薔薇「・・・・真紅・・。」
紅「何かしら、薔薇水晶?明日の授業の時間割りを知りたいの?」
薔薇「・・・・違うよ。」
紅「じゃあ何かしら?用件は手短にね。」
薔薇「・・・・・コスプレしよ♪」
紅「!!??」
紅「嫌よ。」
薔薇「・・・・・やろやろ?」
紅「いやいや。」
薔薇「・・・・何で?やったら楽しいよ?」
紅「無理矢理にすすめるのはどうかしらと思うわ薔薇水晶やりたい人をさそu・・・」
薔薇「・・・・・・豊胸パット。」
紅「なっ・・・・!!!!何でそれを!!?わ、私を脅す気薔薇水晶!?」
薔薇「・・・??脅しじゃないよ??・・・こーいうのはきっかけが
必要だって大野さん、言ってた♪」
紅「(この子・・・・悪意がない分タチが悪いのだわ・・!)や・・・やらないと駄目なの?」
薔薇「・・・・ジュン」
紅「~!!!!(ジュンに私の事を話す気ね!?)分かったわ!!!やるわ!!やるから!!」
薔薇「・・・・ほんとっ?う・・・れしいな♪(ジュンが見にくるから真紅も誘って良かった♪)」
「だから薔薇水晶・・・ジュンには豊胸パットの事は・・」
薔薇「????ジュンは・・・・今度するコスプレ大会で私の衣装作ってくれるから
会場に一緒に来てくれるだけだよ??」
紅「!!!!!・・・・やってしまったのだわ・・・。私の・・・・勘違い・・・(ガクリ)」
現視研
紅「ちょっと待ちなさい薔薇水晶。ここは現代視覚文化研究会の部室だけど・・・
これは一体どういう事なの?何で私がこんな所にいるの!?」
薔薇「あれ・・・・言ったよ?私、今・・・・げんしけんの所でお世話になってる♪」
紅「なっっっっ!!!!!!・・・・ああ、そんな・・・私が・・・
オタクの巣窟に入るなんてぇっ!!(シクシク)」
薔薇「???何で・・・・泣くの?皆優しい・・・から真紅も・・だいじょぶ♪」
紅「・・・・・そういう問題じゃないのだわ・・。」
薔薇「今度の文化祭で・・・やるんだ、コスプレ大会♪楽しみ・・・真紅と一緒・・・楽しみ♪」
紅「嘘・・・・。まさか文化祭でやるのっっ!!???」
薔薇「うん!!!♪♪♪♪」
紅「いっ・・・いやぁ~~~~~~~!!!!!!!!」
げんしけん部室
斑目「え~、今度の文化祭ですが~うちは例年のごとく昔の展示の使い回しをする訳ですが・・・。」
田中「今年は誰のお陰か分からんが校内、校外問わずのコスプレ大会が開かれるんだ♪」大野「やった~うれしいですね、咲さん♪」
春日部「やらんぞ?私は絶っっ対やらんぞ?!」
高坂「あはは(ニッコリ)」
笹原「それに薔薇水晶さんも出るみたいだけど、隣の人は・・・・」
薔薇「・・・・友達♪コスプレ大会に・・・一緒に出るの♪」
紅「・・・・・・」
斑目「ほぉ~、んじゃペア物でもやるのか?」
薔薇「それは・・・・秘密(/////)」
久我山「あ、開けてびっくり玉手箱か。」
田中「でも本当に良かったの?俺、薔薇水晶さん達の衣装作るよ?」薔薇「ふるふる・・。田中さん・・・自分のだけじゃない。大野さんのも作る・・から
・・・・だから友達に頼んだ。・・・・バッチコーイ♪」
笹原「確か・・・・桜田くんだよね?」
薔薇「・・・うん♪楽しみ・・・だなぁ、文化祭!」
紅「(どうしよう・・・・知られてしまうわ・・・ジュンに・・・私のスリーサイズ!!)」
桜田家
のり「は~い薔薇水晶ちゃん、ケーキとお茶♪」
