・・・4月上旬の新学期
真紅「今年は・・・A組ね。」
雛苺「今年も真紅と同じクラスなのー!わーいなのー!」
蒼星石「翠星石も金糸雀も同じクラスみたいだね。
今年も1年よろしく。」
真紅「そうね。仲良くやっていきましょう。」
~教室~
雛苺「2階まで登るのは大変だったのー」
真紅「自販機まで遠くなってしまったじゃない。
紅茶が買いにいきずらくなってしまったわ。
まったくもって遺憾だわ」
蒼星石「でも、3年になったら3階になっちゃうよ」
雛苺「みんなで留年するのー!」
真紅「ばかなこと言わないの。雛苺紅茶を・・・」
水銀燈「あーら、みなさんおはよう。」
蒼星石「す・・・・水銀燈!
君もまさかこの学校に・・・!」
水銀燈「みなさん、仲が良さそうでなによりねぇw」
真紅(このコ誰かしら?)
蒼星石(水銀燈って言うんだ。中学時代僕らの学校を
仕切ってた不良だよ。・・・ていうか)
真紅(・・・わかったわ。あなたたちこのコの下僕に
されていたのね)
蒼星石(・・・(無言で頷く))
水銀燈「あーら、あなたたち何をこそこそ話してるのかしらぁ?
わたし、コソコソとしたコ、大嫌いなのよ・・・」
蒼星石の椅子をつかむ水銀燈
水銀燈「ねぇ!!!!!!」
蒼星石「うわぁああああああ!!!」
吹っ飛ぶ蒼星石。
水銀燈「さあて、雑魚の雛苺はいいとして・・・そこのあなた?」
真紅「・・・私のことかしら?」
水銀燈「あなた以外に誰が居るというのかしら?
・・・ちょっと顔を貸してk」
雛苺「水銀燈待つのー!!」
水銀燈「・・・あーら。雛苺ちゃん。いたのぉ?
ていうかぁ、何強がっちゃってるのぉ?
中学時代、ゴミクズのようにピーピー泣いてた
赤ちゃん中学生がぁw」
雛苺「し・・・真紅をいじめるのは・・・許さないんだから!」
水銀燈「・・・ふーん。
私に立ち向かおうとした勇気だけは褒めてあげるわあ。
でもね。あなた少々生意k・・・ぶぐぉばらぁ!!!!!!」
真紅「・・・凄いわ…見事なカエル飛びアッパー!!!!
まるで輪島功一の再来を見てるかのよう…
!?・・・蒼星石」
蒼星石「・・・フフフ。大丈夫さ、これくらい。
中学時代に受けた、水銀燈軍団から受けた
リンチに比べれば・・・」
真紅「・・・大変だったのね。」
蒼星石「まっくのうち!まっくのうち!まっくのうち!」
真紅「凄まじいわ!何て見事なデンプシーロール…」
薔薇水晶「水銀燈・・・中学ぶりに同じクラスに・・・」
雛苺「・・・!?敵・・・!!薔薇水晶!!!!!!」
薔薇水晶「あら雛いち・・・ばぐらぅぉえあ!!!!」
真紅「・・・まさか、今のコも・・・」
蒼星石「薔薇水晶・・・。中学時代の水銀燈軍団の一員さ。
・・・でも雛苺。これはいくらなんでもやりすぎだよ。」
雛苺「私はジャンクなんかじゃない・・・!ジャンクなんかじゃないの
おおおおおおおおおおおおおお!!!!」
マウントポジションで薔薇水晶をタコ殴りにする雛苺。
それ以降、水銀燈は中学時代に築き上げた
番長としての地位を棄て、真紅たちと仲良くする事を誓った。
尚、薔薇水晶の眼帯は、その時に雛苺によって受けた
傷がきっかけだったのだが、眼帯をしてる時の方が
男子受けがよかったので、そのまま着用しているらしい。
因みに、雛苺は新学期始まっていきなり、
停学2週間を食らったのだった。
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