授業中―
J(あー、この先生の授業ってどうも面白くないんだよなー)
ふと隣の席に目を向けるJUM
J(ん?蒼星石・・・、寝てる?珍しいな)
蒼「スー、スー・・・」
J(そういや・・・、翠星石が最近夜中まで起きてることが多いって言ってたっけ・・・)
蒼「ん・・・、zzz・・・」
J(まぁ、後ろの方の席だしバレないだろうから寝かせといてあげるかな)
そう思いつつ前の方を向いた瞬間
蒼「んー・・・JUM君・・・好きぃ・・・」
J「ブッ!!ちょ、蒼星石起きろって!」
蒼「んぁ・・・、JUM君・・・そんなトコ触っちゃだめだよぉ・・・」
もはや教室も授業どころの雰囲気では無くなっている
J「悪化したー!?」
蒼(・・・ニヤニヤ)
僕の名前はジュン
僕には彼女がいるんだがこれがなかなか手がかかる
寝てれば、耳をはむはむ、この前なんかキスまで迫ってきたんだ///
あぁ!何を思いだしてるんだ!!っと今はこんな事いってる場合じゃない
僕の彼女が、つまり蒼星石がこの頃おかしいんだ・・
なんかこう・・僕を見つけるとそわそわし始めてどこかにきえるんだ
蒼星石に
J「なにかあったのか?」
と聞いても
蒼「う・・ううん!!ななな何でもないよ!!」
だってさ しかしこんなところで引き下がる僕じゃない
なんとしてでも原因を突き止めなければ!!
こういうのは聞き込みが一番だ!僕って頭イイ!
というわけでまずは真紅だ
J「おーい、真紅ぅ ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・いいか?」
真「・・いいけど、さっさとすませてちょうだい」
J「あのさぁ・・この頃蒼星石の様子がおかしいんだ・・」
真「・・・・・・」
J「真紅?・・」
真「さぁ・知らないわ?・というか、こういう事は私より翠星石に聞いた方
がいいのではなくて?」
あっ言われて見りゃそうだな。僕は真紅に礼を言い翠星石の元へ走っていった
学校を走っているうちにようやく翠星石に出会った
相変わらず男子からの人気がすごい。僕は男子の大群をかき分けて翠星石の近
くに行った
J「翠星石ー、ちょっと話があるけどいいか?」
翠「はぁ?うるさいですぅ・・ってちび人間ですか なんのようですか?」
J「あのな、蒼星石のことで(ry」
ドガっ!
男子A「翠星石たーん(はぁはぁ」
男子B「僕のことをふんでくれぇーーー!!」
どうやら翠星石のファンにぶっ飛ばされたらしい。こりゃどうしようもない
他を当たろう・・ってほかにだれかいたっけ?
雛苺・・こりゃだめだろう・・うん聞いても無駄だな・
金糸雀・・あぁダメだ今日は休みだ
薔薇水晶・・シウマイ・・
あとは・・あっそうだ一人いるじゃないか!!
僕は、急いで走っていった
J「はぁ・・はぁはぁ」
連続で走ることほど引きこもりにきついことはない
そして僕はようやく彼女を・・水銀燈を屋上で見つけた
彼女は給水塔の上で薔薇水晶とぼーっとしている
J「水銀燈!!!ちょっ・・と話があるんだけどぉ・・」
水「あらぁ、誰かと思ったらジュンじゃない?どうしたの?そんなに息をきら
せてぇ・・うふふ」
J「あのさぁ・・この頃蒼星石の様子がおかしいんだが・・なんか知らないか?
