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水銀党「ええ~、付き合い始めて三ヵ月ですが水銀燈さんはチョコを僕にはくれないのですか?」
水「うるさいわねぇ私の家に来たらあげるわぁ。」
党「んじゃ喜んで行かせてもらうよ。」

水銀燈の家

ピンポーン

党「来たぞ~。」
水「カギは開いてるから少ししてからお風呂場まで来なさぁい」
党「???何で風呂場??」
水「きにしたらまけぇよぉ?」
党「はいはい・・・」

数分後、風呂場

党「言われた通りぬしました~、入って良いですか~?」
水「は・・入ってぇ。」
党「はいよ~。」

ガチャ

党「入りましたよ・・・・・っていいいいいぃぃぃぃぃ!!!!????」


水「ぜ・・・全身チョコよぉ・・・・チョコと一緒に私も・・・食べてぇ?」


党「マァァーーベラァァーースゥゥ!!!」


えっ?僕の新婚生活が聞きたいだって?
仕方ないなぁ
朝は一日の始まりでその一日を頑張れるようにエナジーをチャージする時間
銀「ジュン~起きてぇ?」
J「後・・・十分」
銀「後十分も寝てたら遅刻するわよぅ」
J「じゃあ・・・後三分」
銀「もう!でも起きないなら何しても文句言えないからぁ」
まだ寝ていたい僕を気遣いながらもモゾモゾと布団に進入してくる
そこで股間に違和感を感じる
J「・・・なにしてるの?」
銀「見てわからない?クスクス。こんなところだけ朝から元気なのねぇwww」
J「(///)それは男の生理現象だから・・・もう目が覚めたから・・・やめてよ」
銀「やめてほしいの?クスクス。ほぐしてほしくなぁい?」
J「時間がないから」
銀「なによぉ!朝から新妻がスキンシップ求めてるんだからぁ!」
J「じゃあこれで勘弁してね」
チュッ
銀「(///)これでいいのよぉwww」
こんな感じで毎朝チャージしていくんだ

高校時代から付き合っていた僕たちは、
同じ大学を進み、同じ会社に勤め始めた
付き合うきっかけは彼女が
銀「結婚を前提に付き合って下さい!!(///)」
がはじまり
そこでOKしたから今があるわけだけど・・・
驚いた事に次の日にはご両親に紹介されて
「娘をよろしくお願いします」
とか言われちゃったら断れなくなっちゃって
そこで正式に許嫁になったんだ
彼女の家はこの町でも有数の大富豪だったから
僕が18になったらすぐに結婚!!!とか言われてたんだけど
やっぱりそこら辺は男として
「ちゃんと水銀燈を養っていけるようになってから!」
って説得したんだ
一緒に入社したはずなのに
いつの間にか水銀燈はエリート部長で僕は専務止まり
お昼はいつも屋上で食べるんだ。

銀「ジューン。屋上に行きましょう?」
J「今日は・・・勘弁」
銀「部長命令に逆らえると思ってるのぉ?おばかさんww」
別に屋上に行くのは嫌じゃないんだけど
ん~なんて言うかな?もう習慣になったから一応言っておくんだ
弁当はとうぜん愛妻弁当だよ
J「はぁーい。あーんして?」
銀「あーん」
銀「おいしいわぁ・・・我ながらうっとりwww」
会社の中でも二人だけの時はいつも甘えてくる
さっきとは立場も逆になる
J「はい。あーん」
銀「あーん」
口に入る直前で入れるのをやめる
銀「なんでやめるのよぉ!」
怒ってほっぺたを膨らます仕草がかなりかわいい
J「これが食べたかったらいつも通りにお願いしてごらんwww」
銀「もう・・・(///)ご主人様ぁあーんして下さぁい」
J「ふふふよく言えたねwwwはいあーんwww」
銀「もうやらさないでよ(///)!」
これももう習慣
ここで嫁さんパワーを充電しておかないと仕事が集中できないしね
でもあんまり調子に乗ると・・・

銀「桜田!仕事が遅いわよ!なにしてるの!?」
とか
銀「怠けてるんじゃないわよ!これは家に帰ってからお仕置きが必要のようね!」
とかなっちゃうんだよね・・・
まぁ家に帰ってからのお仕置きはそれはそれで嬉しいんだけどねwww
どんなのかは想像に任せるよwww
帰りはいつもスーパーで夕飯の材料を買ってから帰るんだけど
家に帰ってからがすごいんだよ?
何がって?

