「今日は日曜日。」(2006/01/28 (土) 19:17:27) の最新版変更点
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<p>今日は日曜日。<br>
私の銀ちゃんへの想いが実って幸せな道のりを歩んでいく中での初めての日曜日。でも・・・</p>
<p><br>
土曜日のお昼過ぎに銀ちゃんが家に来た。家でとはいえ初デート。嬉しいなぁ・・・。<br>
授業のこととかほかの友達とはどうとか他愛無い会話をしてたけどふとぷよぷよで対戦することに。<br>
銀ちゃんは何でも人並み以上にやってのけるから手強かったけど<br>
私は隠れゲーマーでよくやってるから全部勝っちゃった。<br>
負けず嫌いの銀ちゃんはちょっとすねちゃったけどそういうとこも可愛かった。</p>
<p>夕方になって夕飯作り。<br>
一緒に焼売作ってたんだけど私が危なっかしいから結局ほとんど銀ちゃんが作っちゃった。<br>
私も作れるよう頑張らなくっちゃ・・・。<br>
できあがった焼売を二人で食べる。<br>
在り来たりな言い方だけど愛がこもってておいしかった。<br>
素直においしいと感想を言うと銀ちゃんは照れくさそうな笑顔を見せてくれた。</p>
<p><br>
銀ちゃんは私の笑顔を大好きって言ってくれたけど、私も銀ちゃんの笑顔大好きだよ・・・。</p>
<p>
一緒にお風呂に入った。私は銀ちゃんほどスタイルよくないから恥ずかしかったけど・・・。<br>
でも銀ちゃんは「とっても綺麗よぉ」って褒めてくれた。<br>
ちょっとエッチなこともしちゃったけど恋人同士だからいいよね・・・。</p>
<p><br>
明日はお出かけしたいから夜更かしせずに寝ることにした。<br>
「水族館にでも行きたいね、ペン銀燈」<br>
「おさかなちょうだぁい」<br>
なんてことを言いつつ眠りに就いた。</p>
<p><br>
そして今日になる。</p>
<p>
朝、気がついて私の目に最初に映ったもの―苦しそうな表情を浮かべている最愛の人―<br>
「銀ちゃんっ!」<br>
「あら、おはよう。ごめんなさい、ちょっと熱っぽいみたい」<br>
計ってみると微熱どころではなかった。<br>
心配かけまいと余裕がありそうな様子を装っているが辛いに違いない。<br>
「銀ちゃん、無理せず今日は寝ててね・・・」<br>
「うん、ありがと。そうさせてもらうわぁ」<br>
遊びにいけないのは残念だけど仕方ない。銀ちゃんが寝てる間に私にできることをしなくっちゃ・・・。<br>
まず汗を拭こう。ちょっと服脱がすね・・・。<br>
汗ばんでいる体を拭いていく。その白く透き通るような綺麗な肢体に意識が吸い込まれそうになる。<br>
こんなときに・・・銀ちゃん、エッチなこでごめんなさい・・・。<br>
大体拭き終わって次はタオルを湿らせて額にのせる。どうか早くよくなりますように・・・。</p>
<p>
ご飯も用意しなくっちゃ。おかゆ、作ったことないけど頑張ろう・・・。<br>
ぐぐってみるとあら簡単。味見してみてもいい感じ。隠し味にヤクルトいれておこう。<br>
熱で乳酸菌死滅しそうだけど・・・きっと大丈夫。うん。<br>
おかゆを寝室に運び銀ちゃんの寝顔をみてると眠くなってきちゃった・・・。</p>
<p>
―熱をだして辛かったはずなのにいい夢をみていた気がする。<br>
だるさはないし熱はもうないみたい。<br>
薔薇水晶がベッドにもたれかかって眠っている。このこのお陰かな・・・。<br>
ふと気づくと鍋がおいてある。中をみるとおかゆだった。<br>
もぐもぐ・・・おいしい・・・けど何か一瞬違和感を感じた気もしたけどきっと大丈夫。うん。<br>
「私のためにありがとぉ」<br>
そう言って私は彼女の頭を優しく撫でた。</p>
<p>
初めての日曜日に熱なんか出して最低だ、なんて思った。<br>
でもこのこといればそんなことすら幸せの過程に変えていける。<br>
―大好きよ、薔薇水晶。<br></p>
<p><font size="2">今日は日曜日。<br>
