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雛「うにゅ~~、お腹が減ったなの~・・・・」

薔薇「・・・・はい、これ♪」

雛「薔薇水晶ぉ~、これ何なの~~?」

薔薇「・・・・・・スルメ♪・・・・噛めば噛む程・・・んまぁーーい♪」

雛「うゆ~~~・・・・・でも、雛はうにゅ~~~が良いなの~~・・」

薔薇「・・・・スルメ・・・・んまぁ~~~い♪」


誰といても、何をしても、退屈に感じる時が誰にでもあるだろう。
憂鬱な気分の日は、理由もなくイライラして、全てを投げ出しそうになる。
ねえ、そんな日が君に訪れたら・・・・どうしてあげるのが正解なんだろう?
水「・・・・・・・・はぁ・・・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・どうしたの?・・・・・」
水「・・・別にぃ・・・なんでもないわぁ・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・本当に?・・朝から暗いよ・・・・」
水「・・・別になんでもないって言ってるでしょぉ?」
薔薇「・・・・・・・・・・・・ごめん・・・・」
水「・・・・・・・・・はぁ・・・」

二人の間には暗い雰囲気が漂い、長い沈黙が続いた。
薔薇「・・・・・・・・やっぱり変だよ・・・・いつもの水銀燈じゃない・・・」
水「・・・もう、ほっといてよぉ・・・私のことなんかさぁ・・・」
薔薇「ほっとけないよ!!」
急に大声を出した薔薇水晶に驚く水銀燈。
薔薇「・・・・・・・ほっとけない・・・・。お願いだから・・・一緒にいて・・・・私は一緒にいたいの」
水「・・・・・・・わかったわぁ・・。ごめんね・・・。なんか、今日は気分が乗らなくて・・」
薔薇「・・・・・・・・・・じゃあ・・黙ってるから・・・だから・・一緒にいよ・・」
水「・・・・・・うん・・・わかったわぁ(この子には敵わないわねぇ)」

ずっと無言でも、気まずくない・・・。どんな憂鬱な日でも隣にいて欲しいと思える。
そんな関係が作れたら、どんなに幸せだろうか・・・・


『ホットチョコ2っつーお待たせですー』
オープンカフェで休憩を取る薔薇水晶と水銀燈の元にホットチョコレートが運ばれてきた。背の高いグラスの中にはあたたかいチョコが注がれており、
頭にはボリュームのある生クリームがのせてあった。
『で、相談ってなぁに?』
水銀燈は頬杖を突きながら薔薇水晶を見る。
『・・・私、悩みごとがあって・・・。でも私。人見知りが激しいから・・・。親友の水銀燈にしか話せないんだけれど・・・』
運ばれてきたホットチョコには手をつけず、薔薇水晶はモジモジする。
『それは嬉しいことだけれど、薔薇水晶が私を焦らしている限りなにもアドバイスはできないわ』
グラスに刺さってた棒菓子で生クリームを絡めとりながらペロペロと舐める。
『うん・・・。私、好きな人がいるんだけれど・・・』
『桜田くんね?』
薔薇水晶はこくりと頷く。
『でも、彼の周りにはいつも人が集まってるでしょ・・・』
『あぁ、いるわね、高飛車にツンデレに男女にバカ×2に王子気取りね』
『・・・それは酷いわ水銀燈。でも、桜田くんに話かけたくても・・・私、眼帯してるでしょ。これが気味悪いなって思われてるかもしれないの・・・』
薔薇水晶のホットチョコの生クリームが熱気で溶け出している。
『あなた気にしすぎなのよ。男なんてぇーのは目、合わせて笑いかけてやりゃ悪い気分になる奴なんかいないのよ』
音を立てながら水銀燈はグラスを開けた。
『そんなものかな?』
薔薇水晶はストローに口をつけながら、上目がちに水銀燈を見た。
『そんなもんよ。でも恋に悩む薔薇水晶。かわいいわぁ』
『え!そ、そんなこと・・・!』
薔薇水晶の唇に水銀燈が指を当てる。
『そ の カ オ。その顔が彼の前でもできれば桜田くんはあなたの物になるわ・・・』
水銀燈は薔薇水晶の唇を撫でるように指をついーっと動かした。
『クリーム、ついてるよ。さ、行きましょう!』
差し出された手を薔薇水晶は優しく掴むと席を立った。
『うん!私、またあなたに励まされたわ』
午後の日差しが暖かかった。


グラグラと揺れる教室と同時に、けたたましい非常ベルが鳴り響いた。
水「いやぁぁ!地震よぉ!はっ・・・早く机の下に隠れなきゃぁ!」
薔薇「・・・・・・・・・震度4弱・・・・・・・」
水「はっ早くおさまってよぉ!地震こわぁい」
薔薇「・・・・・・・・・・みんな落ち着いて・・・・・・地面が揺れてるだけだよ・・・・」
地震はすぐにおさまった。津波の影響はないみたいだ。

水「・・・・・・あっ・・おさまった?・・・・・・・」
そう言って、机の下から出ようとする時、ごつんと頭を打つ水銀燈・・・。
水「・・・・・・・・いたぁい・・・・・・・」
薔薇「・・・・・・・・・大丈夫?」
水「・・・・だっ・・大丈夫よぉ・・・。私に怖いものなんて一つもないんだからぁ」
薔薇「・・・・・・・・・無理するな・・・・・・」
水「・・・うぅぅ、本当はすっごい怖かったのぉ・・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・よしよし・・・・もう心配ない・・・・
金「水銀燈は地震が怖い・・・メモ完了かしらぁー!みっちゃんに頼んでナマズを飼うかしらぁ
そうすればいつでも地震が起こせるかしらぁ。これで水銀燈は私の言いなり?かしらぁー!」

地震って怖いよね・・・。二人は仲良し・・・。そして金糸雀はいつも勘違い・・・。