それは男の夢!裸エプロンで夕飯の準備!
たまに欲望に負けて襲ってしまったり(笑)
銀「やぁーん、ご飯はまだよぅ?」
J「水銀燈が僕のご飯www」
銀「しょうがない旦那様ねぇwww」
とかなるんだよ
なんだかんだで夕飯はちゃんと食べるんだ
寝る前もかなりイチャイチャするんだけど・・・
あえてそれは言わないよ
これが自慢の嫁さんとの生活だよ
うらやましいって?やかましいwww
俺も水銀燈もお前の結婚式待ってんだからお前も早く結婚しろって!
えっ?結納は済んだの?
おいおい相手誰だよ?
ふーん薔薇水晶って言うんだ。
あっもう時間だ!今日はありがとな!
いまから何があるかって?結婚記念日だから嫁さんと食事だよ
~fin~


静かな朝。眩しい光がカーテンの隙間から漏れ、部屋を照らしている。
朝の苦手な私は、眠い目を擦りながら目覚めの刻を認識する。
渋々ベッドから這い出て窓を開ける。また今日が始まった。
顔を洗い、朝食を済ませ、制服に着替える。
水銀燈「いってきます」
誰にともなくそう呟き、家を後にする。

いつもと同じ朝の空気。
いつもと同じ街の風景。
そう、いつもと同じ。

私はうんざりしていた。
まったく変化の無いこの普通の日常に。

小さい頃から願っていた。夢のような『非日常の世界』を。
こうして我慢していれば、いつかきっと私を迎えに来てくれると・・・。

しばらくして後ろから自分を呼ぶ聞き覚えのある声。
ジュン「おはよう、水銀燈。」

今まで考えていた事が白紙に戻る。そしてさっきまでの自分は愚かだったと嘲笑する。
これが私の日常。これが私のいつもと同じ優しい時間。
そう、私にはこれで十分・・・。

できるだけ明るく返す。
水銀燈「おはよう、ジュン。」

この日常の世界、白馬の王子様なんて信じてるわけじゃない。

fin


2月中旬、冬の中休みと言った所だろうか
今日はとても心地よい暖かさだ・・・

昼休み・・・
J「なぁ、水銀燈、今ひまかな?」
銀「とってもひまよぉ~」
J「じゃあさ、屋上行こうよ」
銀「いいわよぉ、ジュンのお願いならどこまでも着いて行くわぁ」
J「ありがと……(////)」

真(羨ましいのだわ…)
翠(全く…暑苦しい奴らですぅ)
薔(……銀ちゃん…可愛い…)
蒼(いいなぁ…恋人欲しいな…)
雛(ジュンと水銀燈はラブラブなのー)
金(この卵焼き砂糖少なかったかしら?)

屋上には誰もいなくとても静かだ…

銀「うわぁ…暖かくて…気持ち良いわぁ…(背伸び中)」
J「来てよかったろ?」
銀「うん……誰もいないし…ねっころがってもいいわよね」
J「そうだな、日向ぼっこといきますか」

仰向けになるふたり、視線の先には雲ひとつ無い青空が広がっている。
これが本当の青色なんだろな、と思わせる程の…

銀「ねぇ…ジュン…」
J「……ん~?…」
銀「…気持ちいいわねぇ……」
J「…ん~…そうだな~…」
銀「…………」
J「…………」
J&銀「「あの…」」
銀「……////…ジュンからいいわよぉ」
J「……////…そうか?なら」

