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×水銀燈

金糸雀「今日のマラソン大会は楽してズルしてカナが一等賞かしらー」

水銀燈「あんまりはしゃいでると転ぶわよぉ?」

ハ゛タッ

金糸雀「びえええええん。転んだかしら。痛いのかしらー。」

水銀燈「おばかさぁんねぇ・・・ほらぁ立てるぅ?」

金糸雀「水銀燈・・・」




×水銀燈

金(水銀燈は一体どこからあの毎日のヤクルト代を出しているのかしら…
  ここは高校生探偵工藤カナが真相を暴いてやるのかしらー!!)

尾行中

金(あっ水銀燈が何やら怪しげなビルの中に…ギャッ!!)ガッ
銀「尾行してるのバレバレよぉ…おばかさぁん」


銀「さぁて、今日も献血に行って
  タダで大量にヤクルトもらって来るわよぉ…♪」




~テスト2日目・第二限・数学(担当教師・みっちゃん)~
第一問
A君はいつも玉子焼きを3分で食べます、では4個の玉子焼きを食べきるのに何分かかるでしょう

金(4個…幸せかしら、ずっと見ていたいかしら)
ジ(3×4は…)

答案欄
金【1時間】
ジ【12分】

第二問
略)BちゃんのA君への気持を証明しなさい

金(み、みっちゃん…///)
ジ(なんだこれ?)

答案欄
金【A君に気持を伝えたいが、勇気が足りない】
ジ【空欄】

第三問
2+5×9=

金(やっぱり素直に言った方が……///)
ジ(高校でやるもんだいか?)

金【90】
ジ【47】




 お化粧を教えてほしい、と金糸雀が言った。
 もちろん、みんなには内緒で。
「だ、ダメ……かしら?」
「ううん、いいわよ」
 微笑みで答えて、のりは金糸雀を化粧台の前に座らせる。
「そうねぇ……まずは口紅の塗り方からね」
「……のりは理由を聞かないの?」
「うふふ。女の子がおめかしをするときはね、好きな人が出来たときだけなのよ」
「……!」
 リンゴのように真っ赤になる頬。泳ぐ目線。
「だから、精一杯おめかししましょうね」
「あ、ありがとうなのかしら。のりお姉ちゃん」
「どういたしまして。さあ、まず口紅はね……」
「あれ……」
 ジュンは首を捻った。いつもの学校。いつもの面子。だが、何かが違う気がした。
「お、おはようなのかしら。あ、あの」
 気づく。金糸雀が、薄く口紅を塗っている。
「おはよう。何か用か?」
 何かが変わり始める、それは合図。
「じ、実はみっちゃんがジュンにお話があるからって家に来てほしいのかしら」
「……ああ、いいけど」
「それで…その…」
「まだ何かあるのか?」
「つ、ついでにみっちゃんに頼まれた買い物に付き合ってほしいの」
 ダークホースの、登場だった。




J「この教科書の問題、途中式が書いてない。くそー、テスト範囲なのに。よく分からん」
授業中寝てたんだから当然の報いかしら
J「うー。……やばいぃ」
学年一の秀才、金糸雀の出番かしらぁ~
J「柏葉ぁ、この問題教えてくれ」
巴「見せて。……えっと、どこが分からないの?」
ジュンはそもそも底の変換公式をしっかり理解できてないかしら
金「ジュンはそもそも底の変換公式をしっかり理解できてないかしら」
巴「え?」
金「はっ、口に出ちゃったかしら~?」
J「そんな公式あるのか?」
金「教科書に載ってるかしら」
巴「金糸雀ちゃん、桜田君のことよく見てるのね」
金「あなたには負けるかしら」
巴「な、なに言ってるの!」
金「カナは自分の勉強で忙しいから、トゥモエがジュンの勉強を見てあげるのがいいかしら」
巴「金糸雀ちゃん……」
J「君たちが僕の家庭教師になってくれるのKa?これは東大合格確実だな!HAHAHA!」




平日、昼休み

金糸雀「午後の授業に備えてお弁当でエネルギーをチャージかしら。」
   「策士たる者、お米はきちんと77回噛んで・・・もっもっ」
   「・・・最後はカナのおとっとき、お砂糖入りの玉子焼きでフィニッシ・・・」
女子生徒A・B「それでさー」「うんうん」
――ドンッ ポトッ
女子生徒A「あっ、ごめ・・」
金糸雀「(゜д゜ )