薔薇「・・・・・でっ・・ディモールトグラッツェ(とってもありがとっ)♪」
のり「や~~~~ん♪偉いのねぇ薔薇水晶ちゃん、イタリア語ができるんだぁ♪
私もすこs・・・」
ジ「早く出てけっ!」
のり「や~~ん!」
バタン
ジ「・・・で?僕にコスプレの衣装作って欲しいんだったよな。ま、暇だから良いんだけど。」
薔薇「・・・・イグザクトリィ(うん)♪」
ジ「JOJOは良いって・・・・ってアレ?お前もう一人いるって言ってなかったか?」
薔薇「もうすぐしたら・・・・来るよ。」
ぴんぽーん
のり「ジュン君~、お友達よ~。」
ジ「上げてくれ~。・・・って誰だ?ベジータ・・・って事はないか。」
薔薇「見たら・・・・きっと驚き♪♪」
ジ「????」
タッタッタッ・・・・ガチャリ
ジ「へ・・?し・・・し、し、し、真紅ぅ~~~~??!!!」
桜田家
紅「・・・・こ、こんにちわジュン。」
ジ「じ、じゃあ薔薇水晶と一緒にコスプレをするのって・・・。」
薔薇「・・・うん、真紅と♪♪」
ジ「ほ、本当なのか、真紅!?」
紅「え・・・ええ。」
ジ「・・・本当に驚いた。」
薔薇「・・・・でしょ♪」
紅「わ・・・私はっ!・・その・・興味がある訳じゃなく・・あのっ!」
ジ「何だ??」
紅「しっ・・・知らないのだわ!」
ジ「・・・ま、良いけど。んで薔薇水晶、僕は何を作れば良いんだ?」
薔薇「・・・・これ、だよジュン。(カバンに入れていた雑誌の切り抜きを渡す薔薇水晶)」
ジ「・・・・・・・材料があれば、作れるな。」
薔薇「ほんとっ!?・・・・感謝感激♪」
ギュ(ジュンに抱き着く薔薇水晶)
ジ「わぁっ!!何するんだ薔薇水晶!」
紅「~~~っ!!薔薇水晶ジュンから離れなさい!」
薔薇「???・・・!そか♪真紅も・・・・ジュンとギュッ♪」
紅「きゃっ!離しなさい薔薇水晶!」
ジ「おい・・・・採寸はどうすんだよ・・?」
桜田家
ジ「これで・・・・良し。採寸終わったぞ薔薇水晶。」
薔薇「・・・・ありがとジュン!」
ジ「良いって別に。胸周りとかは真紅がやってる訳だし。」
薔薇「・・・・・それでも♪」
ジ「あ・・・っそ。おい真紅、次はお前・・・」
紅「いや。」
ジ「はあぁっ!?」
紅「嫌よ、私・・・ジュンに測ってもらいたくないのだわ。」
薔薇「真紅・・・?」ジ「おい・・・やるんだったら測らないと始まらないだろ。我がまま言うなよ。」
紅「いやっ!!」
バタンッ
ジ「あっ・・・・おい!・・・何なんだアイツ・・。」
薔薇「・・ぁ!!!・・・ジュンGO!今すぐ!」
ジ「はあっ!?何で僕が・・」
薔薇「・・・ジュンじゃないとだめ!」
ジ「あ・・・ったく!分かったよ、僕が行くよ!お前はここで待ってろよな!」
薔薇「・・・がってんしょうちのすけっ!」
桜田家の外
ジ「・・・・ったく何やってんだよ真紅。」
紅「・・うるさいのだわジュン。」
ジ「一体なんなんだ?いきなり飛び出して姉ちゃん心配してたぞ。」
紅「・・・・・・」
ジ「あのなぁ、何で採寸したくないんだ?訳ぐらい聞かせろよ。」
紅「・・・・・・」
ジ「真紅!」
紅「・・・・から・・。」
ジ「え?」
紅「私・・その・・・・胸が・・・」
ジ「????」
紅「小さいの・・・ジュンに知られたく・・・なかった・・から。」
ジ「そんな事でか?」
紅「っ!!!そんな事!?そうね!!ジュンにはそうかもしれないわっ!!