J「僕たち、付き合い始めてそろそろ半年だよな…」
銀「そぉねぇ…早いわねぇ…あの時はビックリしたわぁ…
ジュン、真紅と仲良かったからてっきり真紅の事好きなんだなって思ってたわぁ、
なのにジュンの方から呼び出しくるとは…」
J「うん……確かに今も真紅とは仲良いね、彼女は純粋に人として好きかな。
水銀燈に対する好きとは違うね」
銀「ふ~ん…ちょっと嫉妬するわぁw」
J「おいおい……で、水銀燈は何言いたかったんだ?」
銀「うん…実はジュンと同じ事考えてた、あれからもう半年だな~ってね。
屋上くると思い出すわぁ(////)」
J「う……(////)…恥ずかしい事思い出した…あれは忘れてくれ…」

銀「ふふ…やぁよ…あの時のジュンったら、学校中に響きわたる様な声で
好きだーー!!!!!なんて……(////)…一生忘れないわよ…」
J「うう……(////)」
銀「とても…嬉しかったわぁ…ジュン…これからもよろしくね」
J「ああ、こちらこそ、また半年後、必ずここでこうしような、約束」
銀「うん…」
J「……水銀燈…」
銀「……ジュン…」


どちらからでも無く近付き優しく唇を重ねあった…
暖かい風が吹く2月の半ば…春はすぐそこに…

~おしまい~


薔薇学園三大祭りのひとつ――バレンタインデー
だんじり祭りにも例えられる過激なイベントは、さしたる大事故もなく、
終わりを迎えた。例年、流血の惨事が起きていただけに、教員の安堵も
ひとしおだろう。

本命から貰えた者。縋り付いて義理チョコを掴んだ者。全く貰えなかった者。
悲喜こもごも織り交ぜ、喧噪に沸いた学園は静寂を取り戻していく。


夕日射す校舎の屋上で、水銀燈は独り、フェンスに背をもたせ掛けていた。
別に、待ち合わせの約束をしていた訳ではない。
正確に言えば、呼び出されたのだ。

 『部活が終わってから、屋上に来てください』

玄関で靴を履き替えようとした時、下駄箱から零れ落ちた一通の手紙。
女の子っぽい丸文字の筆跡には、ところどころに堅さが見えた。
よほど緊張して書いたらしい。

 銀(誰かしらぁ? 殆どの人には上げたし、貰ってもいるわよねぇ)

面倒見の良さからか、水銀燈は女子からも人気があり、蒼星石ともども
少なからぬ量のチョコレートを貰うことが恒例となっていた。

 銀「これから寄りたい場所が有ったんだけどなぁ」

そもそも、こちらの都合を無視した無礼な行為だ。行かずとも問題はない。
しかし、それで逆恨みされるのも気分が悪かった。
仕方なく屋上に来てみたものの誰も居らず、もう三十分近くが過ぎていた。 

 銀「呼び出しておいて遅刻だなんて、失礼ねぇ。帰っちゃおうかしらぁ」

冷えてきた風に身を震わせて、水銀燈が階段へと歩き出した矢先、
扉が開いて一人の女生徒が姿を現した。
颯爽と登場したのは、プラチナブロンドの同級生。

 紅「待たせたわね、水銀燈」
 銀「真紅? まさか、呼び出したのって、貴女なのぉ?」

ハッキリ言って予想外だった。この展開は全く考えていなかった。
確かに、小学生の頃には友達同士としてチョコレートを交換していたりもした。
だが、その習慣も中学に進んで以降、どちらからともなく止めてしまった。

 銀「珍しいわねぇ。貴女が、わざわざ私を呼び出すなんてぇ。
   もしかして、私に手作りチョコレートをくれるのかしらぁ?」
 紅「貴女に上げるチョコなんて無いわ」
 銀「あぁら、残念。昔みたいに、何かくれるのかと期待しちゃったわぁ」
 紅「そうね。昔みたいに――」

真紅は水銀燈の側に歩み寄ると、彼女の手を取り、奇麗にラッピングされた
小さな箱を掌に乗せた。ずっしりと、重い感触。
チロルチョコの詰め合わせだろうか?

