昼休み。珍しくみんなが休んでしまい、暇な二人。
水「・・・・・ひまねぇ・・・」
薔薇「・・・・・・・・うん・・・・」
水「・・・やっぱり真紅たちが来ないとつまんなぁ~い・・・」
薔薇「・・・・・・・水銀燈・・・・」
水「なぁにぃ?・・・・」
薔薇「・・・・・・一人じゃんけんしない?・・・・」
水「・・・・それ誘ってやるもんじゃないでしょぉ・・・」
薔薇「・・・・じゃんけんぽん・・・。負けた・・・。じゃんけん・・・」
水「・・・・・ひまねぇ・・・」
男子A「なあなあ、薔薇水晶っていつも一人でいるけど友達いないんじゃないの?」
男子B「俺も思ってたんだよ。なんか何考えてるのかわかんねーしな」
水「あんたたちぃ何楽しそうに話してるのぉ~?」
男子A「うわっ水銀燈だ!」
男子B「逃げろ、なにされるかわかんねー」
水「・・・・ふん・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・」
水「薔薇水晶、なにしてるのぉ~?」
薔薇「・・・・・今度落とし穴掘るの・・・。どこに掘るか決めてるの・・・」
水「そっかぁ~・・・・」
薔薇「・・・・・・水銀燈も・・・一緒に掘る・・・・?」
水「・・・気が向いたらねぇ~」
水(薔薇水晶はあいつらが言うようにからみづらいけど・・・ほっとけないのよね・・・)
君のクラスで一番地味なあの子は、君にとって一番の友達かもしれない・・・。