というか知ってるだろぉ・!」
荒い息を少し落ち着かせ一気に台詞を言う 水銀燈は、意味ありげな表情で笑っている
そして
水「もちろんよぉ・・だってぇ・・私のせいだものww」
やっぱりね
水「それでぇ・・どこまで進んだの?」
蒼「・・・ス・・」
水「えっなんて?wwwよくきこえないわぁww」
蒼「キスだよ!!キ!!!ス!!!」
水「あっまぁ~いっ!!あますぎるは?ww蒼星石ちゃんたらぁっwまだそこなの
ジュンはねいつも性欲を満たすために必死なのよ!!!www」
蒼「せーよく?」
水「性欲ってのはとにかくエロい事よ!!エロイの11!!」
蒼「えっ・じゃぁどうすれば、ジュン君のせーよくを満たせるの?」
水「それはねぇ?wwwっひひ」
J・水「「S○Xか・よ」」
水「あらぁ?知ってたの??」
J「いやなんとなくねぇ・・で、蒼星石はどうなったんだ?」
水「あぁ・あの子ねぇw性欲の意味は知らないのにS○Xは知ってたのよ、だから
顔真っ赤にして「ジュン君のためならぼくは・・!!」っていってどっか
行ったはぁ・・で・したの?」
J「いや・・してないよ・・それじゃあアリがとな」
まぁ、なんとなくわかってたけどね じゃあ蒼星石を探してきて話をしよう
J「蒼星石ぃーーー!」
いない どこ行ったんだ?あいつが行きそうな場所・・あっ中庭だ
僕は中庭に行った
J「蒼星石は・・えぇーとっ・・あっいたいた! 蒼星石!!」
蒼「ジュン君っ・・!!」
J「ちょっといいか?」
蒼「うん・・」
運命の瞬間だ
J「水銀燈から全部聞いたよ・・別に僕は(ry」
蒼「ごめんね・・ジュン君ボク・・S○Xの仕方知らないんだ・・でもジュン君
はしたいんでしょ?・・ボクどうすればいいの?」
J「そりゃあしたくないこともないけど・・僕は蒼星石といられればそれで
いいよ・・ただ君と同じ時を同じ時代を生きていければいいんだ・・」
蒼「ジュン君・・・」ギュッ(ジュンの服をにぎる
J「(あぁーらしくないこといっちゃったYOーーー!!はずかCーー!)」
J「(・・でも・・ま・いっか結果的にはいい方向に進んだしww)」
物陰から
真・翠・水「「「青春ねぇ・なのだわ・ですぅ」」」
僕の名前は桜田ジュン、彼女の名前は蒼星石少し手がかかるし、ちょっとぬけてる
でも、僕にとってはかけがえのない大事な人・・
おしまい
春
J「ついに、来ました。皆が待ちわびてるコノ季節」
『ひゅぅぅぅう!』
女「きゃ!」
J「そう!春一番!!そして、私はスカートが舞い上がって恥ずかしがる蒼星石を見てみたい!」
J「(と、言う事で)蒼星石さん俺とデートしてくれません?」
蒼「うん、良いよ。で、何処に行く?」
J「まあ、とりあえず海辺の公園で散歩を(海風と春一番が合わさったとき、真実の扉が開くであろう・・)」
蒼「わかった、ちょと着替えてくるから。待ってて」
J「OK!(心のフィルターに蒼星石を納める準備は完了したか!?)」
蒼「おまたせーじゃ、行こうか」
J「早かったn・・・あの、ズボンなんですか?」
蒼「うん?似合わない?」
J「いや、そんな事は断じてござらぬ!」
蒼「ありがとう、変なジュン君だね。それに、風が強いから・・ジュン君以外に、見られたくないし・・・」
J「・・・俺、目が覚めたよ・・よし、今日は蒼星石の要望に何でも答えちゃる!」
夜・ジュン宅でゲーム中
蒼「あっ!チョッパー・・」
蒼「はあ、もう疲れたよ。ジュン君一緒に寝ない?」
J「・・・」
蒼「あー僚機が落されて落ち込んでる僕を無視するのー?」
J「・・・」
蒼「もう、何とか言いなよ・・って寝てるんだ(寝顔可愛いなw」
蒼「良く考えると、一緒にイチャイチャ出来るのも、二人っきりの時だけだし・・学校に行くと他の子達と仲良くなるし・・」