だ・・だけど・・・ヒグッ・・私には・・深刻な・・・ヒッグ・・問題で・・!
ジュンが・・・すっ・・・好きだからっ!」
ポフッ(真紅の頭に乗せられるジュンの手)
紅「ジュン・・・?」
ジ「あ・・あのな真紅、僕がそんな事気にすると思ってるのか?確かにわがままだし
僕を家来扱いするしすっごい生意気だけどさ・・・・・僕はそういう所全部まとめて
しっ・・真紅が好きなんだぞ?」
紅「え・ジュン・・・あ・・それって・・」
ジ「・・・こっ・・・これ以上言わせんなよ!」
紅「あ・・・・ありがとう。わ・・・たしもだわ。」
薔薇「・・・・よ、良かったな嬉しいな♪・・・し、真紅とジュンが仲良しだぁ~♪」
桜田家
のり「ジュ、ジュン君~、真紅ちゃん大丈夫?」
ジ「ああ。」
紅「・・・グスッ・・大丈夫よ・・のり。」
のり「なら良いんだけど~・・。」
ガチャ
薔薇「・・・・おかえり、真紅とっジュン!」
ジ「おう。・・・それじゃ真紅、採寸するぞ?」
紅「え・・・・ええお願いするわ・・(////)」
薔薇「・・・・真紅とジュン・・・二人は良い感じ、良いセンスだ♪」
ジ「はは・・・オセロットか?どうも。」
紅「・・・・・(///)」
ジ「良し、それじゃちゃんと衣装は作っておくから。」
薔薇「・・・・ま、任せた、相棒っ♪」
紅「それじゃ・・・・ね。」
ジ「ああ・・・。」
文化祭当日
蒼「うわ~凄い人だなぁ。」
翠「今年は何好き好んだのか校長が外部開放なんてしやがったです。
お陰で私達美化委員はてんやわんやですぅ・・!」
蒼「まあまあ、そう怒らないで翠星石。賑やかになったって思おうよ、ね?」
翠「ぶう~~~・・。」
金「あらあらあら~、真紅がいないなのかしら~どこなのかしら~?」
雛「真紅ならさっき薔薇水晶と一緒に何処かに行ったなの~。」
銀「へぇ~あの娘とぉ?あの娘確かげんしけんに出入りしてたわよねえ?」
蒼「うん。・・・・あ!もしかするとあそこかもしれないな。」
雛「何処なの蒼星石~~?」
蒼「コスプレ大会だよ雛苺。」
翠「あ~『アレ』ですか~。」
金「外部の人も一緒にやると言ってたかしら~。」
銀「ふぅん、真紅がいるかは分からないけどおもしろそうじゃなぁい♪行きましょぉ♪」
翠「う~、何か水銀燈の提案なのは気に食わんですけど行くです蒼星石!」
蒼「あっ・・待って!」
雛「待ってなの~!」
金「あ~んカナを置いて行かないでなのかしら~!」
コスプレ大会会場
ジ「あいつらの出番もうすぐだって言ってたけど・・凄ぇ人だな。」
高坂「あ、桜田くん♪」
ジ「え・・・あの・・。」
笹原「笹原と高坂だよ、同じクラスの。」
ジ「あ・・・ごめん。」
笹原「良いよ、気にしてないから。」
高坂「薔薇水晶さん達の衣装、君が作ったんだってね、凄い♪」