 銀「? なぁに、これぇ」 
 紅「開けてみて」
 銀「え、ええ……それじゃあ」

小箱に掛けられたリボンを解き、蓋を開ける。
すると、更に中から桐の小箱が出てきた。随分と厳重に梱包されている。
チョコレートの類ではなさそうだ。

水銀燈は何故か緊張しつつ、箱の蓋を押し上げた。
中に収められていたのは――

 銀「これって……イヤリングじゃないのぉ。これを、私に?」

驚く水銀燈に、真紅は無垢な微笑みを向けて、頷いた。

 紅「久しぶりに、昔を思い出しただけよ。他意は無いわ」
 銀「ふふっ…………ありがとう、真紅ぅ。大切にするわねぇ」
 紅「安物よ。大切にする必要なんかないわ」
 銀「ううん。私にとっては、とても素敵な宝物よぅ」

水銀燈は小箱の蓋を閉じると、しっかりと両手で包み込んだ。
五年ぶりに貰った、真紅からのプレゼント。
今日一日、チョコは勿論、花束やハンカチなど様々な贈り物をされたけれど、
他のどんな物よりも輝いて見えた。

そして……何故だか無性に嬉しかった。

小学校を卒業して以来、どうして止めていたのだろう。
こんなにも嬉しくて……心が温かくなることなのに。
年を経て異性との交友関係が拡がるにつれ、多くの時間をそちらにとられて
いたからだろうか。女の子同士という気恥ずかしさも、有ったのかも知れない。

 銀「でも、奇遇ねぇ」
 紅「なにが?」 
 銀「実は私も、帰りがけに真紅の家へ寄ろうと思っていたのよぅ」
 紅「そうなの? どうして?」
 銀「私もねぇ、久しぶりに……昔を思い出したからぁ」

そう言うと、水銀燈は鞄の中から小さな箱を取り出し、真紅に手渡した。
真紅がプレゼントしたのと、同じくらいの大きさ。
それに、ラッピングの仕方も酷似している。全く同じと言ってもいい程だ。

 紅「開けても……いいのかしら?」
 銀「勿論。受け取ってもらえないなら私、泣いちゃうわよぅ」
 紅「そう。だったら、受け取れないわ。こんな物」
 銀「………………うう…………ぐすっ」
 紅「ちょっ――本当に泣かないでよ。冗談も解らないの?」
 銀「今の口調、絶対に本気だったわ。恨んでやるぅ」
 紅「解ったわよ。今、開けるから――」

リボンを解いて箱を開けると、出てきたのは、やはり同じ様な桐の小箱。
どうやら同じ店で買ったアクセサリーらしい。
真紅が小箱を開けると、シンプルなデザインながら品の良いシルバーリングが
収められていた。

似た者同士の二人。
やることなすこと、こうも類似すると奇妙を過ぎて愉快ですらある。
二人は顔を見合わせて、小学生に還った様に、無邪気な笑みを浮かべた。

 紅「本当に奇遇ね。ここ数年、すっかり止めていたのに」
 銀「真紅はもう、忘れていると思ってたんだけどねぇ」
 紅「それは、私の台詞なのだわ。水銀燈には、沢山の人がプレゼントを
   くれるんだもの。私が贈るまでもないと思っていたわ」
 銀「お互い、遠慮してただけなのね。私達って、おばぁかさん」
 紅「……失礼ね。馬鹿なのは貴女だけだわ」

口を開けば言い争い――けれど、互いを嫌っている訳じゃない。
寧ろ、気心が知れているからこそ、気兼ねなく毒舌を振るう事ができるのだ。
口喧嘩など、親友同士のコミニュケーションにすぎない。
 