私の銀ちゃんへの想いが実って幸せな道のりを歩んでいく中での初めての日曜日。でも・・・<br>
<br>
<br>
土曜日のお昼過ぎに銀ちゃんが家に来た。家でとはいえ初デート。嬉しいなぁ・・・。<br>
授業のこととかほかの友達とはどうとか他愛無い会話をしてたけどふとぷよぷよで対戦することに。<br>
銀ちゃんは何でも人並み以上にやってのけるから手強かったけど<br>
私は隠れゲーマーでよくやってるから全部勝っちゃった。<br>
負けず嫌いの銀ちゃんはちょっとすねちゃったけどそういうとこも可愛かった。<br>
<br>
夕方になって夕飯作り。<br>
一緒に焼売作ってたんだけど私が危なっかしいから結局ほとんど銀ちゃんが作っちゃった。<br>
私も作れるよう頑張らなくっちゃ・・・。<br>
できあがった焼売を二人で食べる。<br>
在り来たりな言い方だけど愛がこもってておいしかった。<br>
素直においしいと感想を言うと銀ちゃんは照れくさそうな笑顔を見せてくれた。<br>
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銀ちゃんは私の笑顔を大好きって言ってくれたけど、私も銀ちゃんの笑顔大好きだよ・・・。<br>
<br>
一緒にお風呂に入った。私は銀ちゃんほどスタイルよくないから恥ずかしかったけど・・・。<br>
でも銀ちゃんは「とっても綺麗よぉ」って褒めてくれた。<br>
ちょっとエッチなこともしちゃったけど恋人同士だからいいよね・・・。<br>
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明日はお出かけしたいから夜更かしせずに寝ることにした。<br>
「水族館にでも行きたいね、ペン銀燈」<br>
「おさかなちょうだぁい」<br>
なんてことを言いつつ眠りに就いた。<br>
<br>
<br>
そして今日になる。<br>
<br>
朝、気がついて私の目に最初に映ったもの―苦しそうな表情を浮かべている最愛の人―<br>
「銀ちゃんっ!」<br>
「あら、おはよう。ごめんなさい、ちょっと熱っぽいみたい」<br>
計ってみると微熱どころではなかった。<br>
心配かけまいと余裕がありそうな様子を装っているが辛いに違いない。<br>
「銀ちゃん、無理せず今日は寝ててね・・・」<br>
「うん、ありがと。そうさせてもらうわぁ」<br>
遊びにいけないのは残念だけど仕方ない。銀ちゃんが寝てる間に私にできることをしなくっちゃ・・・。<br>
まず汗を拭こう。ちょっと服脱がすね・・・。<br>
汗ばんでいる体を拭いていく。その白く透き通るような綺麗な肢体に意識が吸い込まれそうになる。<br>
こんなときに・・・銀ちゃん、エッチなこでごめんなさい・・・。<br>
大体拭き終わって次はタオルを湿らせて額にのせる。どうか早くよくなりますように・・・。<br>
<br>
ご飯も用意しなくっちゃ。おかゆ、作ったことないけど頑張ろう・・・。<br>
ぐぐってみるとあら簡単。味見してみてもいい感じ。隠し味にヤクルトいれておこう。<br>
熱で乳酸菌死滅しそうだけど・・・きっと大丈夫。うん。<br>
おかゆを寝室に運び銀ちゃんの寝顔をみてると眠くなってきちゃった・・・。<br>
<br>
―熱をだして辛かったはずなのにいい夢をみていた気がする。<br>
だるさはないし熱はもうないみたい。<br>
薔薇水晶がベッドにもたれかかって眠っている。このこのお陰かな・・・。<br>
ふと気づくと鍋がおいてある。中をみるとおかゆだった。<br>
もぐもぐ・・・おいしい・・・けど何か一瞬違和感を感じた気もしたけどきっと大丈夫。うん。<br>
「私のためにありがとぉ」<br>
そう言って私は彼女の頭を優しく撫でた。<br>
<br>
初めての日曜日に熱なんか出して最低だ、なんて思った。<br>
でもこのこといればそんなことすら幸せの過程に変えていける。<br>
―大好きよ、薔薇水晶。<br>
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