ジ「言う程自慢できる物じゃ・・。」
田中「いや、良くできていたよ。」
笹原「あ、梟(ふくろう/田中のコスプレHN)さん。今日はドラクエ3の武闘家っすか。」
田中「ま、な。」
斑目「いよぉ。模擬店抜け出して来てやったぞぉ。」
久我山「や、やあ。」
高坂「皆さん来たんですね。」
斑目「気になってな♪・・・・お、そいつが薔薇水晶さんの衣装を作った猛者か!」
ジ「こんちわ・・・。」
斑目「あ~挨拶は良いよ、別に。」
久我山「け、けど凄いな。き、君。」
ジ「ども・・。」
高坂「あ、もうすぐ薔薇水晶さん達と大野さんの出番ですよ。」
雛「ふあ~~~漫画の中の人がいっぱいいるなの~~。」
蒼「前の方にカメラを持ってる人達がいるけどあれって・・・。」
翠「カメラ小僧ですぅ。朝からきっとこれの為に集まったに違いないです。」
雛「良く知ってるなの翠星石~~。」
翠「どきっ!!!!」
蒼「・・・?どうかした、翠星石?」
翠「な、なんでもねぇです・・・あはは・・はは。」
蒼「??」
金「あららら~、そこにいるのはジュンかしら~。」
雛「ジュン~~~♪」
銀「何をしてるのぉジュン?」
ジ「ん、ちょっとな。」
蒼「後ろにいるのは・・・げんしけんの人?」
笹原「や、やあ。」
他三人「ども~・・。」
高坂「こんにちわぁ♪」
雛「こんにちわなの~~~♪」
笹原「皆薔薇水晶さん達を見に来たの?」
蒼「え?ジュン君、薔薇水晶が出てるの?」
ジ「うん、まあな。」
高坂「あ、薔薇水晶さんだけじゃないよ♪」
金「それは一体どういう事かしら~?」
高坂「それは・・・」
司会『それでは、次も現代視覚文化研究会、ペアでの出場です、どうぞ!』
高坂「こういう事♪」
水銀燈達が来るちょっと前
紅「き、着てみるとやっぱり恥ずかしいのだわ、これ・・・(////)」
薔薇「・・・・だ、大丈夫、似合ってる&可愛い♪♪」
大野「そうです、すっごい可愛いです♪♪衣装も凄く良くできてるしバッチリです!」
薔薇「・・・・うん♪・・・ジュンが作ってくれた♪真紅の為に・・・だからバッチリィ♪♪」
紅「そ、それは・・・・・そうだけど(/////)」
AD「次の方、準備してくださ~い。」
大野「あ、はい!・・・・それじゃお互い頑張りましょうね♪」
薔薇「・・・うぃ、バッチコーイ♪♪」
紅「ええ・・・。」
トットットッ
真紅「・・・ふぅ・・。」
薔薇「不安・・?でも大丈夫♪・・真紅にはジュンと私・・・ついてる♪」
紅「薔薇水晶・・・そうね!」
AD「次の方も準備してくださ~い。」
薔薇「行く~♪♪」
紅「分かったわ。」
薔薇っちとげんしけんの仲間達『真紅と一緒の文化祭の巻』
司会『ペアで出てきてくれたのはDグレイマンからリナリーさん!