    ( ゜д゜ ) 」
女子生徒A「(ちょ・・・こっち見るな・・・)」
女子生徒B「あー、そ、そうだ、購買に行く用事があったじゃない!いこいこ!」
女子生徒A「あ、そ、そうだったね、行こうか・・・」
――タッタッタ
金糸雀「 ( ゜д゜ ) 」
    
   「さ、策士はこれぐらいのことでは凹まないかしらー!?」
ジュン「金糸雀・・・、僕の玉子焼きでよかったら・・・。」
   「砂糖もそこまで入ってるわけでもないけど・・・。」
金糸雀「ジ、ジュン・・・君・・・。」
ジュン「どう・・・かな・・・?」
金糸雀「と、とっても・・・おいしいかしら・・・」




金「これもそれもみ~んなカナが撮ったのかしら。大変だったんだから!蒼星石の着替えとか~、いろいろお宝モノもたくさんなのよ」
JUM「お前・・・いつもこんな事してんのか?」
金「そ、それは、ほら、私新聞部だからかしら~・・・
  そんな事より!ほら、誰の写真が欲しいのかしら~?あ、それは部活で使う奴だからだめなのよ」
JUM「いや、俺が欲しいって言ったのは金糸雀の写真なんだけど」
金「私?はゅ、誤算だったかしら!他人のばっかりで自分が写ってる写真なんてなかったりして~・・・
  ・・・・ところでどうしてカナの写真がいるのかしら?まさか・・・!」
JUM「ちげーよ。雛苺に頼まれたんだよ。何に使うかしんねーけど」
金「ふ~ん。うう、でも写真はないのかしら~・・・・あ、なら今撮ればいいんだわ!どうせならジュンも一緒に撮るといいかしら」
JUM「いいって俺は!」
金「そんな事言わずに(無理やり自分の横に引っ張って)はい、チーズかしら~♪」
JUM「撮っちゃった・・・・」
金「カナが写ってる写真なんて珍しいんだから!・・・はい。出来たのかしら(インスタント)」
JUM「どうも・・・じゃ貰ってくよ」
金「変な事に使っちゃ駄目だから」
JUM「つかわねえよ!じゃ~な」




新聞部部長「・・・というわけで、今回の特集記事は金糸雀さんにお願いしたいと思います。」
金「この薔薇乙女一の才女金糸雀の手にかかったら特集なんてちょちょいのちょいかしら!!」
部長「それでは今日の部会はここまでにします。それでは皆さん原稿は今週中に提出してください。」


金「…とはいったものの、特集なんて何を書けばいいのかわからないわ。とりあえず帰ってみっちゃんに相談してみようかしら…」

(そして自宅・・・)

み「あら、カナったら今回は特集の担当になったの?」
金「そうなのよみっちゃん!でもね、何を書けばいいのか思いつかないの・・・」
み「そうねぇ…ドール特集でもしてみたら?ほら、家にはこんなにお人形さんがいるんだし。」
金「でもそれはこないだの特集の時に書いちゃったかしら・・・」
み「そうだったわね…それじゃあ明日学校でお友達に聞いてみたらどうかな?」
金「そうしてみるわ!ありがとうみっちゃん!」

(そして次の日・・・)
金「まずは水銀燈にでも聞いてみるかしら。」

金「ねえねえ水銀燈?こんどカナ新聞の特集記事担当になったんだけど…」
銀「それでこの私に何の用なのぉ?」
金「何かアイデアがないか聞きたいんだけど…」
銀「おばかさぁん…そのくらい自分の頭で考えたらぁ?」
金「(うぅ・・・水銀燈ったら意地悪かしら(T_T) )」

金「次はJUMと真紅に聞いてみるかしら。」

J 「そうだなぁ‥ミニカー特集とかどうだ?」
紅「それはあなたの趣味でしょう。それより金糸雀、おいしい紅茶特集というのはどう?」
J 「お前こそ自分の趣味じゃないか!!」
紅「なによ!私に逆らう気?全く生意気な下僕ね…」
J 「なんだとぉ!誰が下僕だ!!」