蒼「・・・なんか、だんだんイライラしてきた。制裁♪」
『キュポン キュキュ』
蒼「うん、これなら大丈夫。じゃ、一緒に寝ようか・・zzz」
↓
J「・・・う、うわ!もうこんな時間じゃないか!!!蒼星石起きろ!遅刻するぞ!!」
蒼「ん・・まだ眠いよ・・今日は一緒にサボろうよ・・(↓↓+B布団引きずり込み」
J「だーめっ!そんな事したら怠惰の世界に堕ちるっての!(↑↑+C強制引きずり出し ゲージ使用」
蒼「んー、もう分かったよ・・じゃ、行こうか・・zzz」
J「こらー!寝るなーー!!」
↓
J「なんとか・・間に合った・・」
蒼「うー、眠い・・」ポケー
女生徒「クスクス」
J「ほら、蒼星石が呆けた顔してるから笑われたぞ?」
蒼「うーそんな事ないよ、ほら。早く教室行こう・・」
『ガラガラガラ』
J「おはよう!」
真「あら、二人一緒に登校なのね。それに、随分遅かった(ジュンの顔を見て)・・・顔も満足に洗えないのね」
J「あー分かった?ほんと、ギリギリでさー(蒼星石が洗面所占拠しててさ、使えなかったんだが」
真「へーそうなの。それで?」
J「それで、ダッシュで走って来て。途中で蒼星石と合流して、一緒に走ってきたんだよ」
真「・・・蒼星石、本当かしら?」
蒼「ん・・違うよ二人とも寝坊しそうで、大変だったんだよ・・」(寝ぼけてる
一同「ざわっ・・ざわっ・・」
真「仲がおよろしい事で」
J「ちょ!何言ってるんだよwwww」
真「言い訳は自分の顔を見てからにしなさい」(鏡を差し出す)
J「えっ?何かついて?(もしかして、キスマーク?!」
ジュンの頬には「蒼星石・命 超愛してる」と書かれていた
蒼「今日はのりさんの帰りが遅いみたいだから、先に僕が晩御飯作っとくね。それ終わったら一緒に宿題しよう。」
J「うーい。」(宿題なんてしたくないのに…ん?あれ…これ何だ……?)
J「蒼星石の……日記……?」(周りをちらちら見て…)
J「……」(これを見れば蒼星石の本心が分かるかもしれない…いや、駄目だ。あいつはプライバシーの事とかは結構気にするんだ。
……だけどだけど…えぇい、見てやれ!!」
1月19日
今日ジュン君は真紅にせがまれて髪の毛を梳いていた……何かその時の目がいやらしい。
そりゃ僕の髪の毛は短くて梳き甲斐が無いだろうけど…
1月20日
今日は水銀燈にデレデレしてた。具体的に言えば迫られて胸が当たったみたいでデレデレしてた。
結局男は胸のある人が好きなんだよね。
1月21日
今日は昼休みに雛苺と思いっきりジャレてた。じゃれるのは僕の特権なのに…
J「ってこれ何なんだー?!ぼ、僕に関する恨みつらみが延々と…」
蒼「ジュン君!……どうしたの?って…な…何見てるの?!」
J「い、いやこれはちょっと…ごめん…でもこの内容は……?」
蒼「何って、ただの日記だよ!…別名閻魔帳。」
J「えっ……えんまって…」
蒼「だってジュン君…学校じゃ全然僕に構ってくれないし…他の子にばっかりべたべたするし…
ジュン君の八方美人っぷりをこうして毎日したためておいて然るべき時に出して弱みを握ろうかな…と。」
J「そ…それは蒼星石が学校でべたべたするの嫌がるからだろ?」
蒼「っ………で、ででででも八方美人する事とは別問題だもん!ジュン君が悪いんだから…もっともっとお仕置きするよ!」
ピィーっ
J「…鍋吹いてるぞ。」
蒼「わっ!!大変だ大変だっ!」
J「………寂しがってるのか…?僕は別にベタベタしたつもりじゃないんだけど…」
J「いやいや、蒼星石はどうしてほしいんだ?帰ってくるまでに考えないと・・」
『トン、トン、トン』
J「(足音が近づいてきてるよ!!やばいって、俺の耳!!)」
『ガチャ パタン』
蒼「それでね、ジュン君。お仕置きの件なんだけど・・・あれ?電気が消えてる・・」