お二方の衣装は片方はスカートもう片方はスパッツでの登場です!!』
銀「し、真紅じゃない!」
蒼「お、驚いた・・・。」
雛「ふわ~真紅も薔薇水晶もどっちも可愛いなの~~♪」
翠「すごいです・・・原作そのまんまって感じですぅ・・・。」
高坂「あれ、桜田君が作ったんだよ~。」
金「本当かしら~ジュン?!」
ジ「う・・うん。」
田中「いやあ本当に良く出来てるよ、げんしけんに来てもらいたい位だ♪」
ジ「あ・・・いや、その、。」
銀「やっぱり・・・・『真紅だから』かしらぁ?♪」
ジ「!!!!な、それは・・・!」
笹原「はは・・・・図星、みたいだね。」
司会『いやあ~良く出来てますねぇ、手づくりですか、スパッツリナリーさん?』
薔薇「・・・・・です♪」
司会『一体誰に作って貰いましたかスカートリナリーさん?』
紅「私の・・・・・大切な人です。」
観衆「 お お お お ぉ ぉ ~~~~~!!!!」
高坂「大胆だね~♪」
笹原「だね・・。」
斑目「・・・・・・(呆然)」
田中「斑目、固まってるな。」
久我山「こ、こう言う事態には滅法弱いよな。」
銀「・・・・・・うそぉ。」
翠「・・・・・・し、真紅って・・・あんなキャラだったですか??」
蒼「・・・い、いや違ったと思う。」
金「きゃ~~~!!純愛ってやつかしら~~~!!!」
春日部「へぇ~~~、いつあんな可愛い娘食ったの田中?」
高坂「あ、咲ちゃん♪」
田中「なっ!いやいや違うよ、今のはこっちの彼!」
ジ「あ・・・。」
春日部「そうなの?コスプレの衣装の作者の事だから田中だと思ったけど違うの?」
高坂「そうだよ、真紅さんと薔薇水晶さんの衣装を作ったのは桜田くん♪」
春日部「ふぅ~~ん・・・。」
ジ「あの・・・ども。」
春日部「あ、ああこちらこそ。」
司会『ほお~~そうですか!!では今日の大会には自信ありですか??』
紅「は・・・はいなのだわ。」
春日部「・・・・・愛されてるね、君。」
ジ「・・・かな。」
司会『それではまず第4位!第4位は・・・JOJOのナランチャのコスプレをしてくれた19番さん!!コメントをどうぞ!・・・』
斑目「ふぅ・・。いや~~気になるね~、もう心臓がバックバックよ!!」
笹原「で、ですね!俺も今興奮してるっす!」
銀「はぁ・・・この緊張、お肌に悪いわぁ。」
金「けど手に汗握るってやつかしら~!!!」
司会『第3位!・・・エウレカセブンからエウレカをしてくれた6番さん!!それではコメントを・・・』
蒼「すっごい胸がドキドキするね翠星石。」
翠「もちろんですぅ!真紅と薔薇水晶には頑張って優勝してもらうですぅ!」
田中「う~ん、大野さんはまだ呼ばれないか・・。」
久我山「で、でもあの中ではかなり、め、目立つ部類。」
田中「うん・・・だな。」
司会『それでは第2位!!!!』
ゴクリ
司会『ブリーチで乱菊をしてくれた・・・21番さん!!』
高坂「やった♪大野さんだよ咲ちゃん!」
春日部「へぇ~~やるもんだねぇ。」
大野『あ、ありがとうございましたぁ!!♪』
ジ「真紅達は・・・まだか。」
笹原「とうとう一位だね。」
ジ「・・・・うん。」
翠「まったく!元気を出すですチビ人間!!きっと真紅達は一位に決まってるですぅ!!」
高坂「そうだね。どんな結果になるか分からないけど不安になったら駄目だよ桜田くん?」
春日部「それにあの娘あんたの事好きなんでしょ?あんたが信じてあげなかったら駄目だろ。」
ジ「・・・そうだな、そうだよな!僕が真紅達の事信じれなきゃ駄目だよな!」
田中「うんうん。自分が作った物に自信は持つべきだ。」
司会『さあ!!とうとうこの時が来ました!!いよいよ第一位の発表です!!
コスプレ大会IN薔薇学園、栄えある第一位は・・・』
雛「真紅ぅ~~薔薇水晶~~!」
薔薇「・・・・ごくり・・。」
紅「大丈夫なのだわ薔薇水晶・・。・・・ジュンがこの衣装を作ってくれたんだから・・。」
司会『エヴァンゲリオンより綾波レイ!!11番さん!!』
蒼「そんな・・・・。」
翠「選ばれなかった・・・・です。」
雛「うにゅぅ・・・。」
ジュン「・・・・・くそっ・・」
春日部「・・・・残念、だったな。」
高坂「・・・・だね。」
紅「・・・・そんなっ・・!!せっかく・・・ジュンが・・!」
薔薇「・・・・残念・・無念・・・。」
斑目&田中「いや、まだだ。」
笹原「どういう事ですか?」
銀「どういう事かしらぁ?」
斑目「それは・・・。」
田中「・・・見てのお楽しみだ。」
金「それってまだチャンスがあるって事かしら~~!!??」
斑目「まあ見てなさい。」
司会『さて、第一位を発表し終わりましたが最後の最後に!!審査員特別賞を発表します!!