金「(全然参考にならないかしら)」

金「今度はあそこの二人にでも聞いてみるかしら!」

雛「ヒナはねー、うにゅー特集がいいの!!」
金「それはちょっと…やめておくかしら。」
雛「つまんないのー」
金「薔薇水晶は何かあるかしら?」
薔「・・・・・」
金「・・・・・」
薔「・・・・シウマイ・・」
金「え?」
薔「・・・シウマイ特集がいい・・」
金「(この二人の意見も参考にならないかしら…)」

べ「俺は蒼j」
金「あなたには聞いてないかしら」
べ「・・・・・」

(授業中・・・)

金「(結局まともな意見がないまま授業になっちゃったかしら。一体どうすれば…)」
梅「それじゃあ次を金糸雀!」
金「えっ!?すみません…聞いてませんでした…」
梅「ちゃんと授業聞いてないと駄目だぞ!それと笹塚お前は廊下に立ってろ。」

笹「…ぇ」

(そして放課後・・・)

金「結局何もアイデアは浮かばないし、授業中に恥はかくし最悪の一日だったかしら。」
翠「どうしたです?金糸雀?」
金「あっ!翠星石に蒼星石!」
蒼「元気がないみたいだけど、本当にどうしたんだい?」
金「実はね、かくかくしかじかかしら。」
翠「そういうわけだったですか。」
蒼「うーん…そうだ!これから僕たちについて来てもらえるかい?」
金「それは構わないけど、どこにいくの?」
翠「それはついてからのお楽しみです。黙ってちゃっちゃとついて来やがれですぅ。」
金「・・・はいかしら。」
蒼「こっちだよ。」
金「こっちって…こんな校舎裏まで来たのはじめてかしら。」
翠「着いたですよ!」
金「え…こんなとこにこんなに綺麗なバラ園があったなんて…!!」
蒼「ここはね、この学校の創立時に作られたバラ園なんだけど、長年誰も手入れしてなかったんですっかり荒れ果てていたんだ。」
翠「それを翠星石たちが入学したてのころに学校を探検してて見つけたです!」
蒼「そして、二人でここまで蘇らせたというわけさ。まあ、正確に言えば三人なんだけどね‥」
金「三人?」


べ「蒼嬢!本日のバラ園の掃除終わりました!」
蒼「ご苦労様。あとは僕たちでやるから君はもう帰っていいよ。」
べ「はい!それではお先に失礼します!」

金「どうしてべジータがいるのかしら?」
蒼「ああ、彼はね、いつも僕に付きまとっていたから雑用として使ってあげているのさ。」
翠「あんな奴のことなんかどうでもいいです!さっさと本題に入るですよ蒼星石!」

蒼「うん。それで本題なんだけど、今回の特集記事にこのバラ園を載せてもらえないかい?」
翠「このバラ園はこんな校舎裏の目立たないとこにありますでしょう?ですから誰もこのバラ園のことを知らないんです。」
蒼「そこで、僕たちでここまで育てたバラ園をみんなに知ってもらいたいんだ。」
翠「たくさんの人たちに観てもらったほうがこの子達もきっと喜ぶです!」

金「そういうことならこの薔薇乙女一の頭脳派金糸雀におまかせかしら!すっごい記事を書いてみせるんだから!!」

(そして次の週 掲示板の前で・・・)

女生徒1「あのバラ園すごいわね!あなたたち二人であそこまで育て上げたの?」
翠「そうですよ!蒼星石と二人でがんばったです!」
女生徒2「さすがですね蒼嬢!ますます惚れました!」
蒼「いや…そんな大した事したわけじゃ…」

べ「(俺のことは全く触れられていない…俺だって手伝ってるのに…)」

雛「うゆー。翠星石たちすごいのー!」
紅「一躍時の人ね…」
J 「そうだな。それにしてもすごいじゃないか金糸雀。あんな記事が書けるなんて。」
銀「ほんと。少しは見直したわぁ…」
金「このくらいよゆーかしら!なんたってカナは薔薇乙女一の才女なんだから!!!」


薔「・・・次は・・・シウマイ特集お願いね・・・」

~Fin~