 紅「まあ……その、なに。これからも……宜しく頼むのだわ」 
 銀「うふふっ。こちらこそ、よろしくぅ。幼馴染の親友さん♪」

二人は並んで階段へと歩を進めながら、掛け合いを愉しんだ。

 紅「来年もまた、待ち合わせ……する?」
 銀「お互い、彼氏ができてなかったらの話ねぇ」
 紅「それなら、貴女の都合は着きそうね」
 銀「あぁら。真紅こそ、今から約束してても大丈夫でしょう?」


 ~ fin ~


こないだの記念日はどうだったって?そんな事聞くなよ(///
でもさ公園で待ち合わせしてたんだけど
俺が行ったら時間より5分前なのに
嫁さんがもう待っててさ
銀「レディを待たせるなんて最低よぉ・・・」
なんて怒ってたんだ。それもまたかわいくてさ!
えっ?何で時間に間に合ったのに怒ってたのか?
なんか待ち合わせより30分も前にいたらしくてさ
ナンパ待ちと勘違いされて5人ぐらいにナンパされてやんの(笑)
そりゃそうだよおれらまだ若いから
それからどうしたって?まぁ焦るなよ。
とりあえず時間までは公園で散歩してさ
ほっぺた赤くして
銀「ねぇじゅん・・・キスしてぇ?(///)」
J「みんな見てるってば(///)」
とか言いつつこれからの雰囲気考えると断れなくてさ
ついついしちゃったんだよね
しかも人目を気にせず長い事キスしてたもんだから
銀「まるで外人さんみたいねぇ(///)フフフ」
ときたもんだ!もう家に帰る前にあそこだなと決心したね
えっ?そこでは何もなかったよ。人目もあるしな
で日も落ちて時間だったし
予約してたレストランに行ったんだ

またそこでも
J「これ美味しいねぇ」
銀「じゃあ食べさせてよぅ?」
J「自分のがあるじゃん」
銀「ジュンの方のがおいしそうなんだもん♪」
J「じゃあいつものやったらしてあげるよ」
銀「ちょっとぉ・・・ここじゃあ他の人も見てるわよぉ(///)」
J「じゃあ自分の食べててよ(ニヤニヤ」
銀「・・・ご主人様ぁどうかそのお料理をこのわたくしめにお与えくださぁい?」
J「よかろうwwwはいご褒美♪あーん?」
銀「もう(///)声は出さないでよぅ。恥ずかしいじゃない」
とか言っちゃってwww
この瞬間こいつと結婚してよかったって思ったよ
もちろんその時以外でもそれは感じるんだけど
えっ?こないだ聞いた会社の昼と同じだ?
違うってば!会社では制服でこないだは私服だぞ?
いつもと同じ事のようだけどいつもと同じじゃない訳よ?
まぁお前も結婚したらわかるよ
えっ!俺も来週結婚する?ちょっと待てよ
こないだから今日までに何があったんだ?
俺の話は後でいいから今はお前の話が聞きたい?
しょうがねぇなあ・・・でどこまで話したっけ?
あぁ!レストランね
で飯食い終わって店を出てブラブラ歩いてたのよ

その時にあらかじめ用意してたプレゼント渡すタイミングだって思った訳よ
何渡したか?だから焦るなってば
たしか・・・ほら時計あるじゃん?大きな時計?
そうそう!俺らが待ち合わせによく使ったところ!そこでさ
J「結婚記念日おめでとう!」
ってプレゼント渡したんだ
銀「開けてもいい?」
J「どうぞお姫様?」
銀「うわぁ!ありがとうジュン!」
プレゼント開けて、?あぁ中身は前から欲しがってたネックレスにしたよ
今俺が付けてるのとペアの奴!ほら見える?
これの片割れをいま嫁さんは付けてる訳よ
で話し戻すけど
久しぶりに見たよアイツがあんなに嬉しそうな顔する所