今回来て頂いたアニメ監督、イラストレーターの皆さんが選んだ審査員特別賞は・・・
非常に原作に忠実に、そして印象深いコメントをしてくれたWリナリーの22番さんっっ!!
雛「やった~~なの~~薔薇水晶ぉ~!!」
翠「よっしゃぁっですぅ!!」
ジュン「真紅っ!!」
春日部「うっそぉ・・・。あ!まさかあんた達こうなるって知ってたんじゃ・・・・。」
斑目「いやあ~、漫研の奴から情報があってさ~。」
田中「うんうん。」
春日部「やっぱそうなのか・・・。」
銀「そういう事は先に言って欲しいわぁ。」
笹原「でも、まあ終わり良ければ全て良しと言う事で・・・。」
文化祭終了後
田中「皆お疲れ様~。」
大野「お疲れ様でした~。」
薔薇「・・・おっ疲れさま♪」
ジュン「真紅・・・、お疲れ様。」
紅「ジュン・・・あの・・・。」
薔薇「・・二人とも・・今日はとってもハッピ~♪!(言いながら真紅の背中を押す薔薇水晶)」
真紅「きゃあっ!」
ジュン「わっ!!」
チュッ(軽く触れ合うジュンと真紅の唇)
一同「オオォーーーーーーー!!!!」
蒼「ふわぁ・・・!」
翠「み・・見ちゃったです・・真紅とジュンのキス・・見ちゃったです。」
金「・・・・(///////)」
笹原「・・・・・(放心)」
高坂「大胆だなあ二人とも♪」
ジュン「い、いや!これは・・・・あの!(////)」
紅「じ・・事故なのだわ!!あ、あ、今のは!!(//////)」
銀「おめでとぉ、お二人さぁん♪結婚する時はちゃんと呼んでねぇ~♪」
斑目「・・・・・(呆然)」
春日部「やるじゃん薔薇っち~♪あんたあの二人のキューピッドだよ♪」
薔薇「キューピッド・・・??私・・・?え・・へへ・・てれりてれりぃ(/////)」
大野「おめでとうございます~♪」
ジュン&真紅「~~~~~!!!(//////)」
文化祭から一週間後、げんしけん部室
薔薇「~~~♪~~~♪」
春日部「うい~~っす・・ってあれ?今日は薔薇っちだけ?」
薔薇「・・・・・こくりこ♪」
春日部「そっかぁ・・・。高坂来た?」
薔薇「・・・ん~ん。」
春日部「そっか・・・・あ!そういや薔薇っちぃ、あの二人どうなった~?」
薔薇「・・・真紅&ジュンの事??」
春日部「うんうん♪」
薔薇「・・・ん~・・良く喧嘩する・・けど帰りは仲良く手をにぎにぎ♪」
春日部「ほ~~~♪」
薔薇「・・・・それにたまにキスしてる・・ちゅっちゅっぅ~♪」
春日部「ほぉ~~~!!♪♪」
薔薇「・・・・とっても・・・とっても嬉しいな、真紅とジュンが幸せ、嬉しいなぁ~~♪♪」
春日部「そっか♪薔薇っち、やっぱあんたはキューピッドだわ。」
薔薇「・・・・うぃ♪私は・・キューピッド・・真紅とジュンのキューピッド~♪」
高坂「こんにちは~♪」
紅「あら、あなたたちは・・・・」
咲「薔薇っちの友達だよ。」
紅「という事は貴女もオタ・・・」
咲「いやいや違う違う、私は高坂の彼女だからあそこにいるだけ。私はただの一般人。
・・・・前、席空いてるからここ座るけど良いよね?」
紅「ええ、構わないわ・・。」
高坂「ごめんね~。」
そう言って真紅の前の席に座る二人。笑顔で丼を食べている高坂の横で、
咲は食事そっちのけで真紅の顔を見てにやついている。