蒼「おーい。ジュン君?何処にいるn、キャッ!」
暗闇から手が伸びて蒼星石を抱きしめる
J「まじごめん。その件については本気で謝ります」
蒼「いや・・あの・・・行き成り抱きしめられても・・」
J「その、俺も学校では八方美人しなきゃ駄目なんだ、スレ的にもさ」
蒼「で、でも。僕は嫌なの!(スレ?)」
『ぷくぅ』とむくれる蒼星石
J「ほらほら、そんなに頬を膨らませないw」(プニプニ)
蒼「(プー)もう、何するんだよ。息が抜けたじゃないか」
J「むくれた蒼星石も可愛いけど、笑顔の蒼星石の方が可愛いよ・・」
蒼「・・・ありがとう。じゃあ、耳噛み20分で今回は許してあげるね・・」
J「・・・・・・うん(なんか変だよね、もっと違うセリフの場所だよね)」
翠「な、なんで蒼星石が今日もココにいるですかっ!!」
蒼「姉さんだって現にココに来てるじゃないか・・・フフッ!」
J「もちつけ(´・ω・)」
翠&蒼「「はい」です・・・。」
J「翠星石は、僕と一緒に寝たくてココまで来たんだら?」
翠「い、一緒になんて・・・そんなことは・・・まぁ少しはあるかもしれないですけど・・。」
J「蒼星石も僕と寝るためにさっきココに来たんだよな?」
蒼「もちろんだよ。(ギュッ」
J「(あぁ、萌える。)じゃあ今日は三人で一緒に寝ればいいじゃないか。」
翠「そ、そんなことしたらジュンが狭い思いをするだけですぅ!」
蒼「そうだよジュン君。今日は僕がもうここの寝台にいるんだから。」
J「僕はみんなで仲良く一緒に寝たいんだ。なっいいだろ?」
翠「まぁジュンがどうしてもって言うなら・・翠星石は寝てやってもいいですけど・・・。」
J「なら決まりだな。蒼星石も、いいだろ?」
蒼「僕はジュン君がいてくれればそれでいいよ。」
J「よーし、寒いから風邪を引かないように寄り添って寝よう。おやすみ。」
翠&蒼「「おやすみ」ですぅ・・・。」
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壁 蒼ジ翠|
壁 星ュ星|
壁 石ン石|
壁--------
--------夜半、ふと目が覚める--------
誰かが僕の方を揺さぶっている。どうやら翠星石のようだ。
J「翠星石、どうしたんだ?」
翠「気づいてるかもしれませんけど、蒼星石はジュンのことが好きなんですぅ。」
J「え・・・。うん、それは僕もわかってるよ。」
翠「それは・・・・翠星石も同じなんですよ?」
J「っ!!・・・。」
翠「蒼星石の前ではいえませんけど、ジュンはいつも優しくしてくれるし
みんなのことを気遣ってくれます。」
J「・・・・・。」
翠「そんなところが・・・翠星石は大好きなんですよ?」
J「え・・突然言われても・・僕は・・・」
翠「別に気にしなくてもいいですぅ。」
翠「ジュンはいつもどおりみんなに優しくしてくれれば
翠星石もそれでうれしいんですぅ。
ジ「あ・・・ありがと。。」
翠「さ、湿っぽい話はやめてとっとと寝るですぅ。風邪を引きますよ。」
ジ「っって、お前が僕を起こしたんだろぉ!」
翠「何ですかその口の悪い聞き方は!もう寝るです!」
ジ「ったく、お前いつもそういふうだもんな・・・。」
翠「ジュン・・・」
ジ「何だ?」
翠「おやすみですぅ。」
ジ「おやすみ。(こういうところはまだまだ子供なんだな)」
今年の冬は寒い。外の空気は凍えるように冷たくても
彼女たちの愛はあったかくジュンを包み行くのでした。
蒼「お弁当作ってみたんだ!食べてくれる?」
蒼「洋食の方が好きかな?」
蒼「やさしいんだね君は(//////)」
蒼「味、どうかな?」
蒼「本当に!有難う!うれしいな!」
蒼「大丈夫、急いで食べるからだよ!」
蒼「今度は洋食にも挑戦してみるね!そのときまた食べてくれるかな(//////)」