蒼星「……くっ!」<br>
翠星「これで終わりです、蒼星石」<br>
蒼星「……良かった、まだ気付いていないみたいだね」<br>
翠星「何を言って――痛っ! え……上から雪玉……?」<br>
蒼星「さっき翠星石とやり合ってる時に僕が後ろ手に幾つか投げた雪玉……。そしてダメだよ? こんなに至近距離で相手から注意を反らしちゃ」<br>
翠星「きゃあああぁぁぁぁっ!!」</p>
<p>水銀「どうやらそっちも勝負あったみたいねぇ」<br>
真紅「水銀燈……蒼星石、私が時間を稼ぐから早く体制を整えなさい!」<br>
蒼星「わ、分かった――わああっ!」<br>
真紅「蒼星石!?」<br>
雛苺「やったの水銀燈~。蒼星石を埋めたの~」<br>
真紅「雛苺、いつの間に!?」<br>
水銀「どう、真紅? 伏兵って言うのはこうやって使うのよぉ?」<br>
真紅「目立つ自分を囮にするなんて……考えたわね」<br>
雛苺「ねぇ水銀燈。ヒナは次、何をすればいいの?」<br>
水銀「その辺で雪遊びでもしてなさい」<br>
雛苺「は~い」<br>
真紅「……全てはあなたのシナリオ通りって事ね」<br>
水銀「さあ、これからがショータイムよ」<br>
真紅「…………」<br>
水銀「…………」<br>
真紅「(先に動いた方が)」<br>
水銀「(……やられる)」</p>
<p>ぼこっ!!</p>
<p>薔薇「薔薇水晶復活!」<br>
紅&銀「!?」<br>
薔薇「そしてピッチャー振りかぶって……新しい顔よ、受け取って!」<br>
真紅「ま、まさか、その大きな雪玉……」<br>
水銀「い、いやあああああああ!!」</p>
<p><br>
薔薇「第二回、薔薇乙女雪合戦――」<br>
水銀「もう二度とやらないわよ!!」<br></p>
<p><font size=
"2">薔薇「第一回、薔薇乙女雪合戦アリス杯~。ドンドンヒューヒューパフパフ。えー実況兼解説をいたしますは、薔薇乙女の不思議ちゃんこと、薔薇水晶がお送りいたしま――はぶっ!」<br>
翠星「自分だけ安全な位置から高みの見物なんて、そうは行かないです! 雛苺、金糸雀、雪埋めの刑にしてやるです!」<br>
雛苺「あいあいさーなの」<br>
金糸「薔薇水晶だるまのできあがりかしらー」<br>
真紅「全く、何で私がこんな事を……」<br>
水銀「ホントよねぇ……」<br>
蒼星「まあ、こういうのもたまにはいいんじゃないかな? じゃあ公平にくじ引きでチーム分けしようか?」<br>
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<br>
第一チーム<br>
蒼星石&真紅ペア<br>
<br>
第二チーム<br>
金糸雀&翠星石ペア<br>
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第三チーム<br>
水銀燈&雛苺ペア<br>
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観客:薔薇水晶だるま<br>
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作戦会議<br>
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第一チーム<br>
蒼星「注意するべきは水銀燈かな?」<br>
真紅「そうね、金糸雀も何か策を用意しているかもしれないけれど、どうせ自滅するでしょう」<br>
蒼星「三つ巴だけは避けたいから、先に金糸雀と翠星石から何とかしよう。真紅は援護をお願い」<br>
真紅「分かったわ」<br>
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第二チーム<br>
金糸「私に策があるのかしらー」<br>
翠星「どうせお前の考えた作戦なんて役に立たないですー」<br>
金糸「む! じゃあ翠星石はどんな作戦を考えているのかしら?」<br>
翠星「そんなの決まってるです。来る敵皆返り討ちです!」<br>
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第三チーム<br>
雛苺「ヒナもがんばるのー」<br>
水銀「あー、あなたと組んだ時点で勝てるなんて期待してないわよ」<br>
雛苺「むーじゃあどうするの?」<br>
水銀「決まってるじゃなぁい。とにかく真紅を潰すわ……」<br>
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蒼星「じゃあチームメイトの両方が倒れた時点でそのチームは失格となると言う事で。ちなみに雪玉に石入れるの禁止」<br>
翠星「ちっ」<br>
真紅「今、舌打ちが聴こえたわ」<br>
翠星「なんでもねーですよ」<br>
金糸「位置についてー。よーい……始め!」<br>
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蒼星「まずは翠星石。キミを狙うのは忍びないけど、これも勝負だから……ごめん!」<br>