紅「何かしら・・、私の顔に何か付いてる?」
咲「いや、別にぃ~?」
紅「なら何の用かしら?にやにやされて見られては食事に集中できないわ。」
その言葉を待ってましたとばかりに満面の笑みを浮かべる咲。
咲「いやぁ~、この前の彼、桜田くんだっけ?彼氏とどうなのかな~って♪」
彼氏というワードに身を震わす真紅。名の通りに顔が真っ赤になっていく。
紅「ジ・・ジュンとは・・・あの、その。」
さっきまでの落ち着いた様子が一転、もじもじと恥じらう年頃の少女の物に変わる。
それにとどめとばかりに咲は言葉を繋げる。
咲「・・・・・で、どこまでやったの?」
真紅「!!!!!(////////)」
ハンバーグにフォークをさしたまま固まる真紅、顔を真っ赤にして震えるその様子を
楽しみながら、咲はあえて視線を合わさず更に追い打ちをかける。
咲「いや~、この前『キス』はした訳じゃない?だからそれより先に進んでてもおかしくはないかな~って♪」
紅「そ・・それより先って・・そっ・・そっ・・それは・・つまり(//////////)」
咲「Aか~Bか~『C』かって事♪」
紅「なっ・・・・!!!ちっ・違うわ!ジュンは・・ジュンは私の下僕で・・・だから・・私の・・」
慌てふためく真紅、混乱しきったその様子はいつも澄ました少女も女の子だと言う事を示していた。
顔を真っ赤にして違う違うと繰り返す真紅。それを意地悪というよりは
寧ろ年下の行動を暖かく見守るように見つめる咲。それが憎らしく真紅は咲に反論する。
紅「な・・・・なら貴女達はどうなの!?そ・・そういう、は、破廉恥な事!貴女には言えるかしら!?」
しかし咲の方が一枚も二枚も上手だ、こと恋愛に関しては。
咲「もっちろん♪私と高坂はラブラブだもん、ね~高坂っ?」
高坂「そうだね咲ちゃん♪」
言いながら丼を食べている高坂に肩を擦り寄せるる咲、そしてそのまま軽くキス。
見せつけるようにしたその咲の行動に真紅はまた顔を赤らめる。
咲「ね?だからさ、言ってみなよ。大丈夫、私も高坂も絶対誰にも言わないからさ♪」
紅「・・・・・・(////////////)」
これ以上何を言っても無駄だ、真紅は観念した。
紅「わ・・私は・・!・私は・・ジュンと・・ジュンと・・!(/////)」
咲「うんうん!ジュン君とどうした?♪」
真紅の告げようとする言葉に眼を輝かせる咲
真「ジュ・・・ジュンとは・・・その・・(/////)」
ジュン「何やってんだ、真紅?」
紅「ひあんっ!!!!(/////)」
突然真紅の後ろから現れたジュン。言おうとした言葉は喉の奥に引っ込み、真紅は慌てふためく。
ジュン「どうしたんだ、真紅?」
紅「な・なんでもないわっなんでも・・なっ・・なっ・・!!(/////)」
ジュン「??あっ・・・そ」
高坂「やあ桜田くん♪」
声をかけられた方、ジュンはそっちを見る。いつも笑顔の高坂がいて、その恋人咲が
ニヤニヤとジュンを見ていた。
ジュン「や、やあ高坂くん。」
咲「どうも~。なんだから君も座ったら?」
現れた真紅の恋人、咲はこれ好都合とジュンも巻き込む事にした。
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