銀「わたしからは・・・なんにもないわぁ」
J「大丈夫!お前からのプレゼントはお前自身だから」
とかかっこつけちゃったんだよ!!!
そしたらあいつ
銀「(///)もう・・・ジュンったら」
って赤くるんだよ!もう胸キュン!
まぁその後ほんとうに水銀燈をいただいちゃったんですけど!!!
うまい!今俺うまい事いったよ!
あぁ悪い悪い少しのろけすぎたよ。でもHの時は
銀「よくもレストランでは恥をかかせてくれたわねぇ?」
銀「銀様?まぁいいわぁ。とりあえずお仕置きが必要のようねぇ(クスクス」
銀「奴隷に手と口は必要ないわぁwww」
銀「これで我慢しなさぁいwww」
銀「私の美脚がそんなにいいのぉ?クスクス変態さんねぇwww」
とか言われる訳よwwwおい!どこ行くんだよ!
待てって!わかった俺が悪かったってば!
まぁそんな感じの結婚記念日だったよ
じゃあ次はお前の話な
~fin~


『あなたにとどけ』

暗闇の中でジュンが立っている。
彼はただじっと、水銀燈を見つめている。
だが水銀燈には、ジュンがなにを言いたいのか伝わってきた。
(ねえ・・・どうして生きてるの)
それは・・・あなたのおかげ。
(なんで・・・水銀燈じゃなくて・・・僕なの)
わからない・・・。
(とても・・・痛かった。心臓がえぐられて)
わからない・・・。
(まだ・・・死にたくなかった)
・・・
(まだ・・・生きていたかった)
・・・・・・
(それなのに、君は・・・)

のうのうと生きていて!
自分の心臓が、ジュンの顔になり、叫ばれた。

「は!」
水銀燈は飛び起きた。
額に手をあてるとびっしょりと汗をかいていた。
大きく呼吸をする。
(また・・・)
「どうしたの・・・お姉さま。ひどい、汗」
「ううん。なんでもないのよ。薔薇水晶」
水銀燈は目を合わせずに手で汗を拭う。
「・・・男の人ね。だってうなされながら言ってたもの」
水銀燈は無言のまま、制服に着替える。
「私の目を見て!お姉さま!」
言われて、薔薇水晶の目を見る。
(僕の目を見て・・・水銀燈)
「どうして!?どうして私を見てくれないの!?」
(ちゃんと僕を見てよ)
「どうしてキスだけなの!?私はこんなにもお姉さまのことが好きなのに!私は体をすべてお姉さまに
差し出しているのに!どうしてお預けなの!?」
(キス・・・以上はだめかな?)
「嫌!!」
水銀燈は頭を抱えた。
「言わないで・・・それ以上・・・お願い」
薔薇水晶の言葉が、ジュンの心の声に聞こえて・・・。
涙が、口に入った。
「拒絶反応ですね。まあ薬でも出しときましょう」

術後三ヶ月。初めて拒絶反応が出た。
今まで馴染んでいたのが不思議なくらいで。
しかし水銀燈は薬を服用しなかった。
薬を使うと、ジュンを力で飼いならすように思えて。
薬を使うと、ジュンを否定するように思えて。
胸の痛みが水銀燈を悩ますようになって。

気がつくと水銀燈はジュンの墓の前に来ていた。
四十九日はとうに終わり、彼岸の時期でもない。
墓に添えてある花はとうに生気を失い、線香の灰も風に吹かれて消えていた。
風が強い日が続いたのか、墓石には砂埃が付着していた。
水銀燈は手で埃を払う。
「ねえ・・・ジュン。最近、胸が痛いの。どうしてかな?・・・やっぱり、怒ってる?勝手に・・・あなたの心臓を戴いて
私、あなたが鼓動をやめるまで、生きていたいっていったのは、身勝手なのかな・・・。
でも・・・もし、今がその時なら・・・それも仕方ないかなって思ってるの」
いくら水銀燈が話かけても、返事はない。
水銀燈は膝をついて、墓石を掴んだ。
「ジュン!私、酷い女なんだよ・・・。ジュンがいなくなって、そのまま、ジュンの後釜に納まったんだよ?あなたの周りに居た
友達を奪った気がする。ジュンの強い心を奪った気がする・・・。謝りたい、謝りたいのにあなたには届かなくて・・・。
お願い・・・私、生きたいの。生きていたいの・・・。誰かを好きになって、恋をして、愛に変わって、
セックスして・・・子供を産んで・・・。でもそれはあなたが良かった。あなたを好きだという気持ちを伝えたかった。
あなたに伝えたい。ただそれだけなのに、それなのに、夢に出てくるあなたはなにも言わないで・・・
哀しい目で見てるだけなんて・・・そんなの・・・辛すぎるよ」
水銀燈は、墓石に寄りかかる。
「あなたから貰った心が・・・こんなにも痛いのに!」