翠星「わわっ、とか何とか言いながら、結構本気じゃないですか!」<br>
水銀「あらぁ、私も混ぜて頂戴よぉ」<br>
蒼星「なっ!」<br>
金糸「おーっと、ウチが真っ先に狙われるのは予想済みかしらー」<br>
水銀「なぁーんてね。あなたの事だから漁夫の利を狙うのは見え見えよぉ」<br>
金糸「わあっ、わあっ、わあっ! いきなりピンチかしら~」<br>
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翠星「く~、いきなり戦力を分断されたです」<br>
蒼星「水銀燈……早めに何とかしたかったけど、今は翠星石の方を先に!」<br>
翠星「甘いです! 伊達に蒼星石の姉をやってる訳じゃねーです!」<br>
真紅「私の事も忘れてもらっては困るわ」<br>
翠星「なっ! 2対1……これはちょっとやべーですね……」<br>
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金糸「ど、どうしたのかしら……? 早く向かってこないのかしら~?」<br>
水銀「……この辺だけ掘り返した後があるわねぇ。大方、落とし穴か何かに足を取られた所を狙うつもりなんでしょうけど」<br>
金糸「ギクッ!」<br>
水銀「私はそんなにおばかさんじゃないわぁ……それ!」<br>
金糸「どこに向かって投げているのかしら~? 全然大暴投――きゃああっ!」<br>
水銀「そんな大きな木の下に居たら雪が落ちてくるわよ?」<br>
金糸「ぺっ、ぺっ……雪が口の中……に……?」<br>
水銀「チェックメイト♪」<br>
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金糸「きゃああっ!」<br>
翠星「金糸雀!」<br>
真紅「流石水銀燈ね。この短時間で勝負を決めるなんて。こちらも早く勝負を決めないと」<br>
蒼星「真紅……ここは僕一人でやらせてくれないかい?」<br>
真紅「蒼星石?」<br>
蒼星「勝負の為には二人で決めた方がいいのは分かってるよ。でも翠星石とは僕だけで決着をつけたいんだ」<br>
真紅「……分かったわ。ただし、絶対に勝つのよ?」<br>
蒼星「負けるつもりは無いよ」<br>
翠星「翠星石も舐められたものですね。その自信、後悔へと変えてやるです!」<br>
蒼星「行くよ、翠星石!」<br>
翠星「どうしたですか、蒼星石! そんなんじゃちっとも当たらねーですよ」<br>
蒼星「ならっ!」<br>
真紅「はっ、蒼星石! そっちに行ってはダメ!」<br>
蒼星「えっ? うわぁっ!?」<br>
翠星「引っかかったですね! 金糸雀……あなたの罠、充分役を果たしてくれたですよ!」<br>
蒼星「……くっ!」<br>
翠星「これで終わりです、蒼星石」<br>
蒼星「……良かった、まだ気付いていないみたいだね」<br>
翠星「何を言って――痛っ! え……上から雪玉……?」<br>
蒼星「さっき翠星石とやり合ってる時に僕が後ろ手に幾つか投げた雪玉……。そしてダメだよ? こんなに至近距離で相手から注意を反らしちゃ」<br>
翠星「きゃあああぁぁぁぁっ!!」<br>
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水銀「どうやらそっちも勝負あったみたいねぇ」<br>
真紅「水銀燈……蒼星石、私が時間を稼ぐから早く体制を整えなさい!」<br>
蒼星「わ、分かった――わああっ!」<br>
真紅「蒼星石!?」<br>
雛苺「やったの水銀燈~。蒼星石を埋めたの~」<br>
真紅「雛苺、いつの間に!?」<br>
水銀「どう、真紅? 伏兵って言うのはこうやって使うのよぉ?」<br>
真紅「目立つ自分を囮にするなんて……考えたわね」<br>
雛苺「ねぇ水銀燈。ヒナは次、何をすればいいの?」<br>
水銀「その辺で雪遊びでもしてなさい」<br>
雛苺「は~い」<br>
真紅「……全てはあなたのシナリオ通りって事ね」<br>
水銀「さあ、これからがショータイムよ」<br>
真紅「…………」<br>
水銀「…………」<br>
真紅「(先に動いた方が)」<br>
水銀「(……やられる)」<br>
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ぼこっ!!<br>
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薔薇「薔薇水晶復活!」<br>
紅&銀「!?」<br>
薔薇「そしてピッチャー振りかぶって……新しい顔よ、受け取って!」<br>
真紅「ま、まさか、その大きな雪玉……」<br>
水銀「い、いやあああああああ!!」<br>
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薔薇「第二回、薔薇乙女雪合戦――」<br>
水銀「もう二度とやらないわよ!!」<br>
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