――昼休み。水銀燈は双子からの食事の申し出を断って、ただ、なんとなく、校舎をぶらついていた。
机を寄せ合って、弁当を並べる。男女仲良く、一緒の席で食事を取る。食後に校庭や体育館で
運動をする。でも、今の自分にはそんなことはできないと。思いを巡らせていた。
なんとなく、屋上に足を向ける。
ヴァイオリンの音色がした。
いい音だった。奏者の感情がこもり、それだけで生きている音色がした。
水銀燈が聴いていることに気がついた奏者は演奏を止めた。
「ご、ごめんなさい・・・すぐに出て行くわ」
水銀燈は回れ右をした。
「ちょっと待つかしら」
水銀燈の足が止まる。
「アナタ。水銀燈かしら?」
「なんで知ってるの?」
「あなた、有名人かしら。付き合っていた男の人の心臓を奪って、のうのうと生きて、その人の友達と
付き合って、入院したらそれっきりで、それで、カナの友達の薔薇水晶を弄んだ酷い女かしら」
「・・・すべて、事実よ」
「でもきっと、『真実』ではないのかしら」
「どうしてそう思うの?」
「もし、アナタが話しに聞く酷い女なら、そんなに思いつめた表情はしないかしら。アナタが薔薇水晶に
したことは酷いけど、同性愛者のあの子にはいい薬になったから、カナはそんなに怒ってはないかしら」
「・・・そう。だいたい当たってるわ。死んだ彼のことが頭から離れないの。・・・ふふ、こんなことあなたに
言っても仕方ないのにね」
水銀燈は鼻で笑う。

「アナタ。歌は歌えるかしら?」
「え?」
「悩みごとがあったら、その思いを歌にするといいかしら。カナが演奏してあげるかしら」
水銀燈は少し、考え、ヴァイオリンの奏者に近づく。
「名前。聞いてもいいかな?」
「金糸雀かしら」
「そう、金糸雀。じゃあお願い・・・」
「任せるのかしら」
金糸雀は構えなおすと、ヴァイオリンを弾き始めた。
哀しい。それでいても芯のあるメロディ。
自分の心を見透かされたようなメロディに水銀燈は目が覚めた気がした。

自分が、ジュンの墓でした告白は、自分を擁護する言葉だったのかもしれない。
ジュンのことなど、見ていなかった。だから彼は哀しい目をしていたのかもしれない。
自問自答を繰り返し、水銀燈は目をつぶる。
大きく息を吸い込んだ。

『あなたが 私を見てくれていた
  空気に溶けていた 私を
    あなただけが導いてくれた
     孤独に沈んでしまいそうな 私を
       あなたと一緒に歩いた時間は 短くて
        あなたはいつの間にか いなくて
         暗闇の中 探しても見つからない
           叫んだけれど 返事はなかった。
             一人で生きるのは とても辛いの
              決心するのは勇気が必要だった。
               もういないあなたに言いたいことがあるの
                 あなたのことが好きだったの
                   二人一緒になるのは 叶わないけれど
                    あなたのことを愛していた
                     この気持ちだけは 本当なの
                      この思い あなたにとどけ』


自然に涙が出ていた。
ジュンとの思い出。
辛いけど、もうジュンはいなくて。
新しい誰かを好きにならなければいけない。
演奏を止めた金糸雀も涙を流していた。
乾いた風が涙を拭いた顔を通りこしていくと、痛かった。

『あなたにとどけ』 ~完~